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高萩・妙法庵 https://myohouan.hatenablog.com/

お坊さんが主催するHPです。 宗派や信仰の有無を問わず、仏教を体感します。どうぞ宜しく!

ヨガや瞑想、写経などもやります。ご希望の方はどうぞ!

ケンケン
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茨城県
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茨城県
ブログ村参加

2008/03/06

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  • 第2回千葉県法話会

    千葉県でも発起人の方が 企画から告知、下準備をして下さり 2回目の開催が実現しました。 法話会は皆さんの要望と志があって 実現できること、本当に有難いです。 市原市の会場には前回参加の方々、 初参加の方々がお集り下さり、 リクエストに応える形でお話を しました。 ちょうどお彼岸の入り日なので 「六波羅蜜」の説明と 善行のススメをお伝えしました。 法話の後はみんなで読経、 そして質疑応答。 お墓の悩みは 誰もが直面する切実な問題ですね。 法話会終了後は 会場を移動して昼食をとりながら ざっくばらんなお話合いとなりました。 普段、なかなか触れる機会がない 仏教に生きる智慧を親しみを感じて 頂けたら…

  • 東日本大震災第14回忌・慰霊行脚

    今年も高萩市日弁聖人の墓所より 福島県いわき市まで国道6号沿いを 行脚しました。 昨年から伴走車がついてくれるので 撮影もお願いしました。 北茨城市の途上、 津波到来の近くには 童謡「赤い靴」などの詩人・野口雨情の生家が あります。 日本橋から仙台まで続く6号線、 此の辺りでは陸前浜街道とも呼ばれています。 その名の通り、広大な太平洋が広がります。 北茨城市・大津漁港にて。 甚大な被害を受けましたが、 港は復旧しました。 途上、地域の神社や祠で お経を上げさせて頂きます。 朽ち果てた場所なら 猶更、お題目を響かせます。 毎年立ち寄る地蔵堂では 卒塔婆を供えていくのですが、 地元の方がこうして壁…

  • 稲作準備あれこれ

    肌寒い初春に天高く実る庭のキンカン。 硬い皮ごと頬張ると甘さが口いっぱいに 広がります。 この時期になると 摘まんで食べるのが 子供の頃からの楽しみです。 フキノトウも畑のあちこちに出てきました。 刻んで味噌汁に入れたら 一気に春が到来しました。 春に向けて徐々に稲作の準備が 始まりました。 農業は命の根源を体得する、 大切な仏道修行です。 この土塊、何か分かりますか? 牛糞です。 肥料に最適なのですが、 生のまま撒くと強いので 何年も寝かせて発酵させるのです。 臭くなく、土のように軽い上質な 肥料となります。 一輪車11台分、田んぼに運んでは まき散らす地道な作業、 寒風の中でも汗が噴き出ま…

  • 第2回千葉県法話会

    有志の方が発起人となり、 千葉県でも法話会が実現しました。 第2回はお彼岸の入り日に開催です。 3月17日(日)午前9時より 千葉県市原市にて法話とお経の会を 開催します。 事前予約制ですので、 先ずは私宛てに御一報ください。 人数把握の為、10日で締め切ります。 その後に申し込みの場合も 事前予約をお願い致します。 穏やかで明るい集いですので お気軽にご参加ください。

  • 代受苦

    仏様や菩薩様が、 衆生の苦しみを 代わりに受けることを 代受苦(だいじゅく)といいます。 お地蔵様はその代表だそうです。 どうして、私ではなくて あなたがこのような苦しみを 受けねばならないのか? このような状況を見聞きする、 このような場面に直面する、 誰しもが経験ある事と思います。 苦悶にあえぐ方々を知った時、 被災地や紛争地のニュースを 暖かい部屋で観ている時、 その時、どのような感情が 湧き上がるでしょうか? 「どうしてこの私ではなくてあなたが? どうしてこの私ではなくてあなたが? あなたは代わってくださったのだ。」 長島愛生園の精神科医・神谷恵美子先生の 言葉が響きます。 「弱い人、…

  • お題目は魂のお薬

    ここ数日、妙法庵へ 相談に来られる方が続きました。 将来に悲観してしまった人、 ご家族の病に奔走する人、 信仰について学びたい人、 皆さん、胸の内を吐露していきます。 ただお聞きするだけでなく、 私も自分が感じた事、これまでの事例など 挙げながら対話をします。 妙法庵では信仰の有無に関わらず 必ず御宝前にお参りして頂きます。 声に出して、一緒にお題目を3回唱えてもらいます。 特に信心もなく、お題目なんて唱えた事がない人は これが結構、新鮮な衝撃のようです。 長時間お話した事よりも お題目を唱えた事の方が 心のモヤモヤを吹き飛ばす力があるようです。 表情がスッキリ晴れて 帰る人もいます。 お経は…

  • 真心の供養

    49日忌に当たる当日、妙法庵にて お経を上げて欲しいと他県から ご夫妻がお越しになりました。 亡くなったのは叔母様、 ご夫妻は甥っ子に当たります。 喪主は別な親族なのですが 葬儀は行なわず、 火葬場で荼毘に付しただけなので 心残りがあったようです。 叔母様の好きだったお寿司や サンドイッチを持参して供え、 一緒にお経を上げ 供養を行いました。 独身だった叔母様の為に 生前も色々とお世話をされ、 交流を続けていたそうです。 『葬儀をしてもらえなかった 叔母の無念も晴れたと思います。 有難うございました』 と、ご夫妻は安堵の表情を 浮かべ帰られました。 葬儀や法事を不要とする ご家庭には、それぞれ…

  • 復興ぞうきん

    東日本大震災で被災した 岩手県の方々がタオルを縫って ぞうきんにした支援プロジェクトです。 縫い手さんの居住地とお名前、 メッセージが手書きで記されています。 刺繍付きで、ぞうきんとして使うには 勿体ないくらいです。 購入金の一部が縫い手さんの 収入になるので、直接届く支援として とても良いと思います。 私は毎年購入させて頂き、 3月のお彼岸法要で皆さんに 配っております。 注文すると通信文が同封されており 活動状況などを知ることができます。 今回は石川県の方々への支援など 新たな活動が記されてありました。 復興ぞうきんを通して 石川県の方々へも支援が繋がります。 サークルや団体活動での 返礼…

  • 被災地支援

    Facebook繋がりの方が 紹介していた支援を紹介します。 ONLINE SHOP – CARRY THE SUN® 公式ストア どのような形であれ、少しでも 被災地の方々のお役に立てるよう ぜひ、ご活用ください。

  • 震災13年慰霊行脚

    3月11日で大震災から13年、 14回忌を迎えます。 今年も高萩市から福島県いわき市まで うちわ太鼓を叩き、お題目を唱えながら 震災慰霊と地域の安寧を祈って歩きます。 途中、各所で読経供養を行いながら 8時間ほど歩きます。 若干、速度を上げて歩きますが 一緒にお題目を唱えながら 歩きたい方は事前にご連絡ください。合掌

  • 神奈川・新年祝祷会

    各地でお経会を開催していますが それぞれに特色があり、 雰囲気も違います。 神奈川お経会は、 『篤い法華経信仰』の集りです。 今回も事前に休みをとったり、 お仕事を中断して来たり、 お身体の不調にも負ける事なく、 皆さん万難を排して参詣され ました。 それは、この集いに喜びを 感じて下さるからです。 何事も、喜びがないと続きませんね。 新年のお経、お題目を唱え お加持祈祷を受け、 私の拙い法話を聞いて頂き、 円座になってのお茶っこ会。 賑やかに楽しいひとときと なりました。 いつも参加して下さる 人気者ワンコちゃん、 みんなに癒しを振り撒いて くれます。 今回のお布施一部も 震災地に寄付させて…

