日本中を沸かせる事態になった東京15区の衆院補欠選挙も、その活動は残すところ本日のみとなる。この選挙区に9候補が乱立するという事態からして異例だし、公党の副代表がその党の公認を得ず“無所属”で立つというのは、異例を通り越して異常だ。しかし、もっと異常なのは、この選挙区でまかり通った選挙妨害と、その妨害になす術がない当局の実態だ。 日本の選挙にチンピラが立候補できないというルールはないし、チンピラがチ...
安倍総理を「国賊」と貶めた村上誠一郎について、茂木自民党幹事長は村上の処分を党紀委員会に諮る考えを示したという。ネットでは保守派の「離党」を求める声が強い一方、アベガー連中からは「アベの個人崇拝かよ」「自民党気持ち悪い」という反論も散見される。私自身も村上の離党を求める立場だ。安倍総理への侮辱ももちろんだが、政府が決定したとはいえ、自民党も党運営のなかで国葬実施を是としてきている。村上の発言は立...
27日の安倍総理国葬儀が終わり、世の中すこしは喧騒が収まってくれればと思うが、現実はそうではない。もう国葬反対のデモ隊が街に繰り出すことはなく、「あんな人たち」や「こんな人たち」の姿を見たり、彼らが発するノイズを聞いて不快に思うことはないだろう。だが、この国葬の価値を貶めようとする側が、その活動を止めるわけではない。 テレ朝のモーニングショーでは、国葬を見聞きする人の感情を殊更揺さぶった菅総理の友...
かたりあひて 尽しゝ人は 先立ちぬ 今より後の世をいかにせむ
午後半休を取った昨日、SNSで「列の最後尾は麹町あたり」と道中で確認し、その麹町で地下鉄を降り、地上に出たとたんに目を疑った。献花の列は新宿通りの両側にあり、一方は四谷方面に、もう一方は半蔵門方面に向かって伸びていた。四谷まで歩き、JR駅2階のコーヒーショップのその列を眺めながら「安倍さんはこんなに愛されていたんだ」と再認識し、自然と涙が出てきた。 私が列に並び始めたのが午後1時50分ごろ。すぐ前には中...
本日9月27日は、安倍元総理国葬儀の日である。 昨日のブログでもご紹介した「ありがとう 安倍元総理 デジタル献花プロジェクト」。昨夜見に行ったところ、献花数が0と出ていて、ひょっとしてサーバー攻撃でもされたのかと、少々ビビってしまった。適切に表示されないのはアクセスが集中しているからだそうで、夕刻に産経デジタル版に掲載されたときは「15万人超」とのことだったが、昨日21時過ぎ時点では17万人を超えているとい...
安倍総理の国葬が近づくにつれ、反対派の雑音ばかりが報道される昨今、嬉しいサイトが立ち上がっている。東大生有志団体が立ち上げた「安倍晋三元総理追悼AIプロジェクト」で、AIを駆使し、天国から国民に語り掛ける安倍総理の声を再現しているもの。主催者のTwitterには「日本のために、命を懸けて最期まで戦ってくださった安倍さんの声を、人工知能で再現し、安倍さんに心からの感謝と追悼を送ります」とある。 Twitterのコメ...
テロリスト称揚映画を都合よくスルーするパヨク ~ それでも彼らの活動の発信源は朝日新聞だ
台湾南部の高雄市にある「紅毛港保安堂」という廟に、日台親善を推進した安倍総理の功績を讃え、等身大の銅像が建てられ、24日に除幕式を行う。銅像の台座には「台湾永遠的朋友」(台湾の永遠の友人)と書かれているそうだ。我が友邦、台湾の人々に心から感謝したい。 国際政治学者の島田洋一氏によれば、故李登輝台湾総統が、「台湾人は日本の教育を受けたが、戦後の偏向教育は受けずに済んだ、だからまともなんだ」と語ってい...
3日後に迫る安倍総理国葬で、チベット亡命政府がへの出席を拒否されたという。チベット亡命政府側はツェリン首相が国葬に参列することを希望し、日本チベット国会議員連盟の幹部が外務省などに働きかけたが、外務省の担当者は、「チベット亡命政府は正式な政府ではなく、台湾のように国際機関に属している地域でもないので、招待の対象ではない」「参列の意向は聞いたことがない」などとと説明したらしい。 日本チベット国会議...
