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前橋市
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2009/05/14

  • 現代史やる前に時間切れ

    サザンオールスターズの『ピースとハイライト』♪教科書は現代史をやる前に時間切れそれが一番知りたいのになんでそうなっちゃうの・・私もかねがね抱いていた疑問をみごとに歌っています。作詞作曲は桑田佳祐、2013年のリリース。古谷経衡(ふるやつねひら)の新書『シニア右翼』副題日本の中高年はなぜ右傾化するのか(中公新書)の文中でもこの曲にふれている。(近)現代史をやらないのではなく、できないのである。やればやるほど戦前と戦後の民主主義はいかに看板のかけ替えに過ぎなかったという事実に気が付つくから、と著者。なんだか情けない、地についていない歴史教育が続いてきたように感じられます。国家レベルでの戦争の総括は、まだ一度もしていない。終戦直後に幣原喜重郎内閣が「戦争調査会」をつくり、それを試みたが占領下でもあり連合国の反対...現代史やる前に時間切れ

  • 日本政治も侍Jに続け!

    WBC優勝国(準優勝国)第一回2006年日本(キューバ)第二回2009年日本(韓国)第三回2013年ドミニカ(プエルトリコ)第四回2017年米国(プエルトリコ)第五回2023年日本(米国)久しぶりにじっくり野球をTV観戦をさせていただいた。決勝戦の実況はお仕事中の人には見られない。もっとも今は後から視聴できる動画サービスアプリが普及して自宅後、少し遅れても熱戦を楽しむことができますね。余談ですがアプリの発達でハードのレコーダーが売れなくなりました。市場では4Kブルーレコーダーだけですね。WBC歴史は浅いのですね。21世紀に入ってからのスタート。ワールド・ベースボール・クラシック・・クラシック(classic)というと古典(音楽)のイメージ強いのですが「最高級の」「第一級の」の意味が第一義でしたね。小学生の...日本政治も侍Jに続け!

  • 終わりの見えない空しい戦争

    バイデン米大統領が、2月に極秘にキーウを訪問したと聞いたときは、前線で戦うウクライナの人たちの士気を鼓舞するもので、一瞬「山本五十六元帥」のようにも思えました。しかしこの計画はロシアには事前に伝えられていたといいます。『読売KODOMO新聞』が詳しい=写真。なぜ敵対するロシアに計画を知らせる必要があったのか、同紙3/2号によると、事前にロシアに伝えたのは「ロシアが万が一にも、(訪問の)20日にキーウを攻撃しないようにしておくことは、アメリカとロシアの両方にとって必要なことだったのです」と。それは「プーチン大統領を必要以上に刺激しないためという戦略でもあった」と解説しています。みなさん、どのようにお感じになられますか?すんなり理解できましたでしょうか。理解力がない私には、この「事前連絡」の意味がさっぱりわか...終わりの見えない空しい戦争

  • Windows11のアップデート

    Windows11の大型アップデート「22H2」が昨秋から始まっています。今年に入りアップデートのアナウンスが表示されたので、あまり必要性は感じませんでした応じてみました。私の使用しているノートパソコン(NECLAVIE2021年製)。Windows11としては初めての大型アップデートということでしたので長時間を覚悟していましたが作業はなんと15分くらいで終了しました。こんなに短時間に終了したのは記憶にありません。もともとは10パソコンで2021年暮れに11にアップしたもの。ただCorei7仕様で11アップ要件は満たしているマシンです。さすがアップ時間もスピード処理時代になったのかと感心していました。ところが、同じようにWindows10から11にアップして今バージョン21H2を使用している友人のノートP...Windows11のアップデート

  • 終末時計の「修理工」になろう!

    【終末時計の残り時間】1947年7分前測定開始1949年3分前ソ連が核実験1953年2分前米ソが水爆実験1963年12分前米ソ部分核実験禁止条約1968年7分前フランス、中国核実験1991年17分前冷戦終わり米ソ関係改善1998年9分前インド、パキスタン核保有2007年6分前北朝鮮が核実験2012年5分前日本福島原発事故、原子力の安全性に懸念2020年1分40秒前地球温暖化、COVID19蔓延2023年1分30秒前ロシアのウクライナ侵攻、原発脅威、温暖化「人類滅亡」まであと90秒。米国の科学雑誌の表紙に毎年掲載されて「運命の日の時計」と言われている「終末時計」。今年1月24日、昨年よりも進みこれまでにもっとも短い残り1分30秒(90秒)になってしまいました。終末時計は、広島長崎の原爆投下がきっかけで、それ...終末時計の「修理工」になろう!

