chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • 八大龍王辨財天(はちだいりゅうおうべんさいてん) in 京都市伏見区

    宇治川と桂川に挟まれた淀川顔町(河津桜の名所の近く)に鎮座する八大龍王辨財天。 _ 御祭神は、弁財天、八大龍王です。 _ 創建などの詳細は不明。 _ 鳥居と大きなイチョウの木が特徴的です。 _ むしろイチョウの大木の奥に祠があるって感じで、かき分けて参拝しました。 _ この大イチョウは、洪水時に避難の目安になっていたそうで、「伏見区民誇りの木」に指定されています。 _ 秋にイチョウが色づくと、めちゃくちゃ綺麗らしい。

  • 「デスノート(DEATH NOTE)」&「デスノート the Last name(DEATH NOTE the Last name)」(2006年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    「デスノート」実写版の第一弾と第二弾、続きになっていて完結しているのでまとめて鑑賞しました。 _ 名前を書くと書かれた人が死ぬ「デスノート」を使って法の裁きから逃れた犯罪者を葬る「キラ」と、彼を捕まえようとする探偵L(エル)と警察官の有志たちの壮絶な頭脳戦を描いたストーリーです。 _ コミック版の前半を実写版としてうまくまとめて、オリジナルの結論に持って行ったという感じの内容で、(デスノートの入門的な意味で)悪くなかったです。 _ 確かにコミック版は、段々と設定が複雑になっていって、初見で全部理解するのは難しいですからね。 _ ゴスロリアイドルの弥海砂(あまねみさ)役の戸田恵梨香さん、なかなかおバカな雰囲気が出ていて良かった。(しっかり、拘束もされてましたし・・・笑) _ この実写版からコミックの方に入って、どっぷり「デスノート」の世界に浸かるのも良いでしょう。 ht..

  • 「ドリフターズ(DRIFTERS)」平野耕太:著(既刊6巻まで)大人読みしました。

    古今東西の英雄・戦士が死んだ後、異世界(中世風)に召喚されて、「漂流者(ドリフターズ)」と呼ばれ、その世界で「国奪り」をおっぱじめるファンタジー作品。 _ いろんな時代の戦士たちが、いっしょくたに集まって互いの意地を張り合いながら戦い、国を創るという設定は面白かった。 _ こうやって見たら、日本にも優れた戦士が居たんだよなぁ。 _ というか現在の闘いを忘れた日本が異常にヤバい状態なのかも知れません。 _ 日本の武士の独特な「戦争観」も世界史的な視点から見たら地政学に乗っ取って発展してきたものなのかもと思えました。 _ 作品はこの後、どう進んでいくのか?気になる作品です。(もうすぐ7巻が発行されるようです。) https://amzn.to/3rLX5Sf

  • 「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(The Imitation Game)」(2014年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    第二次世界大戦中、解読不可能とされたドイツ・ナチス軍の暗号(エニグマ)を解読することに成功した天才数学者アラン・チューリングの一生を描いた作品。 _ ナチス軍の暗号を解読したのに、解読されたことがバレないように軍に連絡するのを思い留まるシーン、これは本当に辛かった。 _ 終戦後この暗号の解読作業自体も闇に葬られ、チューリングらの偉業が公になるのは戦後60年近く経ってからだったとのこと。 _ また、チューリング自身は同性愛者として有罪となり、化学的去勢の処置がなされ、41歳の若さで自殺されています。 _ 暗号解読により多くの人を救ったにも関わらず、不遇な人生を歩んだ彼の一生は、見ていて本当に切なかった。 _ 悲しく切なすぎたので★5つを付けられなかったのですが、映画としてはまとまっていたと思います。 https://amzn.to/3m5oufv

  • 「俳句とあそぶ法」江国滋:著

    昭和に「俳句ブーム」があったそうな。昭和62年の著書です。 _ 俳句の素人と自称しながらも、先人の句を容赦なく断罪する著者が、俳句のノウハウを指南する内容。 _ 俳句は遊び、遊びだからこそルールが大切。 _ なので、あくまでも基本に忠実に、恐れずに俳句と向き合えば良いということ。 _ 何事も基本が大切。その反復が自分のスタイルの構築に役立つということなのです。 https://amzn.to/44x5mbD

