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穴にハマったアリスたち https://blog.goo.ne.jp/ruby_gillis/

ぴちぴちピッチ、プリキュア、マイメロ、しゅごキャラ!、きらりんレボリューション。アニメの株式や日常話

RubyGillis
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2005/11/12

  • (第14話)ひろがるスカイ!プリキュア「スカイランドへ!憧れのあの人との再会」感想

    ■(第14話)ひろがるスカイ!プリキュア「スカイランドへ!憧れのあの人との再会」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第14話より)前回から特に波乱もなく、無事にエルちゃんを送り届けることができました。そしてソラさんは、恩賞として王国の誇る「青の護衛団」に入団が決まりました。驚愕。いや本当に、この展開は予想してなかった。てっきりソラさんの言う「ヒーロー」とは市政のお助けマンだと思ってました。まさか王国の騎士団的なのに憧れていたとは。いや、憧れの人がそうなんだから、そこを目指すのが当たり前ではあるのだけど。しかも今回のエルちゃんの一件でできたコネと実績を躊躇なく使っています。そもそも城下町に来たのも、どうにか護衛団に入りたかったからだそうで。ではこれまでのエルちゃんの救護は、この展開を見越しての打算もあったの...(第14話)ひろがるスカイ!プリキュア「スカイランドへ!憧れのあの人との再会」感想

  • 「ぼくプリ」から思うプリキュアの原点:玩具を売ろう

    「ぼくプリ」等々の絡みで、「プリキュアとは何か」を自分なりに整理してみたところ、私としては「玩具がある」がかなり大きな要素を占めていたと気づきました。「玩具が大事」というと幼稚な原理主義者のようにも聞こえそうですが、一度フラットに見つめなおしてみたい。【ご覧のスポンサーの提供で】常に言われる「プリキュアは子供向け」。では「子供向け」とは何なのかといえば、一つには「玩具を扱っている」ことでしょう。なりきり遊びが原点です。プリキュアに憧れる。プリキュアになりたい。だから玩具を買って貰い、一時の空想と共に楽しく遊ぶ。だから「子供向け」と言われる。(「トロピカル~ジュ!プリキュア」第1話より)この前提があるからこそ、各種バンクでは燦然と玩具が煌めきます。販促のために「仕方なく」登場しているとも言えますが、繰り返さ...「ぼくプリ」から思うプリキュアの原点:玩具を売ろう

  • 「ぼくプリ」から思うプリキュアの原点:玩具を売ろう

    「ぼくプリ」等々の絡みで、「プリキュアとは何か」を整理してみたところ、私としては「玩具がある」がかなり大きな要素を占めていたと気づきました。「玩具が大事」というと幼稚な原理主義者のようにも聞こえそうですが、一度フラットに見つめなおしてみたい。【ご覧のスポンサーの提供で】常に言われる「プリキュアは子供向け」。では「子供向け」とは何なのかといえば、一つには「玩具を扱っている」ことでしょう。なりきり遊びが原点です。プリキュアに憧れる。プリキュアになりたい。だから玩具を買って貰い、一時の空想と共に楽しく遊ぶ。だから「子供向け」と言われる。(「トロピカル~ジュ!プリキュア」第1話より)この前提があるからこそ、各種バンクでは燦然と玩具が煌めきます。販促のために「仕方なく」登場しているとも言えますが、繰り返されることで...「ぼくプリ」から思うプリキュアの原点:玩具を売ろう

  • (第13話)ひろがるスカイ!プリキュア「届けて!はじめてのおくりもの」感想

    ■(第13話)ひろがるスカイ!プリキュア「届けて!はじめてのおくりもの」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第13話より)カバトンを退けて一安心していたら、スカイランドへのゲートも完成しました。これで帰れる。ひろプリ完。実際のところ、物語が終わっています。アンダーグ帝国とやらは詳細不明。ソラさんたちは帝国を滅ぼしたいのではないので、「まぁ困った人たちも居るよね」でしかありません。歴代シリーズと違い、スカイランドは滅びていませんから、王国に戻ればエルちゃんの護衛は多数います。これまた歴代シリーズと違い、エルちゃんは不思議生物ではなく、ご両親も普通に健在なんですから、引き渡さない方が変。敵の目的は「人類の生み出す不幸」とかではないので、エルちゃんを安全な王城に戻せばソラシド市は無関係。こちらの目的も「ハーティ...(第13話)ひろがるスカイ!プリキュア「届けて!はじめてのおくりもの」感想

  • 「たからもの」(ドキドキ!プリキュア ):プリキュアソング感想

    ●たからものドキプリ映画の挿入歌。歌いだしの「あなたのいない未来はつらい」には、ドキプリのテーマが一文に集約されてます。幸せの王子は町の人たちを救うためにツバメを犠牲にした。家族を優先して、王女様はトランプ王国の国民を切り捨てた。映画で描かれた「結婚」も、誰か一人を選んで他を捨てる行為。幼少のマナさんはお祖母ちゃんの元に走り、結果的に大好きなマシュマロが死んだ。ラストバトルにおいても、マナさんは他の面々を犠牲にしながら先に進んだ。このお歌が「切り捨てた側(王子)」「切り捨てられた側(ツバメ)」のどちらから歌ったものかは分からない。マナ・六花・ありすの3人で歌っていますから、おそらくは両方の意味を持たせてると思う。どちらの側から見ても切なすぎる。[引用]『「あなたのいない未来はつらい」さみしくて目を閉じれば...「たからもの」(ドキドキ!プリキュア):プリキュアソング感想

