サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百十一弾はイントゥミスチーフ系。Into Mischief は2歳GIキャッシュコールフューチュリティが唯一の重賞勝ちという馬でしたが、種牡馬としては圧倒的なアベレージの高さで次々にGIウイナーを輩出しており、6年連続で北米リーディ
アナバー系/ハードスパン系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第八十五弾はアナバー系およびハードスパン系。Anabaa はジュライCやモーリスドゲスト賞を制した一流スプリンターで、種牡馬としても多数のGI馬を送り出すことに成功しました。代表産駒は何といっても欧州のGI最多勝利となる14勝を
チーフズクラウン系/オーペン系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第八十四弾はチーフズクラウン系およびオーペン系。Chief's Crown は Danzig の初年度産駒にして最高傑作の1頭で、BCジュヴェナイルやトラヴァーズSなどGI8勝をあげました。種牡馬としてもセントジェームズパレスSの Grand Lodge 、
ダンジグ系 No.3 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第八十三弾はダンジグ系の続き。父 Northern Dancer 自身がそうだったように、Nijinsky や Lypard など、早期に出した有力後継が次第に勢いをなくし、後発の種牡馬が父系を継承するというパターンが多くみられるのですが、Danzig に
ダンジグ系 No.2 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第八十二弾はダンジグ系の続き。*ペルジノは重賞勝ちのない競走馬でしたが、Sadler's Wells や Fairy King の半弟ということで種牡馬入りし、複数のGI馬を送り出すことに成功しました。ただ、父が大種牡馬 Northern Dancer から競走
ダンジグ系 No.1 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第八十一弾はダンジグ系。さすがに量が多いので3回に分けての掲載となります。Danzig は故障のため重賞には出走しませんでしたが、圧勝続きで3戦負けなしの成績を残した馬で、ひとまず種牡馬入りするも当初はあまり知名度がなかった
ダークエンジェル系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第八十弾はダークエンジェル系。Dark Angel はミドルパークSなど2歳重賞を2勝した早熟馬で、デューハーストS大敗を最後に早々に引退・種牡馬入りすると、次々にGI馬を輩出することに成功し、2024年にはついに英愛リーディングにまで
オークスはブラックタイド産駒のカムニャックが豪快に差し切り、GI初勝利をあげました。父はブラックタイドで、これがキタサンブラック以来となるGI勝ちですが、20歳を超えての種付けでGI馬を出した例というのがなかなか思いつきませんね。しかもキタサンブラックと同じ母父
ロイヤルアプローズ系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第七十九弾はロイヤルアプローズ系。Royal Applause はミドルパークSやスプリントCを制した一流スプリンターでしたが、種牡馬としては大物産駒はほとんど出せず、仕上がりの早さが売りの一流半スプリンターを多数送り出しました。Ac
トライマイベスト系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第七十八弾はトライマイベスト系。*トライマイベストはデューハーストSを制した活躍馬でしたが、種牡馬としてはそれほど多くの活躍馬を残したわけではなく、高齢になって日本に輸入されてわずかな産駒を残してすぐに死亡したことも
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第七十七弾はピヴォタル系。Pivotal はナンソープSなど重賞2勝をあげた活躍馬で、6ハロンでも長いというような生粋のスプリンターでしたが、種牡馬としては英愛オークスを制した Sariska 、ドバイワールドCの African Story など、
ヌレイエフ系 No.2 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第七十六弾はヌレイエフ系の続き。凱旋門賞を5馬身差で制すなどGI3勝をあげた*パントレセレブル、BCマイルなどマイルGI5勝をあげた*スピニングワールド、仏2000ギニーなど短距離GI5勝をあげた*ソヴィエトスターなど超大物産駒を送り
ヌレイエフ系 No.1 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第七十五弾はヌレイエフ系。さすがにこの辺りに来ると量も多くなってくるので、2度に分けての紹介です。Nureyev は結果的にGI未勝利でしたが、いきなり重賞デビューからの勝利、英2000ギニーで1位入線も失格と相当なポテンシャルを
