chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
ザ・競馬予想(儲かるかも?) https://blog.goo.ne.jp/goo0348_2007/

主に競馬予想をしています。綿密な予想をしていますのでレース予想において、参考になるとおもいます。

映画が好きな人もよろしくお願いします。

ディープインパクト
フォロー
住所
甲賀市
出身
甲賀市
ブログ村参加

2007/04/21

arrow_drop_down
  • 映画 小間使の日記(1964) 上流階級を皮肉る

    かつてのヨーロッパでは貴族社会が存在していた名残りか、映画でも召使いが雇われているシーンを多く見かける。今では余程の金持ちでも、召使いさんを雇うような余裕なんかない。そもそもそのような映画を見ていると、そんな事ぐらい召使いにやらせないで自分でやれ、とついついツッコミを入れたくなってしまう。さて召使いを雇っている上流階級に対して皮肉的な映画を多く撮っているのがルイス・ブニュエル監督。本作でも上流階級に属すると思われる一家の者を変人扱いしているのが笑える。そんな社会でこき使われる召使いの女主人公であるジャンヌ・モローが何かと理不尽な要求や嫌がらせを受けるのだが、なかなかこの主人公が一筋縄ではいかないメンタルを持ち合わせている。上流社会一家のアホさに最初の方はコメディかと思ってたら、途中からはミステリーに変わる...映画小間使の日記(1964)上流階級を皮肉る

  • 映画 戦火のかなた(1946) 戦争の悲惨さがわかります

    第二次世界大戦の末期において、アメリカを中心とする連合軍は1943年7月10日にシチリア島に上陸してから1945年4月にイタリア全土をナチスドイツから解放する。連合軍はイタリアのバルチザンと協力してナチスドイツと戦ったのだが、これが2年近くも掛かっているのだから、相当激しい戦闘が繰り広げられていたに違いない。この時の状況をアメリカ軍、バルチザンからの目線で描いた映画が今回紹介する戦火のかなた。ちなみに本作は1946年に公開だからイタリアが解放されてから公開までに1年ぐらいしか経っていないことになる。確かに映像は瓦礫の山のシーンもあったりで戦争の生生しい雰囲気が出ている。この戦後の映像の機材を持ち出して素人の俳優を使ってロケ撮影を敢行しているところは、まさにネオリアリズモの作風を感じさせる。ちなみに本作は6...映画戦火のかなた(1946)戦争の悲惨さがわかります

  • 映画 赤ひげ(1965) お医者さんになる人は必見

    山本周五郎原作の小説赤ひげ診療譚を原作とする映画化作品が今回紹介する赤ひげ。多くの名作を生みだしてきた黒澤明監督の作品の中でも人気が高い映画だ。小石川養成所が舞台になっているのだが、この場所について少しばかり説明しておこう。江戸時代は八代将軍徳川吉宗の時に江戸に設置された無料の医療施設。当時の江戸は人口増加が著しく、その中には貧困に陥ってしまう人もいた。そんな人でも必要な医療処置を受診できるために設置されたのだ。そこでの老医師と青年医師の師弟関係、そして彼らとそこに集まる貧しき病人達との交流が描かれている。まったく病を治せないような医者のことをやぶ医者と呼ぶが、だったら逆に名医と呼ばれる医者とはどのようなものか。末期症状の人でも治せてしまう医者のことか、重い症状に罹っている病人を即効で元気にさせてしまう医...映画赤ひげ(1965)お医者さんになる人は必見

  • 映画 ダークナイト(2008) ジレンマに悩みまくる主人公

    バットマンシリーズの第2章の2作目。前作のバットマンビギンズでは、どんなことがあっても人殺しをしてはいけないという当たり前のことを教えられ、どんな凶悪な人間に対しても鉄拳制裁はするが、けっして自らの手で殺すことはしなかった。それはバットマン自身のルールであり、正義のあり方でもあった。それは彼の崇高な精神だと言えるのだが、逆に弱点にもなりえる。その弱点を執拗に突いてくる凶悪な敵であるジョーカーとの死闘を描いたのが今回紹介する映画ダークナイト。ゴッサムシティを犯罪から守るためにコウモリのコスプレをしながら犯罪者を叩きのめすが、そのことによって犯罪者は増えるばかりか、偽バットマンまで登場させてしまう始末。そもそもバットマンはゴッサムシティの市民を守るために行っているのだが、その行いは法の範疇を超えていて、バット...映画ダークナイト(2008)ジレンマに悩みまくる主人公

  • 映画 約束の土地(1975) 3人の若者達の野望を描く

    19世紀のポーランドの工業都市ウッツを舞台にした映画が今回紹介する約束の土地。しかしながら、多くの日本人にはあまりにも馴染みの少ない地方だろう。よって、少しばかりこの当時の時代背景及び舞台設定を説明しておこう。ポーランドという国は歴史上において何回も消滅しては復活している国家。ちなみに当時はソ連、プロイセン(今のドイツ)、オーストリアによる分割統治されていた頃。本作においてもルーブルやマルクといったロシアやドイツの通貨が流通している。そして当時のウッツだが繊維工業が盛んで、多くの工場が立ち並んでいた。ちなみに本作でも工場が立ち並んでいる景観は当時の様子を感じれるし、工場での作業もド迫力の映像を見せる。物語は旧態依然としたウッツがこのまま続けば未来はないだろうと、資本家達に反乱する若者達の姿が描かれる。さて...映画約束の土地(1975)3人の若者達の野望を描く