  • 活動家的ドクター、近藤誠さんを悼む

    昨年8月、医師の近藤誠さんが亡くなりました。このお医者さんについては、私個人もいろいろと感じることが多く一度当ブログでも振り返ってみたいと思っていました。まずはご冥福をお祈り申し上げます。私の切り抜きノートに、当時46歳の青年医師、近藤誠さんの記事があります=写真。東京新聞「こちら報道部」1994年11月24日。「近藤誠慶応大講師に聞く」「抗がん剤“不要”9割のがんに効かない」「薬価差益高く医師の安定収入源に」「健康な体、逆に壊す危険も」一貫して現代の医療界に迎合せず批判的な見方をしてきた反骨の医師と思います。ウィキペディアでは「日本の医師免許を保有の反現代医療の活動家」とし医師というより社会運動家のように評している。「人生の後半は独自理論が医療界で受け入れられず慶大医学部専任講師のまま・・」と。卓越した...活動家的ドクター、近藤誠さんを悼む

  • フリカン ナビジャロン 2023

    ポポロ(Popolo)のみなさん新年おめでとうございます!ことしもエスペラントでの初春のご挨拶を申し上げます。FelicanNovjaronPorvi!(フリカンナビジャロンポーヴィ=謹賀新年)ロシアの隣国ウクライナへの侵攻から10か月がたちます。病院や電気、水道など生活施設へも攻撃がおよび大変なお正月だと察せられます。使われている言葉にもたたかいの影響が出ています。ウクライナでは国定言語はウクライナ語ですが、日常生活ではロシア語と両方が使われている。二つの言語をまぜこぜにした「スルジク語」で話す人も少なくないそうです。戦争相手の国の言語は拒否したいと思うのも無理からぬことです。ウクライナ人にとってウクライナ語はアイデンティティのよりどころになってはいます。強者と弱者の関係が言語には、はっきりみられます。...フリカンナビジャロン2023

  • 新選組がつくった箱館新政府

    土方歳三(ひじかたさいぞう)率いる新選組は蝦夷の地を支配していた松前藩を攻略。松前の藩主と藩兵は青森の平館に脱し、ここに新選組による「箱館政府」が樹立した。いわゆる「蝦夷制圧」、今日からちょうど154年前、1868年(明治元年)12月28日の出来事でした。蝦夷地を運営するにあたり箱館政府の閣僚選挙が行われ、総裁に榎本武揚、副総裁に松平太郎、土方歳三は陸軍奉行、箱館市中取締、裁判局頭取に任じられた。箱館新政府の政体は、共和制。在留諸外国公使らを招いて祝賀会も開いたという。しかし翌年、明治2年5月には箱館政府軍と明治政府軍の両政府軍の戦いにより五稜郭は降伏し開城。1年半に及んだ戊辰戦争は幕を閉じました。土方歳三は一本木関門の戦いで戦死。箱館政府の降伏。私がこれまでいだいていた新選組のイメージ、歴史認識は不十分...新選組がつくった箱館新政府

  • 検索から見える見られているもの

    【検索ランキング】(1)安倍晋三(2)上島竜兵(3)au通信障害(4)スプラトゥーン3(5)ウクライナ(6)渡辺裕之(7)全国旅行支援(8)ワールドカップ(9)エルデンリング(10)山上徹也これが今年のグーグルの検索ランキングベスト10だそうですね。「何々とは?」とたずねる検索では(1)統一教会とは(2)国葬とはちなみに昨年の(1)は東京2020オリンピック(2)が大谷翔平・・(朝日新聞2022/12/8参照)検索の入力文字から今年の関心、出来事が伺い知れます。調べるという行為がいとも簡単に一瞬にしてできてしまいますね。便利な世の中になりましたが検索によりポポロ(人びと)の関心ごとや趣向も把握できてしまいます。通信機器に電源を入れ操作を開始した時点から個々人のさまざまな情報が取得され記録として残ります。私...検索から見える見られているもの