オーサムアゲイン系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第七十四弾はオーサムアゲイン系。Awesome Again はBCクラシックなどGI2勝をあげたほか、カナダ版ダービーことクイーンズプレートを制した活躍馬で、種牡馬としてBCクラシックなどGI4勝をあげ年度代表馬にも選ばれた Ghostzapper な
ヴィクトリアマイルは1番人気アスコリピチェーノがゴール前の大混戦を制し、阪神JF以来となるGI2勝目をあげました。昨年京成杯オータムHを制した後はゴールデンイーグル大敗、1351ターフスプリント快勝と海外遠征を挟み、国内では8か月ぶりの出走となりましたが、マイルでの
デピュティミニスター系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第七十三弾はデピュティミニスター系。Deputy Minister はローレルフューチュリティなど米2歳GIを2勝した活躍馬で、種牡馬としてもBCクラシックなどGI2勝をあげた Awesome Again 、ケンタッキーオークスなどGI8勝をあげた*オープン
エンコスタドラゴ系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第七十二弾はエンコスタドラゴ系。Encosta de Lago はオーストラリア生まれの Fairy King 産駒で、豪GIヴィックヘルスSなど重賞3勝をあげました。Fairy King 産駒は種牡馬としてはさほど目立った成績は残せませんでしたが、同馬に関
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第七十一弾はニニスキ系。Niniski は愛セントレジャーやロワイヤルオーク賞を制した生粋のステイヤーで、競走馬として特に父のスタミナを受け継いだ馬でしたが、種牡馬としてはバーデン大賞などGI3勝の Lomitas を出すなど、どちら
グリーンダンサー系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第七十弾はグリーンダンサー系。Green Dancer は仏2000ギニーなどGI3勝をあげた活躍馬で、種牡馬としても大成功を収めて仏リーディングに輝きました。競走馬としても種牡馬としてもマイル前後を得意とするスピードと仕上がりの早さ
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第六十九弾はニジンスキー系。Nijinsky は Northern Dancer の初期の産駒にして最高傑作で、英クラシック三冠など13戦11勝の成績を残しました。さらに種牡馬としても大成功を収め、Northern Dancer の名を不滅のものにした立役者だ
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第六十八弾はリナミクス系。祖父は*ベリファ、父は*メンデスと2代続けて日本に輸出されながらもしぶとくフランスで父系を伸ばした Linamix は仏2000ギニーの勝ち馬で、種牡馬としても複数のマイルGIの勝ち馬のほか、凱旋門賞を制し
NHKマイルCは伏兵パンジャタワーが混戦を制し、GI初勝利をあげました。父はこの世代が初年度産駒となるタワーオブロンドンで、桜花賞馬エンブロイダリーを出したアドマイヤマーズに続くGI勝利となりました。サートゥルナーリアやルヴァンスレーヴ、*ナダル、*モズアスコット
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第六十七弾はリファール系。Lyphard はジャックルマロワ賞など仏GIを2勝した活躍馬で、種牡馬としても初期の Northern Dancer 種牡馬として大成功を収め、アメリカやフランスでリーディングに輝きました。日本でもお馴染みの系統で
ナイトシフト系/フェアリーキング系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第六十六弾はナイトシフト系およびフェアリーキング系。Night Shift は7戦して未勝利戦の1勝のみと Northern Dancer 産駒の中では極めて平凡な競走馬でしたが、種牡馬としてはキングジョージなどGI4勝の Azamour など多数のGIウイナ
ストームバード系/ディキシーランドバンド系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第六十五弾はストームバード系とディキシーランドバンド系をまとめて紹介します。Storm Bird はデューハーストSの勝ち馬で、種牡馬としても多数の活躍馬を輩出し、一時は「ストームバード系」として大きく父系を発展させることに成
ノーザンダンサー系 No.2 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第六十四弾はノーザンダンサー系の続き。種牡馬入りして10年ほどたった1970年後半から1980年初頭にかけては Northern Dancer の最盛期ともいえる時期で、Danzig 、Nureyev 、Storm Bird 、そして Sadler's Wells と立て続けに歴史的
ノーザンダンサー系 No.1 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第六十三弾はノーザンダンサー系。それではいよいよ世界最大のメジャー父系に入っていきたいと思います。細かな分岐も合わせれば90系統ほどの大所帯で、ノーザンダンサー系コンプリートだけで3か月以上かかる計算となりますが、気長
