五月場所が終わり、5月28日は令和七年七月(名古屋)場所の番附編成会議が行なわれた。新十両力士一覧引退力士情報理事会で大関大の里(石川県、二所ノ関)の横綱昇進が決定。出羽海理事と秀ノ山審判委員が使者として派遣され、伝達式が行なわれた。大の里は「横綱の地位を汚さぬよう稽古に精進し、唯一無二の横綱を目指します」と口上を述べ、1月場所後の豊昇龍以来、今年2人目の横綱が誕生した。横綱2名体制は、白鵬が引退した令和3年9月30日以来約3年ぶりである。また、十枚目昇進者も発表され(待遇・改名は番附発表日より)、大辻(兵庫県、高田川)・荒篤山(神奈川県、荒汐)の再昇進が決まった。新十枚目はいなかった。大の里は令和5年5月幕下10枚目格付出で初土俵。初日黒星で全勝一発昇進をいきなり逃す。しかし残り全部勝利して6勝1敗。翌...令和七年五月場所→七月場所