  • クスリ(薬)はリスク

    近年の薬品被害訴訟1974(昭和49)年サリドマイド訴訟和解1979(昭和54)年スモン訴訟和解成立1983(昭和58)年薬害エイズ事件提訴1996(平成8)和解1996(平成8)年ヤコブ病訴訟提訴2002(平成14)和解2002(平成14)年薬害肝炎訴訟提訴2008(平成20)和解成立ざっと見ただけでも薬害に関する訴訟は、後を絶たない。「薬はリスク」と薬理学者の間ではささやかれているといいますが、よく見ると「クスリ」を反対から読むと「リスク」ですね(笑)今、読んでいる『薬害裁判~副作用隠蔽事件を闘った町医者の記録』(井手節夫著南方新社)からの引用です。クスリが毒となるか効用となるかは用いる「量」にもよる、とも。著者は、「72歳になって薬害裁判に挑むことになりました。きっかけは、英国の精神科、デイヴィット...クスリ(薬)はリスク

  • 「教育×メタバース」で変われ!

    「『社会資本家』は教育メタバースを発展させるために、トークンを買って応援します」いったい何のことを話しているのだろうか?『2040教育のミライ』(礒津政明著実務教育出版2022年7月発行)の一節です。新しい用語がいくつもあり理解するのに時間を要し苦しみました。思えば「ホームページ」「アプリ」「ダウンロード」「SNS]なども新語として最初に聞いたときは何のことだろうと思いましたが、今では多くの人が当然のように用いています。前回のブログは1952年のメーデー事件を背負ってひたすら生きてきた「過去」からの巡歴にこだわりました。今日は時空を転じて「ミライ(未来)」に向けてみようと思います。諸外国が手を付けて日本が手を付けなかったOS、主要な機能、それが「教育」なのだと著者は言う。教育の現状の進化が進んでいない。著...「教育×メタバース」で変われ!

  • 一途なものからの逃走

    富士重工に勤務していた作家、黒井千次=写真=の『五月巡歴』(1997年河出書房新社)を読みました。久しぶりに主人公に感情移入ができ日本小説の繊細さを感じ取れる作品でした。職場での「人事部御指名労働組合」(本文より)にあき足らない先鋭的な婦人部系女子社員たちと、本社人事部との対立に巻き込まれる主人公、館野杉人。闘争的で一途な女子社員たちとは対照的に、ひたすら自由奔放、性的幻惑で接近してしまった元部下との不倫。主人公は今40歳、1952年の血のメーデー事件に学生運動家として参加していた過去を持つ。その時逮捕され裁判中の元学友には、証人になってほしいと依頼を受けている。内心では、今は大学同級で同志的な妻との間には2人の小学生の子があり、過去のことは忘れ去りたい気持ちが強い・・。その思いとは裏腹に事態がそれを許さ...一途なものからの逃走

  • 内向の世代作家、黒井千次

    むかし前橋市内にあった名曲の喫茶店「田園」・・♪。「一緒に会社をさぼった技術屋の仲間の中に、クラシック音楽のマニアがいた。流れてくる曲を聞きながら、シェーンベルクの『浄夜』だ、と曲名を教えてくれたことがいまだに鮮明に記憶に残っている。前橋に行くとしたら、街の中をかなりの水量と速度で走り抜ける広瀬川を見て『田園』に寄りたい、と思った。あの頃から半世紀以上も経っているのだから『田園』はもう残っていまい、と覚悟していた」と、黒井千次『漂う』の一節「前橋」から。私も生まれ故郷の前橋には、さまざまな思い出と感情があります。なんの変哲もないような地方都市ではありますが、ゆったりした中にも少なからずの革新性と進取の気風を感じさせてくれる街です。今は音楽喫茶の「田園」は姿を消しましたが、川沿を歩くと萩原朔太郎の記念館(前...内向の世代作家、黒井千次