ディープインパクト系 No.2 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第六十二弾はディープインパクト系の続き。これにてターントゥ系コンプリートとなります。偉大な父*サンデーサイレンスはその後継種牡馬も数えきれないほどいましたが、当初種牡馬の父としては今一つだと言われていたのは、自身があ
天皇賞(春)は菊花賞2着、ダイヤモンドS優勝というスタミナ自慢のヘデントールが人気に応えてGI初勝利をあげました。ノーザンファーム生産馬ということで種牡馬入りにかなり近づいたと言えるでしょうが、父ルーラーシップ、母父ステイゴールドというステイヤーを煮詰めたよう
ディープインパクト系 No.1 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第六十一弾はディープインパクト系。日本史上最強馬の1頭として知られるディープインパクトですが、種牡馬としての実績はそれ以上で、世界唯一となる親子での無敗のクラシック三冠を達成したコントレイル、英ダービーやBCターフなど
アグネスゴールド系/ハットトリック系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第六十弾は海外に輸出されて大成功を収めたアグネスゴールド系とハットトリック系をまとめて紹介します。アグネスゴールドはデビュー4連勝を達成し、同じく無敗のアグネスタキオンとどちらが上かという議論も起こったほどの馬でした
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サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百十一弾はイントゥミスチーフ系。Into Mischief は2歳GIキャッシュコールフューチュリティが唯一の重賞勝ちという馬でしたが、種牡馬としては圧倒的なアベレージの高さで次々にGIウイナーを輩出しており、6年連続で北米リーディ
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百十弾はハーラン系。Harlan は初めて重賞に出走したのが4歳時、5歳時に人気薄で勝ったGIヴォスバーグSが唯一の重賞勝ちという馬で、種牡馬としてもフロリダダービーなどGI3勝をあげた Harlan's Holiday 、およびハスケル招待Hな
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百九弾はテイルオブザキャット系。Tale of the Cat はGII時代のキングズビショップS勝ち馬で、種牡馬としてアーリントンミリオンなど芝GI7勝をあげ古牡馬チャンピオンにも選ばれた Gio Ponti 、ウッドメモリアルSなどGI2勝をあげ
函館記念は10番人気のヴェローチェエラがあのサッカーボーイのレコードを破って勝利し、重賞初勝利をあげました。ここまでどちらかというと長距離タイプとしてローテーションを組まれてきた印象ですが、この走りを見せられるとこの先の選択肢がかなり広がりますね。ラジオNIK
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百八弾はフォレストリー系とバーンスタイン系をまとめて紹介します。Forestry はキングズビショップSの勝ち馬で、北米並びに南米各国にシャトル供用されており、多数のGIウイナーを送り出すことに成功しました。もっとも有名な後
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百七弾はストームキャット系の続き。全盛期には最高で50万ドルの種付け料が設定されるなど、歴史的な大成功を収めた Storm Cat ですが、現在のストームキャット系の主流と言える Into Mischief の祖である Harlan 、および Scat D
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百六弾はストームキャット系の続き。国を問わず成功種牡馬を次々に送り出している偉大な系統ですが、中でも南米、特にアルゼンチンでの成功が目立つ印象ですね。当然お国柄それほど経済的に豊かではないので、導入される種牡馬も
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百五弾はストームキャット系の続き。これだけ欧米および南米、オセアニアでも活躍馬を輩出している系統ですが、日本での Storm Cat 産駒は勝ち馬率こそ極めて優秀だったものの、50頭以上走ってJRA重賞ウイナーは1頭だけで、あまり
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百四弾はストームキャット系。ダンジグ系に続くノーザンダンサー系の主流系統ですが、やはり細かい分岐が多く、全部で4回に分けての紹介となります。Storm Cat 自身は2歳GIヤングアメリカSが唯一の重賞勝ちで、チャンピオンには若
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百三弾はスニッツェル系。*スニッツェルはGIオークリープレートが唯一のGI勝ちと競走馬としては超一流レベルではありませんでしたが、種牡馬としては3頭のゴールデンスリッパーS勝ち馬をはじめ20頭以上のGIウイナーを送り出すこと
