釈迦に説法 （ことわざ）

One can not teach a fish to swim. 「釈迦に説法」 最初の one は、人（一人の人という意味から、よく人を指す代名詞として登場します。） 述語動詞 teach は、目的語を二つ持つことができます。 一つ目を間接目的語（Indirect Object)、二つ目を直接目的語(Direct Object)と呼びます。 上のことわざでは、a fish が 間接目的語（略して IO )、 to swim が直接目的語（略して DO ) です。 この二つの目的語は、それぞれ「〜に」「〜を」と訳されることが多く、ここでは、「魚に」「泳ぐことを」となります。 ..

地頭が変われば掟も変わる（ことわざ）

New lord, new laws. （地頭が変われば掟も変わる） lord は、「領主」「地主」「神」などの意味。 law は、「法」「規則」「原理」など。 このことわざには主語も動詞もありません。 ことわざには、このような簡潔な表現も多く見られます。 そして、この4語だけの簡潔表現の中に、alliteration（頭韻）を見ることができます。

品詞(2) ： 名詞・代名詞とその仲間

【かんたん英文法】品詞 (2) 名詞・代名詞名詞・代名詞、そして名詞の仲間（名詞句・名詞節）について 名詞とは？ 「ものの名前」という答えが一般的でしょう。 でも、あなたが中学生以上なら、別の答えを考えてみて下さい。 「もの や こと」という答えなら、結構良い感じです。 更に、「主語や目的語、または補語になることができる語」と答えられたら、名詞の文法的な説明としては十分だと思います。 名詞の仲間を含む、広い意味での名詞には次のようなものがあります。 pen（ペン）, book（本）, school（学校）, friend（友だち）, water（水）..

品詞 （1）：8品詞

【かんたん英文法】品詞 (1) 8品詞（ひんし） 英語では文中での役割によって、単語を8つの品詞に分類します。 名詞・代名詞・動詞・形容詞・副詞・前置詞・接続詞・間投詞 以上の8つです。 国語（日本語）にある、助詞や形容動詞という品詞は英語にはありません。 私自身は、この8品詞を日ごろ次のように再分類して意識しています。 名詞（代名詞を含む） 動詞 助動詞（通常の8品詞では動詞に分類される） 形容詞 副詞 前置詞 冠詞（通常は形容詞に分類） その他（接続詞・間投詞） 代名詞は、もちろん学習上重要な品詞ですが、普段は名詞・代名詞は、動..

語順の基礎 SVOC

【かんたん英文法】語順 (5) 英語は語順が命。 日本語のように格助詞が無いので、英語では語順を変えると意味も変わってしまったり全く通じない文になってしまいます。 英語をマスターするには、この英語の語順をしっかりと身につけなければなりません。 裏を返せば、語順感覚を身につければ、英語のマスターに大きく近づくことになります。 さて、今日の語順（文型）は、SVOC（第五文型）。 これまでの学習から、 S（主語）：動作の主体（する側） V（動詞）：動作や状態を表すことば O（目的語）：動作の対象（される側） ということを学びました。 今日の文型は、これら三つの要..

語順の基礎 SVOO

【かんたん英文法】語順 (4) これまで、SV（第一文型）、SVO（第三文型）、SVC（第二文型）を見てきました。 SVは、「○○が〜する」 SVOは、「○○が●●を〜する」（S:する側、O:される側） SVCは、「○○は△△である」（S=C） でしたね。 さて、今回の文型はSVOO（第四文型）です。 Oが二つ。つまり「される側」が二つ（二人）の文です。 「される側」（目的語）というのは、日本語では「〜を」「〜に」のように表されることが多いことばです。 SVOの文型でおさらいしてみましょう。 I have a pen. （私は 持っている、一本のペンを） I ..

光陰矢の如し

Time flies like an arrow. （時間は飛ぶ、矢のように） なにやら、日本語の方に解説が必要な感じもします。 光陰（こういん）とは、時間のこと。「如し」は、「ごとし」と読んで、「〜のようだ」を意味します。 英語では、そのままズバリ、現代語です。短くTime flies.でもOKです。 英語のことわざは、時代とともに言い回しが変化し、伝えたい真理や教訓はしっかり伝承されているのでしょう。（時には意味まで変化することがあるようですが） 【分解】 time は 「時間」。数えられない名詞（不可算名詞）で、単数扱いです。 flies は 自動詞flyの三単..

語順の基礎 SVO と SVC

【かんたん英文法】語順 (3) SVOのところでお話したように、英語の基本的な語順は、「○○が、〜する、●●を」です。 しっかりと頭と体にたたきこみましょう。

シーユーアゲイン(?)

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語順の基礎 SVO

【かんたん英文法】語順 (2) 「○○が、〜する、●●を」← 英語の語順、基礎の基礎です。 「私は、食べる、ハンバーガーを」 I eat hamburgers. 「あなたは、話す、日本語を」 You speak English. この語順は、おなじみの I love you. [アイ・ラヴ・ユー]も同じです。 これら一定の語順で英語は意味を表していきます。 「○○が（○○は）｣に当てはまることば（語）を、主語と呼びます。 「●●を（●●に）｣に当てはまることばを、目的語と呼びます。 そして、「〜する｣に当てはまることばを、動詞（述語動詞）と呼びます。 主語..

英語は語順が命です

【かんたん英文法】語順 (1) (a) 私は毎日友人とテニスをします。 (b) 来ますか、あなたも私達と一緒に今日？ 上の(a)は、標準的な日本語の語順。 (b)は、語順を少し入れ替えてみました。相当語順を乱していますがちゃんと意味が通じるでしょう？ (a)の「私は」「毎日」「友人と」「テニスを」「します」も順序を入れ替えてみて下さい。 ちゃんと意味はわかるでしょう？ 日本語には、「は」「が」「を」「に」というような格助詞があるので、語順が乱れても意味が理解しやすいのです。 英語にはこれら格助詞は無いので、語順と「格変化」で意味を表して行きます。 (a) ..

かんたん英文法 － はじめに

まず最初に英文法のことから始めるのは、抵抗を感じるんですが、このブログは筆者が思いつくままに書き綴っていく形にしたいので、一番書きやすいと思われるところから書いていきます。 1回1分程度で読みきれる内容にしたいと思っています。 英文法は英語学習の強い味方。日本語の文法に比べたらずっと理解しやすいと思います。 文法が英語嫌いを作ってるなんてとんでもない！ でも文法だけでもダメなのは確かなこと。文法を理解し、単語・熟語や例文を覚え、読んで聞いて話して書いて歌って踊って(?)英語を使えるようになりたいですね。 私自身、未だ英語とは格闘中の学習者。 ぼちぼち行きますので、どうぞよろ..

ご挨拶

はじめまして。 英語の塾を経営している英一郎と申します。 小さな教室に机をいくつか並べただけの個人塾で、英語を中心に小・中・高の児童・生徒達を指導しています。 インターネットが趣味で、ホームページを作ったり、チャットをしたり、オークションを楽しんだり、いろいろかじっているうちに、ブログに行き当たりました。 このブログでは、英語ネタをはじめ、日常の四方山話（よもやまばなし）をつづって行きたいと思います。ブログのタイトルは「英語こぼれっぱなし」。ちょっと変わった切り口で、英文法も料理できたら良いなぁ。 これまでもいくつものサイト、いくつものブログを自然消滅させちゃった英一郎の..