映画 女相続人(1949) 女の復讐劇
文豪ヘンリー・ジェイムズの『ワシントン広場』を原作とする映画化作品が今回紹介する女相続人。内向的で優しい性格な女性だと思って付き合ってみたら、次第に気が強い女性に変貌してしまったなんてことを経験したことのある男性は多かれ少なかれ居るだろう。時々、思わぬことから女性の強さを感じることがあるが、まさに本作の主人公の女性がその通り。前半と後半の性格がガラッと変わるのだが、女性の強さというよりも男性からみれば恐ろしさを感じさせる。父娘そして男女の愛憎を描いたストーリーの紹介を。1850年ごろのニューヨークのワシントン広場の近くにおいて。豪邸を構えていて医者をしているオースティン(ラルフ・リチャードソン)は、美しく社交的な妻が亡くなってしまうのだが、娘のキャサリン(オリヴィア・デ・ハヴィランド)は、なぜか内向的で容...映画女相続人(1949)女の復讐劇
2025/02/20 21:47