ブログ引越しのお知らせ

こんにちは。以前お伝えしたとおり、本ブログがどうしてもすべての写真を表示できなくなり、とても困っていましたが、結局他のブログを新規につくり、やり直すことにしました。ということで、PROJECT01はお引越しいたします。今まで来てくださった方どうもすみません、ごめんなさい。まだ話はカナダに行ってもいないと言うのに、ただこうなったら展開する前にブログを変えておこうと思いました。今度は、違うブログですこしカスタマイズしてちゃんとメンテナンスが出来るようになってから、公開いたします。移転先はまたこちらに書かせていただきます。予想にはんしてとても多くの方に来ていただきました。本当にありがとうございました。訪問者の全ての方に感謝します。また、（手伝ってくれないけど）見守ってくれているPROJECT01及びPROJECT01...ブログ引越しのお知らせ

NY経由のバンクーバ便、ダンサーSUI-KEN

scene:"takk.."bysigurros彼が舞った。舞って、舞って、舞い続けた。緑の中を、緑の中を、みどりの中を。ここはニューヨークの田舎、イサカ。JJはジェシーたちとコーネル大学の近くのパブにいた。季節も春真っ盛り、というよりもうすぐ夏だ。夏の予感がした。外はまだ明るい。まだまだ明るいだろう。外に出ると、草いきれの香りがした。草と木々の中へと入っていくと、すこし、もやがかかっている。すごくおいしい空気だった。西海岸とは違うが、ここもまたいい。トロントもモントリも好きだけど、東も好きだし、ニューヨークはやっぱり田舎が良い。JJはすこし店を出て散歩した。すると、人が集まっている草地、というか公園エリアの一角だったかもしれない。そこで踊ってる男がいた。踊っている？ダンス？いやダンスと言うよりは、空気の中に舞...NY経由のバンクーバ便、ダンサーSUI-KEN

01ストーリーブログ

トップページの代わりに、現在こちらを物語を書き加えるたびに同時に配信させていただいていますPROJECT01の概要、INTORDUCTIONです仙台市内のとある一角で、10人の若者たちがプロジェクトチーム01（ワン）を立ち上げて、活動しています。彼らは通称、チームゼロワン、或いはプロジェクト1と呼ばれています。このチームは建築やランドスケープ、アートなどに関わってきた者たちが、総合的な空間デザインプロデュースをメインの仕事として、オリジナルな活動を展開しているものです。数年前、国際コンペで最優秀賞を取ったことをきっかけに仕事の依頼が来るようになり、そのご会社として組織を立ち上げなおし、仙台という小さな地方都市から世界各地での仕事の受注を請け、他にはないオリジナルな創造性ととてもフレンドリーな仲間意識とで、活躍し...01ストーリーブログ

モンキーマジック的仙台東口～今僕は、NYのイサカにいます

(マイケルに対するJJからのメールの返事）メールありがとう。とにかく、日本進出おめでとう。やっと果たせたね、夢が。SENDAIってところは、ボクは聞いたことしかないけど、いいところだといいね。ボクも早く、日本に行きたい。日本で働きたいよ。今、ニューヨークのイサカにいます。5日位したら、バンクーバーに帰ります。スーザンとジェシーの家に泊まっているよ。イサカはナイスなところだよね。田舎かもしれないけど、十分さ。今から、バンクーバーは日本人が増えてくると思う。夏に向かうしね。楽しみだ。日本人と友達になるチャンスさ。なんでボクたち兄弟はこんなに日本が好きなんだろうか？Pastlifeは日本人だったに違いないよね。それでね、面白いことがあったよ、イサカで。日本人のダンサーに出会ったんだ。一応、友達になっておいた。take...モンキーマジック的仙台東口～今僕は、NYのイサカにいます

MONKEY MAJIK的仙台東口～もしかして仙台のカナダ人は、ぼくだけですか？

仙台の印象はどことなくカナダに似ているのに、なんか違うと思えるのは、人の表情がぱっとしないことだろうかとマイケルは思った。特にマイケルは、BC州育ちだったし、カリフォルニアに長くいたから、そう感じるのだった。西海岸の人たちはオープンだ。気持ちも開いているから表情ももっと明るくて、はっきりしていると思った。仙台の人たちはどうやら東京の人たちよりは穏やかだけど、なんかここでも日本人は表情豊かには見えなかったし、自分を抑えて生きているような風にも見えた。まだ仕事は始まっていないが、とにかくこの宮城野駅からは、坂を上っていけば仙台駅東口に着くと言うことが分かったので、電車は使わずに、ひたすらこの道を歩いて人を観察していた。東口の駅前にある安いIZAKAYAで、夕飯をとっては「仙台人」を観察してみた。それにしてもここには...MONKEYMAJIK的仙台東口～もしかして仙台のカナダ人は、ぼくだけですか？