  • 「ロボコップ(RoboCop)」(1987年) 観ました。(オススメ度★★★★☆)

    殉職した警官の遺体を利用し作られたサイボーグ警官「ロボコップ」が活躍するSF映画。 _ 凶悪犯罪都市となった近未来のデトロイトで、民営会社「オムニ社」治安維持を担っていたが、警察官への待遇が悪く、治安は悪化する一方だった。 _ そこでオムニ社は、ロボット警官の開発を進めるのだが、試作ロボット「ED-209」は暴走、別チームのモートンが警官(マーフィ巡査)の遺体を利用した「ロボコップ」を開発し、次々に犯罪を解決していく。 _ しかし、その「ロボコップ」に、マーフィ巡査の記憶が蘇り誤作動、マーフィ巡査を殺したマフィア一味を追うと、オムニ社との繋がりが露呈し・・・というストーリーです。 _ めちゃくちゃ久しぶりに鑑賞しましたが、結構良くできた作品でした。 _ 警察の民営化、人間を使ったサイボーグマシンの製作、働くロボットの倫理観など、ロボットSFには必須の要素を盛り込みつつ、..

  • 問題点が噴出しているみたいなので、どんな大阪万博なら行きたいか勝手に考えてあげました。

    大阪・関西万博2025が開幕するまで2年を切りまして、大阪に住んでいる私としては、ワクワク・ドキドキ・・・これがしてまへんのやわ!(笑) _ 大阪人としては、「せっかく万博やるんやから、1970年の千里の万博みたいに盛り上がりたい」と切実に思っているんです。 _ けど、漏れ伝わってくるのは、何やら問題点ばかり。 _ ちょっと思いつく問題点みたいなのを列挙しますね。 _ ・153の国や地域が参加する予定になっている万博の海外パビリオンの建設申請が1件もされていない。 ・施設の資材価格の高騰で工事が遅れまくっている。 ・目玉の「空飛ぶクルマ」は、人乗りドローンで、実用に耐えない。(イベント的には使うみたい。) ・大阪万博のキャラクターの「ミャクミャク」は、どうしても不気味すぎて慣れない。 ・万博内で走行するEVバスが、何故だか中華製で、日本のメーカーはどうしているの? ..

  • 「007/ダイヤモンドは永遠に(Diamonds Are Forever)」(1971年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    映画「ジェームズ・ボンド」シリーズ第7作目。 _ 大量のダイヤモンドが市場から消えるという事件を追いかける007、そのダイヤを追いかけていると始末したはずの宿敵ブロフェルドの影が見えてきて・・・というストーリーです。 _ 前作の「女王陛下の007」があまり評判が良くなかったらしく、ショーン・コネリーがボンド役として復帰。 _ だけど、本作を最後にショーン・コネリーは、007シリーズを引退してしまいます。 _ それでもやっぱり007(ジェームズ・ボンド)といえば、ショーン・コネリー! _ 映画の作品としては、何か微妙に繋がっていない箇所(省略が多い)がありましたが、ジェームズ・ボンドの人を食ったようなセリフが粋で良い味を出している娯楽作品でした。 https://amzn.to/3qDh4lm

  • 若宮八幡宮(夕涼ノ宮)(わかみやはちまんぐう)in 京都府久世郡久御山町

    大藤神社から南に少し下った所に鎮座している若宮八幡宮。 _ 別名、「夕涼ノ宮」(ゆうすずのみや)と呼ばれています。(というか、最初の呼び名はこっちなのか?) _ 「美豆の御牧の夕涼み、なおほど近き八幡山」と俗謡にまで詠われた神社だそうですが、詳しい記録もなし、創建などは不明。 _ 八幡宮なので、御祭神は仁徳天皇です。 _ 大藤神社の末社か何かなのかと思ったら、どうも違う感じで独立しているようなのですが、なにせよく分かりません。 _ 本殿も祠だけがあるって感じで、ちょっと寂しかったです。(京都市の教育委員会さん、もっと調べて!)