  • (第12話)ひろがるスカイ!プリキュア「ツエェェェ!キュアスカイ対カバトン!!」感想

    ■(第12話)ひろがるスカイ!プリキュア「ツエェェェ!キュアスカイ対カバトン!!」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第12話より)ソラさんが夢にまで見たであろうシチュエーション「子供を守り、仲間に応援されながら、特訓の成果を発揮して悪を一人で倒す」が遂に実現…!おそらくは彼女が第1話でやりたかったのは、こういう展開だろうと思う。そして今回この戦いができたのは、「特訓」「一人で倒す」のこだわりを捨て、幅が広がったから。ヒーロー以外のことをしていたから、ヒーローとして戦えるようになる不思議。以前の彼女なら、約束を違えて不意打ちしてきたカバトンや、それから守るために戦ったプリズムさんらを見て、「私が油断したせいで危険に晒した」とネガティブになりそう。しかしながら今の彼女は違う。己のやるべきことをやり、任せると...(第12話)ひろがるスカイ!プリキュア「ツエェェェ!キュアスカイ対カバトン!!」感想

  • 「2018年の謎(ジョージの最優先は野乃はなではない説)」: HUGっと!プリキュア 愛崎えみる研究室問題考察

    「なぜジョージは2018年で時間を止めようとしたのか」という基本に立ち返ってみる。※ハグプリの物語が2018年である保証はないのですが、ここでは2018年だとして進めます。(「HUGっと!プリキュア」8話より)【疑問】トゥモローを追いかけてクライアスがやってきて、2018年で戦いが始まった…のには幾つか奇妙な謎があります。●疑問1「なぜ2043年で時間を止めなかったのか」トゥモローが過去に逃げたのなら、放置してそのまま2043年で時間を止めればよいです。当初こそミライクリスタル反転方式による時間停止を試みていましたが、他の方法でも彼らは時間停止が可能です。世界の真相がどうであれ、ジョージ達は「未来は変わらない」と確信しているので、トゥモローが過去で何をしようが現在の彼らには影響なし。わざわざ追いかける必要...「2018年の謎(ジョージの最優先は野乃はなではない説)」:HUGっと!プリキュア愛崎えみる研究室問題考察

  • (第11話)ひろがるスカイ!プリキュア「気まずい二人!?ツバサとあげは」感想

    ■(第11話)ひろがるスカイ!プリキュア「気まずい二人!?ツバサとあげは」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第11話より)ツバサくん、大人のお姉さんに弄ばれる。成人女性かつ自動車免許保有という、ある意味スカイランド人より異世界の住人のあげはさんに連れられて、一行は山へ。何で唐突に山なのか?は特には説明はありませんでしたが、免許取りたてのあげはさんがドライブをしたかったんでしょう。初心者マークが眩しく光る。こういうところ、絶妙に初々しさがあってときめきます。少年から見れば大人のお姉さんでも、客観的に見るとそうでもない。ケチをつけるつもりは一切なく、意図した演出でもないとは思うのですけど、「山にドライブ」のミスチョイスぶりも良いです。おそらくは1歳未満のエルちゃんを連れていくには、かなり不適当。自分の子なら...(第11話)ひろがるスカイ!プリキュア「気まずい二人!?ツバサとあげは」感想

  • 「こころをこめて」(ドキドキ!プリキュア ):プリキュアソング感想

    プリキュア楽曲総選挙(2023年4月7日~5月7日)の「泣けちゃう曲」に投票してるので、応援を兼ねて。●こころをこめてキュアソードことまこぴーのシングル曲。ドキプリ40話挿入歌。レジーナ様が強襲、捉えられて大ピンチ…という状況下。相手はプリキュア三種の神器・ミラクルドラゴングレイブとかいう、いかにもな強武器を構えるレジーナ。プリキュア総がかりでも五分以上に渡り合う強者です。それに対するまこぴー。彼女の取った選択は変身解除。身にまとうはお子様から公募したドレス。歌うのはプリキュア黎明期から支えてくれている佳那子お姉さん。謎生物から渡される初期玩具のヘッドセット。単純な武力とはまるで異なる、だけど明らかに「強い」布陣。はっきり言ってこの状況で、まこぴーが歌いながら接近してくるのは恐怖しかない。ミラクルドラゴン...「こころをこめて」(ドキドキ!プリキュア):プリキュアソング感想

  • (第10話)ひろがるスカイ!プリキュア「むむむ!思い出の料理ってどんな味!?」感想

    ■(第10話)ひろがるスカイ!プリキュア「むむむ!思い出の料理ってどんな味!?」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第10話より)3人目の正式加入でOPやアイキャッチも更新。スカイさんはこういうポーズさせると魅力増し増しだと思う。その3人目ことツバサくんのプリキュア歓迎会をすることになり、彼の思い出の料理・ヤーキターイを作ることに。作り方はすぐに判明、材料も判明。但しスカイランド産の小麦もどきや小豆もどきがいるらしい。ではそれらを探しに行こう!となるかと思いきや、似たもので代用しよう!の方向に。とりあえず鯛焼きに似ているのでその製法で作ってみる。当然、何かが違う。次に様々な材料で作ってみて、味を試行錯誤。結局ヤーキターイそのものはできなかったけど、ツバサくんが欲していたのはヤーキターイそのものではなく、そ...(第10話)ひろがるスカイ!プリキュア「むむむ!思い出の料理ってどんな味!?」感想

