補腎の概念・年のせいとか若いのになぜ?という症状は補腎する
中医学でいうところの「腎」の概念は、西洋医学の腎臓だけでなく、生命を維持する様々なものを総括した生命力といったところに及ぶので、なかなかイメージしずらいかもしれませんね。臓器の腎臓の働きだけを上げても、尿をつくる(老廃物の除去)他に、ミネラルバランスを調整し、細胞内外の水系をコントロールし、血圧の調整や造血の働きもあるし、骨代謝にも関係しています。副腎ではホルモンの分泌もやってくれます。さらに中医学の「腎」は、腎臓、骨、骨髄から脳に及び、ホルモン分泌を刺激する物質を血液に載せて副腎、子宮、卵巣、睾丸などに届けます。これにより生殖、成長、発育をつかさどり、自律神経系をコントロールして酸素や二酸化炭素や水素などなどエネルギー代謝のすべてを担っていてるのです。そして「腎虚」になった時の指標は「髪、耳、二陰」。脱...補腎の概念・年のせいとか若いのになぜ?という症状は補腎する
2024/05/28 15:46