買物からの帰り道 私は夜空を見上げるようになりました 姫とお別れした日から、今日でもう一年が過ぎました あの日、気道を塞がれた姫は 肩を小刻みに震わせて、必死に空気を求めて そのまま一呼吸も許さる事無く、ゆっくりと散っていった 散った命は星になる それはきっと、残された人々の涙が溜まって出来た作り話 なぜなら姫は私の中に あの日のまま、時が止まったように今も居るから でも、もう一年、あともう一年経てば 記憶の中で生き続ける姫の分身は 一筋の光る霧となって、私から飛び立ち 夜空で輝く星になる日が来るのだろうか そしたら姫 私は..
平飼いは底冷えすると知った飼い主さんは、急遽、暖房と屋根を入れてくれた ( 教えて下さったまっつさん、有難うございます!!) こんな時、ふと思うんだ。 人間って暖かいんだな〜って ショップにいた頃は、人間が怖くて仕方なかった 止まり木で溢れかえっていた仲間達は 一羽、また一羽と店員さんの手に捕えられ もう帰ってはこなかったっけ みんな、どうしてるの? 何処かで幸せな生活を送っているの? 僕は幸せだよ。 時々お腹が辛い時もあるけれど 安心に満ちた毎日を送っているよ
僕は迷路をさまよっていた 本当に出口は有るの? 心の何処かで底知れぬ不安と戦いながら それでも僕が進んでいたのは ゴールの存在を信じていたから? 時間の中であがきながら ついに僕は一筋の光を見つけた お腹の痛みはスウッと消えた。 なんだそうか、僕はちょっとの間、体調を崩していただけの事なんだ もう大丈夫。そうでしょ?飼い主さん。 玄関のドアを開けると、部屋からブ・・ブブブ・・!!私を呼ぶ声 声を掛けると殿は、ピーと叫び声をあげて羽ばたきました 足が一瞬、止まり木から浮いたようでした 掬い上げた手の平で殿は嬉しそうに歌..
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