  • ■「episode16:海底からの声」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2023年5月号)感想

    ■「episode16:海底からの声」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2023年5月号)感想なかよし2023年5月号[2023年4月3日発売]【電子書籍】[なかよし編集部]復活のBBSによる猛攻をるきあさん達が受けているその頃。海の奥深くのどこかで星羅はローラン相手にお目目をキラキラさせて爽やかに笑っていらっしゃいました。表情がころころ変わる星羅が実に可愛くてよいのですけれど、オレンジ人魚のチョロさは何なんだ。星羅がローランにくっついているのは、彼が平和を約束してくれたからという単純なものでした。他のマメプリのお姉さんたちがあまりにもどうしようもなさすぎて、こんなどこの馬の骨とも知れぬサカナにひっかかってしまった。彼はパンタラッサでもなく、普通のマーマンだったようです。「マーマンとして...■「episode16:海底からの声」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2023年5月号)感想

  • (第9話)ひろがるスカイ!プリキュア「勇気の翼、飛べキュアウィング!!」感想

    ■(第9話)ひろがるスカイ!プリキュア「勇気の翼、飛べキュアウィング!!」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第9話より)前回の感想で「自力飛行に拘って頑張ってきたのに、プリキュアに変身したから飛べました、で満足できるのか?」と疑問を書きましたが、そこはやっぱり安心のプリキュアさん。ちゃんとケアされてた。ツバサくんはエルちゃんを助けるために頑張った。残念ながら非力で、格好よくカバトンを倒すことはできなかったけれど、その身を犠牲にして奮闘なされた。だけれど、赤ちゃんにはそういうの分かりません。ナイトの犠牲を許さない。ツバサくんの犠牲を看過できず、結果的に彼の奮闘をも無駄にしてしまう。傍目にはイライラする行動ですが、赤ちゃんにはそういうの分からないんです。犠牲を受け入れろというのも、ある意味で大人扱いというか...(第9話)ひろがるスカイ!プリキュア「勇気の翼、飛べキュアウィング!!」感想

  • 「夢みる女の子」(Yes!プリキュア5):プリキュアソング感想

    ●夢みる女の子春日野うららさんのイメージソング。テーマ的な物を気にして見始めたのが「5」の頃からだったこともあり、当時からこの曲は好きでした。「5」は「夢を叶えることに意味があるのか」のお話で、特に春日野さんは顕著に出てたと思う。「夢は叶わない」ではなく「叶えても意味がない」。カワリーノさんに見せられた悪夢も、闇レモネの煽りもその方向。それに対するレモネの回答は「夢が呼んでいるからもう行く(お前らに説明している暇はない)」というとても格好良いものでしたが、彼女を支えていたのは「みんなが応援してくれるから」。【引用】『一人でも目指してく夢があった。途中で息切れしても階段昇って』『心が折れそうな夜越えた時何かが動き出して人は変わるの』『ふと最近気が付いたことがあるのみんな気持ちが背中押してくれてる』【引用終】...「夢みる女の子」(Yes!プリキュア5):プリキュアソング感想

  • (第8話)ひろがるスカイ!プリキュア「 飛べない鳥と、ふしぎな少年」感想

    ■(第8話)ひろがるスカイ!プリキュア「飛べない鳥と、ふしぎな少年」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第8話より)画面の端々に映りこんでいた謎の鳥ことツバサくんが正体を現しました。スカイランド原産の飛べない鳥だそうで。彼の種族は飛べない代わりに人の姿と技能を得た。だけど彼の夢は飛ぶこと。夢見ることは悪いことではない。しかしながら劇中でも明言されたように「適材適所」はあります。アクシデントでこちらの世界に迷い込んだ彼は、航空力学の勉強をせっせと行い、飛ぶ夢に邁進されています。てっきり「飛行機を作る」のかと思いきや、あくまで自力飛行に拘っていらっしゃる。効率の面でいえば、明らかに悪手です。彼の強みは「人型になれること」「技能に秀でていること」なのだから、飛行機を作った方が良い。自分一人でなく、他の人々の「空...(第8話)ひろがるスカイ!プリキュア「飛べない鳥と、ふしぎな少年」感想

  • 「if世界での再会/ルールー分裂問題」: HUGっと!プリキュア 愛崎えみる研究室問題考察

    うちのブログでは歴史改変については、下記の解釈でいます。『世界は一つだけで、ルールーは改変後の未来から来ている。「歴史が変わること」が最初から織り込み済みなので、結果として全く同じことを繰り返している』(「HUGっと!プリキュア」22話より)図に書くならこのようなイメージ。複数の世界を想定せずともハグプリは説明可能なので、シンプルにこれで済みます。ただ「世界が複数ある」説の方が人気があるのも事実なので、その前提での解釈も試みてみる。もしも続編が出た時に、パラレルワールドが全面に出される可能性はかなりありますから、それにも備えたい。まず前提を整理します。(1)歴史改変のトリガーは「タイムトラベルをしたことそのもの」であると断定する理由はない。ここに拘るのは、タイムトラベルそのものが原因だとすると、描写内容と...「if世界での再会/ルールー分裂問題」:HUGっと!プリキュア愛崎えみる研究室問題考察

