完成しなかった小説[悪魔の歌声は闇の彼方へ]1992年の10月今から16年前の事ですねこの頃はワープロで書いていましたっけ…FDに保存してたけどPCでは開けな…
俺は自分の言っている事が矛盾している事に気付いた 出来ればこのまま知らん顔を決めても良かっただが聞く気になったのは昔の女を思い出したそういう事にしておくそうで…
『本当にアンタは馬鹿なんだから』よく言われた台詞『そんなの知らん顔してればいいのに』『結局損するのはアンタじゃない』とも言われた事を思い出した 性格はキツイ女…
『実は・・・まだ 話していない事があったんです・・・』香織が切り出したグラスの中の氷に 溶け出した液体がゆっくりと混じりあう『・・・いや 話さなくてもいい』『…
バスタオルを両手で 抱えるように立ち尽くす香織の姿そして 雨に濡れた髪数時間前には 顔も知らなかった女それが今 自分だけの安らぎの部屋に存在している怯えた目が…
エレベーターの扉が開く私から出ると、香織も後から降りる部屋のドアの隙間に張っておいた髪の毛はそのままだった誰も入った形跡はない鍵を挿し込んで廻す乾いた音『今暖…
女を連れて店を出た長居は立場を悪くする恐らく仲間を引き連れて来るだろう店を休んだ事は無かったそれも他人の巻き添えでだ雨に打たれたフロントガラス規則正しいワイパ…
兄貴格の男の靴がにじり寄る剃刀の様な眼をしている暗めの店でもよくわかったシャツが張り付く突然、空気を切る音ヒュッ反射的に身体を逸らした自分の腕を無意識に見る白…
普通のサラリーマン傷だらけで帰宅ありえない話この娘には過去があるそれも言いたくない過去が詮索は好きじゃない面倒は避けてきたそれが私のスタイル突然店のドアが開く…
彼女から見せられた写真を眺め3本目のタバコに火を点けたよく昔の女に注意された『今に肺癌になるから』幸いにもまだ発病はしていない至って健康な毎日を過ごしているも…
「ブログリーダー」を活用して、ayakaji0091さんをフォローしませんか?