  • 妙法庵・新年祝祷会

    28日に開催した年始めの信行会、 この日は大安・一粒万倍日・神吉日と 吉祥が重なり、冬晴れにも恵まれ 多くの皆さんが初参りに来られました。 床の間には境内の蝋梅を活け、 歳神さまをお迎えしました。 何かと心落ち着かない日々ですから お経の前に、簡単ヨーガで呼吸と心を 調えてみました。 ゆっくりと呼吸に合わせて 手の上げ下ろし、 これだけで「今ここに」集中できて、 心が落ち着きます。 誰でもどこでも出来る、 おススメのポーズです。 お経の後は、皆さんのお供えを 下げて、みんなでワイワイと茶話会です。 お互い久しぶりにお顔を合わせて、 楽しいひとときでした。 恒例の福引きも行い 皆さんで福を分け合…

  • 山梨・新年祈祷会

    現在は年2回の開催となった為、 久しぶりに山梨の皆さんと お顔を合わす集いとなりました。 皆さんも久々の再会に 笑顔がこぼれ、会話も弾みました。 「会うは別れのはじまり」 という言葉がありますが、 10年近く参加下さったKさんが お仕事の関係で山梨を離れる事になり この日が一つの区切りとなりました。 祈祷法要の後、 御手紙を皆さんの前で 読んで下さいました。 Kさんは縁も所縁もない山梨県に 移住してから、ご縁を受けて この法話会に参加するようになり、 身延山や当時私が居住していた 道場にも足繫く参詣して下さいました。 気さくな人柄で、法話会の皆さんとも 笑顔で打ち解け、良き法友(仲間)で あり…

  • 新年初祈祷会のお知らせ

    各所での日時をお知らせします。 参加お布施の一部を被災地へ寄付させて 頂きます。 事前予約制ですので 初参加の方は必ず ご連絡をお願い致します。 茨城県・妙法庵祈祷会 1月28日(日)午後1時より 山梨県・祈祷会 1月22日(月)午後1時半より 神奈川県・祈祷会 1月31日(水)午後1時より

  • 大震災を受けて

    ニュースを観ては 手を合わせる毎日です。 被災地外に住む者が 今できることは、募金かと 思っています。 これまで各所の災害ボランティアに 出掛けた経験がありますが、 限られた日数と時間で 出来ることは、ほんの僅かです。 今は経済支援が一番有効かと 感じています。 過日、東京での通夜・葬儀を 依頼されました。 年末から体調を崩していたので 断りたかったのですが、 御布施を被災地支援に回す為、 頑張って受けました。 交通費と宿泊費を除いた 全額を寄付させて頂きました。 被災地外に暮らす者は 暖かい布団で寝られる、 三食頂くことも出来る、 何よりも 周りの誰かが 犠牲になったり行方不明にも なってい…

  • 謹賀新年

    佛歴2568年 西暦2024年 令和6年甲辰 本年もよろしくお願い致します。 いつも御覧頂いている皆様の 幸多き一年を祈念申し上げます。 元旦7時、気温7度の新年ご来光です。 高萩市のささき浜、万葉集にも詠われた 風光明媚な海岸です。 個人の平安もさることながら 世界の平和を強く願うばかりです。 『いっさいの 生きとし生けるものたち 幸せであれ』 お釈迦様

  • レンコン万歳!

    家族が時折、喘息の発作を 発症します。 妙法庵のご信者さんで 自然療法に精通されている 御婦人がおり、 レンコン湯が効くよ、と 教えて下さいました。 生の蓮根を皮のまま すりおろし、布で濾します。 ほんのり やさしい甘味があります。 これに葛粉を混ぜ 熱湯を入れて葛湯にしたら ショウガ汁を2滴ほど入れて 出来上がり。 家族に作って飲ませたら 即効性あり、 だいぶ改善しました。 一日2回飲むと 喘息の特効薬になる、 とモノの本にも書いて ありましたが、 先人の智慧は素晴らしいですね。 仏教ともご縁が深い蓮、 バンザイです。 ちなみに茨城県土浦市は レンコン生産量日本一の街です。 真冬の早朝、常磐…

  • 今どきの若いモンは・・・

    鈍行列車に乗ると 様々な乗客の人間模様を 見ることが出来ます。 常磐線に乗車して 高萩へ帰宅中の事。 隣りに女子大生らしき 今風の若者が座りました。 彼女の脇には 大きな荷物を抱えた老人男性が 先客で座っていました。 彼女が座るとすぐさま、 自分が下車したい駅名は、 この路線で大丈夫か?と 尋ねてきました。 彼女は優しい言葉で 私もその駅で下車するから 大丈夫、一緒に下車しましょう! と答えました。 その優しい対応に ご老人は気を良くしたのか、 自分の事や家族・仕事の事などを 立て続けに話しかけ始めました。 周りの乗客はチラチラと視線を 二人に向け、様子を伺っていますが そんな事はお構いなく、…

  • 心に刻んでほしい

    ネットで見聞した言葉、 シェアさせて頂きます。 冷蔵庫に食べる物があり、着る服があるなら、 屋根があって寝る場所があるなら、 貴方は世界の75%の人より裕福だということだ。 もし、自由に使えるお金があり 好きな場所に行ける自由があるなら、 貴方は世界の18%の富裕層にあてはまる。 更にもし、健康に今日を生きられているなら、 今週を生き延べられない数百万の人々より恵まれている。 最後に、 この文章を読んで理解することが出来るなら、 目が見えなかったり 読み書きが出来なかったり 情報や知識にアクセスできない人々よりも 貴方は世界の30億人より幸運といえる。 人生は不平不満を持って生きるのではなく …

  • 釈尊成道会

    12月8日はお釈迦様が 悟りを開かれた聖日と されています。 成道会(じょうどうえ) の法要を営みます。 本年8日は 身延山のご廟所に参拝 させて頂きました。 人身、受け難し 仏法、値い難し 法華経、更に値い難し お題目、唱え難し 唱え難き、お題目を 大音声で唱えし仏縁 文字通り、有難し

  • 神奈川お経の会・お会式法要

    本年締めのお経と法話の会。 皆さんが沢山のお供え物と 報恩の卒塔婆を建て、 日蓮聖人の御命日を偲びました。 皆さん、それぞれの環境から 一所に集まり、共に法華経やお題目を 唱える貴重な集いです。 年齢・性別・立場は まったく関係なし、 共に集い、仏法に触れる 喜び、歓喜を体感する会です。 今年も一年間、 万難を排してお集まり下さり 本当に有難うございました。 来年は一月の初祈祷会となります。 皆さんの篤い信仰心で 更に盛り上げて参りましょう。

  • 妙法庵のお会式

    本年締めの信行会、 日蓮聖人の御命日法要・お会式でした。 旧暦で前日が10月13日でしたので タイムリーにお勤めが叶いました。 今回もご信者さんが 手作りのお惣菜を沢山お供え 下さいました。 皆さんの温かなお気持ちで 妙法庵の集いは開催されています。 お供え餅、いつも硬すぎて 包丁で切るにも ひと苦労でしたが 皆様のお布施から餅切り機を導入、 安全に難なく切り分けることが 出来ました。 縁起物なので、皆さんにお配りしました。 次回は来年1月28日、 新年初祈祷会です。どうぞご参詣ください。

  • 玄秀盛さん

    ニュースで歌舞伎町の悪質ホスト対策を 観ていたら、懐かしい方が出演されておりました。 御存じの方も多いと思いますが 長年、新宿歌舞伎町で 「駆け込み寺」を運営されておられる 玄秀盛さん。 詳細は検索してみて下さい。 本当に頭の下がる活動です。 私も20年ほど前、歌舞伎町の事務所に 伺った事があります。 当時、師匠寺に起居していましたが 同じように「駆け込み寺」として 悩める方々を預かる事がありました。 人を預かるというのは様々な苦労が 伴います。 私自身、生活を共にする中で 実に多くのトラブルや無力感を 体験していたので、玄さんの活動について 関心と共感をもっておりました。 お話を伺った際に …

