(リメイク版のネタバレあり) リメイクされたロマンシングサガ2。ロマサガ2といえば七英雄。初回プレイのラストバトルは、術法を全く鍛えずに敗北。知人からクイックタイムを覚えれば倒せると聞き、水の術法LVとJPを上げ撃破。七英雄はラスボスとしての強さが印象的だが、断片的に語られる設定もまた印象的。七英雄コラで知られるコミカライズは、当時殆どマンガを買わなかったのだがロマサガ2が好きだったので買った。 リメイ...
劇場版5部作を終えた「ガンダム Gのレコンギスタ」の総括を述べたい。「Gレコ」は富野由悠季の研究論文「Gのレコンギスタ(以下Gレコ)」は、富野由悠季のによる「宇宙エレベーターやフォトンバッテリー等を通して現代の社会経済と科学技術に対して異議申し立てをする研究論文」である。Gレコの企画が具体化する2000年代後半。富野監督は取材やインタビューを通し「ハンナ・アーレントの『全体主義』の考えをアニメで表...
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(リメイク版のネタバレあり) リメイクされたロマンシングサガ2。ロマサガ2といえば七英雄。初回プレイのラストバトルは、術法を全く鍛えずに敗北。知人からクイックタイムを覚えれば倒せると聞き、水の術法LVとJPを上げ撃破。七英雄はラスボスとしての強さが印象的だが、断片的に語られる設定もまた印象的。七英雄コラで知られるコミカライズは、当時殆どマンガを買わなかったのだがロマサガ2が好きだったので買った。 リメイ...
「ぼくの美術の仕事は富野さんに教えていただいたようなもの」(出典:富野由悠季全仕事) 池田繁美氏は、由悠季名義のザブングル以降のZ・ガーゼイ・ブレン・Gレコ以外のほとんど作品で美術監督を担った。他のサンライズ作品も多い。富野監督が作品ごとでメインスタッフを変える、同じスタッフと組み続けない傾向がある中では珍しい存在である。キャラデザは業界外部から招聘したにも関わらず、美術背景は主に池田氏にお願いし...
かつての2ch等のスレッドのまとめをイラストと音声を使ってまとめた解説動画がある。例えば伝説の92といった、婚姻中の女性が不倫した、自身が有責にも関わらず、女性だから離婚しても夫から慰謝料をもらえる認識。女性はスレ内で相談するが、夫が降臨し投稿を止めさせスレは終わる。こうした家族・友人・仕事間のトラブル、夫婦の馴れ初めや仕事の成功失敗等を扱ったスレのまとめ動画は様々な投稿者によって乱立されている。 ...
シャア 「ふん、そういう男にしてはクェスに冷たかったな、え。」アムロ 「俺はマシーンじゃない。クェスの父親代わりなどできない。だからか。貴様はクェスをマシーンとして扱って」シャア 「そうか。クェスは父親を求めていたのか。それで、それを私は迷惑に感じてクェスをマシーンにしたんだな」逆襲のシャア終盤。クェスの扱いに巡って、シャアとアムロが言い合っている。読み返すと、ねじれているなぁと思った。逆シャア初期...
2024年11月14日発売予定 HD-2D版「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」HD-2D版の世界地図が公開された。よく見るとFC・SFC版と違いがあったので、比較してみたい。比較する地図は下記のものとする。(参考:世界地図風ミニタオル(Ⅲ)変更されている地点① アリアハン北東に小島の追加② ロマリア西に小島の追加③ ノアニール西部の森林の地形に若干の変化 →HD-2D版は森林が海に浸食されて複雑化しているように見える④ カザ...
ガンダムSEED FREEDOMは、シンの闇が深いとか、とあるようにネタ的みせる描写、ネタを容認する作風が印象的だった。例えるなら、原哲夫であいえば蒼天の拳のような印象だ。なぜこう思うか。SEEDも蒼天も、ギャグ/ネタ的見せ方で展開を転がす手法を覚えてしまった後の作品という点からである。さらにいえば、シリアスな笑いの作風から、ギャグに自覚的になった作風への変化であもる。 原哲夫は、北斗の拳~花の慶次~九頭龍まで...
宮﨑駿「君たちはどう生きるか」。心境小説的な印象の本作は登場人物に身近なモデル(仕事仲間・家族等)がいると、メディア/鈴木敏夫経由で語られる。観る側もあの登場人物は誰々のような語り口が見られた。 一方富野由悠季「Gのレコンギスタ」は登場人物のモデルが誰々と言及される語り口は見られなかった。「君生」を通しての鈴木の語り口に違和感を持ちつつ、富野のGレコは登場人物のモデル探しがされなかったと思った。ただ...
「るろうに剣心」の石動雷十太。私にとってマンガの作者が、キャラの扱いに困ることを教えた存在だ。 雷十太の作者コメントを読むまで、作者は作品作りに万能なイメージがあり、この話を知って衝撃だった。作者コメントを読み、本編を読むと最初は強キャラな感じが、回を重ねるごとに矮小化していた。読者として青紫編に後の話だから、青紫より強いもしくは同格の強さをもつのが連載モノとして理想と思うが、そうにはならなかった...
22/7 の滝川みうといえばバランス釜(バランス風呂釜)だ。バランス釜は昭和時代の公営住宅で普及したガス給湯機器。壊れやすい等の理由で1990年代以降、屋外壁掛け式のガス給湯器の普及により見かけなくなった。バランス釜を使用する滝川みうの住まいは古めの住宅団地と推察できる。風呂釜は給湯器と比べると使い勝手が悪い。風呂釜は複数のスイッチをひねる。レバーを回すなどの複数の操作を要する。空焚き(水がない状態で追い...