米子Sが重賞格上げとなって施行されたしらさぎSですが、オークス馬カムニャックの兄キープカルムが重賞初勝利をあげました。さすが血統馬というところですが、ロードカナロア×サクラバクシンオーという血統ながらまだスプリントは未出走ですね。この先出走することはあるで
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百二弾はリダウツチョイス系。Redoute's Choice はブルーダイヤモンドSなどGI4勝をあげた活躍馬で、種牡馬としても多数のGIウイナーを送り出すことに成功し、豪リーディングにも3度輝きました。さらに種牡馬の父としても成功し、G
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百一弾はショワジール系およびマスタークラフツマン系をまとめて紹介します。Choisir はオーストラリア産馬で、豪GIライトニングSを勝ったほか、後に英国でGIゴールデンジュビリーSを勝ちました。種牡馬としても同じく豪GI勝ちか
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ、記念すべき第百弾はデインヒルダンサー系。節目の回ですが、全体で見ればまだまだ折り返しを少し過ぎたところというところで、もうしばらくお付き合いをお願いします。Danehill Dancer は2歳GIを2勝したものの、3歳以降はさっぱり
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十九弾はファストネットロック系。Fastnet Rock はライトニングSやオークリーSを制したスプリンターで、種牡馬としても大成功を収め、豪リーディングにも輝きました。産駒は自身のようなスピードタイプも多かったですが、中には
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十八弾はエクシードアンドエクセル系。Exceed and Excel はドバイレーシングクラブCなど豪GI2勝をあげた活躍馬で、種牡馬としては欧州・豪州両方で供用され、ムーランドロンシャン賞などGI3勝をあげた Excelebration 、サイアー
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十七弾はダンシリ系。Dansili は重賞を3勝したものの、GIは2着が最高で母 Hasili の産駒としては目立つ実績ではなかったのですが、種牡馬としては凱旋門賞の Rail Link をはじめ多数のGI馬を送り出すことに成功し、きょうだいの
上半期の総決算、宝塚記念はメイショウタバルがまんまと逃げきり、ゴールドシップ産駒の牡馬として念願の平地GI初勝利をあげました。鞍上は武豊J、オーナーは松本氏、そしてトレーナーは石橋守師ということで、20年来の競馬ファンにはたまらない組み合わせとなりましたね。し
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十六弾はコディアック系とホーリーローマンエンペラーをまとめて紹介します。Kodiac は重賞勝ちすらない平凡な競走馬でしたが、Invincible Spirit の半弟という良血から種牡馬入りし、多数のGI馬を送り出しました。さらにその天
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十五弾はフライングスパー系およびロックオブジブラルタル系をまとめて紹介します。Flying Spur は*デインヒル初期の活躍馬で、ゴールデンスリッパーSなどGI3勝をあげました。さらに種牡馬としても多数のGI馬を送り出して豪リー
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百一弾はソヴリンパス系。Sovereign Path はロッキンジSなどを制した快速馬で、種牡馬としても仕上がりの早いスピードを伝えて父系を大きく発展させました。日本にとってのグレイソヴリン系のスタートはこの系統で、ミドルパ
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ、記念すべき第百弾はトニービン系。ここでようやく全体の折り返し地点というところですので、気長にお付き合いをお願いします。*トニービンは凱旋門賞などGI6勝をあげたイタリアの歴史的名馬で、種牡馬としても二冠牝馬ベガ、
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十九弾はゼダーン系。*ゼダーンは仏2000ギニーなどの勝ち馬で、仏2000ギニー親子制覇となる Kalamoun などを出したのちに14歳で日本に輸入されましたが、エリザベス女王杯のキョウワサンダーや最優秀障害馬にも選ばれたヤマ
ラジオNIKKEI賞は Farhh 産駒の英国産馬*オフトレイルが豪快に差し切り、重賞初勝利をあげました。ヌレイエフ系としては昨年の*シンエンペラーに続く重賞勝利となりましたが、その前ということになるとチェレブリタの京都牝馬特別までまで15年近くさかのぼることになりますか
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十八弾はグレイソヴリン系。プリンスリーギフト系と並んで日本に非常になじみ深い系統ですね。Grey Sovereign 自身は一介の重賞ウイナーといったところで、その期待は英ダービーを勝った半兄*ニンバスに及ばなかったのです