  • 「キネマの神様」(2021年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    ゴウ(沢田研二)は、競馬と酒で借金をし家族に迷惑をかけっぱなしのダメ老人。 _ そんなゴウも、若い頃は松竹撮影所で監督を目指しながら前途洋々の青春を過ごしていて、オリジナルの脚本でやっと撮影が始まった監督だったのだが・・・というストーリー。 _ 輝かしい映画マンの過去があったのだけど、ちょっとした失敗で人生が狂ってしまいダメダメな人生を送ってきたが、人生の最後の最後で過去の才能を開花させ、家族に感謝することができるというパターンの作品です。 _ 細かいツッコミどころは目をつぶって、家族の愛を表現することについてはピカイチの山田洋次監督はさすがです。 _ 新型コロナのせいで映画産業がボロボロになってしまうことも描いて、やっぱり昭和の映画産業が活気があった頃は良かったなぁと思いに浸ることができます。 _ 出演されている役者さんが豪華です。ゴウ役の予定だった志村けんさんが急逝..

  • 「死役所」あずみきし:著(既刊23巻まで)大人読みしました。

    人は死んだ後、成仏するまでの期間に、此岸と彼岸の境界に存在する「死役所」という役所で、自分の死の手続きをする。 _ そこに訪れる様々な人々の人生の悲喜交々を振り返りながら「人生とはなんだったのか?」を描いている作品。 _ その「死役所」の職員は、全員「死刑」で亡くなった人である設定も面白い。 _ とんでもない悲劇も描かれている一方、心温まる人生を過ごした人の人生も描かれているのが人気の秘密だと思います。 _ しかし、本当に救われない「死に方」をした善人の話は、読んでいて辛いです。(他人の自殺に巻き込まれた人とか、虐待死する幼児のとか、) https://amzn.to/3XNkWg6 _ 1話のみアニメ化されているので、興味があればどうぞご覧ください。 https://www.youtube.com/watch?v=3KSAu5Ik2h0

  • 「ルパン三世(Rupan sansei)」(2014年) 観ました。(オススメ度★☆☆☆☆)

    人気アニメ「ルパン三世」の実写版、というか、ルパン三世風のコスプレをした俳優による結構普通のアクション映画。 _ 昔に一度鑑賞しましたが、全く記憶に残ってなかったので、再度鑑賞してみました。 _ ルパン三世役の小栗旬さんは、頑張ってましたね。(笑) _ 石川五右衛門の殺陣のシーン(弾丸を斬る実写シーン)も良かった。 _ けど、なぜかセリフの半分以上は英語だし、ストーリーも世界観も「変」です。 _ 大人の事情があるのでしょうが、「ルパン三世」のテーマ曲があれば、もう少しマシだったのかも・・・(涙) _ そして申し訳ないですが、黒木メイサさんがどうしても峰不二子には見えませんでした。 _ "やってしまった"実写化アニメ作品ということで、★1つです。 https://amzn.to/42OFGpN

  • 大藤神社(おおふじじんじゃ)in 京都府久世郡久御山町

    宇治川と木津川の間にある久御山町北川顔と藤和田の産土神である大藤神社。 _ 創建された年代や縁起などは不明とのこと。 _ 明治以前は「牛頭天王」を御祭神としていましたが、明治以降は「素戔嗚命」「櫛名田比賣命」「五十猛命」が御祭神となっております。 _ スサノオ一家ということで、五穀豊穣と家庭円満の御利益がある神々です。 _ 境内の至る所に、牛さんの置物が置いてあるので「何かな」と思っていたら、おみくじの入れ物だそうです。 _ 可愛らしいおみくじですね。

  • 「女王陛下の007(On Her Majesty's Secret Service)」(1969年) 観ました。(オススメ度★★☆☆☆)

    映画「ジェームズ・ボンド」シリーズの第6作目で、ボンド役にジョージ・レーゼンビーが演じた唯一の007作品。 _ 殺人ウイルスを世界各地にばら撒いて世界各国を恐喝しようとしている犯罪組織ユニオン・コルスの本拠地であるアルプスの山頂にある研究所に潜り込むボンドだったが・・・というストーリー。 _ 前作品までのはちゃめちゃ感は控えめで、結構シリアスでスパイ・アクションものとして落ち着いた感じでしたが、その分、全体的に少し華がない。 _ スキーで追跡したり、カーチョイスなどのアクション・シーンはかなり臨場感があって良かったですが、上映時間が長いし、間延びした感が否めなかった。 _ ボンドとボンドガールのテレサが結婚式を挙げるも、ハネムーンに出た矢先で襲撃を受けて・・・ええ?そこで終わるの? _ しかも、「女王陛下の007」という題名にもかかわらず、女王陛下は出て来ませんし・・・..

