水乃博士の「水と緑の話」 金針菜を見つけた
金針菜を見つけた 久しぶりの梅雨の中の晴れ間、水乃博士は近所のS.川の河原に散歩に出かけた。なんと、いつも休憩をとっていた場所の周辺にノカンゾウ(ワスレグサ)のオレンジ色の花がたくさん咲いていた。ワスレグサというのはユリによく似た多年草、ただ一日しか開花しないのだ。 中国で萱草は「母親花」とも呼ばれています。その故事としてはたとえば、随末、後年唐の太宗となる李世民が戦に向かう際その母親が心配のあまり病気になってしまったので、精神安定の薬効を持つ金針菜を煎じて飲ませ、その花を母の部屋のそばに植え憂いを忘れてもらおうとした…という話が残っています。(中国の食文化HPより) さ..
2021/07/17 21:21