サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百十二弾はジャイアンツコーズウェイ系。量が多いので2回に分けての紹介です。Giant's Causeway はセントジェームズパレスSから愛チャンピオンSまでわずか2か月半の間にGI5連勝を達成して欧州年度代表馬にも選ばれた名馬で、種牡
ゴールドアリュール系/ハーツクライ系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第五十九弾はゴールドアリュール系とハーツクライ系をまとめて紹介します。ゴールドアリュールは*サンデーサイレンス産駒ながらダートで真価を発揮し、さらに種牡馬としても超一流ダート馬を次々に輩出するなど大成功を収めました。
フジキセキ系/ステイゴールド系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第五十八弾はフジキセキ系とステイゴールド系をまとめて紹介します。フジキセキは*サンデーサイレンスの初年度産駒にしていきなり三冠候補として期待された逸材でしたが、故障のためクラシックは不出走でした。種牡馬としては父と完
サンデーサイレンス系 No.2 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第五十七弾はサンデーサイレンス系の続き。父系として頭角を現したのがつい最近ということもあり、まだ独立した系統として扱うほどの勢力とはなっていませんが、今のサンデーサイレンス系で最も勢いがあるのがブラックタイドからキ
香港のチャンピオンズデーGI3競走に日本馬が出走しましたが、メインであるクイーンエリザベスIICを我らがダービー馬タスティエーラが制し、そのダービー以来となるGI2勝目をあげました。父サトノクラウンの種牡馬成績を考えたとき、今の実績では種牡馬として高い評価を受ける
サンデーサイレンス系 No.1 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第五十六弾はサンデーサイレンス系。いよいよ日本が誇るこの系統に入っていきたいと思います。日本においてはこの先二度と同馬を凌ぐような種牡馬は現れないであろうというほどの歴史的な大成功を収めていますが、ディープインパク
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第五十五弾はモアザンレディ系。アルゼンチンで大成功を収めた*サザンヘイローがシャトルスタリオンとして北米に里帰りした時に生まれた産駒で、GIキングズビショップSを勝ち、さらに種牡馬としても多数のGIウイナーを送り出すこと
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第五十四弾はサザンヘイロー系。*サザンヘイローはGI2着こそあったものの重賞勝ちはなく、北米ではなくアルゼンチンで種牡馬入りしましたが、これが大成功で、南米で多くのGIウイナーを送り出すことに成功し、何度も亜リーディング
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第五十三弾はヘイロー系。我らが*サンデーサイレンスを出した系統ということで、ターントゥ系の中でも特に日本になじみ深い系統ということになりますが、Halo 自身も北米リーディングに輝いた名種牡馬とはいえ、その気性の悪さなど
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第五十二弾はクリスエス系。Kris S. は重賞勝ちのない平凡な競走馬で、種牡馬入り当初はわずか3500ドルという安値で供用されていた馬でしたが、着実に結果を残して評価を高め、最終的には種付け料15万ドルを誇る大種牡馬として北米
ダイナフォーマー系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第五十一弾はダイナフォーマー系。Dynaformer はGII勝ちが2つあるものの、GIでは5着が最高という平凡とは言わないまでも一流には程遠い競走馬でしたが、種牡馬としてはケンタッキーダービー馬 Barbaro 、ソードダンサー招待Sなど芝G
牡馬クラシック第一弾の皐月賞はリオンディーズ産駒のミュージアムマイルが目の覚めるような豪脚を披露し、GI初勝利をあげました。父リオンディーズはテーオーロイヤルの天皇賞(春)以来となるJRA重賞勝ちがこの皐月賞でしたが、キングカメハメハ産駒らしくダートも及第点以上
シルヴァーホーク系/レッドランサム系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第五十弾はシルヴァーホーク系とレッドランサム系をまとめて紹介します。Silver Hawk はGIIIまでの勝ち星しかありませんでしたが、種牡馬として多数のGIウイナーを送り出すことに成功しました。代表産駒の1頭が我らが*グラスワンダ
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第四十九弾はロベルト系。ターントゥ系の主流系統のひとつで、同じ Hail to Reason 産駒の Halo とともにこの系統を世界的なメジャー父系に押し上げた存在でした。Roberto 自身は英ダービーなどGI3勝をあげた活躍馬でしたが、どちら
