(ネタバレはないと思う)岡崎京子ファンの私にとって天才岡崎さんの手から離れた作品は、蜷川さんのまた違う才能によって別モノとなっている事を祈りながら映画館へ~実写化と聞いて手放しで喜んでいる原作ファンは少ないと思う。もう岡崎京子さんの新作を手にする事ができない現実を、蜷川実花さんがカタチにして残してくれた事には感謝しています。(笑)最近、北原みのり著「毒婦。」の木嶋香苗と「ヘルタースケルター」のりりこがリンクしてしまう・・・セラピーでも美しさのステレオタイプってあるけど、世の中は美しければ何でも許される一方(整形しても見た目のりりこ)顔や身体がそうでなくても立ち居振る舞いやきれいな声などでオトコを虜にしたオンナ(木嶋香苗)どちらのオンナも極端な感じがするが、心の闇、落ちかたは同じなのかも。何かとお騒がせな感の主演...映画『ヘルタースケルター』を観てきた。
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