  • お会式法要のご案内

    妙法庵では11月26日(日)午後1時より、 神奈川お経会では11月29日(水)午後1時より、 日蓮聖人の御命日忌法要を行います。 お経と法話とお茶っこの、心安らぐ集いです。 事前予約制ですので、参加希望の方は 早めにご連絡をお願い致します。

  • 国境なき医師団から

    紛争地での活動に頭が下がります。 毎月、些少ですが私も支援を させて頂いております。 一刻も早い停止を願い、 署名のアドレスを下記に 添付致します。 https://chng.it/6mBsqcJQjm

  • 七面山参拝

    今秋も七面山へ登詣して 参りました。 先ずは、日蓮聖人御廟所へご挨拶。 幾人もの知人とバッタリ再会、 信仰は仏縁へ導く力があると 実感した再会でした。 母を連れての七面山は 今年で12回目となります。 50丁、1700mの山道を お題目を唱えながら登りました。 道中には富士山。 四時間かけて 敬慎院の山門に到着。 龍神様が棲むという 本堂裏手の一ノ池。 本堂にて七面大明神の お開帳参拝。 今までの参拝の中で 一番ニコニコ笑っている 尊顔でした。 二ノ池にある石碑。 そして奥の院へ参篭。 脚の疲れと山頂の冷えを 癒すお風呂を頂き、 精進の夕食。 格別な御神酒が身体の芯まで 温めてくれます。 翌朝…

  • 敬うのでなく、志を継ぐ

    10月13日は 日蓮聖人の742遠忌ご命日でした。 旧暦ですから、 今年のカレンダーでは 11月25日に当たります。 61年のご生涯を閉じられた地、 池上本門寺へ数年ぶりに お参りしました。 ご命日を『お会式』と呼び 全国の日蓮宗寺院では 厳かな法要が営まれます。 妙法庵でも法要を営みますが、 大切な事は 日蓮聖人を崇め奉るのではなく、 その志を倣い実行する事だと 思うのです。 今年の13日は金曜日でした。 日本山妙法寺の 牧野御上人様は毎週金曜日、 国会議事堂前で二時間の 唱題ご祈念を勤めておられます。 雨の日も雪の日も、 10年以上継続されておられます。 本門寺参拝の後、 私もご祈念に参加…

  • 山梨県・法話会のお知らせ

    久々に山梨県法話会を 開催します! 今回は課外法話会です。 10月23日、 午前10時~午後3時まで ヨガと法話の集いです。 事前予約制です、 山梨県の皆さん、 どうぞご参加下さい。

  • 法要のお知らせ

    妙法庵では 11月26日(日)午後1時より、 神奈川県お経会では 11月29日(水)午後1時より、 日蓮聖人報恩お会式法要を お勤め致します。 年内では最後の法要ですので お誘い合わせ、ご参加下さい。 事前予約制となります。

  • マコモの効力

    妙法庵の田んぼでは 水質浄化作用のあるマコモを 植えています。 2メートルほど背丈が伸びる イネ科の植物です。 古来より「神が宿る草」として、神社等の神事で 用いられてきました。 しめ縄の多くは稲わらで作りますが、 出雲大社本殿のしめ縄は真菰(マコモ)で 作るそうです。 お釈迦様が治療のために病人を寝かせた ムシロは、マコモを編んだものだったという 説話もあるくらい薬効が高いのでしょう。 お盆供え物の下に敷く 茣蓙もマコモですね。 マコモについて調べてみたら 麻と同じくらい興味深い事が 多々ありました。 縄文時代の遺跡からマコモの種子が検出されたことから、 縄文人の食糧だったという説や、 万葉…

  • 神奈川お経会・お彼岸供養

    人が人を呼んで 回を追うごとに 参加者が増えていく 神奈川お経会。 今回も初参加の方を含め 総勢20名でお彼岸供養法要を お勤めしました。 神奈川お経会の場合、 皆さんの参加目的が ハッキリしています。 ・お経をしっかり唱えたい! ・ご先祖様や有縁の御霊を ご供養したい! ・不可解な出来事を お経や祈祷で解決したい! 意識をもって参加しているので 会の開催を心待ちにして下さり 誠心誠意、手を合わせて祈ります。 「暇だから 仏教の話でも聞いてみるか~」と いう程度の意識ではありません。 皆さんの熱意に 私も自然と気合いが入り、 御教えに触れ、お経を共に唱える 喜びも湧いて参ります。 日蓮聖人いわ…

  • NHK番組『日本人は農なき国を望むのか』

    昨年、逝去された 農民作家の山下惣一さん。 直木賞候補にもなった 『減反神社』は現代にも 通じる内容でした。 山下さんの番組が NHKプラスで今月30日まで 視聴できます。 https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2023092331974?cid=jp-M71N156RVY 朝6時台に放送された番組、 こういう番組こそ ゴールデンタイムに放送して 全ての日本人に観てもらいたい。 山下さんの仰有るように 食糧問題は農業の話ではなく 消費者の問題なんです。 30年前から訴え続けられた 事柄が、今やっと注目されています。 ぜひ、ご覧下さい。

  • 妙法庵・秋季彼岸会

    秋晴れの中、皆さんが持参した ご先祖の御位牌を供え、一緒に読経し 太鼓を叩いて唱題供養致しました。 少人数の会だからこそ、 お互いの顔を見ながら お話し合いができます。 今回、初参加の方も含め お集まり頂いた皆さん、 お参り有難うございました。 次回は本年締めの会、お会式法要となります。 お誘いあわせの上、御参詣ください。

  • 妙法庵の新米

    お蔭様で 今年も無事に 新米が収穫できました。 5月の田植えから4ヶ月。 早速炊いて、 御宝前や仏壇、神棚に供え お下がりを頂きました。 艶があり、もっちりして 新米の甘味があります。 今年は分けつを抑え、 収量を減らした反面、 味の良いお米になりました。 収量が少ないので、 ご希望の方々にお譲り出来ないのが もどかしいところです。 以下は農水省hpからの 抜粋です。 ご飯について学んで みて下さい。 『品種や炊き方により違いはありますが、茶碗1杯(中盛り)のごはんの重さは約150gで、お米(精米)だと約65gです。 これは、お米は炊くと一緒に入れた水を 吸って膨らむため、ごはんの重さはお米の…

  • 第1回・千葉県法話会

    妙法庵の他に 山梨県と神奈川県で 法話会を開催しておりますが、 この度、ご縁ある方を発起人として 千葉県法話会を開催しました。 6月に遠路、妙法庵まで来て下さり、 「千葉でも是非、法話会を開催したい! 日常生活の中に潤いと安らぎを もたらすような仏教のお話をしてほしい」 と篤い要望を頂き、三ヵ月の準備期間を経て 実現することが出来ました。 千葉県では7年前にも 数回開催したことがあります。 今回は過去に参加された方々や 初めての方々含めて、 新生「第1回・千葉県法話会」として スタートしました。 午前中の開催だったので 高速道で参加して下さった方々もおり、 皆さんの熱意に応えるべく、 「心を調…

  • 妙法庵信行会のお知らせ

    9月27日(日)午後1時より 秋季彼岸会法要と法話会です。 事前予約制です、 参詣希望の方は事前に お申し込みをお願い致します。合掌

  • 初秋の自然に想うこと

    庭のあちこちで 秋の恵みが鈴生りです。 実でなくて 花を食べるんですね。 早稲品種の柿は熟してます。 茨城の笠間市は栗の産地ですが 妙法庵も大粒の栗が豊作です。 awe体験によって心身が活性化する 研究結果は先の記事で触れた通りです。 加えて、土に触れる生活は心身の健康に つながり、土壌が抗ストレスの妙薬に なる、という研究結果もあるようです。 土壌に生息する細菌に、抗炎症や免疫調節、ストレス耐性などの性質があるそうな。 現代人はグランディングが必要、 などと理屈っぽく言いますが 文字通り、地に足をつけない生活が アレルギーやメンタルヘルス障害の 原因のひとつとして、影響していると いう事でし…