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第四十八弾はオクタゴナル系。Octagonal は父 Zabeel の最高傑作で、コックスプレートなどGI10勝をあげる大競走馬となりました。種牡馬として出した活躍馬はそれほど多くなかったのですが、そのうちの1頭 Lonhro が父を上回るGI11勝
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第四十七弾はザビール系。Zabeel は豪GIオーストラリアンギニーの勝ち馬で、Octagonal や Might and Power など、オセアニア史上に残る大競走馬を何頭も送り出し、豪州及びニュージーランドでリーディングサイアーに輝きました。デ
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第四十六弾はハビタット系。Habitat はムーランドロンシャン賞などマイルで結果を残した活躍馬で、種牡馬としてもそのスピードを大いに伝え、快速血統として名を馳せました。日本でも名マイラーのニホンピロウイナーが出るなど、短
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第四十五弾はターントゥ系。ここから第二のメジャー父系に入っていきたいと思います。メジャー四大父系としてはノーザンダンサー系とネイティヴダンサー系が他を圧倒していて、そこに米国で結果を残すナスルーラ系が追随するという
いよいよ始まった2025年のクラシックですが、桜花賞はアドマイヤマーズ産駒のエンブロイダリーが力強く抜け出しGI初勝利をあげました。マイルで無類の強さを見せたアドマイヤマーズは受胎率が悪く、種付け数はそれほど伸びていませんでしたが、いきなりクラシックホースの登
タピット系 No.2 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第四十四弾はタピット系の続き。ようやく今回でメジャー父系の一つ目、ナスルーラ系コンプリートとなります。北米リーディングに輝いたとはいえ、どちらかというと一発大物というよりはコンスタントにGI馬を輩出するというタイプだ
タピット系 No.1 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第四十三弾はタピット系。さすがにここまでくると量が多いので、2回に分けて紹介します。Tapit はGIウッドメモリアルSの勝ち馬ですが、クラシックでは全く歯が立たず、当初は種付け料1万ドルそこそこの中堅種牡馬というような立ち位
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第四十二弾はプルピット系。Pulpit はGIIまでの勝ち星しかなく、A.P. Indy 産駒の中では特に目立つような産駒ではありませんでしたが、種牡馬として北米リーディングに輝いた Tapit を送り出したことにより、エーピーインディ系の主
マインシャフト/バーナーディニ系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第四十一弾はマインシャフト系とバーナーディニ系をまとめて紹介します。Mineshaft は4歳時にGI4勝をあげて米年度代表馬にも選ばれた活躍馬で、種牡馬としてもフロリダダービーの Dialed In など多数のGI馬を送り出すことに成功しま
マリブムーン系/フラッター系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第四十弾はマリブムーン系とフラッター系をまとめて紹介します。Malibu Moon は故障のため2戦1勝と結果を残す前にリタイアせざるを得なかった馬でしたが、父母ともにGI馬という良血から種牡馬入りし、多数のGIウイナーを送り出すこ
エーピーインディ系 No.2 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第三十九弾はエーピーインディ系の続き。*シニスターミニスターや*パイロの成功を受けて輸入された*マジェスティックウォリアーは A.P. Indy 直仔として初めて供用された輸入種牡馬で、期待通りに多数の重賞馬を送り出しており、エ
昨年はUAEダービーの1勝に終わったドバイワールドカップデーですが、今年は肝心のフォーエバーヤングこそ3着に終わったものの、ドバイシーマクラシックでダノンデサイルが、ドバイターフでソウルラッシュが、UAEダービーでアドマイヤデイトナが制し、早くも今年度の海外GI勝
エーピーインディ系 No.1 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第三十八弾はエーピーインディ系。ここまでくるとさすがに量が多いので、2回に分けて紹介することにします。A.P. Indy は父 Seattle Slew 、母父 Secretariat とボールドルーラー系の主張の強い血統でしたが、BCクラシックやベルモ
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第三十七弾はシアトルスルー系。Seattle Slew はアメリカ競馬史上はじめてクラシック三冠を無敗で制した名馬で、種牡馬としても北米リーディングに輝くなど大成功を収めており、米国の競走馬の中でも特に知名度の高い1頭となってい