  • (第7話)ひろがるスカイ!プリキュア「ドキドキ!転校生はヒーローガール!! 」感想

    ■(第7話)ひろがるスカイ!プリキュア「ドキドキ!転校生はヒーローガール!!」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第7話より)ハレワタールさんがご転入なされた。スカイランドのことは秘密にしたい。しかしながら彼女は正直な子。だから目立たないようにして、質問攻めを回避しよう。対策になってない気がしてなりませんでしたが、ソラさんの本心としては悪目立ちして孤立したくなかったとのこと。故国での学園生活が偲ばれる。とはいえ何せ正直な子なので、規格外の運動能力を皮切りに、結局はヒーロー志望のことまで大公開されました。そしてそれを温かく迎え入れられた。似た話はハグプリの野乃さんでもあった。野乃さんは転校前の学校で上手くいかなかった。転校先では己を偽ることなく、生活できた。違いは何だったのか…といえば、直接的なところだと薬...(第7話)ひろがるスカイ!プリキュア「ドキドキ!転校生はヒーローガール!!」感想

  • 「続編なんか怖くない」: HUGっと!プリキュア 愛崎えみる研究室問題考察

    オトナプリキュア&続編シリーズが発表されました。今まで「どうせ真相は明らかにはならない」と好き放題に考察もどきをしてきたのに、何かが描かれてしまう可能性が出てきてしまいました。散々力説してきた「未来は変わっていない」「ルールーは平行世界に帰ったのではない」等が覆ってしまうかもしれない。喜ぶべきなんですが、もしそうなったときに心置きなく楽しめるように、今から予習しておく。※2023年3月15日現在、ハグプリ続編は全く示唆すらされていません。(「HUGっと!プリキュア」40話より)【(1)2018年以後、2030年以前の物語】ハグプリ続編として思いつくものとしては、まずはシンプルに「野乃はなとジョージの結婚」とかを巡る物語でしょう。例えば2028年。最終回から10年後の未来が舞台。野乃さん達は24歳頃。薬師寺...「続編なんか怖くない」:HUGっと!プリキュア愛崎えみる研究室問題考察

  • (第6話)ひろがるスカイ!プリキュア「伝えて!ソラの本当の気持ち」感想

    ■(第6話)ひろがるスカイ!プリキュア「伝えて!ソラの本当の気持ち」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第6話より)かなり奇妙で違和感のある回でした。プリキュアさんは序盤で違和感を覚えたところはテーマに関わっているので、ちょっと怪しんでみる。ましろさんと距離を置こうとしていたソラさんですが、今やすっかり、ましろん中毒患者と化してしまいました。彼女が学校に行っている間が落ち着かない。完全に依存症です。過剰な優しさは、人格に悪影響がある。「ふたりはプリキュア」リスペクトということで、ここまでかなり「ふたり」が強調されてきました。が、そうなると「ひとりではダメなのか」「ふたりの弊害」がカウンターとして沸き上がってきます。まず「ひとりではダメなのか」。ハグプリでも「思い出があるから踏ん張れる」に対し、「思い出がな...(第6話)ひろがるスカイ!プリキュア「伝えて!ソラの本当の気持ち」感想

  • 「時間の牢獄」: HUGっと!プリキュア 愛崎えみる研究室問題考察

    「時間が止まる」という現象が何なのか分かりません。(「HUGっと!プリキュア」40話より)未来へのタイムトラベルは、現実世界でも普通に可能。過去へのタイムトラベルも、理論上は否定はされていない。だから一応はイメージはできる。では時間停止はといえば、「時間停止=全ての物体が静止している状態」であるなら、不確定性原理とかその辺が理由で起きえません。時間は止まらない。というか、そもそも時間は流れていないとも言える。フィクションなんだから原理は無視するとしても、物語に関わる疑問がいくつか沸きます。【素朴な出発点】仮に2043年冬に世界全体の時間が止まるとして、43年夏のキュアトゥモローが、2018年に助けを求めてやってきた。ストーリーとして違和感はない。仮に時間停止が2030年だったらどうだろうか。2043年のキ...「時間の牢獄」:HUGっと!プリキュア愛崎えみる研究室問題考察

  • (第5話)ひろがるスカイ!プリキュア「手と手をつないで!私たちの新しい技! 」感想

    ■(第5話)ひろがるスカイ!プリキュア「手と手をつないで!私たちの新しい技!」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第5話より)プリキュアが二人に増えました。カバトンは恐怖で職務放棄し、ソラさんはましろさんを巻き込んだ恐怖に慄く。敵味方共に余裕がない。ソラさんを「初代を見ていた初期視聴者(現20代半ば)」に例えてみると、彼女のヒーロー像は「専業主婦と子供を養って戦う大黒柱」に近しいです。かつての流行語「24時間戦えますか」のノリ。家庭を離れて、職場で一人戦う。心身を壊し、家族とも疎遠になっていくけれど、ヒーローとは孤独を恐れないものなのだ。しかしながら今は現代。その戦い方ではやっていけません。夫が一人で24時間働くよりも、妻も12時間働いて、夫の仕事は12時間に減らす。減ったのだからその分を家庭に回せて、夫...(第5話)ひろがるスカイ!プリキュア「手と手をつないで!私たちの新しい技!」感想