  • 妙なる妙法庵の田んぼ

    5月に田植えをした妙法庵の稲作も 4か月の生育期間を経て 収穫の季節を迎えました。 化学肥料を例年より減らし、 除草剤も使わず、田んぼの地力と 自然の養分のみで今年も元気に 育ってくれました。 稲たちの生育環境を出来るだけ 調えてあげる為に 草刈りや水管理だけは欠かせません。 大粒の汗を流しながらの作業では ありますが、これも私にとっては 欠かせない仏道修行であります。 大自然の悠久さを前にすると 自分の存在のちっぽけさを感じますが これを脳科学の分野ではAwe(オウ)体験というそうです。 この体験をしている時、 その人の脳はとても活性化している事が 研究で明らかになっているとか。 納得の研究…

  • 精霊流し

    8月お盆、皆さんは 如何お過ごしでしたか? 盆明けの朝、 高萩の海で精霊流しを 行ないました。 真菰で供物を包み、 供花を差し、 舟に見立ててご先祖様に お帰り頂きます。 私が子供の頃は 多くの人々が海岸で 精霊流しをしていましたが 環境に配慮してか、 風習自体が廃れてしまったのか、 今ではあまり見かけなくなりました。 ちなみに精霊流しや 正月のどんと焼き等を 野外で行う事は 祖霊伝統行事として 許可されています。 最近はお盆飾りを しない家庭も増えてきましたが これは宗教行事以前に 大切な文化でもあります。 文化は精神をつくります。 精神は人としての基礎を つくります。 次世代にも継承してい…

  • 日弁聖人墓所

    高萩市赤浜にある 日蓮聖人の高弟・日弁聖人の墓所へ お盆前の掃除に行って参りました。 700年前、千葉・茨城・福島・宮城と 東日本方面を精力的に布教された 法華経の行者です。 宮城県で布教中、念仏信者の暴漢に襲われ 殉教されました。齢74歳。 同行の弟子2人・信者4人がご遺体を担ぎ 敵地を離れ、千葉県茂原市にあるお寺へ向かって下向します。 しかし、途上の茨城県高萩市赤浜にある 法華堂にて荼毘に付し埋葬となりました。 下記の写真は墓所の裏道です。 700年前、この藪道を通ったのでしょうか。 この法華堂は生前の聖人が数年間居住し 近隣布教の拠点だったそうです。 記録では赤浜にて棺が動かず埋葬した、…

  • 妙法庵・お盆お施餓鬼法要

    猛暑の今夏は時間を 午前中に変更して開催しました。 文字通りの老若男女、 多くの皆さんに お参り頂きました。 百味の飲食をお供えして 参列者が持参したお位牌や 卒塔婆を祭壇に並べ、 皆さんと声を揃えて 法華経を唱えました。 新盆を迎えるご家族含め、 皆さんが亡き人へ想いを寄せる ひとときです。 初参加の小学生にも 分かるような法話をしましたが 目をみて、きちんと聞いてくれました。 法要の後は 恒例のほうろく灸祈祷。 初めての方は 暑かったけど、サッパリした! との感想。 終わった後にお出しした アイスクリームを皆さんが 無心に召し上がって下さり 何よりでした。 限られた時間の中で 久しぶりにお…

  • 妙法庵お盆法要のお知らせ

    直前になってしまいましたが 明日6日午前10時より お盆お施餓鬼法要と 暑気祓い・ほうろく灸祈祷を 開催致します。 予約制ですので、 参加ご希望の方は事前に ご連絡をお願い致します。合掌

  • 神奈川お経会・お盆供養とほうろく灸祈祷会

    隔月開催のお経会。 猛暑の午後、会場一杯の方々が お集まり下さいました。 第一部はお盆お施餓鬼法要。 諸霊に「百味の飲食を供養する」 と申しますが、文字通り皆さんが 持ち寄ったお供え物が所狭しと 祭壇に並びました。 皆さんと一緒に読経お題目を唱え ご先祖様や有縁無縁の精霊に 供養の志を手向けました。 してもらう、のではなく、 自ら供養を営む、皆さんは その姿勢で法要に臨んでいます。 第二部は恒例のほうろく灸祈祷。 殺菌効果もあるモグサの煙が 会場内に充満しました。 初めての方もいらしましたが、 、このほうろく灸祈祷は どなたも喜ばれます。 熱をもって暑さを制す、 先人の知恵は素晴らしいですね。…

  • お耳で涼んでください

    身延山ご廟所に参拝。 緑に囲まれ暑さも和らぎます。 参拝後は、甲府市に移動し 古式ゆかしい金櫻神社へ参拝。 涼やかな音色をどうぞ。 youtu.be

  • 山梨ほうろく灸祈祷会

    半年ぶりの開催となる 山梨法話会。 猛暑の午後、ご縁ある方々が 参加して下さいました。 久しぶりの再会に 笑顔が溢れます。 ハーブ栽培の先生が 祭壇に花を供えて下さいました。 参加の方々が旬の桃やスモモを 供えて下さいました。 こうして皆さんのお気持ちが 自然と集まって開催できる集い なので、場の雰囲気が とても清浄に感じます。 恒例の暑気祓い・ほうろく灸祈祷、 頭頂のツボを刺激しつつ、 殺菌・自律神経安定にも効果ある もぐさの煙を吸いながら ご祈祷を行ないました。 終わってから円坐での お茶会も四方山話で又楽し。 ご都合で参加できなかった方々の お顔も思い浮かべながら 名残惜しくも散会となり…

  • 堀川恵子著『教誨師』

    武田鉄矢さんのラジオ番組 「今朝の三枚おろし」で本書を知り、 引き込まれるように 読みました。 永年、死刑囚と関わった 住職さんのドキュメント。 堀川さんの真摯な取材と 丁寧な文章のお陰で 重い内容ながらも 読み進める事が出来ます。 生まれついた境遇によって 誰もが死刑囚になりうる 可能性がある。 人間の愚かさと哀しさ、 同量に持ち得る 慈しみと儚さを 感じざるを得ない内容でした。 私には関係ない、と一瞥する 方々に一読をお勧めする力作です。

  • 山梨法話会お知らせ

    半年ぶりの開催です。 7月24日午後1時半より 暑気祓い・ほうろく灸祈祷会です。 事前予約制となります。 どうぞご参加下さい。

  • アーユルヴェーダ講習会

    鴨川市・釈迦寺様で定期開催の講座、 久しぶりに参加させて頂きました。 アーユルヴェーダは 僧道生活の基礎ともいえる分野。 毎回、目から鱗の学びと実践があります。 アーユルヴェーダ講師である 影山妙慧・副住職さんの講義。 アーユルヴェーダから派生した 陰陽五行の智慧も納得ずくめです。 何事も陰陽のバランスが大切で 陰を増やさず、陽を減らさずが 肝心なのだそうです。 畑の野菜を例にとると、 同じ土の中でも まっすぐ下へ生えるゴボウ・ニンジンなどは陽性、 横へ延びるジャガイモ・落花生などは陰性。 ニラやネギの先端は極陰なので 調理の際は、切り落として食べない方が いいそうです。 そんな講義の後は マ…

  • 除草を終えて

    妙法庵の田植えから 一か月が経過しました。 例年のごとく、 畔に御幣を立て 田んぼの神様をお祀りします。 農作業の前には必ずお題目を三唱、 振り返って田んぼに向い三唱、 それから仕事にかかります。 苗のそばには写真のような 雑草が生えてきます。 寄生虫のように、シラッと株元に 引っついて苗の養分を吸い取るんです。 人間世界にも居るでしょう、 寄生虫のような輩が・・・。 除草剤をまけば楽に駆除できるのですが 不使用で育てているので 伝家の宝刀・中野式除草機を使って ひたすら除草に励みました。 あしかけ5日間を2回、 計10日ほどかけて 除草を終えました。 文字通り、泥だらけになりましたが これは…

