何だかすっかり気持ちが萎えた。今更置屋巡りをするのもなんだな・・・このままおとなしくホテルに帰ろうか。なんて思いながら歩いていたら立ちんぼゾーンらしき場所に出た。今まで歩いていたロロンより少し広めの通りにそこかしこにそれらしき姫がたむろしているのだ
ポン引きはドアを開けて「さあ入れ」と言う。おいらはワンに会えるかもしれないという期待と、会ってどうするんだという不安に似た気持ちが入り混じった複雑な心境でドアをくぐった。さっきから胸の高鳴りはとっくに最高潮に達している。ヤバい、息苦しくなってきた。
ゲイランに着いたと言っても外れの方だから置屋街のエリアはまだ少し先だ。意外だったのが、ゲイランっていかがわしい繁華街だと思っていたのだが公団住宅のような団地が多いって事だ。フツーに帰宅途中風の人が歩いてたりするもんな。それともこのマンションで
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