  • 「先生、どうか皆の前でほめないで下さい: いい子症候群の若者たち」金間大介:著

    目立つことに恐れ、横並びの平等意識が極端に強く、自分で決められない指示待ちの若者が増えていると言う。 _ その背後にある社会的な背景と若者の意識について解説した内容です。 _ よくよく読めば、至極当然の状況だと言う事が分かりました。 _ 私はベビーブームの子供世代なのですが、当時一年に220万人の新生児が生まれていたそうです。 _ それが現在は80万人。今の大学生では120万人/年です。 _ 単純に考えたら、就職にせよ、進学にせよ、日本の高度成長時の約半分の競争力しかなくても良いという事。 _ なので、極端に競争する必然性がなくなっています。その代わり、同調性(目立たないこと)が重要視されます。 _ ただ、これは日本国内のことを考えての比較なので、競争意識の高い外国勢と比べたら、日本全体の競争力が下がってきている証拠でもあります。 _ これを危機と捉えるなら..

  • 「いまを生きる(Dead Poets Society)」(1989年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    全寮制のエリート男子校に同校の卒業生である英語教師ジョン・キーティング(ロビン・ウィリアムズ)が赴任し、詩の本当の素晴らしさ、生きることの素晴らしさを風変わりな授業と通し、生徒たちに伝えていく。 _ その中で、生徒のひとりのニールが演劇に目覚めるのだが、彼は父親に反対され、絶望のあまりに自殺してしまい、その責任をとってキーティングは辞職に追い込まれ・・・というストーリー。 _ 「何事にも捉われず、自分を信じ、今を生きろ!」と伝える教師に、感受性あふれる生徒たちが詩を介しながら、反応し、徐々に成長していく話です。 _ 教育とは何か?青春とは何か?生きるということとは何か?と気づかせてくれる「金八先生」的な作品です。 _ 英語圏では、詩というものが人々に与える機知や叡智というのが、我々日本人とは少し違う感じがします。 _ そして、いつの時代でも、親の世代と子供の世代では「常..

  • 「気候変動・脱炭素 14のウソ」渡辺正:著

    「気候変動」と「脱炭素運動」に関係する(ほとんど全部の)ウソを分かりやすく解説した内容。 _ この一連の動きは、「大量のCO2を出す先進国=加害者から富を奪って途上国=被害者に流す仕事をつくろう」という”ハローワーク”的な流れから発生してますので、「自然環境」とは関係ありません。 _ 読んでいて、さすがに気分が悪くなりました。 _ 我々の税金をこんなことに使っていたら、そりゃ経済の発展はしないわな、って感じです。 _ 今すぐ、「気候変動枠組条約」から抜け、それが出来ないのであれば、「実質的には何もしない」こと。 _ 「本気でCO2削減を目指す国など存在しないわけだから。」との事です。あちゃー! https://amzn.to/3I1XzrA

  • 「イコライザー2(The Equalizer 2)」(2018年) 観ました。(オススメ度★☆☆☆☆)

    元特殊工作員のロバート・マッコールが、普通に暮らす人々を悪の手から救う「イコライザー」シリーズの第二弾。 _ 第1作が結構スマートでカッコよかったので、続編も鑑賞してみました。 _ ですが、う~ん、普通の復讐系のアクション映画でした。 _ 元同僚の工作員が今回の敵でしたが、そこまで深い動機もなく、同情の余地も無し。 _ 案外弱くあっさり殺されてしまいますし・・・という事で、第1作だけで辞めておいた方が良かった作品集に入れておきます。 https://amzn.to/3TtqSso

  • 【メインで使っているメールアドレスが使えなくなると結構大変な事態に陥った話】

    仕事で使っている方のネットの光通信回線が、しばらく不要になったので、一旦解約しようと思ったんです。 _ 以前に光通信だけ解約した時に、メールアドレスのアカウントだけはそのまま利用出来たので、今回もその依頼をしました。(もちろん、アカウントを維持するために費用はかかります。) _ すると、今回は「出来ない」との返事が! _ 話を聞くと、昨年に光通信をやっている部門が別会社になって、メールアドレスのアカウントを管理している会社とは繋がりがなくなったとのこと。 _ つまり、光通信を解約したら、これまで使っていたメールアドレスのアカウントも消滅してしまうとのことでした。(驚!) _ 一応、その時の案内メールを探して見てみましたが、ありゃ、よく分からんわ! _ 「〇〇メールサービスが利用できなくなります。」みたいな呪文が書いてある案内メールでした。(泣) _ さて、困りま..

