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山田修の戦略ブログ http://yamadaosamu.blogspot.com/

企業再生経営者、山田修の戦略ブログ。6社で社長を務め再生させた戦略を日々語る。

MBA社長などの異名を取りながら、20年以上にわたりプロフェッショナル経営者として活動してきた。 企業再生や業績回復には、「やり方を変えろ」つまり一にも二にも「戦略の立案とその実践」が必要となる。 経営学的な立場からその要諦を解説する。日々の実践を書き連ねている。

山田修
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三鷹市
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深谷市
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2009/10/24

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  • ゼブラのボールペンサラサ3に問題が(10)

    ゼブラ社から来た2回目の回答書の1部に次の記載があった。 「<原因調査結果> (略) 前回のご案内と重複し、誠に恐縮ではございますが、ペン先部のボールをかかえている金属(カシメ部)は傷が付き、変形しておりました。このために、、(略)」(30年111月6日、お客様相談室)...

  • ライザップ、赤字転落で成長神話の終焉か…「実態は零細企業の寄せ集め」と失望広まる(5)

    たとえば、今回の下方修正の足を引っ張った子会社群として、「ワンダーコーポレーション、ジャパンゲートウェイ、サンケイリビング新聞社、 ぱど、タツミプランニングのメガソーラー事業等、経営再建途上のグループ会社・事業に加え、今期の一時的要因の影響が出ているMRKホールディングス」な...

  • ゼブラのボールペンサラサ3に問題が(9)

    ZEBRA社の社長に問いたい。石川真一社長に問いたい。 「あなたは自分の会社が、17本使ってもらって10本以上の不良発生をしているような商品を製造販売してどう思っているのですか?」 私はこの製品のヘビーユーザーでもあり、愛用者だ。ファンであると言ってよい。そんなコアな...

  • ライザップ、赤字転落で成長神話の終焉か…「実態は零細企業の寄せ集め」と失望広まる(4)

    M&Aにより業績を急激に拡大するのは、有効であり危険である。問題はRIZAPの内部にPMIに長けた経営資産があったか、機能したかである。 PMIとはポスト・マージャー・インテグレーションのことで、買収した後にその子会社を本体に一体化させる作業のことをいうが、別に一体化しな...

  • ゼブラのボールペンサラサ3に問題が(8)

    それはさておき、本製品(替え芯)の、私のところでの不良発生率を確認しておく。 前述したように、私はこの1年余に3色合わせてY通販から19本購入し、2本が未使用である。つまり、17本を使ったことになる。 一方、ZEBRA社に不良返送したのは、1回目が3本、2回目が2本(...

  • ライザップ、赤字転落で成長神話の終焉か…「実態は零細企業の寄せ集め」と失望広まる(3)

    「結果にコミットする」RIZAPの大当たりで、M&A拡大路線へ RIZAPの創業者は、現社長である瀬戸氏だ。瀬戸氏は24歳で健康食品の通信販売会社の創業(健康コーポレーション)から事業を始め、2010年、32歳のときにRIZAPボディメイクのビジネスをスタートさせた...

  • ライザップ、赤字転落で成長神話の終焉か…「実態は零細企業の寄せ集め」と失望広まる(2)

    下方修正の発表を受けた翌日15日(木)は売り気配一色となり、345円のストップ安で終わった。売りに出された株の多くが約定とならず、続く16日(金)も2日続きのストップ安である265円で引けている。 年初来高値が1099円(1月30日)だったので、11月26日の週明けにはそ...

  • ライザップ、赤字転落で成長神話の終焉か…「実態は零細企業の寄せ集め」と失望広まる(1)

    ライザップ(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ) RIZAPグループ(以下、RIZAP)が業績予想を下方修正したのを受け、株価が大きく下げている。 快進撃を続けてきたRIZAPが、大きな曲がり角に来たのだろうか。今年招聘されたプロ経営者の松本晃氏は...

  • ゼブラのボールペンサラサ3に問題が(7)

    ZEBRA社のT氏に 「実は、前回2回目に発送してから、私の手元にはまた2本不良が発生してしまって保存している」 と、告げた。 するとT氏は、 「それでは、それもお手数だが送ってほしい」 と言うではないか。 私は結構気を損ねて 「同じ問題で消費者に3回も迷惑...

  • ゼブラのボールペンサラサ3に問題が(6)

    すると、電話に対応してくれたZEBRA社の消費者相談センターのT氏は、「本日対応書と代替品をお送りしました」と言うではないか。実際、翌日受領した。 しかし、T氏に 「私のところでは使い方に留意をするようになったにも拘らず、問題が再発している。この商品は何か製造上の欠陥が...