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十七弾はレインボウクエスト系。Rainbow Quest は凱旋門賞(繰り上がり)などを制した活躍馬で、種牡馬としても英ダービーの Quest for Fame 、凱旋門賞の Saumarez など多数のGI馬を送り出すことに成功しました。日本で走っ
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十六弾はキャンディストライプス系、ラーイ系、ナシュワン系をまとめて紹介します。Candy Stripes は競走馬としては平凡でしたが、アルゼンチンに輸出されて大成功を収め、アメリカに逆シャトルされる大種牡馬へと上り詰め
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十五弾はブラッシンググルーム系。レッドゴッド系の本流中の本流で、今も残る直系はほぼこの Blushing Groom を経由した系統ということになります。Blushing Groom はロベールパパン賞、モルニ賞、サラマンドル賞、グランク
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十四弾はレッドゴッド系。Red God はリッチモンドSなどを制した程度の並の重賞馬というところでしたが、20歳を超えて産駒の Blushing Groom が仏2歳GIを総なめにし、翌年の仏2000ギニーも制したことから歴史にその名を残し
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十三弾はシャーリーハイツ系。Shirley Heights は英愛ダービーを制した活躍馬で、種牡馬としても仏ダービーの Darshaan などを出して成功し、ミルリーフ系の本流として障害が中心とはいえ今でもそれなりの勢力を保っていま
久々の京都開催となった宝塚記念を制したのは3番人気ブローザホーンでした。あいにくの雨模様で重馬場での開催でしたが、ここまで不良馬場を含め道悪で4勝をあげていた同馬にとっては恵みの雨だったようで、他馬が伸びあぐねる中、大外を豪快に差し切って勝利をもぎ取りまし
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十二弾はミルジョージ系。*マグニテュードと並ぶミルリーフ系の成功種牡馬で、*ミルジョージ自身は故障のため競走馬として大成することはできませんでしたが、種牡馬としては特に地方で圧倒的な成績を残し、地方リーディン
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十一弾はミルリーフ系。Never Bend が残した最高傑作で、英ダービーや凱旋門賞など当時の欧州の大レースを総なめにし、欧州最強馬の1頭にも数えられる歴史的名馬です。種牡馬としても大成功を収め英愛リーディングにも輝く
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十弾はブレイヴェストローマン系。*ブレイヴェストローマンは米GII勝ち馬ということで競走馬としての実績はそこそこといったところでしたが、とにかくタフさが売りのパワータイプで、JRAダートリーディングに7度輝く大活躍
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第八十九弾はネヴァーベンド系。Never Bend はクラシックでは一歩足りない早熟快速馬というような馬でしたが、種牡馬としては欧州最強馬の1頭、Mill Reef を出すことに成功し、英愛リーディングにも輝きました。さらに Mill Ree
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第八十八弾はサクラユタカオー系。サクラユタカオーは天皇賞(秋)など重賞4勝をあげた活躍馬で、種牡馬としてもスプリンターズS連覇などスプリント戦ほぼ負けなしのサクラバクシンオー、安田記念やマイルチャンピオンシップを制
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第八十七弾はトウショウボーイ系。トウショウボーイはTTGの一角として皐月賞や有馬記念、宝塚記念を制すなど大活躍した馬で、種牡馬としても三冠馬ミスターシービーをはじめ多数の大レース勝ち馬を送り出し、内国産馬として当時
今週はJRAの重賞競走がマーメイドSだけという少々寂しい状況でしたが、4番人気のアリスヴェリテが軽量を活かしてまんまと逃げきり、重賞初勝利をあげました。鞍上の永島まなみJはテン乗りでの出走だったのですが、見事勝利に導いてうれしい重賞初勝利。これでJRA所属の女性騎
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第八十六弾はテスコボーイ系。*テスコボーイはクイーンアンSなどの勝ち馬で、プリンスリーギフト系種牡馬として初めて日本で供用されましたが、これが超の付く大当たりで、瞬く間に日本のトップサイアーに上り詰め、その後のプ
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第八十五弾はプリンスリーギフト系の続き。最初に輸入された*テスコボーイが大当たりしたのが大量輸入のきっかけになったのは間違いないでしょうが、それ以外にも年度代表馬カネミノブを出した*バーバー、仕上がりの早さが持ち