メインカテゴリーを選択しなおす
映画を観た備忘録としてのレビューとサントラ紹介
横浜の住人で、映画館で観たものを中心に書き込んでいます。サントラファンでもあるのですが、そっちはなかなか手がまわらなくて。
本日のランキング詳細
2008/10/26
「ゼンブ・オブ・トーキョー」は監督の采配がいい塩梅にバランスをとった楽しいアイドル映画でうまくできてます。
子供のころの静岡の映画館にまつわるプチ記憶あれこれ
「抓娃娃(じゅあわわ) 後継者養成計画」は風刺目線もあるけど、基本は人情バカコメディ、考えすぎず楽しむのが吉。
「二度目のはなればなれ」は老夫婦のささやかなドラマにきっちりと反戦のメッセージが、今の時代には新鮮。
「ハンナだけど、生きていく!」はグレタ・ガーウィグの初期作品として面白い。彼女、オタサーの姫だったのかな。
「花嫁はどこへ?」はインドの社会問題のスパイスあれど、基本はよくできた涙あり笑いありの娯楽人情コメディ。
「時々、私は考える」はネガティブヒロインが自分を肯定できるきっかけのお話。地味だけど好き。
https://einhorn2233.blog.fc2.com/blog-entry-1475.html
「ルックバック」は創作とは一切無縁な私でも楽しいよくできた映画。尺が短いのも好き。
「ピクニックatハンギングロック」は神秘を神秘のまま見せることで様々な解釈ができるのが面白い。
「女神の継承」はフェイクドキュメンタリー仕立てのてんこ盛りホラーだけど、意外と鋭い視点があって感心。
「恋するプリテンダー」は令和のベタなラブコメ。定番を押さえてるけど全体に薄味な観光映画かな。
「オッペンハイマー」は画面と音の圧がすごいので3時間飽きさせず、見応えも十分だけど、メッセージは薄め。
「枯れ葉」は時代が不明で貧乏な中年男女の恋愛ドラマが新鮮でした。
2023年のベストテン作ってみました
「それは、きっと愛じゃない」はラブコメとしては微妙な後味、会話のコメディとしてはかなり笑えて面白い。
「アメリ」22年ぶりの鑑賞はアート系じゃない楽しい映画だったという発見がありました。
「リアリティ」は実際の犯罪捜査の尋問の再現なのに奇妙な感動があって見応えあり。
「ぼくは君たちを憎まないことにした」はそのメッセージより、発した人間の心情に寄り添った映画でした。
すんごい久しぶりに観た「ゴジラ対メガロ」はやっぱりZ級の味わいかなあ。
「私がやりました」はマジ度皆無のベタなコメディ。でも最近こういうのが少ないから貴重。
「ゴジラ-1.0」はゴジラを脇役に置いて、感動的な展開もあるんだけど、人間ドラマが全体的に薄め。
新作ゴジラ前に昭和ガメラ5本がテレビ放映。懐かしくもしみじみ。
「月」は命の尊厳の映画には思えませんでした。過酷な労働環境で人が壊れる話かなあ。
「扉の影に誰かいる」は懐かしい映画。今、こういう映画が作られないことで評価が上がっちゃうミステリーの小品。
「ドミノ」は宣伝文句は置いといて二転三転の展開が楽しめますし、ちゃんとヒーローが立つ映画です。
「オペレーション・フォーチュン」テンポ良くって、ちょっと笑えるスパイアクション、それ以上は要らないのでOK。
「シック・オブ・マイセルフ」承認欲求強めのドジっ子ヒロインがちょっとだけかわいそう。
「君は行く先を知らない」は映画の出来不出来よりも、異文化への理解というレベルでインパクトありました。
「こわれゆく女」は、評判どおりの見応えある、すごい映画でした。
「バーナデット ママは行方不明」は作り手が全部乗せやりたい放題してるって感じたのは私だけかしら。
「悪魔の受胎」はB級映画だけど、Z級じゃないちゃんとしたスペック、面白さは今イチだけど。
「地球防衛軍」は科学と未来が信頼できた時代の勧善懲悪SF映画、若い人にはどう映るんだろ?
