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analog純文さんのプロフィール

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兵庫県
出身
兵庫県

 補助テキストは高校の日本文学史教科書です。ブック○フで105円で買いました。  明治以降の小説作品を、ランダムに、かつブルドーザー的に読むというのが、コンセプトです。  ただし条件。  1・コンセプトはあくまでコンセプトである。  2・所詮シロートですけん、許してつかーさい。  以上

ブログタイトル
近代日本文学史メジャーのマイナー
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https://plaza.rakuten.co.jp/analogjun/
ブログ紹介文
「純文学」読み始めはや数十年。病膏肓に入る状態。でも、「純文学」以外が嫌いなわけではないんですがね。
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41回 / 365日(平均0.8回/週)

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analog純文さんの新着記事

1件〜30件

  • 主人公の魅力の「逆説的」描き方

      『歳月』司馬遼太郎(講談社文庫)  明治初期の、肥前出身の司法卿・江藤新平の生涯を描いた司馬遼太郎の小説であります。講談社文庫で、本文はちょうど700ページ、一冊です。  この長さというのは、司馬

  • もちろん「羅生門」も面白い(その4)

      『羅生門・鼻・芋粥・偸盗』芥川龍之介(岩波文庫)  とうとう4回目になってしまいました。何が何でも今回はまとめねばなりません。がんばります。  前回の林先生の最初の問いかけは、「なぜ下人は羅生門の

  • もちろん「羅生門」も面白い(その3)

      『羅生門・鼻・芋粥・偸盗』芥川龍之介(岩波文庫)  前回最後に報告していたのは、「羅生門」執筆直前に芥川が、後々までかなり強烈なトラウマとなる失恋を経験したということでした。 後年芥川は、当時を振

  • もちろん「羅生門」も面白い(その2)

      『羅生門・鼻・芋粥・偸盗』芥川龍之介(岩波文庫)  「羅生門」のテーマ 1.下人の心理の推移を主題にして人間のエゴイズムの様態をあばく。 2.善悪や苦悩の矛盾体である人間の現実をそのままに示し出す

  • もちろん「羅生門」も面白い(その1)

      『羅生門・鼻・芋粥・偸盗』芥川龍之介(岩波文庫)  少し前に本ブログで、中島敦の「山月記」についてだらだらと調べたことを「剽窃」まがいに報告しました。そうしたら、友人の高校の国語教師が面白がってく

  • 「震災後文学の頂点」か?(後半)

      『献灯使』多和田葉子(講談社文庫)  前回、私はこの筆者の持ち味であるシニカルと軽妙さは、この小説のテーマに本当に合っているのかという、ちょっと「厚かましい」感じの報告と意見を書きました。 その続

  • 「震災後文学の頂点」か?(前半)

      『献灯使』多和田葉子(講談社文庫)  この文庫の裏表紙の宣伝コピーに、こうあります。    「震災後文学の頂点」  東日本大震災から9年が過ぎて、そろそろ評価の定着した文芸作品が出始めてもいいころ

  • 明治の青春を堪能(後半)

      『三四郎』夏目漱石(岩波漱石全集第五巻)  『三四郎』を読まねばなるまいと考えたのは、その前に『漱石激読』(石原千秋・小森陽一)という本を読んだからであります。 この本の中に、美禰子はこれっぽっち

  • 明治の青春を堪能(前半)

      『三四郎』夏目漱石(岩波漱石全集第五巻)  よし、『三四郎』を読もうと思いました。その理由は下記に記しますが、さて、何で読もうかな、と。 何で、というのは、家には角川文庫、新潮文庫、そして新書版の

  • 「深読み」ってなんでしょう

      『漱石激読』小森陽一・石原千秋(河出ブックス)  この本は一応対談集、とでもいうのですかね。 漱石文学についての二人の研究者のディスカッションです。  かなり以前より私は、対談集の類についてはあま

  • 「猫」で一番面白い……

      『吾輩は猫である』夏目漱石(岩波文庫)  あれこれ浮世との関わりもあって、しかし結果的には、ここんところけっこう暇でした。(まー、一連の「コロナ」禍のせいですね。) しかしそのせいだけでもなく、例

  • 「彫心鏤骨」の文体に見るもの(後半)

      『破れた繭・夜と陽炎……耳の物語12』開高健(新潮文庫)  前回の続きです。 前回最後に書いていたのは、開高健の文体は、関西弁に標準語をアウフヘーベンした(逆かもしれません)、最強の関西人文体ではな

  • 「彫心鏤骨」の文体に見るもの(前半)

      『破れた繭・夜と陽炎……耳の物語1・2』開高健(新潮文庫)  この度、岩波文庫に初めて入った開高健の小説がこれだという事を知人から聞き、そういえばむかーし新潮文庫で買ったのがあったはずと書棚をごそご

