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あすなろの木の下で http://asunaroweb.blogspot.com

都筑区センター南駅前の整形外科・リウマチ科のブログです。食べ物や音楽のネタも紹介しています。

亜沙郎
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2007/12/23

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  • 俳句の勉強 44 月百句 #61~#74

    さすがに苦しくなってきました、月百句チャレンジ。 メジャーどころの月に関係する季語はだいたい使い尽くしたので、残りはほとんど聞いたことがないような言葉ばかりです。たださえ、語彙不足・知識不足のところに輪をかけて想像力そさえ湧いてこない。 作句のペースもだいぶ落ちましたが、最初に決...

  • 俳句の鑑賞24 大正女流黎明期

     今でこそ、男性より女性の俳人の方が多いんじゃないかと思うくらいに、俳句の世界では女性が活躍していますが、俳句の原型である俳諧が男性の遊びとして広まった影響で、やっと女性俳人が活躍できる場が登場したのは大正時代になってからのことです。 正岡子規から俳句誌「ホトトギス」を継承した高...

  • 国葬

    昨日、安倍晋三氏の国葬が執り行われました。 多くの議論を引き起こし、国民の理解が得られたとはとても言い難い中で、「強行」された国葬であったと言えます。 岸田総理は、ここまで比較的安定した政権運営によって一定の支持を得られていましたが、今回の「思い付き」の国葬の決定・実行によって失...

  • 俳句の鑑賞 23 捨女と千代女

    平安の世に広まった和歌は女性中心に嗜まれたのに対して、江戸時代になると連歌という形式で庶民、特に男性中心に発展しました。連歌の最初の「発句」のみを独立させたものが俳諧と呼ばれ、特に松尾芭蕉(1644-1694)によって短詩として文学のジャンルとして確立した・・・というのが、ごく簡...

  • 俳句の勉強 43 品詞のいろいろ

    俳句作りが上手くなるためには、文語を知らないといけない。文語を知るためには文語文法を勉強すべし・・・と言うのは簡単ですが、いったいどこから手をつければいいのか。 とにかく日本語の言葉一つ一つは、文法的にはその機能から品詞と呼ばれる分類があります。どんな品詞があるのか知っているのが...

  • 俳句の勉強 42 月百句 #47~#60

    何と言っても仲秋の名月が月の俳句の主役ですけど、それとは直接の関係の無い「月」もたくさんあります。それらを拾い上げていきたいと思いますが、いずれも秋の季語になります。まずは、シンプルに「月」で始めます。 #47 逆さ月一つの波紋水鏡 湖でも池でも、あるいはそこらに置いた水のたまっ...

  • 俳句の鑑賞 22 秋分

    昨日でした、秋分の日。 暦の主な事柄は、ほぼ季語になっていますから、俳句の題材として忘れてはならない・・・なんですが、実は「秋分の日」については困った。 何がって、歳時記を見ていても、「秋分の日」あるいは「秋分」を季語として使った例句がすごく少ないんです。講談社の新日本大歳時記で...

  • 俳句の勉強 41 口語俳句

     口語というのは、いわゆる話し言葉。口語を制定するにあたって、細かい違いを全部同じ言い表し方に統一してしまったため、微妙なニュアンスがわかりにくくなりました。 俳句の場合は、文語を使った方が格調高くなりますが、やや古臭さもあって馴染みにくい人もいるかもしれません。現代に生きている...

  • 俳句の勉強 40 ありにけり

    俳句って、現代の話し言葉・・・口語で作ってもいいんですけど、意外とこれが難しい。我々凡人は、好むと好まざるに関わらず、ある程度は昔ながらの文語表現を使った方が俳句らしく仕上げることができる。となると、ある程度は文語の知識も整理しておかないといけない。 俳句の「切れ」を作り出すのに...

  • 俳句の勉強 40 月百句 #37~#46

    基本的に俳句の世界では「月」と言えば秋。空気が澄んでより美しく見えるということですが、月は1年中空にあるので、他の季節でも月を題材にしたくなることはあります。そこで、秋以外の季節の月関連季語を集めてみました。 まずは春。この時期の満月は、やや赤みがかって、にじんだような重たい感じ...