「私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター」は小洒落たフランス映画風だけど、日本人の私には遅い親離れのお話でした。
「TAR/ター」は、2時間半以上の尺で、わけわからないところもあるけど、見応えもあって面白い。
「愛のこむらがえり」はマジなのかシニカルなのか、ともあれヒロインで元は取れます。
GWは「ピアノ&、シネマ」という企画上映でお楽しみ
「デスパレート・ラン」は画面と観客とのサスペンスの温度差に面白さを感じた職人芸の逸品。
「EO イーオー」は爆音上映のせいで、人間の暴力性が際立った感じでしたが、映像的には珍品かなあ。
「メグレと若い女の死」は殺人捜査もののようで、人間ドラマが引き立つ、いい感じの小品。
「The Son/息子」は容赦ない映画だけど、見応えは十分。誰も責めない鑑賞をおすすめ。
「生きる 大川小学校 津波裁判を闘った人たち」は、感情を煽らない作りの映画、観る方も、悲劇のある側面を冷静に見ることをオススメ。
「すべてうまくいきますように」は感動よりも家族って面倒くさいよねってお話でした。
「いつかの君にもわかること」は、語らないからこそ見える親子の万感の想いが圧巻。
「対峙」は殺人事件の当事者の両親の対話ドラマ。いい話だけど、ドラマの構成に引っかかってしまって。
「未来惑星ザルドス」は難しい問題をわかりやすい語り口で見せてくれます。今だからこそ伝わるところもあって面白い。
「イニシェリン島の精霊」は示唆するところも多いけど、思わせぶりだらけとも言えて、そこを楽しめれば面白い。
「SHE SAID/シー・セッド その名を暴け」は、メディアへの希望と、弱者を守ろうの視点を応援したい映画。
「モリコーネ」は映画音楽の巨匠のドキュメンタリー、2時間半余もあるよ。
「ネバー・ゴーイン・バック」は女子高生コンビの青春ものだけど感動もペーソスもないバカ映画になってます。
2022年のベストテン作ってみました
背伸び映画鑑賞の記憶
「シスター 夏のわかれ道」は泣かせにかかってくる映画だけど、人は一時の感情で大きな決断はしちゃダメだなあというところが為になりました。
「ザリガニの鳴くところ」は構成のうまさ、お話の面白さ、ラストの余韻と満足度高い映画です。ヒロインも美形だし。
「ペルシャン・レッスン」はホロコーストを舞台にした人間の多面性を描くドラマ、ちょっとアート入ってます。
「チケット・トゥ・パラダイス」はスターによる観光映画として楽しい。大きな画面での鑑賞がオススメ。
「恋人はアンバー」はラストの感動の後の違和感がじわじわくるところがオススメ。
「チルドレン・アクト」は様々な視点から解釈できる見応えあるドラマの逸品、限定公開は惜しい。
「家族を想うとき」は、家族が一つになったのにこの結末は切ない。
「渇きと偽り」はミステリー仕立ての、町のみんながそれぞれ秘密を持ってるというお話、個人的には好き。
「彼女のいない部屋」はヒロインの家出から始まりますが、あまり予備知識を入れないのをオススメ。
「秘密の森の、その向こう」は、感動というよりは、ほのぼの系不思議話として楽しむのがいいかも。
「WANDA/ワンダ」は、1970年の地味目な映画だけど、50年の距離感を置いて観るとなかなか見応えもあってオススメ。
「靴ひものロンド」のダンナはクズだなあとは思うけど、それも含めて人生どうにもならないことが多いねって感じ。
「センチュリアン」はリチャード・フライシャー監督の映画として覚えておく価値あり。
「ボイリング・ポイント 沸騰」は90分1カットがすごい。でも、映画としてはちょっと...。
「ふたつの部屋、ふたつの暮らし」は切ない愛のドラマだけど、自分が強制入院させられるヒロインの立場になったらと思うとかなりマジなホラー。
