関が原へ(05)
酔っ払って例のごとくドタバタがあったものの、その夜は兄の家に泊めてもらう。酔っ払った小生が高いびきで寝入ったあともゴタゴタが続いたらしいが、それはよく知らない。翌朝、兄の三女(高校生)と近所を散歩。これまで知らなかったが、その子は自然に関心があるようだ。くもの巣をジーッと眺めてから「きれい」とポツリ。小さなカタツムリを手にとっては興味深げに眺めている。兄の一家では珍しいタイプだ。ほかの子らは、朝から晩まで意識のあるうちはギャーギャーうるさいが、三女だけはおとなしくしている。ところが、おじさんが道ばたでタバコを吸いだし、吸殻を側溝に投げ捨てると、「そういうこと、しちゃいけないんだよ」と厳重に注意してくる。兄に似たのか真面目すぎる。本来なら「わたしにも1本ちょうだい」とお願いすべきところだろう。朝食後、次女の運転す...関が原へ(05)
2019/10/31 17:43