ボールドネシアン系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第三十六弾はボールドネシアン系。Boldnesian はサンタアニタダービーの勝ち馬で、種牡馬として歴史的名馬にして大種牡馬となった Seattle Slew の父 Bold Reasoning を出したことで歴史に名を残すことに成功しました。ただこれだけ
ボールドルーラー系 - サイアーラインで辿る世界競馬2024
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第三十五弾はボールドルーラー系。いよいよナスルーラ系最後の分岐に入っていきたいと思います。特に北米では Seattle Slew 、A.P. Indy 、そして Tapit と立て続けにリーディングサイアーを輩出しているこの系統がかなりのシェアを
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サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百十二弾はジャイアンツコーズウェイ系。量が多いので2回に分けての紹介です。Giant's Causeway はセントジェームズパレスSから愛チャンピオンSまでわずか2か月半の間にGI5連勝を達成して欧州年度代表馬にも選ばれた名馬で、種牡
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百十一弾はイントゥミスチーフ系。Into Mischief は2歳GIキャッシュコールフューチュリティが唯一の重賞勝ちという馬でしたが、種牡馬としては圧倒的なアベレージの高さで次々にGIウイナーを輩出しており、6年連続で北米リーディ
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百十弾はハーラン系。Harlan は初めて重賞に出走したのが4歳時、5歳時に人気薄で勝ったGIヴォスバーグSが唯一の重賞勝ちという馬で、種牡馬としてもフロリダダービーなどGI3勝をあげた Harlan's Holiday 、およびハスケル招待Hな
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百九弾はテイルオブザキャット系。Tale of the Cat はGII時代のキングズビショップS勝ち馬で、種牡馬としてアーリントンミリオンなど芝GI7勝をあげ古牡馬チャンピオンにも選ばれた Gio Ponti 、ウッドメモリアルSなどGI2勝をあげ
函館記念は10番人気のヴェローチェエラがあのサッカーボーイのレコードを破って勝利し、重賞初勝利をあげました。ここまでどちらかというと長距離タイプとしてローテーションを組まれてきた印象ですが、この走りを見せられるとこの先の選択肢がかなり広がりますね。ラジオNIK
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百八弾はフォレストリー系とバーンスタイン系をまとめて紹介します。Forestry はキングズビショップSの勝ち馬で、北米並びに南米各国にシャトル供用されており、多数のGIウイナーを送り出すことに成功しました。もっとも有名な後
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百七弾はストームキャット系の続き。全盛期には最高で50万ドルの種付け料が設定されるなど、歴史的な大成功を収めた Storm Cat ですが、現在のストームキャット系の主流と言える Into Mischief の祖である Harlan 、および Scat D
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百六弾はストームキャット系の続き。国を問わず成功種牡馬を次々に送り出している偉大な系統ですが、中でも南米、特にアルゼンチンでの成功が目立つ印象ですね。当然お国柄それほど経済的に豊かではないので、導入される種牡馬も
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百五弾はストームキャット系の続き。これだけ欧米および南米、オセアニアでも活躍馬を輩出している系統ですが、日本での Storm Cat 産駒は勝ち馬率こそ極めて優秀だったものの、50頭以上走ってJRA重賞ウイナーは1頭だけで、あまり
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百四弾はストームキャット系。ダンジグ系に続くノーザンダンサー系の主流系統ですが、やはり細かい分岐が多く、全部で4回に分けての紹介となります。Storm Cat 自身は2歳GIヤングアメリカSが唯一の重賞勝ちで、チャンピオンには若
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百三弾はスニッツェル系。*スニッツェルはGIオークリープレートが唯一のGI勝ちと競走馬としては超一流レベルではありませんでしたが、種牡馬としては3頭のゴールデンスリッパーS勝ち馬をはじめ20頭以上のGIウイナーを送り出すこと