「キャスティング・デイレクター ハリウッドの顔を変えた女性」という2012年の映画が、今公開される笑えない事情。
「わたしは最悪。」の若くて才色兼備ヒロインの紆余曲折はオヤジ目線では対岸の花火みたい。
「希望と絶望 その涙を誰も知らない」はやっぱり作り手が日向坂46を好きすぎてドキュメンタリー映画としては物足りない。
「君を想い、バスに乗る」は邦題ほどには切なさ控え目で、SNSと老いの視点がリアルな味わい。
朗読劇「3と1/2の海の底」を水族館で上演という企画が楽しい。
「彼女たちの革命前夜」は、女性解放史の中のちょっとケッタイなお話から、歴史の不思議さが感じられて面白い。
「シング・ア・ソング 笑顔を咲かす歌声」は今だからこそ、図らずも反戦映画になってしまっています。
「ワン・セカンド 永遠の24フレーム」は、1960年代の中国を舞台にした昔話の味わいで好き。
「英雄の証明」観客も巻き込んで、人間のダメなところを突いてくるのうまくて、でもドラマとして面白いのがすごい。
ピアノの生伴奏で観る「幸運の星」で、映画の魔法を堪能しました。
「ベルイマンの島」は予備知識なしだとかなりケッタイな映画かも。ベルイマンファンにはどう映るのかしら。
「潜水艦クルスクの生存者たち」は何か浅いよねって気がするけど、どこか引っ掛かる歪さに不思議な味わい。
「世の中にたえて桜のなかりせば」は80分の小品、アイドル映画だけど、こういうあっさりめの映画もたまにはいいかも。
昔の映画情報はチラシからも(その3)
「林檎とポラロイド」の世界観に振り回されたせいか、あんまり相性がよくなかったみたい。
「ゴヤの名画と優しい泥棒」は落語みたいな話だなあと思ってると、いい映画だなあに着地します。
「ローラとふたりの兄」は、いい感じのほっこりできて、お疲れの方へオススメの小品
「国境の夜想曲」はドキュメンタリー映画というよりは、動く写真集のような味わい、それも報道写真集でなくアート系。
「355」は豪華キャストでお金もかかっているのに、なぜか味わいはテレ東「午後のロードショー」風味。
「白い牛のバラッド」は運命の残酷さには信仰も愛情も太刀打ちできないという感じなのかなあ。
「ブラックボックス 音声分析捜査」は70年代ペシミスティックSFの新しい展開かも
「クレッシェンド 音楽の架け橋」は、マジで色々と考えさせられます。音楽は脇役なのかも。
「コーダ あいのうた」は、感動よりもいい話だなあってところが好き。
「スティルウォーター」はちょっと長いけど、見応えあって、考えさせられて、そして面白い。
2021年のベストテンを作ってみました。
「悪なき殺人」は邦題を忘れて、神の視点で人間模様を楽しむのがオススメです。
「ダ・ヴィンチは誰に微笑む」は芸術や絵画に疎い方が楽しめる、話のタネとしてオススメ。
「パーフェクト・ケア」は老人福祉を扱った社会派と思いきや悪意満載のブラックコメディ
「ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男」は見応えがあって面白い映画、でも他人事じゃない身につまされる映画なのでご注意。
「片袖の魚」は身内向け映画なのか、一般市民の私にはハードルやや高し。
「カプリス」はラブコメという触れ込みだけど、意外と人生模様のいいところを突いてると思う。
「スザンヌ、16歳」は若さが心地よい一品、技量と若さが拮抗するギリギリのタイミングで作られた奇跡の映画。
「モーリタニアン 黒塗りの記録」は現在進行形のアメリカの暗部を捉えた映画として見応えあります。
「ブログリーダー」を活用して、横浜で映画好きさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。 画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。