分解することで表面上では見えないものが見えてくるのが面白い。例えば炊飯器。分解すると、内部の構造や基盤の詳細、素材の組み合わせ方、色々発見できるのが楽しい。さらにゴミとして出しやすくなる。分解とはドライバーとペンチを持って新しい発見を目指して旅する行為ともいえる。からくりサーカスでフェイスレス指令が分解について語っていたが、今にしてその意味がわかる。分解はモノの理解に繋がるし、本質に到達する方法の...
島耕作シリーズが面白く感じられるようになった。これは島耕作シリーズ側に要因があるわけではなく、自分が面白く読めるような状態/感覚に近づいたのだろう。思うのは島耕作シリーズで語られる経済社会情勢については、今でいうyoutube動画の経済系のゆっくり解説のような解説動画に近い機能があるのではと思う。解説動画的な事を島耕作シリーズは結構前からやっていたんだなぁと今更ながら思った。また島が老境に差し掛かっている...
永野護がメカデザインを降板されず続投できたら。安彦良和がオファーを断らず作画監督をしていたら。アムロに子供がいる設定のままだったら。(ベルチル)どんな作品にも製作中にスタッフの降板等や設定の変更はあるのだろうが、もし逆シャアが上記の形で製作されたらどうなったか。違う仕上がりになったと推測される。どっちの方が面白いのか?なんて考えてもみるが、結局世に出た逆シャアがより面白いのではないかと思ってしまう...
鉄腕アトム192話「メドッサの館」を視聴。今回の演出は富野喜幸。「富野由悠季全仕事」を読んでから見ると、ゲストヒロインのドリームの不思議でつかみどころのない感じも含めてチョキ(富野監督の著作で登場する女性。虫プロを辞めCM制作会社へ転職するキッカケとなった人。)にしか見えなかった。また外の世界に出たことがないドリームをアトムは「外に出よう」と誘う展開に、富野の「虫プロを出たい」にという心の声が聞こえた。...
水星の魔女はタイトルからイメージを喚起できる点で良い名づけ方だと思う。そんな「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の岡本プロデューサーはインタビューで次のように語る。岡本 社会科見学で来た10代の子たちから話を聞くタイミングがあったんです。そうしたら「ガンダムは僕らに向けたものじゃない」「(タイトルに)ガンダムとついていたら見ません」と言われて……。「ガンダムは僕らに向けたものじゃない」10代のリアルな言葉に...
劇場版5部作を終えた「ガンダム Gのレコンギスタ」の総括を述べたい。「Gレコ」は富野由悠季の研究論文「Gのレコンギスタ(以下Gレコ)」は、富野由悠季のによる「宇宙エレベーターやフォトンバッテリー等を通して現代の社会経済と科学技術に対して異議申し立てをする研究論文」である。Gレコの企画が具体化する2000年代後半。富野監督は取材やインタビューを通し「ハンナ・アーレントの『全体主義』の考えをアニメで表...
まだ富野由悠季作品を見られる。嬉しい。というのが率直な感想だ。世の中は目まぐるしく動く中で、自分がファンになって結構な時間が経つのに富野は富野作品を作り続ける。それだけでもう充分だ。その上で面白いものを見せてくれるからよりGレコを見られて嬉しくなる。毎度毎度フィルムではなぜこうも元気なのか。アクションシーンはアイディアと工夫に満ち溢れているのか。それも手描きのロボットアニメでそれが見られる。私にと...
仲間を求めて四魔貴族バトル2神よ、その黄昏よ(ファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王)おしまい~妖精円卓領域:O・ヴォーティガーン(Fate / Grand Order)...
ジブリ汗まみれ1/9のゲストに富野監督。最近、富野監督と鈴木敏夫Pが対談等を通してやりあっている姿を見ているのが楽しい。話し合う二人の距離感が面白かった。数十年ぶりに同士が出会い語り合うような距離感。1970年後半から80年前半ぐらいがお互いがやりあっていた頃でかの時代に戻ったような感じで話しているのがよかった。鈴木Pには今後、富野・宮崎の対談をぜひ実現させてほしいと思う。 ...
G1 ファンファーレ(JRA)序曲(DQ1)Love Song 探して(DQ2)冒険の旅(DQ3)戦闘 生か死か(DQ4)海図を広げて(DQ4)戦火を交えて(DQ5)神秘なる塔(DQ8)氷の世界(DQM2)勇者の故郷(DQ4)おおぞらをとぶ(DQ3)天の祈り(DQ9)おおぞらにたたかう(DQ8)愛のこもれび(DQ11)勇者の挑戦(DQ3)この道わが旅(DQ2)そして伝説へ(DQ3)コスモスに君と(伝説巨神イデオンED)カンタータ・オルビス(伝説巨神イデオン発動篇)...
富野由悠季は海のトリトンからGのレコンギスタのキャリアで「移動」を描いてきた。トリトンからイデオンまでの喜幸時代は生死を賭けた中での移動(漂流)。トリトンやザンボットは生き抜くための漂流。この頃の富野はさすらいのコンテマン時代。仕事場を転々とし、不安定な状況を反映して漂流における生死のドラマにこだわったのかもしれない。そしてガンダムの中で移動は子供の頃の夢、宇宙旅行を戦争ものに置き換えて表現。生死を...
「るろうに剣心」の石動雷十太。私にとってマンガの作者が、キャラの扱いに困ることを教えた存在だ。 雷十太の作者コメントを読むまで、作者は作品作りに万能なイメージがあり、この話を知って衝撃だった。作者コメントを読み、本編を読むと最初は強キャラな感じが、回を重ねるごとに矮小化していた。読者として青紫編に後の話だから、青紫より強いもしくは同格の強さをもつのが連載モノとして理想と思うが、そうにはならなかった...