  • なぜLIXILは、プロ経営者を連続解任したのか? 創業家、CEOに復帰で独裁経営(7)

    10年ごろからM&A手法を繰り出し始めた潮田氏は、サンウェーブ工業、新日軽をたて続けに買収し、11年4月1日に傘下の事業会社のトステム、INAX、サンウェーブ工業、新日軽、東洋エクステリアの5社を統合した事業会社LIXILグループを発足させた。 このようにいくつもの会社...

  • ゼブラのボールペンサラサ3に問題が(5)

    前回に記したように、この1年間で当該ZEBRAボールペンの換え芯を19本購入してきた。 一方、私が「不良認定」(インクのボタ落ち、線のかすれ、あるいは書けない)したものはどれだけあったか。 まず、今年の夏前にZEBRAの消費者相談センターに「この頃使えないものが出てき...

  • なぜLIXILは、プロ経営者を連続解任したのか? 創業家、CEOに復帰で独裁経営(6)

    潮田氏もこの程度の保有株式数でLIXILグループでキング・メーカーとして君臨できているのは、他にも理由がある。同氏は、同社で取締役会議長と指名委員会の委員長職を握っていたのだ。 藤森氏も瀬戸氏も、潮田氏が実質招聘したのだが、創業家である潮田氏が委員長として指名委員会で提案...

  • なぜLIXILは、プロ経営者を連続解任したのか? 創業家、CEOに復帰で独裁経営(5)

    創業家の潮田氏がCEOに復帰した理由 創業家が直接経営に乗り出さずに外部からプロ経営者を招聘して、その後に更迭した例として記憶に新しいのが、ベネッセホールディングスだ。日本マクドナルドですばらしい実績を残した原田泳幸氏を招聘した。しかし、2年後には実質解任された。 ...

  • ゼブラのボールペンサラサ3に問題が(4)

    購入していたのがネット通販なので、購入本数の履歴が残っている。昨年の夏から換え芯だけで13本、ボールペン本体2本(芯が各3本)、合計19本の芯を購入してきた。机の中には予備として未使用が3本あるので、1年余の間に16本を使ってきたことになる。 これから詳細を記述するが、お...

  • なぜLIXILは、プロ経営者を連続解任したのか? 創業家、CEOに復帰で独裁経営(4)

    前任者だった藤森氏も日本GEの会長兼社長を経て、外部から招聘されたプロ経営者だった。そんな藤森氏でさえ実質解任されて自分にバトンが渡されたわけだ。自らの業績が上がらなければ、あるいは下がるようなことがあれば、当然自分にも同様な途が示されることは覚悟して就任したはずだ。 ...

  • ゼブラのボールペンサラサ3に問題が(3)

    昨年の夏から、ネット通販Yからの購入に切り替えた後から、ボールペンの芯からインクがボタオチし、ボールペンの先部を汚く覆ってしまうようになった。私が愛用しているモデルは先端部が透明となっているのだが、そこが中からどす黒く変色してしまうのだ。 それに何より、滑らかに書けていた...

  • なぜLIXILは、プロ経営者を連続解任したのか? 創業家、CEOに復帰で独裁経営(3)

    思い起こせば、瀬戸氏の前任だった、藤森氏の社長交代劇もドライというか、苛烈だった印象がある。藤森氏は、ドイツの水回り設備会社のグローエを買収するなど、海外戦略を加速させた。しかし、15年にグローエの中国子会社が不正会計を行っていたことが発覚し、660億円の損失が発生すると、そ...

  • ゼブラのボールペンサラサ3に問題が(2)

    ゼブラのボールペンサラサ3は、細字で水溶性のインクを使っている。そのため、書き味が滑らかで、私は数年来愛用している。 物書きという状況なので、筆記具を多用するので、常時5本ほど、このボールペンを使ってきた。机周り、かばんの中、車の中、テニスバックの中にも、という状況だ。 ...

  • なぜLIXILは、プロ経営者を連続解任したのか? 創業家、CEOに復帰で独裁経営(2)

    業績が下降すると退任を迫られる、それが雇われ社長の辛さ 瀬戸氏の退任発表の前触れとなったのが、10月22日にLIXILグループが発表した今期業績の下方修正だ。2019年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比97%減の15億円に、事業利益が前期比40%減の450億円...

  • なぜLIXILは、プロ経営者を連続解任したのか? 創業家、CEOに復帰で独裁経営(1)

    リクシル本店(「 Wikipedia 」より/Rs1421 ) LIXILグループは10月31日に会見を開き、瀬戸欣哉社長兼CEOが来春に退任し、後任の社長に社外取締役の山梨広一氏が就任し、潮田(うしおだ)洋一郎取締役会議長が会長兼CEOに就任すると発表した。 潮田...