共はまずこのツイートから。野田佳彦元首相、安倍晋三元首相の国葬に参列へ: 日本経済新聞 https://t.co/XBjNQjwDji 政治家としての判断を尊重したい。あの党首討論からもうすぐ10年。野田さんとしては悔しいこともたくさんあろうが。— 山口二郎 (@260yamaguchi) September 16, 2022 いつもの山口二郎大センセーらしくない。本来なら、大センセーが叩き斬るはずだった安倍総理の国葬儀に野田元首相が参列することに「政...
19日に執り行われたエリザベス女王2世の国葬で、盛んに安倍総理の国葬と並べて評するバカが多いらしい。TBSのワイドショーでMCを務める恵俊彰が「まさに国葬というものはこういうものなんだと教えられているような気がします」などとしたり顔で述べたらしいが、英国国王の葬儀に匹敵するものがあるとすれば、我が国では大喪の礼だけだ。安倍総理の国葬を揶揄する以前に、我が国の皇室に対して失礼だろう。 国葬に関しては運動家...
県民の命を守る政策にすらダメ出し ~ 沖縄2紙は県民愚民化装置だ
保守派にはいろいろな意味で知名度が高い自民党の村上誠一郎が、安倍総理の国葬について「最初から反対だし、出るつもりもない」と欠席を表明し、言うに事欠いて「財政、金融、外交をぼろぼろにし、官僚機構まで壊した。国賊だ」と批判したそうだ。この発言にアベガー陣営は大喜びの様子で、「自民党唯一の良心」だとか「村上こそ良識派」と大絶賛している。村上と言えば、私怨としか解釈できないような反アベ発言を繰り返してい...
台風が日本列島に甚大な被害をもたらす最中に、日本各地で活動家らによるアベ国葬反対デモが敢行されたそうだ。長崎でも行われたようだが、その様子を伝える写真が失笑を買っている。 デモ参加者はたった5人。「こんなものニュースにする価値があるのか?」という意見も散見されるが、デモのお寒い状況を伝えてくれるのだから、むしろ歓迎すべき報道という見方もある。もっとも、長崎県平戸市長の黒田成彦氏が、「9月3日に同じ...
国葬反対活動家の唾棄すべき行為 ~ それに同調する罪深さを知れ
昨日ネットを徘徊していて、ちょっと信じがたい記事を見つけた。安倍氏への香典 歳費支出「違法」 昭恵氏らを刑事告発 安倍晋三元首相の死去に伴う香典として衆院議員の歳費から一人二千円が天引きされたのは違法な寄付に当たるとして、市民団体「安倍『国葬』やめろ実行委員会」が十五日、妻昭恵さんと岸田文雄首相ら三人を公職選挙法違反の疑いで東京地検特捜部に告発した。(以下略) 私が見たのは、恐らく東京新聞の切り抜...
野田元首相、国葬参列 ~ これがニュースになること自体が今の日本のおかしさだ
弁護士と元自衛官でつくる「国葬儀実施に関する共同声明世話人会」が15日に記者会見を開き、安倍総理の国葬儀の厳粛かつ安全な実施を求める声明を発表した。これを報じるメディアには微妙な違いがある。会が述べた「凶悪な犯行を二度と許さないという国民的決意を明らかにする目的をもった至当の判断」という点は共通しているが、産経が記述した「(安倍氏への)国民的な哀悼の意を表明することを望む内外の圧倒的多数の自然な感...
パヨク・リベラル界隈においては、27日に開かれる安倍総理の国葬への参加が「踏み絵」のようになっているようだ。その踏み絵を踏んでしまうと、党代表の立場も危ういと判断したのか、立憲民主党代表の泉は、党執行部を丸ごと道ずれにして、国葬欠席を選択した。私は国葬に大賛成だが、恐らく共産党や社民党、れいわを除く野党のスタンスとしては、「議論は求めるが弔意は表す」というのが、取るべき最低線だったと思われる。野党...
昨日、「次の内閣ごっこ」という学級会のようなことをやっている立憲民主党という〇ソ政党を批判したが、この政党が極めてクソだということが判明したのが、27日に行われる安倍総理国葬への出欠問題だ。出欠を個々の議員の判断に委ねるという「丸投げ」で時間稼ぎをしたものの、執行部の判断はずれ込み、代表の泉を含む執行部は揃って「欠席」だそうである。人の死を政局に使いまくった挙句、弔うことすら拒否する姿勢は、議員云...
