イラストライター・サカタルージが見たアジアの旅人、そして身の回りの出来事。
アジア放浪歴5年のイラストライター・サカタルージが旅先や仕事先など身の回りに起こった事件、できごとを皆さんに紹介します。
バナナにやってくる害虫を駆除するための農薬を撒く作業の休憩中、バナナの木の下に10センチくらいの小さなカメレオンを発見した。 カメレオンなんて実際に見るのは初めてだ!動きがのろいから簡単に捕まえられた。 手の上に乗せるとあっという間に色が緑から白っぽい色に変わった。 「カワッイイ!!」 『パトリシア』と命名した彼女を連れて部屋に戻って来たボク。 向いの部屋から出て来たのはオランダからやって来た…
壁の落書き事件以来、ボクとタルキの部屋には他のボランティアたちもよく遊びにくるようになっていた。 部屋には鍵がかかっていないから自由に出入りできる。なぜか居心地がいいようで、部屋に戻ってみると、コーヒーを持って部屋に入りおしゃべりをしている者、ボクのベッドで寝ている者、お絵描きをしている者など、みんな勝手気ままに遊んでいる。 ある日、外から部屋に戻ってみると、タルキを含む5人くらいのボランティ…
「サカタ!ミヒャエルオバサン、オマエの部屋にいるゾ!オマエの絵ぇ!見つかったゾ!彼女が呼んでる!」 「ヤバい!叱られる!!!」 ココはイスラエル、とあるキブツ(集産主義的共同体)でババナ栽培の外国人ボランティアとして働いていたボク。 朝5時から昼12時までの仕事が終わるとプールで泳いだり、ランニングをしたり、核シェルター内のクラブでビールを飲んだりして遊んでいたのだが、それでも時間が余る。 …
タイのちいさな島で働いていた時のハナシ。 ボクが乗ったハンモックを海からの風が心地よく揺らす。 朝の仕事を終え、夕方までの間の休憩時間に自分のバンガローに戻ってゆっくりするのが楽しい時間だ。 ココはタイのカンボジア国境そばの小さな島。この島のリゾートで働いていたボク。 この休憩時間を利用して、絵を描いたり、島の子供たちと遊んだり、何もする事がないときは、こうやってハンモックに揺られながら昼寝を…
それは中国・武漢(ウーハン)でのできごと、 長江を泳ぐ計画に失敗したボクは、船を乗り継いで武漢までやってきて、長江を離れ香港に戻ろうとしていた。 (旅の様子は http://www5d.biglobe.ne.jp/~ruji/ch.html ) 久々にやって来た大都市。日本を出てここまで1ヶ月半、ずっと田舎で生活していたから気が付かなかったが、相当キタナい格好だ。もちろんボクが。 ずっと洗っていないGパンにビーサン、上着は田舎の農…
それは無謀にも中国、長江2000kmを泳いで下ろうとしていた時のオハナシ。 河に浮かべた大きなバッグを押しながら泳いでいたボクが一日に河に浮いていられる時間は4時間だった。 ウエットスーツは着ていたが、体力の消耗は激しい。 その頃はちょうど、長江流域の村々が未解放地区(外国人立ち入り禁止)から準解放地区になってまもなくだったためか、宿泊施設というものがあまりない。当然、テント持参でその辺の河原に寝よう…
インド・アグラーに滞在中のできごと。 カルカッタ(現コルカタ)からインドに入り、そこからベナレスに10日間程滞在の後、アグラーにやって来た。インドに入ってからずっと、街で会うインド人はボク(を含め日本人なら誰でも??)を見つけると開口一番、 「オマエはカラテできるのか??カラテ、カラテ!!」 と尋ねてくる。はじめは正直に「できません!」と言っていたのだが、あまりにもしょっちゅう聞かれるし、ボク…
先日歩ける寝袋を発見したが、さらにその上をいく寝袋???をネットで発見! コレなら歩けるというよりも、歩かなくても目的の場所にたどり着け、さらに家に戻ってくる事ができる。 しかもまったく歩かないで!! まぁ、元気があれば飼い主が倒れたところを見計らって、そのまま飼い主を背負って歩く事も可能かも?? この商品の使い勝手の良さは使用中のパグちゃんのうっとり顔を見れば一目瞭然ですね! どこで…
今、「タイ・バンコク空港不法占拠」のニュースが報道されていて、空港で飲まず食わずで待ち続ける旅行者のウンザリ顔が映っている。 どうやら今回もクーデターっぽい。 「微笑みの国」なんて呼ばれているタイではあるが、結構この手の暴動は多い。 前回のクーデターの時はちょうどタイの取材の真っ最中でカンボジア国境近くの島に10日程滞在していた。 で、明日帰ろうかという日の早朝、東京から電話でクーデターの事実…
この寝袋の開発者は今までの寝袋に不満があった。 1.寝袋から出ないと、必要なモノがとれない。 2.熊に襲われた時に、とっさに立ち上がって逃げられない。 3.寝返りがうてない、膝を曲げられない、窮屈。 だからコレを作ったのか? 甘い! 1.まず、必要なモノを取るには相当足の訓練をしないと器用に足指でものを掴めない。 そのためにはハダシじゃないとマズイ。しかし、それこそマズイ。 2.テントで寝てる時…
「ヒジッ!」「ヒザッ!」「フックッ!」 体にプロテクターを装備した鬼コーチが執拗にボクをイジめる。 「やばい!体が動かない!!息も苦しいゾ!このままでは殺されるカモ??」 ここはタイ・バンコクのムエタイ(タイ・キックボクシング)ジム。 一週間前に浮ついた気持ちでこのジムを見学に来たのが間違いだった。 「ヨ~シッ! そこのパンツに履き替えろ!」と言われるがまま、気が付いたら練習生にさせられて…
「タイ・カオサンロード 」について はじめまして! 楽しいお話ですネ!! 自転車タクシーは運転したことありますが、 トゥクトゥクは未経験です!! 今度チャレンジしてみます!
マレーシアのペナン島でのこと、ボクが泊まったユースホステルのドミトリーに日本人の「桃井さん」という兄さんがいた。 彼はもう、何ヶ月もココに滞在しているみたいだ。 俗にいう「主(ぬし)」だ。 やっぱり長く旅をしているらしく、旅行ネタにはかなり詳しい。 「あそこの国に行ったら、まずは◯◯ホテルだね!」とか、あの国でのビザ延長の方法は、、、。」とかいう具合に僕らが聞いた事に関して答えられないコトはない…
「イタリアからロンドンまで鈍行列車10日間の旅」の取材中、フランスのとある港町で発見した看板。 どうなるっていうんだ!コレは!! 危険度がかなり高いということは理解できますネ!
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンへ行って来た姉から電話。 「オィ!ルージ、USJのお土産取りに来い!!」とのこと。 某、テレビ局のスタイリストで、相当稼いでいるであろう姉から連絡があるなんて珍しい。 さぞスバラシいモノを買ってきてくれたのだろうと、ウキウキドライビング20分。 「ハイ。コレ!」 パサッ!と床に投げられた紙袋。 結構小さくて軽いモノだけど、、。 紙袋の中からビニールに包まれた人形…
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