アナルコ保守主義(12)
最近、夜に用事が入ることがしばしばで、ついついブログの更新を怠ってしまった。間が空いてしまうと、これまでなにを考えていたのかをほとんど忘れてしまっている。一連の妄想を最初から確認し直すのも面倒なので、ここで話が少し飛んでしまうかもしれないが、どうかお許し願いたい。ある休日の晩、ほろ酔い気分で近所をウロウロさまよっていた。近くの古本屋の前を通りかかると、店先の100円均一セールの棚にソローの『森の生活』(岩波文庫)があったので、ついつい買ってしまう。こういう表現もいかがなものなのかもしれないけれど、なにせ100円である。コンビニでコーヒーを買うようなものだ。たとえ積読となったとしても、それほど手痛いわけでもない。ここでなぜソローなのかとなるけれど、それが米共和党の一つの聖典であるからだ。建党の精神である。ソ連にお...アナルコ保守主義(12)
2019/09/27 19:52