NHKが12日に公表した世論調査結果によれば、岸田内閣の支持率は前回調査から6ポイント下がって40%。不支持は12ポイント上がって40%だった。その他の質問項目は、ざっと以下の通りだ。内閣改造と党役員人事への評価は 「評価する」34% 「評価しない」56%安倍総理の国葬 「評価する」32% 「評価しない」57%旧統一教会や関連団体との関係断絶と党所属の国会議員との関係を点検・公表 「十分だ」15% 「不十分だ」72%「国葬」に...
朝日新聞、沖縄県知事選にかこつけて相変わらずの「反アベヘイト」
最近の出来事の多くがバカバカしい限りで、そちらを追うあまり、沖縄県知事選に関してはブログであまり主張できなかった。既に結果が出ているが、現職の玉城デニーが、自公推薦の佐喜眞淳氏に得票率で9.7ポイント、票数で65,000票の差をつけて再選された。大方の予想は玉城の圧勝だったから、佐喜眞氏は良く追い上げたと思う。沖縄県の親中自治が、4年間伸びたわけである。 新聞各紙はこの選挙結果を受け、この地方選を社説で論...
2日のエントリーで取り上げた中核派による国葬反対デモ行動だが、その中核派が杉並区に出している区議、洞口朋子がAbema TVの番組に出演し、国葬反対行動の理由を語った。ひとことでまとめてしまえば失笑ものである。 洞口は国葬反対の理由を4つ列挙している。具体的には、政治的意図が透けて見えるアベ政治の美化・礼賛国葬の先には改憲と戦争その先には対中国侵略戦争というもの。理論武装を全くせず、憶測と妄想で語る洞口...
土日はちょっと野暮用で留守にしていたため、ブログの更新ができませんでした。せっかく来ていただいた読者の皆様には大変失礼いたしました。 安倍総理を暗殺したテロリストの半生が映画化されるそうだ。生い立ちから暗殺に至るまでを追うストーリーで、国葬が行われる9月27日にぶつけて公開することを目論んでいるという。監督は足立正生という、かつてテロ組織である日本赤軍にも所属し、国際手配された経歴を持つ人物。『山...
16.6億円という極めて安価な国葬儀と、自民党の旧統一教会関係調査
安倍総理を暗殺して留置中のテロリストに対し、全国から100万円を超える現金が差し入れられているという。現金のほかには衣類、食料品、漫画本の差し入れが寄せられており、収容し切れないため、一部は弁護人を通じて親族宅に届けられたということだ。久々に、このテロリストの減刑を求めるChange.orgの署名活動を確認すると、現在までに集まっているのは8千筆を少し超える程度で、社会的なインパクトはゼロだ。だが、前述の差し...
日曜日のNHK「日曜討論」はなかなか面白かったらしい。政局の話題として、旧統一教会問題や安倍総理の国葬がネタになるご時世だが、国葬に関しては立民の“帰ってきたフランケン”岡田が、法的根拠が乏しいとして「内閣葬」での実施を要求し、共産党の小池氏は「一律に国民に敬意を強制するやり方は許されない。死者の最悪の政治利用だ」と批判を述べたそうだ。 8月の全国戦没者追悼式や、東日本大震災追悼式典も閣議決定で行って...
ビデオニュース・ドットコムというサイトに、「なぜ朝日新聞はこうまで叩かれるのか」という記事が掲載されている。取材しない記者としても知られ、直近の選挙で的外れなことを言いまくっていた元朝日記者の鮫島浩とアンカー2人の対談のようだが、有料なので動画は確認できない。テキスト化された記事にはこういう論評がある。 朝日はリベラルだから叩かれるのではなく、実際にはリベラルとは真逆なことを数多くやっていながら...
朝日新聞ら、左派メディアが如何にも嬉しそうに、アベ国葬の反対署名が40万筆集まったと報じている。「国葬」反対の署名、40万4258筆集まる 上野千鶴子氏らが会見 (朝日) 9月27日に行われる安倍晋三元首相の国葬に反対する市民グループなどが5日、記者会見し、国葬の中止を求める署名が40万4258筆集まったことを明らかにした。内閣府に提出するのを前に、市民グループのメンバーは「日に日に国葬反対の声が大きくなっている...
平壌運転のサンモニ、台湾有事を「中共の内戦」と他人事扱いの愚
拙ブログでは批判的に取り上げた、バチェレ国連人権高等弁務官によるウイグル自治区の人権状況に関する報告書だが、その報告書が出てきた。その報告書を発表前に中共に共有するということで、価値がなくなると言う批判を書いたが、出てきた報告書には少なからず成果があったと思われる。 報告書には、ウイグルで「深刻な人権侵害が行われている」とあり、「人道に対する罪に相当する可能性がある」と指摘しつつ、恣意的な拘束を...