米子Sが重賞格上げとなって施行されたしらさぎSですが、オークス馬カムニャックの兄キープカルムが重賞初勝利をあげました。さすが血統馬というところですが、ロードカナロア×サクラバクシンオーという血統ながらまだスプリントは未出走ですね。この先出走することはあるで
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百二弾はリダウツチョイス系。Redoute's Choice はブルーダイヤモンドSなどGI4勝をあげた活躍馬で、種牡馬としても多数のGIウイナーを送り出すことに成功し、豪リーディングにも3度輝きました。さらに種牡馬の父としても成功し、G
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第百一弾はショワジール系およびマスタークラフツマン系をまとめて紹介します。Choisir はオーストラリア産馬で、豪GIライトニングSを勝ったほか、後に英国でGIゴールデンジュビリーSを勝ちました。種牡馬としても同じく豪GI勝ちか
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ、記念すべき第百弾はデインヒルダンサー系。節目の回ですが、全体で見ればまだまだ折り返しを少し過ぎたところというところで、もうしばらくお付き合いをお願いします。Danehill Dancer は2歳GIを2勝したものの、3歳以降はさっぱり
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十九弾はファストネットロック系。Fastnet Rock はライトニングSやオークリーSを制したスプリンターで、種牡馬としても大成功を収め、豪リーディングにも輝きました。産駒は自身のようなスピードタイプも多かったですが、中には
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十八弾はエクシードアンドエクセル系。Exceed and Excel はドバイレーシングクラブCなど豪GI2勝をあげた活躍馬で、種牡馬としては欧州・豪州両方で供用され、ムーランドロンシャン賞などGI3勝をあげた Excelebration 、サイアー
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十七弾はダンシリ系。Dansili は重賞を3勝したものの、GIは2着が最高で母 Hasili の産駒としては目立つ実績ではなかったのですが、種牡馬としては凱旋門賞の Rail Link をはじめ多数のGI馬を送り出すことに成功し、きょうだいの
上半期の総決算、宝塚記念はメイショウタバルがまんまと逃げきり、ゴールドシップ産駒の牡馬として念願の平地GI初勝利をあげました。鞍上は武豊J、オーナーは松本氏、そしてトレーナーは石橋守師ということで、20年来の競馬ファンにはたまらない組み合わせとなりましたね。し
サイアーラインで辿る世界競馬2024シリーズ第九十六弾はコディアック系とホーリーローマンエンペラーをまとめて紹介します。Kodiac は重賞勝ちすらない平凡な競走馬でしたが、Invincible Spirit の半弟という良血から種牡馬入りし、多数のGI馬を送り出しました。さらにその天
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百二弾はフォルティノ系。*フォルティノはアベイドロンシャン賞などの勝ち馬で、11歳時より日本で種牡馬入り。輸入後に祖国で名種牡馬 Caro が出て父系を繋ぐお決まりのパターンですが、日本でも毎日王冠など重賞3勝をあげた
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第百一弾はソヴリンパス系。Sovereign Path はロッキンジSなどを制した快速馬で、種牡馬としても仕上がりの早いスピードを伝えて父系を大きく発展させました。日本にとってのグレイソヴリン系のスタートはこの系統で、ミドルパ
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ、記念すべき第百弾はトニービン系。ここでようやく全体の折り返し地点というところですので、気長にお付き合いをお願いします。*トニービンは凱旋門賞などGI6勝をあげたイタリアの歴史的名馬で、種牡馬としても二冠牝馬ベガ、
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十九弾はゼダーン系。*ゼダーンは仏2000ギニーなどの勝ち馬で、仏2000ギニー親子制覇となる Kalamoun などを出したのちに14歳で日本に輸入されましたが、エリザベス女王杯のキョウワサンダーや最優秀障害馬にも選ばれたヤマ
ラジオNIKKEI賞は Farhh 産駒の英国産馬*オフトレイルが豪快に差し切り、重賞初勝利をあげました。ヌレイエフ系としては昨年の*シンエンペラーに続く重賞勝利となりましたが、その前ということになるとチェレブリタの京都牝馬特別までまで15年近くさかのぼることになりますか