  • 困った原発脳の人たち

    来年の夏以降に日本国内の原発7基が運転再開をめざしています。(1)女川2号機(2)東海第二(3)柏崎刈羽6号(4)同7号(5)高浜原発1号(6)同2号(7)島根原発2号福島原発震災のあった2011年の後、日本の原発はすべて止まった。その後徐々に再稼働をして現在運転しているのは6基。電力は少しも不足はしていないのに、あえて原発に依存をし続けるこの国の「原発利権むら」の体質は変わらない。岸田政権もその流れを修正する気は毛頭なく新たに増設さえ視座に入れているありさま。東京付近を震源とする「首都直下地震」は30年以内に70%の確率で起こるといわれている。私たちが住むこの地震列島ではどこで大きな地震災害に見舞われるかは一時も忘れてはならないはずなのに。経産省は原発の新規建設を促すため支援策を導入する方針だ。原発建設...困った原発脳の人たち

  • どうする 核兵器

    世界の核兵器の数(1)ロシア5977発(2)米国5428発(3)中国350発(4)フランス290発(5)イギリス225発(6)パキスタン165発(7)インド160発(8)イスラエル90発(9)北朝鮮20発今年1月時点ストックホルム国際研究所「現在9か国が持つ核兵器数は1万2705発。アメリカとロシアが対決していた東西冷戦時(1980年代)の7万発からはずいぶん減りましたが、それでも人類が滅びるには十分な数です」(読売KODOMO新聞2022年8月18日・参照)ロシアはウクライナとの戦いの中でしばしば核の使用をほのめかすような発言をする。核兵器のない国はいつもおびえてなければならないのか。野蛮な国際情勢の現実です。日本も「そろそろ核兵器を手にしたらどうか」という意見が元気な若い世代から出てきています。そうし...どうする核兵器

  • 民営化と指定管理者制度 (民営化2)

    民営化の手法について『民営化で誰が得をするのか』(石井陽一著平凡社新書2007年)では細かい説明がなされています。「所有権移転型」と「コンセッション型」に大別。さらに「所有権移転型」には、「直接売却型」「IPO(株式公開型)」「MBO(民営化される企業の経営陣従業員に売却)」と三別できる。PFI(民間資金等活用事業)、PPP(官民パートナーシップ)といった民間資金やノウハウを活用する仕組みの用語も民営化論ではしばしば出てくるので知っておきたい。PFI=PrivateFinanceInitiativePPP=PublicPrivatePartnershipたとえば公立保育所(園)の民営化ということでは、「公」から「民」への「所有権の移転型」のかたち。もし売却のこの形を一度採ると元に戻すことはたいへん困難にな...民営化と指定管理者制度(民営化2)

  • 民営化を考える(1)

    8月に入りました。連日、異常な暑さの日が続きますね。ご来訪のみなさまお変わりございませんか。当通信舎、老骨老朽に鞭を打ちがんばりたいと思います。最近身近なところで、保育所や図書館など公共施設の民営化(民間運営化含む)の動きが出てきています。全国的にもJR東日本が利用者が少ないローカル鉄道35線の収支を7月28日初めて公表するなど民営化の検証のニュースが流れました。群馬県内では吾妻・上越線の一部の赤字が指摘されましたね。ところで「民営化」とは一体何なのか、もう一度自分の頭で考えてみようと思います。どうぞおつきあいください。手元に、長い間読まなかった「積読(つんどく)」の一冊があります。『民営化で誰が得をするのか』(石井陽一著平凡社新書2007年)改めてざっと目を通しまてみましたが、15年経ってはいるものの、...民営化を考える(1)

  • 塩野義のコロナ薬、承認して

    ポポロ君(以下ポポ)とステラさん(以下ステ)の対談は3年ぶりです。(前回2019/9/30)ポポ「ステラさん、こんにちは。3年ぶりですね」ステ「こんにちは、ポポロ君。3年前というとコロナ騒ぎの直前の頃でしたね」ポポ「一向に収まらないコロナ騒動でしすが、きょうはシオノギの飲み薬の承認見送りの話をしましょう」ステ「コロナの飲み薬のことね」ポポ「そう。国産のこの薬が認められれば、ふつうの風邪薬のように手軽に飲んで治せるなら、みんなの不安が一気に和らぐでしょう」ステ「ワクチンよりも飲み薬のほうが、副反応(副作用)も弱いように思うのだけれど・・」ポポ「塩野義製薬の手代木社長は、米国製ワクチンが先行する状況を、ただただ悔しい思いで眺めている(文藝春秋2021年8月号)と言われ国産のワクチンに意欲を示していました」ステ...塩野義のコロナ薬、承認して