旧統一教会問題等でメディアに煽られ、迷走を繰り返す岸田と茂木の自民党ツートップ。そして、親中派と目される両氏にリンホウセイ外相が加われば、最強の親中政権樹立ということになる。内閣の対中政策は岸田とリンで進め、党の側は「旧統一教会との関係を断つ。それが嫌な議員がいたら出ていけ。除名だ」と強権を振るうシェイシェイ茂木が睨みを利かす。安倍晋三亡き後の自民党はこうも脆くなるのかという感情を持つ有権者は、...
我が国の友好国であるオーストラリアが、凶弾に斃れて亡くなった安倍総理に対し、同国の名誉勲章であるコンパニオン勲章を授与することを発表した。「日豪二国間関係に対する卓越した貢献」と題されるアナウンスメントが在日オーストラリア大使館のサイトに掲載されているが、外国籍の市民に授与できる勲章としては最高位となるこの叙勲は、安倍総理の死去前に決まっていたという。かくも諸外国から高い評価を得る安倍総理が、国...
インターネット上で安倍総理の国葬反対のビラがばらまかれており、その1枚をピックアップし、観察してみた。タイトルには「安倍国葬阻止!! 改憲・戦争の岸田を倒せ! 9.23 全国集会&デモ」が掲げられ、その下に「9.27 安倍国葬阻止闘争 国葬会場=日本武道館を包囲しよう」とある。「闘争」などということばを使うあたりで勘のいいひとは「ははん…」と気づくだろう。 主催は「改憲・戦争阻止!大行進」実行委員会と、例のごと...
自民党の茂木幹事長が昨日の会見で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と自民党との関係について、「今後、旧統一教会および関連団体とは一切関係を持たない。社会的に問題が指摘される他の団体とも関係を持たない。これを党の基本方針とする」と表明し、従わない議員には離党を求めるのだそうだ。岸田首相も党総裁として「関係を断つよう所属国会議員に徹底する」との方向性を説明し、国民から懸念や疑念の声が上がっているこ...
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日本中を沸かせる事態になった東京15区の衆院補欠選挙も、その活動は残すところ本日のみとなる。この選挙区に9候補が乱立するという事態からして異例だし、公党の副代表がその党の公認を得ず“無所属”で立つというのは、異例を通り越して異常だ。しかし、もっと異常なのは、この選挙区でまかり通った選挙妨害と、その妨害になす術がない当局の実態だ。 日本の選挙にチンピラが立候補できないというルールはないし、チンピラがチ...
松原仁議員が衆院外務委員会で、上川外相を相手に外国人によるパー券購入問題を問い糺した。松原 「大臣は所属は宏池会でしたっけ。宏池会においては、中国企業によるパーティー券の購入はあるかどうか。分かれば教えていただきたい。」上川外相 「私自身、あのー、そのー、実態について知り得る情報がございませんので、購入についてお答えする立場にないという認識をしております。」 しどろもどろな対応を見て、「この人が...
産経・FNNの合同世論調査の結果が出たが、相変わらずの低空飛行を続ける岸田内閣の支持率は、前回から3.7ポイント上昇したが、それでも26.9%と3割を割り込む状況には変わりない。自民党のいわゆる裏金疑惑に関する対応も不評で、首相を処分対象としなかった判断についても妥当ではない意見が多数を占めた。しかし、その辺の傾向はほぼすべての機関の調査で共通していることであって、驚きはない。それよりも刺激的な調査結果があ...
自民党麻生副総裁が、25日まで4日間の日程で訪米中で、米政府の要人らと意見交換を行うという。だが、そんなことは表向きの話であり、目的は間違いなく、トランプ大統領候補との会談だ。麻生氏は1月の訪米時にも、トランプ氏との会談を模索していた。1月には叶わなかった面会だが、今回はある程度の確証はあるのだろうか。 岸田内閣は「媚び」が露骨に出る程度まで、米民主党一辺倒だ。民主党に極めて近い上川陽子を外相に据え...
4月13日、私はキャンプ地に居り参加できなかったが、「パンデミック条約、IHR(国際保健規則)改定」に反対する大規模なデモが行われた。デモの集合場所は、東池袋中央公園。この公園については、14年も前の2010年の終戦の日、ブログで書いた。いわゆる戦犯とされた日本人がGHQによって処刑された場所である、この地が集合/出発地になったことに、深い意味があるだろうと思うのは行き過ぎだろうか。主催者は「パンデミック条約...