  • 「episode15:美しき2人のライバル」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2023年4月号)感想

    ■「episode15:美しき2人のライバル」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2023年4月号)感想なかよし2023年4月号[2023年3月3日発売]【電子書籍】[なかよし編集部]るきあさんが黒砂くんと絶賛イチャイチャやってたところ、新たな敵がやってきました。ミミです。シスターミミ。復活させてもらい、生活費を稼ぐためにローランの元に再就職したそうです。深海魚は大変だ。ちゃんと期待される職務内容もわきまえているようで、意外に律儀な性格をなさってた。そういえばガイト様の時も、「仕事なので演技してます」的空気はあったな。ミミがいるならシェシェもと思いきや、お姉様はベンチプレスで忙しく、就職すらしていないらしい。「ラマン」という露骨な役職名が嫌だったんですかね。シェシェ抜きとなると、アニメ27...「episode15:美しき2人のライバル」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2023年4月号)感想

  • (第4話)ひろがるスカイ!プリキュア「わたしもヒーローガール!キュアプリズム登場!! 」感想

    ■(第4話)ひろがるスカイ!プリキュア「わたしもヒーローガール!キュアプリズム登場!!」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第4話より)ましろさんが変身なされました。大変に見目麗しい。光属性らしくキラキラ輝いていらっしゃいます。何か物凄く正統派というか清純派というか優秀なプリキュアさんだ…。さてそれ自体は良いことなのですけれど。ましろさんが参戦されたことで、ソラさんの立ち位置が難しくなりました。ソラ・ハレワタールさんは幼少の頃からヒーローに憧れて、毎日鍛錬に明け暮れていた。異世界にやってきた今日この頃も、ジョギングやら文字やらの訓練をかかさない。そんな彼女がプリキュアになるのは分かる。まさしくヒーローだ。しかしながら、取り立てて取り柄のない凡人(本人自称)たるましろさんも、プリキュアに変身して戦えた。これ...(第4話)ひろがるスカイ!プリキュア「わたしもヒーローガール!キュアプリズム登場!!」感想

  • 「はぐたんは若返っていない説/ハグプリ未解決問題」: HUGっと!プリキュア 愛崎えみる研究室問題考察

    エルちゃんとの相違を整理する意味も込めて、はぐたんの疑問をまとめてみる。(「HUGっと!プリキュア」40話より)はぐたんとハリーには不可解な謎が残されています。まずそれらを列挙し、仮説「はぐたんは本当に赤ちゃんで、トゥモローが若返ったのではない」を考えてみる。謎①「ハリーの奇妙な言動」ハリーの言動には不思議な点が多々あります。特に第1話。後々の説明(主に40話)とも合わせると、あの時のハリーは「クライアスの追手からトゥモローと一緒に逃走。タイムトラベル後にトゥモローが赤ちゃんになった」と受け取るのが自然な理解です。しかしその割には動揺が見られません。40話の回想では「何やこれは!?」「(赤ちゃんのトゥモローを見て)なんでやねーん!!」と驚いてはいます。が、その後の野乃邸では、(この事態を説明できる人物はい...「はぐたんは若返っていない説/ハグプリ未解決問題」:HUGっと!プリキュア愛崎えみる研究室問題考察

  • (第3話)ひろがるスカイ!プリキュア「シクシクホームシック!泣かないでエルちゃん!」感想

    ■(第3話)ひろがるスカイ!プリキュア「シクシクホームシック!泣かないでエルちゃん!」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第3話より)ソラさん、素手ででかい岩を叩き割る。当たりさえすれば、生身でも敵さんと渡り合えそう。普通の女の子だったプリキュアさんは、20年を経て人外と化してしまった。なお、カバトンが壊した岩は復活描写がありました。ソラさんが割ったのはどうなったんだろう…?あの岩、たぶんカバトンが丸くして置いていたんでしょうけど、化石が見つかったあたり、近くの学者さんが切り出したのとかだったら困惑しそう。というか自然石だとしたら、まん丸なのは貴重品だったのでは…。祖母の正体はスカイランド人でした。ましろさんは少なくとも1/4はスカイランドの血を引いてる。スカイランド出身なので、通信手段もあった。通信に必...(第3話)ひろがるスカイ!プリキュア「シクシクホームシック!泣かないでエルちゃん!」感想

  • 「あこがれ Go My Way!!」(トロピカル~ジュ!プリキュア):プリキュアソング感想

    ●あこがれGoMyWay!!トロプリさんの後期ED。「目標や計画に拘らず、今一番大事なことを楽しもう。それが何の役に立つかは分からないが、きっと実を結ぶ」というトロプリさんのテーマが圧縮されているのはもちろんとして、本編で直接は語られていないことにまで踏み込んでるのが好き。『スキに正直でなくちゃ今の最高集めてもっとふみだす勇気チャージ』『雨のちBelieveMyWayだって心は前向き』『胸をはって信じてあげよう夢見るチカラ育ってる!』まなつさんは島では同年代の友達がいません。島から出た際も、犯罪を不安がる様子が僅かに描かれただけで暗い影はあまり感じませんでしたが、内心では不安で「踏み出す勇気」を得るために今一番大事なことに邁進していたのかもしれない。実際、メイクのおまじないは勇気を生み出すために使ってる。...「あこがれGoMyWay!!」(トロピカル~ジュ!プリキュア):プリキュアソング感想