  • 余命は自分で決めてください

    なんともそそっかしいことになりました。『穏やかな死に医療はいらない』(萬田緑平著、河出書房新書2022年6月初版)を書店で購入。店頭には、久しぶりに萬田医師の新刊『家で死のう!――緩和ケア医による「死に方」の本』と同書が並んで置いてあった。同氏の本は過去何年か前に読みこれが二冊目。しかし自宅に帰り読み始めて、すぐに気が付いた。本棚を確認すると同名の本があった!2013年朝日新聞出版からの同名ものだった。買ってきたばかりの河出書房の本の巻末には「本書は2013年朝日新書からのものを加筆修正し、単行本化したもの」と書かれているではないか。こんなことは初めてだ。本の印象はあったのだけど、書名が一致しなかった。しかし、気を取り直して読んでみた。ちょっと校正者になったような気持ちで新旧チェック。確かに加筆部分も認め...余命は自分で決めてください

  • 死は背後から迫れり

    徒然草(吉田兼好)「世に従はん人は、先ず機嫌を知るべし」の155段から。社会できちんと生きようとする人は機嫌(=潮時)を知らなくてはいけない。いつまでも院政を敷かず後進に道を譲る、ということかな。「四季は、なほ定まれる序あり。死期は序を待たず、かねて後ろに迫れり」暑い夏もいずれは去り秋、冬になる。しかし死には順序はない、前からではなく、不意に後ろからやってくることも。「人皆死ある事を知りて、待つことしかも急がざるに、覚えずしてくる。沖の千潟(ひがた)遥かなれども、磯より潮の満つるが如し」人々(ポポロ)は皆いずれ死ぬことはわかっていても、それは自覚なしにやってくる。足元の磯から潮が満ちていくのとおなじように・・。徒然草、はたして吉田兼好50代の頃の作品でしょうか。見事に、ものごとを見定め悟っていますね。「死...死は背後から迫れり

  • 政治家・大石あきこと太田薫

    『維新ぎらい』(大石あきこ)の新刊を手にし、むかし、総評(今の連合よりも強い労働組合の全国組織)の議長だった太田薫さんが『ケンカのやり方』という本を出していたのを思い出した。威勢の良い進軍ラッパから「太田ラッパ」といわれた太田薫さん=写真=のガラガラ声。革新野党は時にケンカすることが必要なのだ。やみ雲にかみつくのでなくそこのは理と、正義があることは当然のことですが、ここ一番、ケンカすべき時にスルーをしてしまうとポポロ(人々)の支持を逃してしまうことになる。いま労働組合はストライキ(ケンカ)をしなくなった。労組指導者が与党にすり寄っても誰も阻止せず意見も言わない。野党政治家からも効果的な攻撃的発言(ケンカ)が聞かれない。昔の社会党代議士、楢崎弥之助のような。これはある意味、日本が成熟した社会、大人化したとい...政治家・大石あきこと太田薫

  • ゆがんだ報道に喝!江森啓治著『秋篠宮』

    弟として、父として、皇嗣として何に苦悩され何を考え、何を語られたか。秋篠宮邸に合計37回通ったジャーナリストの率直な対話の記録。著者は毎日新聞客員編集委員。これまでにも『秋篠宮さま』(毎日新聞社)が出ている。今回、「さま」が無いので一連の週刊誌のような批判的な内容なのかと一瞬思ってしまいましたがその心配は無く、きわめて客観的、公平な記述で好感の持てる内容でした。それにしても昨今の週刊誌のお下劣きわまりない秋篠宮家に対するバッシングには閉口しています。女性誌のほかに一流と目されるメディアまでが皇室批判報道に明け暮れているさまは、実に見苦しい。最近の眞子内親王の結婚問題以外に、本書では過去の報道についても触れている。例えばクリントン大統領の来日歓迎の宮中晩さん会に秋篠宮がタイに行き欠席されたことを「公務を放り...ゆがんだ報道に喝!江森啓治著『秋篠宮』