注目度の高い東京15区の補選だが、その注目度の高さを利用して炎上商法を繰り広げる勢力が存在する。Xでは選挙妨害がトレンド入りし、常識では考えられない嫌がらせや、チンピラまがいの恫喝が拡散される状況だ。 この炎上商法を繰り広げるのが「つばさの党」。代表の黒川敦彦は政治家といより活動家の呼称が相応しく、同党が擁立した根本某を引き連れ、他陣営の街頭演説を訪れては大音量で誹謗中傷を垂れ流しながら演説を妨害...
作家の竹田恒泰氏が社長を務める令和書籍が編集した教科書が、6年がかりのチャレンジで、今回合格になったという。歴史教科書2点を追加合格 文科省、来春中学で使用(共同) 文部科学省は19日、来春から中学校で使用される教科書の検定で、合否を保留していた「令和書籍」の歴史教科書2点を追加で合格にしたと発表した。文科省は、検定中に外部への情報漏れの可能性があったと説明していたが、詳細な調査の結果、検定規則に違...
東京15区の補欠選挙で最初に躓いたのが、不祥事を起こして補選実施の原因を作り、候補者を擁立できず、候補者推薦のオファーを乙武から蹴られた自民党であることは言うまでもない。そして、墓穴を掘ったもう一人(というか一党)が、玉木雄一郎と国民民主党だろう。自民党の政治に正面から正論で対抗し、保守派からの喝采もあった国民民主党だが、この補選で乙武洋匡を推薦するという“致命的”な判断ミスを犯した。都政にかかわる...
立民党の逢坂誠二が、憲法審査会で「立憲共産党」と呼ばれて発狂した。 逢坂幹事におかれましては野党の筆頭幹事だという言い方はもう今後、しないでいただきたい。本当に。立憲共産党を代表してと、いま馬場幹事の方から言われました。本当に立憲民主党と共産党のご意見だけを反映した野党幹事ということですので、そこら辺の方をですねちょっと強くですね自民党、公明党の(逢坂「失礼だ!」と叫ぶ)皆様方にも、強く申し上げ...
地方自治が日本を壊しいていく例を、我々はいくつも見てきた。最近の話題では、国策ともいえるリニア中央新幹線の静岡工区部分を、まるで三里塚闘争の手法で止めるこをと最大の目的だったと吐露した川勝平太静岡県知事が話題の中心だ。だが、これまでも何度も批判してきた玉城デニーも地方から国防を危うくし、北海道では鈴木知事が土地を外資に切り売りし、その力で地域振興を試みるという馬鹿げた政策を進行中だ。 大阪で、中...
今月28日に投開票が行われる東京15区、島根1区、長崎3区の衆院3補選が、昨日告示された。うち、東京と長崎では自民党が候補者を擁立できず、細田善衆議院議長の弔い合戦でもある島根でも劣勢が伝えられる。 なんといっても注目を集めているのは東京15区だ。立候補が9人という乱立で、その中にはIR汚職事件で収賄の容疑で起訴され、今も係争中の元職まで含まれるという、奇想天外ぶりだ。NHKのサイトから立候補者のリストをコピ...
大林ミカという人物がヘマをしてくれたおかげで、特に河野太郎の周辺で活動する再エネ推進運動のうさん臭さが世に知れ渡ったのは不幸中の幸いと言えるかもしれない。もっとも再エネ利権のブラックな部分は、昨年9月、自民党の秋本真利が約6千万円の収賄で逮捕されたことでも明らかになっており、大林ミカのケースはダメ押しになり得る。少なくとも、河野太郎の政治的なダメージは小さくなく、「次の首相に相応しい」なんとかレー...
一昨日の土曜日は、「これぞ富士山」というような景色を眺めながら、皆さんの岸田スピーチに対する感想をいくつもいただき、ブログ主としても勉強になった。で、帰宅後に改めてスピーチを何度か読み返し、昨日の山口敬之氏の動画配信を見ての気づきがあった。 そもそも岸田氏のスピーチはアメリカ人が言いそうなジョークがいくつも散りばめられ、米国人にウケそうな言い回しが多い印象だったのだが、山口氏はこのスピーチを書い...
いまだキャンプ地にいるので様々な制約はあるものの、朝日新聞の社説に耐えられなかったので、富士山を眺める時間を削ってブログを書くという、最悪の選択をしている。 その社説とは、13日に朝日が掲載した「自衛隊の歴史観 戦争の反省 風化を懸念」というもの。自衛隊の公式Xが「大東亜戦争」という呼称を使用したことに脊髄反射した朝日が文句をつけ、自衛隊のXはことポストを削除してしまった。それでも朝日は飽き足らず、...