  • 台風14号

    今回の台風14号は過去最大級と言われ、厳重な警戒をするように言われていました。 昨日九州を南から北へ縦断し、進路を東に変えて、今度は本州の日本海側を西から東へ縦断しています。3連休という方もたくさんいるとは思いますが、とてもゆっくりできなかったことでしょう。 関東は直撃ではありま...

  • 俳句の勉強 38 子規忌

    明治35年(1902年)9月19日は正岡子規の命日。 著名人の命日は、俳句では季語として残されています。正岡子規の命日は、「子規忌」あるいは「糸瓜(へちま)忌」、「獺祭(だっさい)忌」という季語になっています。 まずは子規の二人の門弟、虚子と碧梧桐の句を見てみましょう。 門葉の乱...

  • 終わってこそブーム

    たぶん、去年くらいから・・・せいぜいここ2年くらいで、雨後の筍の如くに増えた「生食パン」の店。 港北ニュータウンにも数軒が登場しそれなりに話題になっていましたが、今年の春頃から急速な縮小傾向にあるという話が、ネットニュースなどにしばしば登場するようになりました。 センター南にあっ...

  • 俳句の鑑賞 21 月を詠む

    昔から風流な物、美しい物と言えば「雪月花」、あるいは「花鳥風月」という表現があるわけで、詩歌の題材として「月」はありふれたものかもしれませんが、大変重要な要素であることに間違いはない。 月に関する名句とされるものを探してみましょう。 浴して我が身となりぬ盆の月 小林一茶 盆の行...

  • 俳句の勉強 21 月百句 #21-#36

    月に関係した季語を使って百句詠む。もたもたやっていると、どんどん時だけが過ぎていきそうなので、集中して出来不出来は二の次に(!!)どんどん作ります。 仲秋の月シリーズ、二十三夜の別名「真夜中の月」の余りものからスタート。最初からギャグみたいな句ですが・・・ #21  幽霊と隣り合...

  • 俳句の勉強 月百句 #11~#20

    月に関連する季語を使って百句作る・・・夏井いつき氏から出された「入門試験」だと、勝手に思い込んで挑むことにしました。とりあえずは、仲秋の期間の月齢、つまり月の満ち欠けを追っかける形でスタートして、 10句で満月、十五夜まできました 。 今回はその続き。満月になったら、翌日は月は左...

  • 俳句の鑑賞 20 飯田蛇笏

    高浜虚子と共に、大正期の「ホトトギス」を牽引した最大の俳人が飯田蛇笏です。その業績は、現在も毎年選出される蛇笏賞として称えられ続けています。 飯田蛇笏、本名飯田武治は明治18年(1885)、山梨県境川村の大地主の旧家の長男として生まれました。当時この地域は、江戸時代からの俳諧がま...

  • 俳句の鑑賞 19 種田山頭火

    有季定型で花鳥諷詠を「ホトトギス」という土俵で生涯続けた高濱虚子に対して、無季非定型の自由律によって放浪の旅の中で心情を詠み続けた種田山頭火は、大正から昭和戦前の俳壇で対極にある存在と言えます。 種田山頭火、本名種田正一は、現在の山口県防府(ほうふ)市において、明治15年(188...

  • 俳句の勉強 35 月百句 #1~#10

    月は自転せずに地球を周囲を約29.5日周期で公転し、太陽光の当たり具合によって地上から見える部分が変化するため、これを「満ち欠け」と呼び歴史的には太陰暦に利用されています。日本では、明治5年に太陽の動きを基にした太陽暦に変更されましたので、太陰暦を旧暦(あるいは陰暦)と呼ぶように...

  • 俳句の勉強 34 月百句に挑戦

    2022年は9月10日が仲秋の名月でした。天候が心配されましたが、午後8時頃には近くの住宅の上にくっきりと見えてきて、綺麗な満月を鑑賞できました。 古今、月はいろいろな芸術のテーマとして格好の題材であり、俳句も例外ではありません。 名月や池をめぐりて夜もすがら 松尾芭蕉 夏井い...