  • 「007は二度死ぬ(You Only Live Twice)」(1967年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    「ジェームズ・ボンド」シリーズの第5作目で、舞台は日本。 _ 大昔に観た記憶はあるのですが、内容はほとんど覚えていませんでした。なので、逆に新鮮でした。 _ アメリカの宇宙船、続いてソ連の宇宙船が丸ごと捕獲され行方不明になる事件が発生し、日本周辺から謎の飛行物体の発着していたという情報を元に、ジェームス・ボンドは日本に派遣されるのだが・・・というストーリー。 _ 姫路城で忍者という特殊部隊が訓練していたり、日本の女性の諜報員(?)がジェームス・ボンドをちょっとエロいマッサージで接待したり、日本なのに銃を打ちまくっていたり、結構はちゃめちゃな描写が多かったのですが、当時西洋人が持つ日本のイメージって、こんな感じだったのかなぁと思うと、面白かった。 _ ヘリコプターでのバトルシーンや、敵の車を空から海に放り込むシーンなど、かなり予算を使って豪華に演出している場面も多く、ハラハラ..

  • 荒見神社(あらみじんじゃ)in 京都府久世郡久御山町

    国道一号線を枚方から八幡を通って木津川を越えた所に鎮座している荒見神社。 _ 創建・由緒はよく分からないそうですが、奈良時代の『山城国風土記』(713年)や平安時代の『延喜式神名式(延喜式神名帳)』(927年)に記述があるとのこと。 _ 江戸時代(1630年)の木津川の水害により社殿が流出し、現在地に遷されたことは分かっています。 _ 古くからあって歴史を感じる雰囲気ですが、ちょっと寂れている感じもあって少し残念な感じでした。 _ 御祭神は「武甕槌命」「応神天皇」「仲哀天皇」「別雷大神」「倉稲魂命」の五柱です。 _ 荒見神社の「荒見」とは、荒水(水害)が訛ったもので、木津川の氾濫を鎮める水神を祀っていたという説があるそうですが、「なるほど」と感じる場所に鎮座しています。

  • 「ハスラー(The Hustler)」(1961年) 観ました。(オススメ度★☆☆☆☆)

    才能ある若きハスラー「エディ」が、伝説のプレイヤー「ファッツ」相手に真剣勝負を挑み、最初は優勢だったのだが調子こいて破産してしまう。 _ 精神的にボロボロのエディを救ったのが、女子大生のサラで互いに惹かれ合うが、エディは賭博師バートに仲介してもらい、再びビリヤードの世界に戻ろうとするが・・・というストーリーです。 _ ビリヤードをプレイするシーンはめちゃくちゃカッコいいのですが、全体のストーリー展開が微妙というか、テンポが遅い。 _ エディにまともな人間になって欲しいサラが結局自殺してしまって、エディは強靭な精神力を獲得。 _ 最終的に、ファッツに完勝するのだが、結局、誰が本当の勝者なのか分からなくなるハスラーとギャンブラーたち・・・という悲しい結末でした。 _ 話は分かるんですけど、シナリオとテンポの遅さで、★1つがやっとでした。 _ そう考えたら、続編とされる「..