  • (第2話)ひろがるスカイ!プリキュア「ヒーローがおうちにやってきた!?」感想

    ■(第2話)ひろがるスカイ!プリキュア「ヒーローがおうちにやってきた!?」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第2話より)異世界に取り残されてしまったソラさん&エルちゃんは、行きずりのましろさん宅に泊めて貰うことになりました。デカい屋敷。何故かあるミルクにオムツ。気前のよいご飯に寝床。歴代の異世界人と違い、自活手段が皆無のソラさんとしては恐縮しまくり。せめて騎士として姫に忠誠を…!ましろさんはそれを拒否なされた。まずはお友達からとおっしゃってくれ、ソラさん的にも嬉しそうではあるものの、彼女の立場だと距離感をつかみづらいのは分かる。服を買うシーン。ジャージばかりを選択肢にしていたことを「ヒーロー一筋でよく分からないから」と説明していました。が、故郷では普通に服を着てるんですよね。察するに、彼女が「分からない...(第2話)ひろがるスカイ!プリキュア「ヒーローがおうちにやってきた!?」感想

  • (第2話)ひろがるスカイ!プリキュア「ヒーローがおうちにやってきた!?」感想

    ■(第2話)ひろがるスカイ!プリキュア「ヒーローがおうちにやってきた!?」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第2話より)異世界に取り残されてしまったソラさん&エルちゃんは、行きずりのましろさん宅に泊めて貰うことになりました。デカい屋敷。何故かあるミルクにオムツ。気前のよいご飯に寝床。歴代の異世界人と違い、自活手段が皆無のソラさんとしては恐縮しまくり。せめて騎士として姫に忠誠を…!ましろさんはそれを拒否なされた。まずはお友達からとおっしゃってくれ、ソラさん的にも嬉しそうではあるものの、彼女の立場だと距離感をつかみづらいのは分かる。服を買うシーン。ジャージばかりを選択肢にしていたことを「ヒーロー一筋でよく分からないから」と説明していました。が、故郷では普通に服を着てるんですよね。察するに、彼女が「分からない...(第2話)ひろがるスカイ!プリキュア「ヒーローがおうちにやってきた!?」感想

  • 「勇気が君を待ってる」(キラキラ☆プリキュアアラモード):プリキュアソング感想

    プリキュアソングのサブスクが始まるそうで、お歌の思い出や感想を書いてみる。●「勇気が君を待ってる」「アラモード」ED2のカップリング曲。15周年の時のライブでも歌われてたと記憶してる。当時のプリキュアシリーズが課題としていた「未来は破滅している」を背景に、アラモードの「大好きを諦めない」を歌った曲です。確たる希望は何もない。実現は困難で、現状は極めて苦しい。それでも大好きを諦めない。本編でも映画でも描かれた厳しい状況です。目が見えない、音が聞こえない、鼻が利かない、物理的に邪魔される、精神的にプレッシャー、金も材料も乏しい、それでもパティシエたるもの菓子を作るのだ!だけど、現実として望みが薄いことも分かってる。そのせめぎ合いが胸に響きます。特にこの一節が好き。『傷つけながら傷つきながらでも』『それでも未来...「勇気が君を待ってる」(キラキラ☆プリキュアアラモード):プリキュアソング感想

  • 「はぐたんはタイムトラベルしていない(はぐたんが時間を止めた説)」: HUGっと!プリキュア 愛崎えみる研究室問題考察

    『タイムトラベルの哲学』(青山拓央,2011年)を読んで閃いた。(「HUGっと!プリキュア」1話より)私たちはごく自然に「はぐたんが過去にタイムトラベルした」と認識しています。ですが相対的に見るなら、「世界が未来にスライドした」でも良いはずです。(1)「はぐたんが過去にタイムトラベルした」紙の上に書かれた年表をイメージしてください。未来(2043年)の地点にいるはぐたんを、ひょいとつまんで過去(2018年)に移動させる。年表は動かず、はぐたんが移動(タイムトラベル)をしている。(2)「世界が未来にスライドした」先ほどと同様に年表をイメージしてください。はぐたんではなく、紙の方をつかんでガッとスライドさせる。はぐたんは動かず、紙が移動している。どちらのタイムトラベルでも、はぐたんの主観では違いはありません。...「はぐたんはタイムトラベルしていない(はぐたんが時間を止めた説)」:HUGっと!プリキュア愛崎えみる研究室問題考察

  • (第1話)ひろがるスカイ!プリキュア「わたしがヒーローガール!?キュアスカイ参上!!」感想

    ■(第1話)ひろがるスカイ!プリキュア「わたしがヒーローガール!?キュアスカイ参上!!」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第1話より)20年目のメモリアルシリーズ。各種イベントや話題も盛り沢山で、満を持しての発進です。主人公たるソラさんは、プリキュアになるべくしてなった超絶優秀な娘さん。本当に優秀です。言動の一切が「ヒーロー」を体現しており、兵士を蹴散らす悪に生身で果敢に立ち向かいます。相手がどんなに強くても正しいことをする。確固たる決意。それを実行に移す勇気。幼き頃から積み重ねた憧れと修練。非の打ち所がない。それ故、そこが弱点なんじゃないかとすら思う。従来シリーズであれば、冒頭の「ソラさんがスカイランド城下にやってくる」シーンには、「鳥の上でバクバク何かを食べて、お祭りが楽しみだと騒ぐ」「友達出来るか...(第1話)ひろがるスカイ!プリキュア「わたしがヒーローガール!?キュアスカイ参上!!」感想