  • 新刊「日本がウクライナに・・」

    『日本がウクライナになる日』(河東哲夫著CCCメディアハウス2022年4月発行)を読んでみました。文明国同士では、ありえないと思っていた戦争が起きた。自由と平和を守るために知っておきたいこと。著者はソ連・ロシアには4度12年滞在の駐在歴があるベテラン外交官OB。「日本がウクライナになる日」とはいかにも予言めいたタイトルで、どのような内容かと思いましたが題名ほどの扇情的なものではなく、ごく常識的は本でした。むしろ最終章の「日本をウクライナにしないために」これからの安全保障体制、が題名副題にふさわしい。ロシア軍の弱点は何か?「素人は戦略を語る、プロは兵站を語る」と言う。著者も「戦争は補給で決まる」とロジステックの重要性を指摘している。私も感じていたことですが、なぜかロシアの空軍の出動が少ない、姿を見せないのに...新刊「日本がウクライナに・・」

  • どうしたら戦火は消えるのか

    2月から6月に、冬から春を経て夏を迎えてしまいましたが一向に鳴りやまないウクライナの砲火、本当に困ったものです。原発事故後では国民はにわか“原子力評論家”、コロナ騒動では“感染学者”、今ウクライナ戦が始まってからは、猫も杓子も“軍事評論家”なったかのようです。テレビやネットでは自衛隊OB、職員、これまで縁のなかった防衛研究員が登場。現地の様子や戦況をくまなく解説している。いま私たちが知るべきことは、そのことだけなのだろうか。今この時間も、死亡者がでている戦闘をどうしたらやめることができるかの議論や解説が必要なのでは?B4版の「戦争絶対反対」の反戦ポスターを首から提げて街を行くお坊さんの投稿が載っていました。(2022年6月3日朝日新聞「声」欄)投稿者はこのほど8年間の高野山真言宗の修行を経て正式の僧侶にな...どうしたら戦火は消えるのか

  • 風船ギタリストのTOMOKOさん

    9年前に『北のエレキガール』として紹介したTOMOKOさん(本名田中智子)。いまだに当ブログ閲覧回数では上位をキープしています。久しぶりに彼女の活躍の様子が朝日新聞『ひと』欄(2022/4/8)に掲載されていました。聴覚障碍者に音楽を届けるロックギタリストとして。ライブ中に聴覚障害のお客さんが居眠りをされていたのを見たのがきっかけ。どうしたらギターの音を伝えることができるだろうかと考え、やがてギター形の風船でそれを実現して見せました。TOMOKOさんはベンチャーズナンバーを弾かせるとピカ一、元々はPA(音響エンジニア)の出身です。その経験もあってか風船に内蔵した振動スピーカーとギターをつなぐ方法を開発し昨年、特許も取られたそう。TOMOKOさんの元気な姿に、パワーをいただきました♪FU-SENGUITAR™PR...風船ギタリストのTOMOKOさん

  • 続『同志少女よ・・』を読む

    昨日の朝日の『天声人語』さんも今年の本屋大賞話題作『同志少女よ、敵を撃て』(逢坂冬馬著早川書房)』を読まれたようです。たしかに作中に主人公セラフィマたちがあこがれる伝説の女性狙撃手「リュドミラ・ミハイロヴナ・パヴリチェンコ(1916-1974)が登場していました。309人の狙撃実績を有すソ連兵士。ただ出身はウクライナ人だった。「ソ連の英雄に祭り上げられた彼女の故国(ウクライナ)はいま、ロシア軍に蹂躙されている。連日届く映像には女性兵士の姿も多い。捕虜交換で解放されたウクライナ兵の中には妊娠5カ月の女性もいたという。傷つき命を落とす者も多いだろう。小説の輪郭と重なり何ともやりきれない気分になる」と天声人語さん。お墓のリュドミラさんはいまのロシアのウクライナへの侵攻をどんなお気持ちでご覧でしょうかね。きっと深く悲し...続『同志少女よ・・』を読む

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