  • 身延ご入山750年・記念参拝

    本年5月17日は 日蓮聖人が身延山に入られて 750年目となります。 神奈川お経会のメンバーで 身延山へ詣でよう! という機運が高まり、 総勢19名で日帰り参拝を 行いました。 有志の方が参拝旗を 作成して下さいました。 到着後、まず始めは日蓮聖人の御魂が宿る 御廟所に参拝して読経。 小鹿が出迎えてくれました。 その後、久遠寺にてお開帳参拝。 お昼は宿坊・覚林坊さんにて 精進ランチ。 覚林坊さんは 目の神様と呼ばれる 日朝上人をお祀りするお寺です。 今回の参拝メンバーには 全盲の方や、眼の病を患って おられる方もおり、日朝堂にて 読経をさせて頂きました。 帰路は道の駅・南部にて 山梨の旬・トウ…

  • 妙法庵・釈尊降誕会

    日本では4月8日とされていますが、 アジアの仏教国では5月の満月に 成道・涅槃を合わせた3つの記念日を ウエサークと呼んで盛大にお祝いします。 妙法庵では6月の満月に開催しました。 お釈迦様降誕の地 ネパール国ルンビニで 住職を勤められるお上人様に いただいた誕生佛。 故事に倣い、甘茶をかけてお祝いしました。 甘茶はショ糖の千倍もの甘さが ありながら、糖質を含まない健康茶です。 抗菌作用・口臭防止があり、 お風呂に入れると美肌にも効果的とか。 お経と法話の後は いつものお茶会。 今回もお茶菓子を持ち寄ってくださったり、 旬のタケノコ煮つけやヨモギ団子を ご供養下さったりと、参加の皆さんが 心も…

  • 信行会のお知らせ

    4日午後一時から お釈迦様降誕法要、ウエサク祭を 開催致します。 参加ご希望の方は 事前にご連絡をお願い致します。

  • 岩波版・『法華経』

    全三巻、購入しました。 数ある法華経に関する本の中でも 基本をおさえた名著に 学ぶことが大切ですね。 齢81歳を迎える御上人様は 朝の勤行後、この岩波版を拝読するのが 日課だと仰っておりました。 天文学者の宇宙論を聞いていると 法華経の世界観と重なるそうで、 81歳にして法華経の感動が 日々新た、だそうです。 私もかくありたく、 少しづつ拝読して参ります。

  • 信行会のお知らせ

    6月4日(日)午後1時より 妙法庵にて信行会です。 今回はお釈迦様のご降誕お祝い 花まつり法要です。 日本では4月8日ですが 海外の仏教国では5月の満月の日、 ウェサークと称して 降誕・成道・涅槃を合わせて 盛大にお祝いします。 月遅れのウェーサークを 皆さんとお祝いしたく存じます。 参加希望の方は、事前に ご連絡ください。

  • 伝統がもたらす影響

    「男はつらいよ」の山田洋次監督が 富山県で講演会をおこなった時のお話。 講演後、もう一回お願いしたいと 主催者から頼まれたそうです。しかも 翌朝7時からお願いしたい、との事。 そんな早朝に人が集まるんだろうかと問うと 「富山の人は勤勉ですから、朝早く起きるんです」との事。 翌朝行ってみたら、広い会場に 沢山の参加者が集まっていたそうです。富山には長い伝統があって、 夏の朝早くお寺に集まり お坊さんの法話を聞くという事が昔から行われているそうです。 夏は農作業にそんなに手のかからない時期だし、朝早くまだ涼しい時間に早起きして、 村や町の人たちがお寺のひんやりした本堂に集まって、 お坊さんのお話を…

  • 募集します!

    野草茶用に カキドオシを採取しました。 和製ハーブというくらい 爽やかな香りがする薬草です。 知らなければ ただの雑草地帯。 知れば貴重な 薬草の宝庫です。 田の畔には ヨモギが生えてきました。 草餅の原料であり、 お灸のモグサでもあります。 急な告知ですが 3日に野草茶用のスギナ摘みと 簡易な田んぼの土いじりを 行います。 併せて妙法庵でお経会も行います。 無理な作業はありませんので どなたでも参加できます。 特に日常のストレスで 心身が疲れている方は ぜひ、妙法庵の自然で 癒されてください。 参加希望の方は メールにてご連絡を お願いいたします。

  • 花貫渓谷の新緑

    妙法庵から車で10分、 花貫ダムを越えた秘境にある渓谷。 秋の紅葉から 新緑の美しい季節になりました。 そばには高萩の民話にも登場する 名馬里が淵があります。 花貫川の清流が 妙法庵の美味しいお米を 育てています。 おススメの 散策スポットです!

  • 妙法庵へいらっしゃい

    過日に摘んだスギナの乾燥が 終わりました。 乾燥前は 乾燥後は 利尿作用やデトックス、 自律神経を調える薬効があるそうです。 煮出して一日コップ1杯を 目安に頂きます。 とても飲みやすいですよ! そして、恒例の 妙法庵コメつくりも いよいよ始動の季節です。 冬の間、初めて田んぼに蒔いた レンゲ草が花を咲かせました! レンゲは窒素分を直接 固定する作用があり、 定番の肥料となります。 厳冬の中でも 若葉が枯れることなく、 春の到来を待って 可憐な花を咲かせてくれました。 私自身、20代の頃は 花を愛でる心境なんて 縁遠いものでしたが、 年齢のしからしむるものでしょうか 今頃になって、花の美しさや…

  • 再び日弁聖人殉教地へ

    再び、宮城県角田市(かくだし)に 参り、日弁聖人の殉教地を参拝させて いただきました。 個人宅の敷地内に 祀られているのですが 家主はお留守でした。 ご近所に了解をとって しばし読経供養を させて頂きました。 法華宗が昭和51年に 建立とありました。 その当時はバスを連ねて 多くのご信者がお参りに 来られていましたよ、と 近所の方が教えてくださいました。 東北の当地で殉教され、 お弟子たちが遺体を担って 関東へ。 千葉県の鷲山寺を目指しましたが 故あって、高萩市赤浜の地で 埋葬されました。 高萩から角田までは 高速道路で2時間の距離です。 700年前、 山越え谷越えして ご遺体を運ばれた 御苦…

  • 妙法庵の春

    庭のしだれ桜も満開になりました。 レンギョウも咲き乱れています。 この辺りは昔、炭鉱で賑わったそうです。 当時の炭鉱夫が植えたと伝わる 山桜がご神木の如く太い幹となり 今年も見事な花を咲かせました。 野草も新芽の季節、 野草茶をつくるため スギナを摘みました。 以前、教えを乞うた野草の先生いわく、 摘み草のコツは 「手にとって無理なく 手折れるもの」 伸びすぎたり、筋張った茎は 硬くてスンナリ手折れません。 摘むのに適した状態の野草は 「どうぞ摘んでくださいな」 と言わんばかりに、自然に 手折れます。 だからこそ、手袋をはめず 素手で摘む触感が大事ですよ、と 先生は教えて下さいました。 奪おう…

  • 神奈川県・お経と法話の会

    早くも2年目を迎えた集い。 参加者の方々が お声がけをして 初参加の方々が増えてきました。 もちろん、無理な勧誘などではなく 自主的に来てくださり、 ありがたい事に次回も参加下さいます。 住職が声掛けするのではなく、 参加者同士の口コミが 人を呼ぶようですね。 今回は春のお彼岸卒塔婆供養。 小さな板卒塔婆を書いて 皆さんとご供養のお経を上げました。 そして、今回から始まった 「法華経を学ぶ会」。 5年かけて毎回一章ずつ 学んでいき、少しでも その精神に触れていきたいと思います。 この会に参加する以前から 様々な経緯で 法華経・お題目にご縁のある方々 ばかりなので、皆さんの 熱意と本気度が直に伝…