  • 「プレシャスな人生の物語」: HUGっと!プリキュア 愛崎えみる研究室問題考察

    ハグプリというよりデパプリの話ですが、最終回記念で。(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第45話より)『あなたの人生の物語』というSFがあります(テッド・チャン作,ハヤカワSF文庫)。人生観にもちょっとした影響を受けたぐらい大好きな小説で、『メッセージ』という邦題で映画化もされています。内容としては、「過去・現在・未来は同時に存在している」という物理学および哲学の『事実』が元になっています。ある時、地球に「過去・現在・未来」を同時に認識できる宇宙人がやってきた。彼らには時間の流れはなく、私らが過去を「既に起きたこと」として思い返せるように、未来についても確定した事実として認識できている。「未来に干渉できる」といったことではなく、「既に起きたこと」として把握しているイメージです。その宇宙人との通訳を任じられ...「プレシャスな人生の物語」:HUGっと!プリキュア愛崎えみる研究室問題考察

  • 「episode14:流星の記憶」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2023年3月号)感想

    ■「episode14:流星の記憶」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2023年3月号)感想なかよし2023年3月号[2023年2月3日発売]【電子書籍】[なかよし編集部]劇中季節は謎なれど、年に1度のフェスティバルなるものが開催され、一行は水着で海辺にぞろぞろと。男女問わず水着まみれサービスカット満載です。まぁ普段のマーメイド姿の方が露出度が高いというバグを抱えた漫画なのですけど。しかも9人中マーメイド4匹+マーマン2匹で、水に入れるのがヒッポを含めても3人だけ。何しに水着に着替えてここに来たんだ。そんな中、ナム様はるきあさんに良いところを見せようと、黒砂くんに勝負を申し込みます。己の使命を忘れない良い奴だ。勝負方法は水泳です。マーマンがヒトに泳ぎの勝負を持ちかける。卑劣すぎていっそ清...「episode14:流星の記憶」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2023年3月号)感想

  • (第45話/最終回)デリシャスパーティ♡プリキュア「デリシャスマイル~! みんなあつまれ!いただきます!!」感想

    ■(第45話/最終回)デリシャスパーティ♡プリキュア「デリシャスマイル~!みんなあつまれ!いただきます!!」感想(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第45話より)【1】フェンネルさんの返答やいかに…と待った1週間でしたが、彼から具体的な語りはありませんでした。なので思い込みを先行させながら、考えてみる。彼の願い「ジンジャーの愛を独占したい」は叶わない。愛は無限であるが故に、その全てを一人では受けきれません。和実さんのお祖母ちゃんが街中から愛されていたように、親が遠くで働いているように、愛そのものは無限でも、個人が受け取る量は減ってしまう。でも独占して受け取っていないからといって、愛まで制限がかかってると思うのは間違い。39話の「娘のために手作り料理を頑張る父」も、綺麗ごとで言うなら全リソースを調理に注ぎ込...(第45話/最終回)デリシャスパーティ♡プリキュア「デリシャスマイル~!みんなあつまれ!いただきます!!」感想

  • (第44話)デリシャスパーティ♡プリキュア「シェアリンエナジー!ありがとうを重ねて」感想

    ■(第44話)デリシャスパーティ♡プリキュア「シェアリンエナジー!ありがとうを重ねて」感想(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第44話より)招き猫に象徴される「ありがとう」の気持ち。ほかほかハートが世界中から満ち満ちて、ゴーダッツ様への反撃の狼煙となりました。愛は無限。ありがとうは無限。重ね合う気持ちは、誰にも奪えない。…のだけれど。フェンネルが苦しんでいたのは、正にそこです。愛が有限だったなら、まだいい。独占できる可能性があるから。しかし無限となってしまうと、彼の願いは本質的に叶わない。これは、ちょうどプリキュア視聴年齢のお子様の何割かが直面する悩みと同じです。弟や妹が生まれて、それまで自分の絶対の存在であったはずの両親が、弟妹にとられてしまう。親の愛は無限。我が子に順番なんかない。理屈としてはそうでも...(第44話)デリシャスパーティ♡プリキュア「シェアリンエナジー!ありがとうを重ねて」感想

  • (第43話)デリシャスパーティ♡プリキュア「レシピボン発動!おいしーなタウンの危機」感想

    ■(第43話)デリシャスパーティ♡プリキュア「レシピボン発動!おいしーなタウンの危機」感想(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第43話より)レシピボンが発動し、世界から料理と食材が消えました。えげつない。食材そのものが消えているとなると、その辺に生えてる草とかどうなってるんだろう?豚さんや牛さんも消えたのかしら。古今東西の「料理」ですと、ヒトを食う文化もあったかと思いますので、うっかりヒトまで消滅してしまってたらゴーダッツ様どうするつもりだったのやら。事態の打開のため、マリちゃんとプリキュアさんらはブンドル団の本拠地へ。だけれど和実さんは動けず。彼女の背を押したのは、拓海くんから伝えれたお祖母ちゃんの言葉。「迷ったら、大切な人の笑顔に答えはある」。…お言葉自体は分かるのだけど、これがどう和実さんの奮起に繋...(第43話)デリシャスパーティ♡プリキュア「レシピボン発動!おいしーなタウンの危機」感想

