道迷い遭難の報道記事などを読むと、その防止策として「常に現在地を確認」「こまめに現在地を確認」と専門家や関係者がコメントしているのをよく見かけます。今回は、そのことについて徹底的に書いてみたいと思います。◎結論から先に書くと…「現在地の確認」ってナビゲーションが正しいか否かを確認するものであって、ナビゲーションそのものではありません。行動中にナビゲーションをしっかりやってこそ、現在地の確認に意味があるのです。◎「常に現在地を確認」って、みんなどうしてるの?スマホに地図アプリを入れている人がこれを言葉通りに実行しようとする場合、片手にスマホを持ち、歩きながら常に画面とにらめっこしている必要があります。入山から下山まで、常に見てないとダメです。道迷いはどこで発生するのか予測がつかないのですから。それをしない人...「常に現在地を確認」とか「こまめに現在地を確認」とか、やらなくてもいい