  • 無資格想定外読者にとって

      『幕が上がる』平田オリザ(講談社文庫)  私は全く知らなかったのですが、この小説が出版された時は、読書界で少し話題になったそうですね。今回初めて読んでみまして、一応、なるほどさもありなん、とは思い

  • この心地よいゆったり感

      『コーヒーと恋愛』獅子文六(ちくま文庫)  作者獅子文六の小説は2冊目です。前回読んだ『てんやわんや』の読書報告は本ブログにあります。少しそれを読み直してみました。  なるほど、今の私の記憶とほぼ

  • 「山月記」李徴の痛々しい自嘲(④)

      『山月記・李陵』中島敦(岩波文庫)  「山月記」についての報告の4回目になります。 今回は、虎になった理由「その三」、私がこの度の「勉強」で、一番面白かったところであります。 (1)李徴の説く虎に

  • 「山月記」の李徴はなぜ虎に(③)

      『山月記・李陵』中島敦(岩波文庫)  「山月記」についての報告の3回目になります。 今回は、三つのその理由を考えたいと思います。特に三つめが、この度「勉強」をしていて新しく「はっ」と思ったものであ

  • 「山月記」の魅力とは(②)

      『山月記・李陵』中島敦(岩波文庫)  前回から中島敦「山月記」について、わたくしが少々「勉強」いたしましたことを報告しています。 今回は、教科書に少し寄り道をした後、山月記の魅力について、考えてみ

  • 「山月記」に興味を持つ(①)

      『山月記・李陵』中島敦(岩波文庫)  本短編集には11の作品が収録されています。いずれも甲乙つけがたい名品の集まりですが、今回の読書報告は、その中から「山月記」についてだけ、以下に考えてみたいと思

  • 『こころ』のこのスリリングな読み(後編)

      『男であることの困難』小谷野敦(新曜社)  前回の続きです。 漱石の『こころ』についての評論の内容紹介をしていました。  実は私は、この筆者の『こころ』についての文章は、以前にも別の評論を読んだ事

  • 『こころ』のこのスリリングな読み(前編)

      『男であることの困難』小谷野敦(新曜社)  本書のサブタイトルに「恋愛・日本・ジェンダー」とあります。 それが示す如く、少し盛り込みすぎた雑駁さの感じられる本ですが、10編の評論文が3つの小題でま

  • 新しい小説は入っていきにくい

      『クワイエットルームにようこそ』松尾スズキ(文春文庫)  私には、読書指導のメンターのような方がいます。 いえ、実際、世の中にはちょっと信じがたいような「本読み」は、実はごまんといるようですね。ち

  • ベルリンから立ち昇って来るもの

      『百年の散歩』多和田葉子(新潮社)  ドイツのことを何も知りません。 いえ、居直っているわけではありません。我ながら困ったことだなあとは思いつつも、何といいますか、なかなか、えいやっ!と、改めて西

  • スリリングで野心的な長編小説

      『母の遺産――新聞小説・上下』水村美苗(中公文庫)  上下2冊の力作長編小説です。 といっても、この筆者の過去の作品『本格小説』などに比べたら、ほぼ半分の分量です。 この方は、天性の長編小説作家です

  • この「くったく」をどうしようか

    ​​​  『山椒魚』井伏鱒二(新潮文庫)  『山椒魚』の冒頭に「山椒魚は悲しんだ。」とあります。  また、この井伏鱒二の初期短編集には12の短編小説が収録されていますが、その多くの作品に「くったく」と

  • 書かずに書かずに書く

      『影裏』沼田真佑(文春文庫)  3つの小説が収録されていますが、1つ目の小説「影裏」が芥川賞受賞作です。  冒頭から続く森の描写、これがびっくりするくらいよかったです。 明晰で透明感があって、何だ

  • 太宰流青春文学の戸惑い

      『晩年』太宰治(新潮文庫)  以前より私は、太宰治は我がフェイヴァレット作家のひとりだと本ブログで書いてきました。今でも基本的にそう思っています。 この度、太宰治の第一作品集『晩年』を読みまして、

  • 井伏作品の魅力と謎

      『山椒魚の忍耐―井伏鱒二の文学』勝又浩(水声社)  さて私は、井伏鱒二の小説とつげ義春の漫画はどちらを先に読んだのだろうと、ふと考えましたら、やはり、まー、つげ漫画が先だったかなと思います。  「

  • ハートウォーミングな太宰

      『太宰治』井伏鱒二(筑摩書房)  本書は、筆者が太宰治について書いた随筆をまとめた本です。 太宰が自殺した年の夏あたりから始まって、その後、例えば太宰の文学碑が建てられたなどの「イベント」の際に求

  • 言葉の微妙なバランスを探って

      『アサッテの人』諏訪哲史(講談社文庫)  言葉にこだわった小説ですね。 しかし、まー、仮にも小説を書こうとする人なら、言葉にこだわらない人は、いませんよね。 小説を書きながら言葉にこだわらないとい

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