黒崎だ。「いってぇ・・・」そいつは頬を擦りながら、黒崎にやり返そうとした。でも当たるわけない。私だってちゃんと考えて黒崎を連れてきたんだ。顔のせいでやたらと喧…
藤本君の後をついていくと、いかにもやばそうな暗い路地裏に着いた。「安藤、、ほっとけよ。 これじゃストーカーだぜ?」「ちょっと黙って!! なんて言ってるのか聞こ…
第一印象最悪な二人組はクラスの波についていけないまま、放課後を迎えていた。 ------------------------------------- 「安藤…
入学2日目は、みんな友達つくりに忙しい。もちろん、私も。「えっ!?如月中出身なの? 原田さんって知ってる??そうそう、、」「あたしもそのキーホルダー持ってる!…
いつからだろう、「何か」に渇望し、執着し続けたいと願ったのは。「何か」がないと生きていけないただ「何か」を求め続けていたいだけ。 そう、それは多分君を失って…
今、君は誰を見て、誰を思って泣いているのだろう。 昔、僕に囁いたあの言葉を誰に? 今なら言える。 「僕は君を守りたかった」 昔、言えなかった僕の本当の気持ち。…
多分これが初恋。他人と帰るのが、こんなに温かかったことなんて無い。私はいつも冷めてて、小学生のときも中学生のときもまわりから距離を置かれてた。「僕と絡むなら気…
込み上げてた涙がこぼれる。「あっ・・・ごめんなさい」「謝らないでいい、僕が悪いんだ」「いきなり抱きしめてごめん」彼は私を離す。すこしだけ寂しかった。彼は無言で…
「ねぇちょっとコッチに来て」「なんで?」「一回やってみたかったことがあるんだ」私は言われたとおりに萩尾響弥のそばに行く。「後向いてて」私が後を向いた瞬間彼は私…
放課後、担任に園芸部の入部届けを渡す。「じゃぁ・・・園芸部の部室に行って部長さんに挨拶してきなさい」園芸部の部室。私は部室に入る。大体予想はついてた、彼しかい…
「ブログリーダー」を活用して、SHIHOさんをフォローしませんか?