  • 女王エリザベスⅡ世

    9月8日、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国(イギリス)の女王、エリザベスⅡ世が逝去されました。 現在のイギリス王室、ウィンザー朝にて1952年に女王に即位して以来、70年7か月の長きにわたり、まさにイギリスの顔として大きな存在感を保持してきました。 亡くなる二日前には、...

  • 俳句の鑑賞 18 昭和の虚子

    ビジネスマンとしての高濱虚子は、ホトトギスを一大俳句企業に押し上げるため、大正12年に鎌倉から都心の丸の内に事務所を移転します。その成果は、多くの大学出身の都市型インテリや財界人が集まることになり、ホトトギスは隆盛を極めるのでした。 しかし、「花鳥諷詠」に固執する虚子に対して、ホ...

  • 俳句の鑑賞 17 明治・大正の虚子

    間違いなく正岡子規以後の俳壇で、最も強力に権威を持ち、ほぼすべての俳人に大きな影響を与えたのは高濱虚子です。すでに何度となく登場していますが、もう少し詳しく人物を深堀してみたいと思います。 子規生前には、後継を任すと言われたもののそれを断ったことがある虚子でしたが、子規が亡くなる...

  • 俳句の勉強 33 花鳥諷詠

    「花鳥風月」という言葉がありますが、英語でいうと「 beauties of nature」ということになって、直接的でだいぶ味気ない感じになってしまう。一般には、美しい自然の風景や、それを重んじる風流を意味します。 古くからある言葉ですが、現代でもなおスピッツやレミオロメンなどが...

  • 俳句の勉強 32 客観写生

    客観写生とは、高濱虚子が俳句を作る時の基本として提唱したことばです。 もともとは、画家の中村不折と交流した正岡子規が、見たままを精密に描く絵画の「写生」技法を俳句に取り入れたことから始まります。子規は、「理想を詠みあげると誰でも考えつくところだいたい同じで類想になるが、写生なら自...

  • 俳句の勉強 31 芸術で苦心

    俳句が上手になるためには、やはり他人からの評価というものが必要。自分だけで満足してもいいんですけど、それじゃあできた俳句が良い物なのか悪い物なのか、いつまでもわからない。 そこで、夏井いつき氏を頼りにしているわけで、夏井氏は結社に入らず、持たず、独自の「俳句集団」と呼ぶ垣根の低い...

  • 俳句の鑑賞 16 河東碧梧桐

    明治6年(1873年)2月26日、愛媛県松山市に生まれた河東碧梧桐(かわひがしへきごとう)は、中学の同級だった高浜虚子と共に、正岡子規に弟子入りし、子規の絶筆三句を書き留める時も枕元で補助をしました。 おしろいの首筋寒し梅二月 河東碧梧桐 明治32年の句。芸子か花街の女性か、首...

  • 俳句の鑑賞 15 虚子と碧梧桐

    明治の俳句が子規一人で成立していたわけではなく、江戸時代から続く宗匠を師と仰ぐ俳諧系列の俳人も存在しました。しかし、子規には特定の師は存在せず、主として新聞と自らが関与する「ホトトギス」に俳句や評論を発表することで、江戸からのシステムに挑んだと言えそうです。それは、維新後の新しい...

  • 俳句の鑑賞 14 子規絶筆三句

    「病牀六尺」、死の間際まで書き続けられた子規の代表的な随筆。牀は床の本字で、「病牀」とは「病床」、つまり畳一枚分の世界が寝たきりの子規のすべてということ。「病床六尺、これが我世界である。しかもこの六尺の病床が余には広過ぎるのである」と書き出します。 悲壮な現実と楽しみを夢想する内...

  • 俳句の鑑賞 13 病牀の子規

    正岡子規の三大随筆と呼ばれている著作があります。 墨汁一滴 明治34年1月16日~7月2日 新聞「日本」連載 仰臥漫録 明治34年9月2日~明治35年7月29日 病牀六尺 明治35年5月5日~9月17日 新聞「日本」連載 これらはほとんど寝たきり状態になった子規が、ほぼ毎日、少し...

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