おはようございます。今朝の富士山です。 今朝は風もあまりなく、きれいな逆さ富士を拝むことができました。千円札の裏に描かれている絵柄の場所です。我々日本人にとっての象徴的な場所ですね。 さて、そんなわけで本日はいつものような記事を書くつもりはないのですが、ひとつお伺いします。読者の皆さまは、岸田首相の米議会でのスピーチをどう評価されるでしょうか? 私はかねてより岸田首相には批判的な立場をとってきま...
10日に南朝鮮で行われた総選挙(定数300議席)で、保守系与党「国民の力」が惨敗し、過半数を大きく割り込んだ。任期を3年残す尹錫悦大統領を待つのは「ねじれ」抱えた国会、要はいばらの道だ。先に行われた台湾総統選でも、総統の座は民進党が維持したが、立法府の議席はねじれ、頼清徳総統は苦しい船出となる。隣国の政治状況は日本にも影響が大きく、日本政府はその動向を注視する必要がある。 「やっぱり反日じゃないとダメ...
川勝平太静岡県知事が昨日午前、県議会議長に退職届を提出し、午後に県庁で会見を開いた。 退職届を出す際、関ケ原の戦いの前に命を落とした細川ガラシャの辞世の句「散りぬべき時知りてこそ世の中の花も花なれ人も人なれ」が口をついて出たという。この句が意味するところは、「花は、散る時期を知っているからこそ美しい。人もそうありたいものだ」という散り際の哲学だ。細川ガラシャは敵方の人質になることを拒否して自害した...
私たち国民は、公然と行われる壮大な詐欺行為を目の当たりにしている。何かと話題の東京15区補欠選挙だが、告示前から注目度が高く、その高い注目度にあやかろうとするのか、候補者が乱立。支持するわけではないが、個人的には、同選挙区支部長に就く前からを含めて5年近く辻立ちを重ね、その数が1万6千回に近づきつつある維新の候補が気の毒に思える。 さて、その詐欺行為の具体例は、乙武洋匡という立候補予定者の出馬表明に...
Xで朝日新聞がトレンド入りしていたので、「また何かやらかしたな?」と思ってその内容を覗いてみたら、ひとつの記事に端を発するぷち炎上だったようだ。その記事がこれである。陸上自衛隊の第32普通科連隊、公式Xで「大東亜戦争」と表現(朝日) 陸上自衛隊大宮駐屯地(さいたま市)の第32普通科連隊が、X(旧ツイッター)で同隊の活動を紹介する際に、「大東亜戦争」という言葉を使って投稿していた。政府は太平洋戦争を指す...
島田洋一福井大名誉教授が仰る通り、何度見ても笑える河野太郎の動画だ。このサイコパス河野の自己矛盾動画。どなたの編集か知らないが、何度見ても笑える。 pic.twitter.com/M1jZdX9CYe— 島田洋一(Shimada Yoichi) (@ProfShimada) April 7, 2024 目的のためには「所管外」ということばを使い分ける河野太郎の姿だ。脱原発が信条の河野は、原子力にかかわるネガティブな部分については居丈高に追及する一方、今般発覚...
昨日のエントリーでは、岸田首相がG7へのお土産として、LGBT法の成立を持参する可能性と危惧について書いた。コメントでもいただいたが、G7へお土産を用意するのであれば、我が国自身が提唱したインド太平洋戦略に関する深化が先ず来るべきだというご意見に諸手を挙げて賛成する。ただ、岸田氏が妻の裕子氏を米国に「派遣」し、活動家であるジル・バイデンの「指令」を受けたのであれば、欧米の価値観の押し付けによって日本の国...
統一地方選挙が終了したが、立民党が補選で全敗し、公明党は12も議席を減らし、共産党は目も当てられないほどの惨敗だった。「保守王国が溶けはじめている」とか「政権批判の批判の強さを示した」などと負け惜しみにもならないコメントを発しているが、「あっ、そう…」としか返しようがない。 自民党は改選定数の全2260議席のうち、半数を超える1153議席を獲得したが、結果からみれば、前回(2019年)の1158議席から横ばいであ...