  • 「正欲」朝井リョウ:著

    不登校になった息子を持つ検事の寺井啓喜、容姿にコンプレックスを持ちながらも自分を変えようと努力する女子大生の神戸八重子、地元で就職しながらも秘密を持ち馴染めない契約社員の桐生夏月、それぞれの人生が、水に対する性欲と関わることでだんだんと重なって行く・・・というストーリー。 _ 現在の日本でよくあるそれぞれの風景が、ある性癖が軸となって絡み合っていき、単純な「多様性」という言葉だけでは片付けられない問題の深層をあぶり出す。 _ 主な主人公3人の人生がどのように重なって行くのか、ドキドキしながら読み進められました。 _ ネットで知り合った人が実は性犯罪者で、その人と写真を交換したことから自分も犯罪者になるって、う~ん、自分の性癖が特異なものであるほど、身の潔白を証明しずらいのか・・・なるほど。 _ 今話題のLGBTの問題も同じような根の深い心理が絡んでいるのかも、というか「性的..

  • 「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021」(2022年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    1985年公開の「ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)」のリメイク版。 _ ピリカ星から来たという親指サイズの少年パピは、独裁者ギルモアの暴力革命から逃れてきたピリカ星の大統領だった。 _ 彼と仲良くなったドラえもんたちは、ピリカ星奪還を志すパピを助け、奪われたスモールライトを取り戻すためにピリカ星に向かうのだが・・・というストーリーです。 _ 大筋のストーリーは、1985年版と同じ。細かい部分の演出や描写などは、かなりバージョンアップされていて、SF映画としても、のび太たちの友情物語としても楽しめました。 _ 本作では、スネ夫の内面的な部分が描かれ、1985年版同様重要な活躍をしていて、なかなかいい感じ。(むしろ、のび太のダメっぷりがほとんど無かった。) _ スモールライトの効果に有効期間があるの?とか、ビックライトはないの?とか、そういう指摘は、劇..

  • 「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」増田俊也:著

    「木村の前に木村なく、木村の後に木村なし」と言われた鬼の柔道家「木村政彦」の一生を丹念に描いたノンフィクション大作。 _ 2段組で700ページあるので、読了するのに時間がかかりましたが、内容はめちゃくちゃ面白かった。 _ 戦前の柔道界の様子や、師匠牛島辰熊との関係、戦後日本プロセス界の創成期の様子、力道山との試合、弟子の岩釣兼生との関係、全てにドラマがあり、よく一冊にまとめたなぁと感動しました。 _ 戦後「スポーツ化」してしまった柔道に対して、木村が求めていた真剣勝負(バーリトゥード)としての柔道(武道)に対する真摯な姿勢、鍛錬の具合が凄まじかった。 _ 木村政彦の一生なのですが、別の側面からみると格闘技(柔道)を通しての昭和史が描かれています。 _ これは映画化して欲しい作品ですね。 _ 木村政彦が挑んだ柔の道、鍛錬に重ねた鍛錬、今の日本が失いかけている努力・根性..

  • 「007/サンダーボール作戦(Thunderball)」(1965年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    映画「ジェームズ・ボンド」シリーズの第4作目。 _ 犯罪組織「スペクター」の幹部"No.2"こと「ラルゴ」は原爆2発をNATOから奪い巨額のダイヤを要求してきたが、その作戦を阻止すべくジェームズ・ボンドがバハマへ飛ぶが・・・というストーリー。 _ 今回は、ジェームズ・ボンドが結構泥臭い「仕事(スパイ工作)」を真面目にしています!(笑) _ 敵の邸宅に忍び込み、ヒリヒリするような隠密活動をしながら、仲間を殺されたり、足を撃たれたり、すんなり行っていない所が逆にリアリティを持たせる感じで楽しめました。 _ 水中アクションのシーンも、普通のドンパチではなくて、なかなか良い感じの迫力でした。 _ 「国家のためなら女も抱ける」と敵の女スパイを抱くジェームス・ボンド。さすがは007です。 https://amzn.to/42gqZdD 映画「ジェームズ・ボンド」シリーズの第..

  • 【問題を規制で解決しようと考えることが一番の問題だという問題提起】

    日本の物流は、凄いですよね。 _ 都市部に住んでいたら、ほとんどの荷物が注文した翌日には届く。 _ 当日届くというサービスもあります。 _ けど、そんなとんでもなく素晴らしいサービスも、そのレベルを維持するのが難しくなってきているそうです。 _ 昨今の燃料費の高騰、コロナ禍による配送業務の増加、トラックドライバーの職場環境の悪さからくる人材不足などの要因で、現状のレベルを下げざる得ない状況になっています。 _ これが、いわゆる「物流の2024年問題」というやつ。 _ 大手の物流会社も、地方によっては、「当日・翌日到着はあきらめてね。」ということを表明しています。(もうすでに郵便は以前よりサービスが低下してます。) _ 荷物の仕分けや積み込みなどの業務を、ロボット導入などの機械化は進めているが、どうしても人でしないといけない作業があり、これ以上の合理化は難しいとの..

