雨水について
季節というと春夏秋冬の四季なのですが、明治時代になるまで用いられていた旧暦では、二十四節気と言って二十四の季節(節気)がありました。また、旧暦では曜日がありませんでしたが、七十二候(ななじゅうにこう)というものがありました。七十二候というのは、24ある季節(節気)をさらに3分割して季節の移り変わりの目安としたもので、一年間全てで72になるので七十二候といいます。今年2月19日は、旧暦では1月10日。雨水(うすい)という節気に入りました。2月4日(旧暦12月25日)は立春となっているので、雨水は春の季節の一部、春が深まっていく途中の時季を表した候となります。さて、七十二候では雨水(うすい)は次の三つに分けられています。①2月19日~23日:土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)土の水分が凍って固くなっていた...雨水について
2024/02/22 06:35