  • 妙法庵・春季彼岸会

    ご先祖様や有縁無縁の精霊へ法華経とお題目を唱えて ご供養しました。 今回より法華経の勉強会を 始めました。 兄弟子のお寺でも勉強会をされており、 その資料を分けて頂きました。 妙法庵のご信者さん達と 少しづつ学んで参ります。 次回は5月頃、釈尊降誕会を 開催します。 詳細は後日お知らせしますので お気軽にご参加ください。

  • 東日本大震災・第13回忌慰霊行脚

    例年通り、国道6号線を北上し 汗ばむ陽気の中、約30kmの行程を 7時間かけて唱題行脚させていただきました。 一緒に歩けずともご供養を届けて下さった ご信者さんのお気持ちを背負い、 家族が出してくれた伴走車の応援を得て、各所で慰霊供養と地域の復興を祈り歩きました。 youtu.be 道中、合掌しながら声をかけて来られた男性がおりました。聞けば、取材で各所を回っている朝日新聞茨城支局長の方でした。様々な立ち話の後で、支局長さんは富岡方面へ取材に行く都合上、 若手の記者経由で取材をさせて欲しいとの事で、 記事にしてくださいました。 タイトルに「祈り」を掲げて下さり 編集部の誠意を嬉しく感じた次第で…

  • 日弁聖人殉教の地

    日蓮大聖人の直弟子・日弁聖人のお墓が 高萩市赤浜にあります。 鎌倉時代、静岡県出身の日弁聖人は 北関東・東北方面の布教を志し、 各地で信者を得て寺院を次々と 建立していきました。 73歳の時、宮城県角田市(かくだ)にて 布教中、暴漢に遭い殉教されました。 弟子・信者は千葉県茂原市の鷲山寺へ 遺体を担ぎ帰路を急ぎましたが 時期は6月、ご遺体の腐敗も 進んだことでしょう、 途上、茨城県高萩の地に 埋葬したと考えられます。 角田市の殉教地には 慰霊碑が建立されて 700年経った今でも 法要が営まれているとの事で 以前から参拝したいと 願っておりました。 ネットで調べても おおまかな住所しか 分かりま…

  • 梅が満開です

    水戸の偕楽園では 梅まつりが始まっていますが、 ここ妙法庵でも庭の梅が咲き誇っています。 ご宝前の窓を開けると 借景の美しさが 写真では伝わりきれません。 寒苦に鍛えた梅は 風雪に耐えて 良く薫りますね。 頭が下がる思いです。

  • 聖母サーラダー・デーヴィー(ホーリー・マザー)の言葉

    近代インドの聖者、シュリ・ラーマクリシュナの妻として、 崇敬され続けているサーラダー・デーヴィの言葉です。 『平安を望むのなら、 誰の欠点も探らないことです。 自分の欠点を調べなさい。 世界を自分のものとすることを 身につけなさい。 誰一人、他人はいません。 全世界があなたのものです。』 youtu.be

  • 祈り

    久しぶりに 国会前ご祈念へ 参加させていただきました。 日本山妙法寺の御上人様と 御信者様が毎週金曜日、 二時間ほど太鼓を叩きながら お題目を唱えておられます。 もう10年以上も続けられているそうです。 日本の中枢である国会議事堂に向かい お祈りを捧げておられます。 右でも左でもなく、 「祈り」を捧げ続けるのです。 まもなく東日本大震災から 12年目となります。 供養としては13回忌に当たります。 3月11日、私は例年と同じルートを お題目を唱えながら今年も行脚します。 国道6号線を北上し、 津波や震災の被害があった場所を 祈りながら歩いていきます。 ウクライナ侵攻から一年、 同じ地球上に暮ら…

  • 春のお彼岸法要お知らせ

    3月19日(日)午後2時より 妙法庵にて開催します。 例年通り、ご先祖様のお位牌を 持参ください。 卒塔婆供養申し込みの方は お早めにお願いいたします。 事前予約制なので、参詣ご希望の方は 早めにご連絡をお願いいたします。

  • 新年・山梨法話会

    半年ぶりの山梨法話会、 今回は新年祈祷会を開催しました。 参加者同士、お久しぶりの再会が 嬉しそうな、ひとときでした。 新年初めての読経、 そして初祈祷。 身体に良いことを!が モットーなので 今回はお灸でお腹を 温めながらの御祈祷を 行いました。 お腹を温めると 全体がポカポカして 女性特有の冷えも改善されると いいます。 好評だったので 来冬からも定番となりそうです。 そして、恒例のお茶っこ会。 お供えして下さった持ち寄りのお菓子などを 頂きながら、お互いの近況やよもやま話に 花がさきます。 法話会、と称した集いですが 実際は、このお茶っこの時間に 仏事にまつわる質問を受けたり、 宗教関連…

  • トルコ大震災

    ネット記事のコメントを 引用させて頂きます。 早急な支援を願い 私も寄付させて頂きます。 『東日本大震災のとき、福島第一原発の事故の深刻さが明らかになると、撤収を選択する各国救援隊が続出しました。 撤収するのは当然のことと思いますが、そのような中、各国からの救援隊の中では最長となる3月19日から4月8日までの約3週間、宮城県石巻市、多賀城市、七ヶ浜町など被災地の現場に踏み止まり、最前線で活動を続けてくれた国がありました。 トルコでした。』

  • 葬儀に想うこと

    ご葬儀の場面に立ち会うと ご家庭の雰囲気や 家族関係が垣間見えてきます。 親を亡くされた方からは 生前の親子関係が、 伴侶を亡くされた方からは 生前の夫婦関係が、 弔いの場に雰囲気として 良くも悪くも 表れてきます。 霊があるとか無いとかの 問題でなく、 人は「死んだら終わり」 では決してないのです。 亡くなった人の生きざまが お別れの場面に如実に表れ、 遺族の方々の日頃の行いと想いが 言動の端々に現れるのです。 日本人が葬儀という儀式を 大切に行ってきた理由は 死者と生者の尊厳を守り、 遺族と周囲の方々との より良い関係性を 築いていく為でも あるのです。 我が命の終わりと 引き換えに、 後…

  • 山梨県・法話会のお知らせ

    2月13日午後1時半から 今回は新年初祈祷会を 開催します。 事前予約制ですので 早めにお申し込みを お願い致します。

  • 宗教なき教育は・・

    『宗教なき教育は賢い鬼をつくる』 西洋の諺だそうです。 今の世の中、賢い鬼が どんどん増えているようです。 「生きてるうちが花よ、 死んだらそれまでよ」と、 便利・快適・快楽ばかりを 求めて生きる人間が 増えました。 昨今の日本は 宗教について正しい教育が なされていないので 宗教=害悪と決めつける輩が 増えています。 宗教の「宗」は 「むね」と読みます。 胸、棟、旨。「むね」 すべて中心に当たり 大事な部分です。 おおもと、でもあります。 「命のおおもと」の教えが 宗教です。 その命とは、 他の命を奪って食べて 生命を保っている 生きてから死ぬまでの命、 だけではありません。 虫や植物、大気…

  • 妙法庵・信行会

    新年第一回は初祈祷と、年末に開催できなかった日蓮聖人第741遠忌の法要を併せてお勤めしました。 開催日はちょうど旧暦の元旦。幸先の良い信行会となり、久しぶりの参集に 皆さんのお顔もニコニコでした。 妙法庵の最高齢ご信者さんは数え年100歳になられます!15年以上、毎回参詣下さりお題目を唱えておられます。今回もご家族に支えられながらお参りに来られました。その精神力・信心に脱帽です! 日頃から散歩やストレッチなど体力作りを欠かさない他、読書や趣味にも積極的に取り組まれておられるそうです。年齢を言い訳にしない生き方ですね。 様々な境遇におられる方々が共に手を合わせ、 顔を寄せてお茶する場が信仰の集い…