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十八弾はグレイソヴリン系。プリンスリーギフト系と並んで日本に非常になじみ深い系統ですね。Grey Sovereign 自身は一介の重賞ウイナーといったところで、その期待は英ダービーを勝った半兄*ニンバスに及ばなかったのです
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十七弾はレインボウクエスト系。Rainbow Quest は凱旋門賞(繰り上がり)などを制した活躍馬で、種牡馬としても英ダービーの Quest for Fame 、凱旋門賞の Saumarez など多数のGI馬を送り出すことに成功しました。日本で走っ
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十六弾はキャンディストライプス系、ラーイ系、ナシュワン系をまとめて紹介します。Candy Stripes は競走馬としては平凡でしたが、アルゼンチンに輸出されて大成功を収め、アメリカに逆シャトルされる大種牡馬へと上り詰め
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十五弾はブラッシンググルーム系。レッドゴッド系の本流中の本流で、今も残る直系はほぼこの Blushing Groom を経由した系統ということになります。Blushing Groom はロベールパパン賞、モルニ賞、サラマンドル賞、グランク
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十四弾はレッドゴッド系。Red God はリッチモンドSなどを制した程度の並の重賞馬というところでしたが、20歳を超えて産駒の Blushing Groom が仏2歳GIを総なめにし、翌年の仏2000ギニーも制したことから歴史にその名を残し
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十三弾はシャーリーハイツ系。Shirley Heights は英愛ダービーを制した活躍馬で、種牡馬としても仏ダービーの Darshaan などを出して成功し、ミルリーフ系の本流として障害が中心とはいえ今でもそれなりの勢力を保っていま
久々の京都開催となった宝塚記念を制したのは3番人気ブローザホーンでした。あいにくの雨模様で重馬場での開催でしたが、ここまで不良馬場を含め道悪で4勝をあげていた同馬にとっては恵みの雨だったようで、他馬が伸びあぐねる中、大外を豪快に差し切って勝利をもぎ取りまし
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十二弾はミルジョージ系。*マグニテュードと並ぶミルリーフ系の成功種牡馬で、*ミルジョージ自身は故障のため競走馬として大成することはできませんでしたが、種牡馬としては特に地方で圧倒的な成績を残し、地方リーディン
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十一弾はミルリーフ系。Never Bend が残した最高傑作で、英ダービーや凱旋門賞など当時の欧州の大レースを総なめにし、欧州最強馬の1頭にも数えられる歴史的名馬です。種牡馬としても大成功を収め英愛リーディングにも輝く
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第九十弾はブレイヴェストローマン系。*ブレイヴェストローマンは米GII勝ち馬ということで競走馬としての実績はそこそこといったところでしたが、とにかくタフさが売りのパワータイプで、JRAダートリーディングに7度輝く大活躍
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第八十九弾はネヴァーベンド系。Never Bend はクラシックでは一歩足りない早熟快速馬というような馬でしたが、種牡馬としては欧州最強馬の1頭、Mill Reef を出すことに成功し、英愛リーディングにも輝きました。さらに Mill Ree
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第八十八弾はサクラユタカオー系。サクラユタカオーは天皇賞(秋)など重賞4勝をあげた活躍馬で、種牡馬としてもスプリンターズS連覇などスプリント戦ほぼ負けなしのサクラバクシンオー、安田記念やマイルチャンピオンシップを制
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第八十七弾はトウショウボーイ系。トウショウボーイはTTGの一角として皐月賞や有馬記念、宝塚記念を制すなど大活躍した馬で、種牡馬としても三冠馬ミスターシービーをはじめ多数の大レース勝ち馬を送り出し、内国産馬として当時
今週はJRAの重賞競走がマーメイドSだけという少々寂しい状況でしたが、4番人気のアリスヴェリテが軽量を活かしてまんまと逃げきり、重賞初勝利をあげました。鞍上の永島まなみJはテン乗りでの出走だったのですが、見事勝利に導いてうれしい重賞初勝利。これでJRA所属の女性騎
「サイアーラインで辿る日本競馬2023」シリーズ第八十六弾はテスコボーイ系。*テスコボーイはクイーンアンSなどの勝ち馬で、プリンスリーギフト系種牡馬として初めて日本で供用されましたが、これが超の付く大当たりで、瞬く間に日本のトップサイアーに上り詰め、その後のプ