  • 帝国ホテルで恒例の経営無料相談会

    2019年1月22日(水) 23日(木) 満員 24日(金) (秘密厳守) - 戦略立案・点検 - 組織・人事再構成 - 企業承継 - 幹部能力開発 幹部解職 1時間程度、無料 申し込みは (有)MBA経営...

  • ゼブラのボールペンサラサ3に問題が(1)

    ゼブラ社のサラサ3シリーズというボールペンをここ数年来愛用してきた。 私は物書きなので、筆記具のヘビーユーザーである。 ところがこのボールペンの換え芯に連続して問題が起き、大いに不満に思っている。メーカーの対応も含めて、当方ー消費者側ーの利益を損なっている案件だと思っ...

  • マツダ、欧州ディーゼル車から撤退すべきだ…ロータリー・エンジン過信で経営危機の二の舞(8)

    つまり単一商品の技術力より、大きなマーケット構造のほうがビジネスの勝敗を帰結させるものなのだ。 私は若いときにマツダのロータリー・エンジン車に乗っていたことがある。当時としてはすばらしいエンジン性能に惚れ惚れしたものだ。マツダの当時の経営陣も陶酔していたのだろう。 ...

  • マツダ、欧州ディーゼル車から撤退すべきだ…ロータリー・エンジン過信で経営危機の二の舞(7)

    PLCセオリーと連動してプロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)セオリーを援用すると、マツダの戦略的劣勢はさらに明らかになる。 PPMの4象限の中で、「ヨーロッパにおけるマツダのディーゼル展開」を当てはめてみると、「マーケット・シェア」の軸で極低、「マーケットの...

  • マツダ、欧州ディーゼル車から撤退すべきだ…ロータリー・エンジン過信で経営危機の二の舞(6)

    「成熟期」は言ってみれば高位安定期、つまりビジネス・ボリュームのプラトー(高原)状態を指すが、ヨーロッパのディーゼル車セグメントは全体としてそれを過ぎて「衰退期」に入ったことは間違いない。1年間に4%強も落ちている売上カーブを見れば、それは明らかだ。 「衰退期」に入ってい...

  • マツダ、欧州ディーゼル車から撤退すべきだ…ロータリー・エンジン過信で経営危機の二の舞(6)

    ロータリー・エンジンの二の舞になる前に PLCで衰退期に入ったそのカテゴリー領域で残存者利益を享受できるには、一定のプレゼンスがあるプレイヤーとなる必要がある。簡単にいえば、マーケット・シェアの高い商品が、露出が高いので選ばれるのだ。具体的には、フォルクスワーゲン、...

  • マツダ、欧州ディーゼル車から撤退すべきだ…ロータリー・エンジン過信で経営危機の二の舞(5)

    しかしマツダのこの自信は、転換点を迎えてしまっているヨーロッパ市場でこれから通じるのだろうか。 ヨーロッパでマツダがどれだけのビジネス・プレゼンスがあるのか見てみる。 マツダはヨーロッパで合計26万9000台を販売した(17年3月期、同社発表数値)。このうち約3割が...

  • マツダ、欧州ディーゼル車から撤退すべきだ…ロータリー・エンジン過信で経営危機の二の舞(4)

    通じるかマツダ、自社技術への自信 前述したマツダの藤原副社長が示した自社のディーゼル技術への自信と、ヨーロッパ市場からの撤退を表明していないことについて、マツダの広報部に方針を確認した。 まず「マツダはヨーロッパ市場からもディーゼルからも撤退する方針はない」(...

  • マツダ、欧州ディーゼル車から撤退すべきだ…ロータリー・エンジン過信で経営危機の二の舞(3)

    自動車が排出する環境汚染物質は、CO2(二酸化炭素)とNOxがある。ガソリン車に比べてディーゼル・エンジンはCO2の排出量が少ないこと、燃費が良いことから特にヨーロッパ市場で受け入れられてきた。 ところが2015年に独フォルクスワーゲンによるディーゼル・エンジンの排出不正...

  • マツダ、欧州ディーゼル車から撤退すべきだ…ロータリー・エンジン過信で経営危機の二の舞(2)

    日本車7社のうち、最後のマツダの方針に注目が集まっていたが、マツダの選択は意外なことに、「ヨーロッパのディーゼル車市場でまだまだがんばる」というものだった。 スズキの撤退が報じられた少し前の10月2日、マツダは「技術説明会2018」を開催した。その席上で今後のディーゼル...

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