昭和33年10月7日 第30回国会 衆議院 社会労働委員会 第3号から抜粋 第13話
今回も引き続き、小林委員による新潟鉄道管理局長の不当労働行為についての質問が続きます。小林委員の追及は中々厳しく、何としても政府側に陳謝させたいという糸が見えています。見方によっては執念のようなものを感じてしまいます。ここで注目すべき点は、どこまでが不当労働行為に当たるかという点になるわけですが、これに関してはケースバイケースであり、一概に言い切れないことが本人も良く判っていると思うので、最初に小林委員が指摘した、「非組合員(現場長である区長や助役など)が、組合をぶっつぶせばよろしいというような暴言を吐いている」事をして、組合員に対する支配介入(労働組合法第7条第3号)に当たると指摘しているのは、いささか無理があるように感じてしまいます。まぁ、その辺は本人も多少は了解しているようで、水掛け論になるとして深...昭和33年10月7日第30回国会衆議院社会労働委員会第3号から抜粋第13話
2024/07/25 11:00