MONKEY MAJIKT的仙台東口～やっと仙台に来ましたよ～

scene:"eastview"byMONKEYMAJIKmonkeymajikが一番町でフライヤー配りを必死にやっていた頃である。この街でカナダ人に遭遇することはほとんどない。仙台市。マサと杏がカナダ行フライトでそれぞれの思いをはせていたその頃、仙台駅にたどり着いたひとりのカナダ人がいた。（実は本当にこの同じ時刻に着いたわけではなく、実際には一か月ほど前の話だったのだが、ストーリー的にはその方がドラマチック。）MichaelPercyWyther,御歳25歳。南カリフォルニア大学でJapanesehistoryを学び、ただひたすら日本にあこがれ続け、そしてこの年、やっと、日本で働けることになった。congratulations!彼はエキサイトしていた。だけど不本意だったのは、採用された英会話学校から派遣された...MONKEYMAJIKT的仙台東口～やっと仙台に来ましたよ～

PROJECT01概要～この物語の、はじまり

トップページの代わりに、現在こちらを物語を書き加えるたびに同時に配信させていただいていますPROJECT01の概要、INTORDUCTIONです仙台市内のとある一角で、10人の若者たちがプロジェクトチーム01（ワン）を立ち上げて、活動しています。彼らは通称、チームゼロワン、或いはプロジェクト1と呼ばれています。このチームは建築やランドスケープ、アートなどに関わってきた者たちが、総合的な空間デザインプロデュースをメインの仕事として、オリジナルな活動を展開しているものです。数年前、国際コンペで最優秀賞を取ったことをきっかけに仕事の依頼が来るようになり、そのご会社として組織を立ち上げなおし、仙台という小さな地方都市から世界各地での仕事の受注を請け、他にはないオリジナルな創造性ととてもフレンドリーな仲間意識とで、活躍し...PROJECT01概要～この物語の、はじまり

写真が移らないので他のブログサービスに移転するかも

すいません、こちらのブログで、何か操作をあやまってしまい、どうしてもこうしても写真が表示できなくなってしまったので、ブログをどこかに移動させるか、新規にgooblogを作成しなおします。移転先が決まったらお伝えします。ごめんなさい。なんでこんなことになるの～～写真が移らないので他のブログサービスに移転するかも

夜間飛行～さみしさの代償に、オレは生きたいように生きる

SCENE:OLDDEVILMOONbジェイミー・カラム時々、窓からただ暗闇が延々とつづく空をみて、何か民家でも見えてこないかと思ったりするが、実際には太平洋の上だ。時々、星がぽつんと光る。さっき見つけた月は、まだ光る。月の近くに星が見えて、良かったと思った。ひとりじゃあまりに月がこころ細く感じる。マサは3人兄弟の真ん中に育った。兄が1人、妹が1人。マサの父は東京で外資系の会計事務所に勤め、その後事務所を開き成功した、典型的エリートだった。マサの母は彼が小学校3年の時になくなった。母もまた、エリートなお母さんで、会計士だった。わき目もふらず働いていたので、沖田家の3人兄妹は、マサが小学校に上がるころには「かぎっこ」だった。その上、母が仕事中に急死してからは、忙しい父が3人を育てることになった。お金には困らなかっ...夜間飛行～さみしさの代償に、オレは生きたいように生きる

夜間飛行～マサのルシアン・クロル、家。

SCENE:"COMEFLYWITHME"BYマイケル・ブーブレ飛行機はぐんぐん、順調にバンクーバへむけて飛んでいた。ふと見ると、遠くに月が見えた。ひんやりした、冷たい美しい月が浮かんでいた。家族。マサが恋焦がれ、あこがれていたのは、家族とか、家というものだった。恋焦がれるのは可愛い女の集団より、母であり、家族の団欒だった。（もちろん、何もしなくてもモテるから、そう言えたのだろうけど！）だから下北の440で1人で、寂しそうな歌を歌うやつのライブ聴いて、しんみりしている方が性に合っていた。なんかあまりにかっこ悪くて、決して口に出しては言わなかったけど、マサは本当に家族が夢だった。涙が出るくらい、実際に良く泣いていたけれど、家族の温かさがほしかった。そんな中、高校時代に、偶然新宿のABCで建築の本ルシアン・クロルの...夜間飛行～マサのルシアン・クロル、家。