二度の流産後毎日色んな葛藤がある中一番の悩みの種は『不育症の検査を受けるべきか否か･･･』。 いつまでたっても私の中で結論が出せずにいました。 やはり『妊娠・出産』は夫婦にとって大きな問題。 もしも検査を受けるとなれば、旦那の協力も必要かもしれないし そして現在専業主婦の私は当然旦那のお給料で検査を受ける事にもなる。 一先ず旦那の意見を聞いてみることにしました。 『不育症』をはじめ『不育症の検査』・『不育の病院』 そして『福岡の不育の病院の先生とのメールのやり取りの話』･･･etc 二度目の流産後からこれまでの事を全て旦那へ話しました。 そしてそれを踏まえた上で、検査を受..
完全流産後、子宮内の物が全て自然に流れたせいか一時的に出血量が減ったようにかんじました。 でも、それは気のせいというか･･･その後出血量は激増し それまで完全流産したというのにさほど痛みも感じていなかった私のお腹は激痛に襲われそれが3日程続きました。 この頃は本当に心身共にボロボロで全てにおいて無気力でした。 姉からは私の様子を心配し妊娠報告以来毎日の様にメールを貰っていました。 でも、この数日は返事すら返せず･･･久々に私からのメールを受け 流産の報告を聞いた時には姉は覚悟していたようでした。 毎日毎日思うのは『どうして私が？』『何故二度も！？』 こんなことばかり考え..
二度目の妊娠でマメ(赤ちゃん)が帰ってきた事に旦那と二人喜びつつも 毎日毎日が不安で一日がとても長く感じる日々を送っていました。 そんな中、二度目の妊娠に辺り私たち夫婦にはある約束がありました。 まず一つは、妊娠12週以降(4ヶ月)まではお互いの両親への報告は避けようという事。 これに関して理由は二つ �@前回の流産の件をふまえて『ぬか喜び』というか･･･ 妊娠で大喜びした直後に流産というショックを与えたくない為 �A前回の流産の件で誰もが慎重になるが故に『あれはダメ！』『これはダメ！』等の 周りの言葉で私の精神的ストレスを最小限にしたかった為。 ..
流産の手術から一週間後術後検診で再び病院へ 結果は問題なく順調。その際先生から言われた事は二つ。 一つは、今回はあくまで『自然沙汰』体調やホルモンバランスの回復の為にも 次の妊娠は間3ヶ月空ける事。 もう一つは、ホルモンバランスの回復をみるために基礎体温をつける事。 また、2ヶ月程付けたら基礎体温を持って再度受診する事との事でした。 もちろん、この結果そのものには安堵したものの 流産で受けた心のキズというか･･･やはりそう簡単には気持ちの切替も出来ず 暫く悶々とした日々を送っていました。 旦那は私の前では涙一つみせることなく流産につ..
2007年3月29日10時半 大切な大切な私たちの赤ちゃんとお別れする時となりました。 出血や腹痛は多少和らいだかんじもありながら待合室で待機。 この日ばかりはたいして待ち時間もなくすぐに診察室へ通されました。 そして、今日の手術の一通りの説明を受けいざ内診室へ向かう時の事です。 旦那はもちろん一日私に付き添うつもりで来ていたのですが その必要がない事を先生から聞き診察室を出る＝私は内診室へ･･･旦那は自宅へ･･･ その診察室を出る扉の前で旦那がふと私のお腹に手を当てました。 旦那：『マメ(赤ちゃん)バイバイ。またね･･･』 誰よりもこの子の誕生を心待ちにし流..
まだ、1度目の流産の話をしている途中ではあるのですが･･･ 私･･･本日カナリ凹んでおります というのも、今日は通院の日 やはり、頭では色々と理解していて色んな意味で開き直って 少しずつでもいいから何とか前へ進もうとは思っているものの いざ病院へ行く日が近づいてくると憂鬱になってしまいます そして･･･行った後は必ず凹んでしまう自分がいます そして、それは今日も同じ これまで、私の不育症の原因に関しては何一つまだお話していなかったのですが 私の不育症の原因は抗PE抗体陽性による『抗..
3月27日夜。 出血が始まった日の夜、普段は21時過ぎに帰宅してくる旦那が19時前には帰宅。 結婚して以来こんなに早く帰宅した事なんて初めて。 私 ：『何でこんな早いと？』 旦那：『○○(私)とマメ(赤ちゃん)のピンチやけんね！』 それまでベットの中で一人散々泣きまくってた私は旦那の心遣いが嬉しくて 少しだけ元気になれたように思います。 病院から戻ってからは『また出血しているのではないか？』という恐怖がはなれず トイレに行く事さえ怖くただただベットに寝ている事が精一杯の状態。 その日は何となくお風呂に入る事さえ躊躇い･･･..
妊娠発覚後から旦那は私のお腹に手を当て 『おはよう』『いってきます』『ただいま』と話しかける毎日が始まりました。 私としては『まだマメ粒程の大きさもあるかないかわからい状態なわけで･･･まだ聞こえてないよ』 なんて言いながらもそんな旦那の姿をとても愛おしく思いそして本当に幸せな毎日だったわけです。 この頃からでしょうか･･･私のお腹の赤ちゃんの愛称が『マメ』になっていたのは･････ そして、妊娠発覚後の始めての日曜日。 お彼岸には少し早いけれど･･･妊娠の報告も兼ね旦那の実家の本家のお墓参りに行きました 報告、そして願..
『結婚後一・二年は二人の時間を楽しむ』 それが結婚当初の私たち夫婦の約束(?)計画(?)みたいなものでした。 その当時私には出産に対する不安等は多少あったものの妊娠に関しては 『その気になれば何とかなるもの』的な考えであって それはつまり『妊娠＝出産』だったわけです 2005年11月結婚。2006年2月新婚旅行。2006年4月挙式・披露宴。 と、二人の時間を楽しみつつ慌しい生活を送っていました。 そして、2006年7月。人生初の『歯痛』に襲われ歯科治療開始。 長年歯医者さんとは無縁の生活というか･･･小学校入学まで虫歯1本..
今日はこのBlogを続けていくにあたりチョクチョク登場するであろう私の相棒を紹介します 私の相棒･･･つまり私の『旦那』です 世間一般でいうと彼は『夫』なわけですが、私にとっては『親友』であり今では良き『戦友』でもあるわけです。 彼とは2003年9月彼が私の勤務先である事業所へ転勤してきたのが出会いでした。 つまりそれまで私が一番避けていた『社内恋愛』なわけです ですが、同じ事業所であっても勤務場所は別だった為全く接点もなかったわけです。 そんな私たちは2004年1月会社の同僚たちと一緒に行ったスノボーᣝ..
『You are the world』 本当の意味は決して自己中心的な言葉ではないはずのこの言葉。 直訳すれば『あなたが世界』。 人生を世界に例えたとすれば･･･これでも許されるのかな！？ 最近、何となくこんな事を考えるようになりました。 2007年。私の人生が大きく変化し動き出してしまったからなのだろうか･･･ 私は『不育症』です。 今まで誰にも言えなかった言葉。でも、本当は誰かに聞いて欲しかった言葉。 初めての妊娠から2回連続の流産を経験し自分の中にうまれた『体への不安』。 本当に私は子供を産むことが出来るのだろうか･･･..
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