一昨日に投開票が行われた衆参の補欠選挙は、自民党の4勝1敗で終結した。保守王国と言われた和歌山で、二階派に所属する自民党候補が日本維新の女性候補に敗れたのは象徴的でもある。地元和歌山での二階の影響力にも衰えが見えるということかもしれない。 村山富市の地元、大分の参院補選は、自民党新人と元社民党党首のダルマみたいなおじさんの一騎打ちで、文字通りの大接戦。結局、自民新人の白坂亜紀氏が僅か341票差で勝利...
昨日朝はキャンプの撤収作業でブログを更新している時間がまったくなく、サンモニもお預け(笑)。ただ、昨日投開票が行われる衆参補選の山口の2区の補選についてはずっと気になっていた。 そのうち、4区は投票が締め切られた直後に、自民党の新人で、安倍晋三総理の後継として出馬した吉田真次氏に当確が出た。やきもきして見ていた2区も、岸信千世氏が立民系の平岡秀夫との接戦を制し、父の岸信夫元防衛相の議席をしっかり守...
統一地方選後半戦と衆院補欠選挙は今週末に投開票が行われる。文字通りの大詰めだ。 何かと注目される衆院千葉5区では、自民公認のえりアルフィアと立民候補が接戦だそうである。自民党は岸田首相をはじめ、河野太郎、幹事長の茂木、小渕優子などを応援弁士として送り込み、挙句の果てに公明党幹事長の石井啓一まで街頭にたったそうだ。だがここにきて、SNSなどでアルフィアの本名についてのネット民取材が進行中で、一部では探し...
17日に日本学術会議の総会が開かれ、問題になっている会員選考方法に関し、第三者の「選考諮問委員会(仮称)」を新設して関与させるとする政府が検討中の学術会議法改正案についての議論があった。会員からは諮問委によって政府の意見が反映されるなどという批判や懸念が続出し、政府側と応酬になったそうだ。政府は今国会に法改正案を提出する意向だが、学術会議側は政府に対し、今の国会での提出を思いとどまるべきだなどとす...
「こんなことを言うと、また顰蹙(ひんしゅく)を買うかもしれないけど、いままで何ら一矢報いることができなかったリベラル市民として言えばね、せめて『暗殺が成功して良かったな』と。 この発言で絶賛大炎上中の島田雅彦だが、彼が2003年から国際文化学部の教授を務める法政大学は、島田の発言に対し、「個人の発言であり、個々の教員がメディア、マスコミなどで行う発言については大学としては関知しない」という見解だそうだ...
「こんなことを言うと、また顰蹙(ひんしゅく)を買うかもしれないけど、いままで何ら一矢報いることができなかったリベラル市民として言えばね、せめて『暗殺が成功して良かったな』と。 この発言で絶賛大炎上中の島田雅彦だが、彼が2003年から国際文化学部の教授を務める法政大学は、島田の発言に対し、「個人の発言であり、個々の教員がメディア、マスコミなどで行う発言については大学としては関知しない」という見解だそうだ...
Twitterアカウントが乗っ取られて、Twitter社に状況をレポートしてアカ復活をお願いしているのだけれど、何の反応もない。お世話になっているTwitter相互フォロー/FBフレンドの方に伺ったのだが、拙ブログが更新情報を自動UPしたものが、全く聞いたことがないアカウントでTweetされていた。「皆さん、これは私ではありません」と発信したところで何もならないが、これは私ではありません(笑)。 さて、なにかとイタい存在とし...
朝日新聞が今月初旬、5月1日からの購読料の値上げを発表した。朝夕刊セット版は4,400円から4,900円に500円値上がるそうで、朝刊の1部売りは160円から20円アップされる。加えて、愛知、岐阜、三重の東海3県では夕刊が休止となる模様。「少なくとも向こう1年間は価格を据え置くとした読売新聞とは対照的だ。コスト削減を続けていますが、報道の質を維持し、新聞を安定発行するため、ご負担をお願いせざるをえなくなりました。 こ...
全国紙は16日、前日の和歌山市雑賀崎におけるテロ(未遂)を取り上げた。各紙それぞれ「民主主義揺るがす暴挙(朝日)」「民主主義を損なう暴挙(産経)」「言論への暴力は断じて許せぬ(読売)」「言論封じる暴力許されぬ(変態)」と、一様に木村容疑者の蛮行・暴挙を批判しているが、7.8奈良テロに言及はするものの、その後のテロリストに対する甘い社会的風潮が今回の事件の温床になったことに触れていない。当然だろう。彼...