  • 「ドライビング Miss デイジー(Driving Miss Daisy)」(1989年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    ちょっと頑固なユダヤ系老婦人デイジー・ワサンと、その息子に彼女の運転手として雇われた黒人男性、ホーク・コバーンの友情物語。 _ 最初は意固地にホークを拒絶していたデイジーだったが、彼の真面目で正直な性格とユーモラスな人柄から、徐々に心を開くようになり打ち解けていく話です。 _ 1948年から1971年のアメリカ南部が舞台で、その時代の黒人差別、ユダヤ人差別も描いていて、アメリカの近代史の一端が理解できるような作品です。 _ デイジー・ワサン役にジェシカ・タンディ(本作でアカデミー主演女優賞)、息子のブーリー・ワサン役にダン・エイクロイド、運転手のホーク・コバーン役にモーガン・フリーマンの実力派の俳優ばかり。 _ モーガン・フリーマンは、当時50歳ちょいなのに、初老の男性役が完璧でした。(なので、ずっと”おじいさん”のイメージがある役者さんです。) https://amzn..

  • 「11枚のとらんぷ」泡坂妻夫:著

    真敷市立公民館で開かれたマジック同好会「マジキクラブ」のマジックショウで、袋の中から出てくるはずの美女「水田志摩子」が姿を消し、自室で殺害されていることが発見された。 _ 彼女の周りには、同じ同好会のメンバー鹿川が書いた小説「11枚のとらんぷ」と関係している品物が散在されていて・・・果たして犯人は誰なのか?という推理小説です。 _ マジックを小説で表現するって難しいですよね。 _ 作者は自身もマジシャンで上手く入り込むようなシチュエーションとマジックのネタを盛り込まれていて、ドキドキしながら結末まで引き込まれました。 _ 推理小説好きも、マジック好きも楽しめる作品です。 https://amzn.to/40k5kjY

  • 「イコライザー(The Equalizer)」(2014年) 観ました。(オススメ度★★★☆☆)

    1984年から1989年にアメリカ合衆国で放送されたテレビドラマ『ザ・シークレット・ハンター』のリメイク劇場版。 _ 元特殊工作員ロバート・マッコールがロシア系マフィアの被害にあって困っている一般市民の為に、元特殊工作員の時の殺害能力を使って悪の組織を壊滅するというストーリー。 _ ロバートは普段ホームセンターに勤める几帳面で優しいおじさんなのですが、殺害する時は瞬殺のプロフェッショナル。 _ アクション・シーンのほとんどが、絶妙なカット割りで、エグいシーンが少なめで心地よかったです。(こういう映画は、アクション・シーンが無駄に長いケースが多い。) _ なかなかの爽快感で、楽しめました。続編もあるようなので、追って鑑賞していきます。 https://amzn.to/42b4msf

  • 大阪城豊國神社(おおさかとよくにじんじゃ) in 大阪府中央区

    大阪城天守閣の近くに鎮座している大阪城豊國神社です。 _ 当然、御祭神は、太閤秀吉さん(豊臣秀吉公)です。 _ 明治天皇が大阪に行幸になった際に、「秀吉はんを祀る神社作ってや」と仰せ出されたのが発端です。 _ 明治6年に京都の本社、明治13年に大阪を別社として創立されました。 _ 京都の豊國神社には千成瓢箪がたくさんありましたが、ここ大阪の豊国神社には、デデーンと秀吉さんの銅像があります。 _ 御祭神が秀吉さんですからね。 _ ご利益は、もちろん立身出世です。 _ やっぱり大阪城の前の秀吉さんは、何か良い感じです。 _ 大阪城に来られた際には、チラっと寄ってみてください。

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、よせなべLANDさんをフォローしませんか?

ハンドル名
よせなべLANDさん
ブログタイトル
よせなべLANDというバンドのブログ
フォロー
よせなべLANDというバンドのブログ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用