  • 妙法庵からお知らせ

    1月22日、日曜午後2時より 新年初めての信行会です。 今回は新年初祈祷を行います。 参詣希望の方は事前予約を お願い致します。合掌

  • 自然の養生法

    年末からの疲れが溜まり 新年早々、体調を崩しておりました。 皆様、お身体の調子は如何でしょうか? 歯茎が腫れ 歯科医院で治療も 開始したのですが、 ご信者さんから 自然の養生法を教わりました。 ナスの黒焼き歯磨き粉です。 以前にも頂戴し、しばらく続けていたのですが 途中で辞めてしまいました。 今回は再度チャレンジ、 これがとても効くのです。 腫れが治まり、スッキリしました。 自然の成分なので安全安心、 自然食のお店やネットでも販売しています。 そして口腔の炎症止めとして これも良いよ!と勧めて下さった植物が ハブ草の種。 毒蛇、特にハブに咬まれた時の民間薬として 昔は重宝されたそうですが、実際…

  • 令和5年・謹賀新年

    南無妙法蓮華経 令和5年癸卯、謹賀新年 皆様の幸多き一年を妙法庵ご宝前より 祈念申し上げます。 太平洋に面する高萩市、 美しい元旦のご来光でした。 この吉瑞によって 今年こそ世界の諸問題が 安穏なることを願うばかりです。 高萩市赤浜にある 日蓮聖人の高弟・日弁上人の墓所。 新年の初参りと立正安国・世界平和を 言上しました。 山梨県のご寺院様より 山形県産の慶翁桜を恵送頂き、 御宝前が華やかに荘厳されました。 有り難きご供養に感謝申し上げます。 本年も拙き坊さんの つぶやきをご覧いただき 何かしらのお役に立てれば幸いです。 お付き合いのほど、どうぞ よろしくお願い申し上げます。合掌

  • はだしの和尚

    今の私には真似ができないけれど とても感銘を受けました。 youtu.be

  • お師匠様訪問

    房総半島の真ん中に位置する千葉県大多喜町。徳川四天王の一人・本田忠勝公が大多喜城主として十万石を賜り、城下町として栄えた房総の小江戸です。美味しいタケノコの産地としても知られています。 私が23歳で出家し、 僧侶として育てて頂いた師匠寺が大多喜町平沢の妙厳寺です。久しぶりにお参りし、 お師匠様とお会いして来ました。 感慨深い、ひとときでした。 始めて妙厳寺に伺ったのは14歳の時ですからお師匠様とは、かれこれ36年のお付き合いになります。法拳という法名(戸籍上もこれが本名です)の 名づけ親でもあり、僧侶としての基礎を 一から付けて頂き、育てて頂いた恩師です。 私が出家を希望し、師匠となる僧侶を求…

  • 成道会のお手紙

    12月8日はお釈迦様が悟りを開かれた日と伝えられております。成道会(じょうどうえ)と申します。 その遺徳に倣って8日まで一週間の御修行に励むことを蠟八接心(ろうはちせっしん)といい、禅宗では座禅三昧に精進します。 日蓮宗では特に定められていませんが日本山妙法寺では断食・断水で お題目を唱え続ける御修行を勤めます。水も断ってお題目を唱え続けるのは肉体が死に傾いていく大変キツい御修行です。 怠け者で意志薄弱な私も、例年この蠟八断食行にご一緒させて頂いていますが、今年は諸事情で御修行出来ませんでした。 長年、蝋八を勤めるだけでなく毎月の御断食修行にも精進されるM上人様よりお手紙を拝受しました。 今年…

  • 今、胸が苦しい方々へ

    「胸がギューっと しめつけられるくらい 悲しくて辛い」 と言って 妙法庵にお参りに来られた。 どうしようかと 迷い、ためらいながら 来られたのだと思う。 お経が終わったら 来て良かった、と仰有った。 胸が しめつけられる程の 悲しみ・・・ どん底を味わった人なら 何となく分かる感覚でしょう。 けれど、 「私も分かるよ~、 経験があるから」 と安易に同情は出来ない。 その苦しみの実態は その当人にしか分からないのだから。 高邁な言葉が 人を救う事は 確かにある。 けれど、 お釈迦様や聖人の言葉が どん底であえいでいる人に 直球で届く為には 自らもどん底をなめて どうしようもない自分という 自覚が…

  • 花貫の紅葉

    妙法庵から車で約15分、 紅葉の名所があります。 今年も見ごろを迎えました。 花貫渓谷の吊り橋は 近年、観光バスも来るほど 有名になりました。(下の2枚は「観光いばらき」HPより謹載) その花貫には国の有形文化財である 通称「めがね橋」もあります。 大正時代に造営された 水力発電所の水路で、 現在もこの橋の上を 水が流れています。 この近くにある 昭和48年完成の花貫ダム、 太平洋が望めるという 全国でも珍しい 「海が見えるダム」です。 谷間遠くに見えるでしょうか? どうぞお越しください!

  • 神奈川お経会お知らせ

    11月30日(水)午後1時より 日蓮聖人お会式法要を 行ないます。 本年最後のお経会ですので 参加希望の方は 事前予約をお願い致します。 お誘い合わせ、ご参詣下さい。合掌

  • 信行会のお知らせ

    11月27日(日)午後2時より 妙法庵にて日蓮聖人お会式法要を 行ないます。 今年最後の信行会ですので 参加希望の方は事前予約にて ご参詣下さい。

  • 赤沢集落へどうぞ

    お口なおしの記事です。笑 七面山の入り口に赤沢集落があります。 江戸時代、宿場町として栄えた村です。 現在、観光地として再び注目されています。 集落にある手打ち蕎麦屋さん「武蔵屋」、 地元のご婦人がうつ蕎麦とお煮しめが 美味しい大人気の名店です。 道向かいにある 「宿の駅」、古民家を改修して 素敵なお休み処となっております。 スタッフのおもてなしが温かいです。 早川町行政の前向きな町づくり、 地元民や移住者の知恵を活かした 地域の掘り起こしが素晴らしい所です。 近くには平安時代からの名湯・奈良田の湯もあります。

  • 物で栄えて、心で滅ぶ日本人

    今回、感じた苦言を呈します。 トレッキングやトレイルラン人口が 増えてきて、七面山でも 数多く見かけるようになりました。 かの人達は「信仰」で 登る訳ではないようです。 道中には、いくつかの休憩所(お寺)があり、 そこで身体を休ませたり、 トイレを借りる事はあっても 本堂に手も合わせず、 お賽銭箱に喜捨しない方々が 幾人もおりました。 「私たちは信仰で登ってる訳じゃないよ」、 と、言わんばかりの姿に 「何を勘違いしているんだろう」 と思いました。 七面山の入り口には 鳥居と石塔があり、 お線香立てやお供え場もあって 霊山という場所であることは 初登山の者でも分かるはずなのです。 にも拘わらず …

  • 七面山登詣

    母を連れて七面山にお参りしました。 今年で11回目です。 先ずは登り口にある 白糸の滝と 女人踏み分けの祖・お萬様へ ご挨拶。 七面大明神は 赤い雌龍といわれています。 お出迎え下さったようです。 標高1989m、 日本二百名山の一つであり 法華経守護の龍神・七面大明神が 鎮座する霊山です。 宿坊がある敬慎院は1700m付近に あり、この日は休日も重なって 150名を超える登詣者で 賑わいました。 途上の休憩所も お寺です。 関係者の皆さんが 日頃、参道を整備して下さっているので 安心して登ることが出来ます。 今回は4時間で宿坊に到着できました。 敬慎院裏手の一の池。 龍神様の御池です。 夕飯…