山口2区の衆院補選では、自民党から、引退した岸信夫元防衛相の長男である岸信千世氏が出馬している。実父のみならず、曽祖父に岸信介元総理、叔父に安倍晋三元総理を持つサラブレッドで、問題なく勝利と思っていたが、自民党内部の調査で、対抗馬の平岡秀夫と6ポイント差しかないことが判明。自民党は信千世氏の選対本部に党職員を送り込み、陣営の立て直しを図っているという。平岡が勝利し、あの悪夢の政権に正当化の理由を一...
岸田政権を支えているのは、もはや自民党の岩盤保守層ではなく野党であるということは、何度も書いてきた。れいわ新選組が参院本会議で令和5年度予算採決の際に繰り出した牛歩がほとんど話題にならなかったのは、他の野党の煮ても焼いても食えないような惨状が広く共有されたからだろう。 そんな体たらくの中でも突出しているのが、いわゆる小西文書問題にかかわる「サル・蛮族発言」だが、立民党は小西を「幹事長注意」という...
運も実力のうちというフレーズもあるが、岸田文雄という人は本当い恵まれていると思う。そもそもメディアが叩かない。長男秘書官のお土産事件も一例だが、安倍総理や菅総理だったら総攻撃するような事案があっても、左派メディアは緩い。「新しい資本主義」も「インベスト・イン・キシダ」も、いまだに中身がわからないが、やっぱりメディアは追及しない。 そして、岸田氏を支えている大きな要素に「敵失」がある。日本共産党は...
昨日、立憲民主党の情報を確認しようと同党のサイトを開いたとたん、おぞましい絵に出くわすこととなった。 トップバナーのいの一番に出てきたのが、同党の衆参補選の候補者だが、大分参院補選に出る元社民のダルマさんと、安倍総理の選挙区である山口4区の補選に出る有田芳生が並ぶ。ダルマさんはどうでも良いのだが、安倍総理の地元では有田に勝ち目はあるまい。 その山口4区で、安倍総理の遺志を継いで立ったのが吉田真次...
奈良の件ではいまだ腹の虫が治まらないが、ことの重大さとは裏腹に、世間の話題は早くも統一地方選の後半戦に移っている。奈良の平木氏には公認はおろか推薦すら出さなかった“選挙の責任者”茂木幹事長は、後半戦がスタートしたその初日、悪い意味で話題の英利アルフィヤの応援に入り、街宣車の上で絶叫していた。英利アルフィヤ候補については既に様々な場所でツッコミの嵐だから、拙ブログでは改めて深掘りすることはしないが、...
昨日投開票が行われた、統一地方選2023前半戦だが、立憲民主党が現有200議席から185程度まで減らしたそうだ。よくマイナス15で済んだものだ。地方選では「無所属」を標榜する候補者がやたら多く、ただでさえ党派色が薄まる傾向があるが、立民の看板を全面に出して選挙を戦えば、ダメージはもっと深刻だっただろう。私の選挙区の県議選では、3議席を争う選挙に自公立維の4人の候補者が立候補し、敗れたのは立民候補だ。落ち着くと...
統一地方選前半戦の投票結果については、いろいろと思うところがあるものの、まだまとめ切れていないので、次回以降に置く。 で、昨日のサンモニだが、朝から忙しくしており、見逃した。Twitterなどで調査する限り、恒例の「風をよむ」は、3月28日に亡くなった坂本龍一氏に関する礼賛だったようだ。私は彼が優れた音楽家であったと思っている。私は彼の音楽に一定の評価をし、彼の主張に対しては真っ向から批判する。しかし、彼...
本日は統一地方選挙前半戦の投票日である。私が住む埼玉県議会の選挙の投票日になっているが、ほとほと困っている。定数3を争う選挙区で4名が立候補しているが、その4名が所属する政党が自民党、立憲民主党、公明党、維新。この中から選べと言われれば、すんなり自民党と行くはずなのだが、埼玉県の自民党議員団は、県のLGBT理解増進条例を推進した議員の固まりであり、立候補しているのは現職であるから、その条例を進めた側と...
宮古島付近で消息を断った陸自ヘリ。陸上自衛隊員10人が乗るヘリコプターで、レーダーから航跡が消失する約2分前に、ヘリ側と空港管制が無線で会話を交わしていたが、緊急事態を告げるものではなかったというから不可思議だ。事故の直前に中共の軍艦が沖宮間を通過していることもあり、一部ネットでは中共の関与を指摘する声もあるが、不確かなことで踊るのは控えておきたい。いまは陸自隊員の無事を祈るばかりだ。 さて、話変...