  • 映画 バットマン ビギンズ(2005) アメコミの人気者

    日本のアニメは世界レベルと言われるが、ことアニメの映画化となるとハリウッドのアメコミに比べてビジュアル、内容においてはレベルは落ちてしまう。そりゃ~、ハリウッドはカネがあるから負けるに決まっているだろう、なんて意見も聞こえてきそうだが、なんてったって内容の深みが違う。さて、アメコミで最も映画化されてきたヒーローと言えばコウモリの格好をした主人公のバットマンだろう。特にタイトル名が表すようにバットマンの誕生秘話を描いたのが今回紹介するバットマンビギンズ。そんな誕生秘話なんてティム・バートン監督版のバットマンで知ってるよ、なんて言う人も居るだろうと思うが、そんな人でも本作を観れば、そうなの~?の連続。なぜ主人公の青年はバットマンになろうとしたのかが、かなりじっくりと描かれる。それは普通の青年が両親を殺されたこ...映画バットマンビギンズ(2005)アメコミの人気者

  • 映画 インターステラー(2014) 壮大なSF映画

    いつもその抜群のアイデアで楽しませてくれるクリストファーノーラン監督が、宇宙を舞台に壮大な人間ドラマを描いたのが今回紹介する映画インターステラー。CGを使わずにビルをぶっ壊すのが好きな監督なだけに、SF映画ではあるがどこか懐かしいローテクな作風を感じさせる。特にお喋りなだけでなく冗談好きの長方形のロボットが使い勝手が悪そうに見えるのに大活躍するのが個人的にはツボだった。まあ宇宙を舞台にした映画なんか殆どが嘘くさいものばかりだが、本作はアメリカの理論物理学者のキップ・ソーンをスタッフに迎えたガチな宇宙観が展開される。そして宇宙に関連する専門用語がけっこうな割合で飛び交う。例えばブラックホール、相対性理論、ワームホール、特異点、ガルガンチュア、重力・・・等など。専門用語やそれらの関連性の説明されるが、これがな...映画インターステラー(2014)壮大なSF映画

  • 映画 邪魔者は殺せ(1947) 瀕死になりながらの逃亡

    タイトルから想像すると、酷い内容の映画を想像してしまう。ちなみにタイトルの原題はOddManOut。意味は「残りもの、余りもの」「仲間はずれ」といったところ。個人的には原題の方もおかしいと思うのだが、もっとおかしいのが邦題の付け方。この映画のどこに邪魔者が居たのか?そして、殺せなんて命令している奴も出てこない。確かに主人公のバックボーンは決して褒められないが、なかなか最後は感動できるストーリーだし、人殺しをしているシーンはあるが、観ている間は主人公がそこまで悪い奴に見えない。むしろ、自分も怪我を負ってフラフラになりながら逃亡している姿に悲しみすら感じさせるストーリーが今回紹介する映画邪魔者は殺せ。そして本作が面白いのが単なる逃亡記録のような構成になっているのではなく、主人公が逃亡中に出会う最中に偶然にも居...映画邪魔者は殺せ(1947)瀕死になりながらの逃亡

  • 映画 モンパルナスの灯(1958) 悲劇の天才画家モディリアーニ

    35歳の若さで夭折した悲劇の天才画家であるアメディオ・モディリアーニ。今では彼の名前は有名だし、作品は日本でも観れるが、生前はまるで売れなくて著しく評価が低かった。さて、西洋絵画が好きな俺の彼の作品のイメージだが、その多くは女性をモデルにしており、現実離れした細長い面持ちで、目の描き方がまるでアーモンドみたいで個性的。誰の絵画の作品か知らされてなくても、これはモディリアーニの作品だと見た瞬間にわかる。正直なところ俺から見ればデッサン力があるとは思えず、大してデッサン力がない画家達が取り上げられる印象派と呼ばれる連中よりも劣るような気がする。しかし、絵の評価なんていうのは上手い下手で決まるわけではない。時々絵画展を観に行くことがある俺だが、実際に絵画を観ると絵画集のような本で観るのと大違い。生で観るとやはり...映画モンパルナスの灯(1958)悲劇の天才画家モディリアーニ

  • 映画 マネー・ショート 華麗なる大逆転(2015) 経済に詳しい人なら・・・

    世の中には凄い人が居るというのを改めて感じさせてくれるのが今回紹介する映画マネー・ショート華麗なる大逆転。世界中を大不況に陥らさせたリーマン・ショックによって、多くの人が貧困に叩き落とされた。アメリカの金融システムだけに止まらず、グローバリズム経済の欠点をモロに痛感したのはアメリカ人だけでなく、世界中の人が痛感した。しかし、そんな金融システムを逆手にとって大儲けをした人間が居る。彼らは多くの人がどん底に陥ってしまった中で、どのような手段を使ったのか。ちなみに本作は経済をテーマにした映画だから、経済用語がこれでもかと容赦なく出てくる。所々で重要な経済用語についての説明はセレブな登場人物達が分かり易く説明してくれるのだが、経済に詳しくない人は1回説明されただけでは理解できない。よって、本作を観る前にリーマンシ...映画マネー・ショート華麗なる大逆転(2015)経済に詳しい人なら・・・

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、ディープインパクトさんをフォローしませんか?

ハンドル名
ディープインパクトさん
ブログタイトル
ザ・競馬予想(儲かるかも?)
フォロー
ザ・競馬予想(儲かるかも?)

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用