  • 海浜公園のコキア

    茨城来訪のお客様を連れて 国営ひたち海浜公園に 行ってきました。 ちなみに私は初めて行きました。 地元育ちは 案外そんなものかもしれません。笑 広大な敷地に 季節の花々。 常陸秋そばの花です。 秋ソバは茨城の名物で 具沢山のけんちんソバで頂きます。 来月くらいから県内各店で 新ソバが食べられるそうです。 目がくらむような彩の コスモスも満開。 こぼれ咲きの萩も。 そして、お客様が一番 観たかったのは・・・ そう、コキアです! 見事に染まっていました。 ほうき草とよび、 手帚にもなるそうですね。 死ぬまでに 一度は観たい世界ランキング だけあって、海外旅行者も 沢山おりました。 みはらしの丘を敷…

  • 信行会のお知らせ

    11月27日(日)午後2時より 妙法庵にて、日蓮聖人第741遠忌 報恩お会式法要を行ないます。 今年最後の信行会ですので お誘い合わせ、ご参詣下さい。 事前予約制となります。

  • 常陸の湯を訪ねて

    本日、10月13日は 日蓮聖人の741遠忌、御命日です。 昨晩はご入滅の地・池上本門寺の 万灯練り供養を ライブ動画で拝見してました。 13日の聖日、 初めて常陸の湯を訪ねてみました。 晩年、体調を崩された 日蓮聖人が湯治に向ったとされる 常陸の湯。 現在の水戸市加倉井は 身延山での外護信者・波木井氏の飛び領地 の関係もあって、常陸の名湯に向かわれた そうです。 源義家が奥州征伐の際、 立ち寄って傷を癒した名湯のようですね。 碑文には日蓮聖人が小松原法難の翌年、 湯治に来られたと記されてました。 近年まで名湯として営業して いたそうですが、東日本大震災で 水脈がつぶれ入浴施設は閉鎖されたそうで…

  • 妙なる田んぼに立ちて

    田植えから4か月、 妙法庵の稲作も収穫の秋を迎えました。 田植え前に殺菌剤をふりかけた以外は 無農薬・除草剤不使用、 追肥も与えず、地力だけでお米を育てました。 肥料を昨年の半分に減らし、 猛暑の中干しをして分けつを抑えたので 昨年より実が少ないようです。 でも、栄養過多にならず 茎も伸び過ぎなかったので 9月の台風にも倒伏せず、 しっかりと根を張った稲に成長してくれました。収穫するまで何が稲に幸いするか 分からないのが面白いところです。 収量は昨年より少ないですが、 その分、味の良いコシヒカリになったと思います。昨年同様、稲刈りはコンバインで委託作業となり一時間ほどで終了しました。 一晩、乾…

  • 神奈川お経の会・秋季彼岸会

    隔月開催のお経会です。 参加の方がご縁の人を お連れして下さり 回を追うごとに 賑やかさが増しています。 何より嬉しいのは 法華経・お題目を 喜んで唱えておられることです。 信仰は強制ではありません。 喜びの世界です。 明るく温かい雰囲気を 醸し出す場です。 皆さんが卒塔婆を建立し 持ち寄った沢山の供物を お供えしてご供養のお経を お唱えしました。 参加者のお一人が とても明るい気持ちで お経が唱えられたと喜んで おられました。 お経の功徳と皆さんのお陰です。 ご参詣のみなさん、有難うございました! 次回は、11月開催予定です。 お誘いあわせ、ご参拝ください。

  • 妙法庵・秋季彼岸会

    今日 彼岸 菩提の種を まく日かな 【蕪村】 今回の信行会は 初めて参加の方や お久しぶりの方も。 毎回少しづつメンバーが 入れ替わり、その時の仏縁で 交流してくださるのが嬉しいです。 御宝前にお供えして下さった供物は お経後にみんなで分け合って 頂戴します。 供養とは文字通り、 死者と生者が「ともに養う」ことです。 御霊にお経やお供物を捧げて 御魂を養うと同時に、 私達は、そのお下がりを頂いて 共に食し、相集う雰囲気の中で 穏やかな精神を養います。 これが「供養」の極意でもあります。 次回は本年最後の信行会、 日蓮聖人の御命日法要 「お会式法要」を11月開催予定です。 お誘いあわせ、ご参詣く…

  • 田んぼで独り言

    youtu.be

  • 映画『長江』

    さだまさし監督・主演、 2年の歳月をかけて 長江の源流をたどる 資料的価値の高いドキュメント映画です。 この映画製作によって さださんは莫大な借金を背負うことに なったそうですが、 今ではレンタルでも観ることが出来ない とても貴重な映画です。 挿入歌の『生々流転』、 どういう才能を持ったら 20代でこんな曲が描けるのでしょう。 クライマックスの 仏教聖地・峨眉山の光景も圧巻です。 お時間あるときに、ぜひご覧ください。

  • 大地に生きた山下惣一さん

    今夏、お亡くなりになった農民作家・山下惣一さん。中学卒業後、農業に従事しながらその体験を小説やノンフィクションで発表し続けてこられました。 直木賞候補にもなった代表作『減反神社』。私は高校生の時に読みましたが 農民のみが知る痛快な内容で とても印象に残る作品でした。 余談ですが、山林などの道端にゴミを捨てる輩への啓蒙策として、簡易な鳥居が設置されているのを見た事があるでしょうか? 私見ですが、あの簡易鳥居を見た時、『減反神社』のアイデアだ!と直感したほど、山下氏は常に現場目線からモノごとを捉えることが出来る作家だったのではないでしょうか。 この本は山下さんが孫たちに問いかける形で食べ物のこと、…

  • 日本記者クラブの講演動画

    you tubeの動画には 秀逸な番組が沢山あり 勉強になります。 日本記者クラブの講演動画も その一つです。 政治経済だけでなく、 あらゆる分野の第一線で活躍されて おられる方々の貴重なお話が 拝聴できます。 2021年度日本記者クラブ賞受賞記念講演会 2021.6.29 - YouTube 上記の講演会、 朝日新聞所属、大久保真紀記者の お話もぜひ聞いて頂きたい内容です。 その他、過去の講演も含めて テレビやラジオでは聴けないお話も 多いので、検索してみて下さい。

  • 宗教と道徳教育を排除した民主主義

    天下は愚に滅ぶ。 日本人への真っ当なご意見です。 ぜひ、ご拝聴ください。 youtu.be

  • 棚経の恩恵

    お盆の3日間、 お檀家さんのお宅を訪ね 仏壇でお経を唱える行事を 「棚経」といいます。 妙法庵の地元も含めて この風習がない地域もありますが 私の師匠寺がある千葉県の房総半島では 連綿と続く夏の風物詩です。 お盆棚の供養でありながら かつては「棚調べ」とも呼ばれ、 江戸時代のキリスト教禁止、邪宗門改めに 基づいて始まった行事ともいわれています。 以前、アンチ日本仏教の人から 「棚経は、お経の宅配便でしょ」 と嫌味を言われたことがあります。 果たして、そうでしょうか? 私は出家以来20数年間、 毎年お盆には師匠寺の檀家さん宅を お経廻りします。 長きに渡り、各家庭の家族構成やら ご家庭の事情を垣…

  • 穂が出てきました

    お盆が終わり 朝晩には少しづつ 秋の気配を感じる 今日この頃です。 お盆のお手伝いで 房総半島に行きましたら 黄金色に稲穂が実り 収穫の時期を迎えておりました。 妙法庵の田んぼは やっと穂が出揃った季節です。 御覧のように ストロー状に膨らんだ茎の中に びっしりと米粒が詰まって 外に稲穂として出てくるんですね。 命の神秘を見る想いです。 水の管理や畔の草刈りなど 文字通り汗水たらして 手塩にかけた稲が 元気に育っている姿は 本当に嬉しいものです。 理屈より実践、 能書きより体験、です。 頭がパンクしそうな人は どうぞ妙法庵の田んぼに来て 草取りをなさってみて下さい。 心身が活性化します 夜も眠…

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