  • 「参考文献一覧」:HUGっと!プリキュア 愛崎えみる研究室問題考察

    一連のハグプリ考察記事を書くにあたって読んだ・見たものを記載します。※随時更新【タイムトラベルに関する一般書籍】・J・リチャード・ゴット,時間旅行者のための基礎知識,草思社,2003年・ホール・デイヴィス,タイムマシンのつくりかた,草思社,2011年・二間瀬敏史,時間旅行は可能か?,筑摩書房,2009年【時間に関する一般書籍】・吉田伸夫,時間はどこから来て、なぜ流れるのか?,講談社,2020年・高水裕一,時間は逆戻りするのか,講談社,2020年・松浦壮,時間とはなんだろう最新物理学で探る「時」の正体,講談社,2017年・高水裕一,物理学者、SF映画にハマる「時間」と「宇宙」を巡る考察,光文社,2021年※物理学視点・青山拓央,心にとって時間とは何か,講談社,2019年※哲学視点【宇宙、パラレルワールド等に...「参考文献一覧」:HUGっと!プリキュア愛崎えみる研究室問題考察

  • 「ジェロスの輪廻」: HUGっと!プリキュア 愛崎えみる研究室問題考察

    年代・年齢に関わるネタは、全員集合がありそうな20周年記念作が始まる前に吐き出しておいた方が良さそうだったので、書いてみる。(「HUGっと!プリキュア」49話より)クライシス幹部・ジェロスさんは何歳なんだろう?[1]見た目からの推察最終回2030年の姿および声の印象だと、えみる(小6)より私の感覚では幼く見えます。仮に10歳としよう(もっと下にも思える)。2030年時点で10歳ならば、クライアスとして活躍する2043年(推測)では23歳です。さてジェロスは老いに怯えるキャラクターです。果たして23歳(あるいはそれよりも若い)で、あそこまで強迫観念に駆られるものだろうか?※ジェロス救済回の45話にて、「売れ残りのクリスマスケーキ(行き遅れを揶揄する古い表現)」が出てきます。2030年時点で12歳、2043年...「ジェロスの輪廻」:HUGっと!プリキュア愛崎えみる研究室問題考察

  • (第42話)デリシャスパーティ♡プリキュア「ゴーダッツのたくらみ プレシャス vs. ブラックペッパー」感想

    ■(第42話)デリシャスパーティ♡プリキュア「ゴーダッツのたくらみプレシャスvs.ブラックペッパー」感想(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第42話より)フェンネル=ゴーダッツ様との戦闘開始。そして逃げられました。何気にセクレトルーさん(とウバウゾー)が頑張らなかったら、ここで打倒されて終わってた気がする。本来なら大手柄を挙げたと評価されて然るべきところでしたが、ゴーダッツ様の眼中にはなかったようでセクレトルーさんは置き去りに。彼女自身も「失敗」と認識している様子。セクレトルーさん的には、凛とゴーダッツ様の横に立ち、スマートに転移するのが理想だったんだろうな。もしくはそれ以前に、そもそもゴーダッツ様のお手を煩わせずに奪取する。ゴーダッツの動機は「デリシャストーンを渡されなかったこと」。「世界を手に入れる」...(第42話)デリシャスパーティ♡プリキュア「ゴーダッツのたくらみプレシャスvs.ブラックペッパー」感想

  • (第41話)デリシャスパーティ♡プリキュア「メリークリスマス!フェンネルの大切なもの」感想

    ■(第41話)デリシャスパーティ♡プリキュア「メリークリスマス!フェンネルの大切なもの」感想(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第41話より)ゴーダッツ様の正体はフェンネルさんでした。発端はシナモンへの妬み。ジンジャー師匠の寵愛を独り占めにしたかったらしい。その後シナモンを嵌めて放逐したものの、ジンジャーの後継者の地位は結局はマリちゃんと分け合うことになり、本件に至ったんでしょうか。たまたまプリキュアが見つかったから切り抜けられただけで、順当にいけば(石に細工をされていた)マリちゃんは初戦で死亡してたものな…。レシピの独占も同様の視点と思われ、分かってしまえばレシピ集めの背景は単純でした。一方の和実さんらはこれでもかとシェアを描く。お料理はみんなで好きなものを食べる。でかいマグロも解体して配る。和実パパは...(第41話)デリシャスパーティ♡プリキュア「メリークリスマス!フェンネルの大切なもの」感想

  • 「輝木ほまれと人魚姫の代償」: HUGっと!プリキュア 愛崎えみる研究室問題考察

    ハグプリ32話にて、ビシンの攻撃によりハリーとエトワールは「人魚姫」の世界に囚われます。ほまれさんとしては「自分が直前に「人魚姫」の絵本を読んでいたから」と推察もしましたが、ビシン曰く「ハリーとエトワールの内心と合致していたから」だそう。(「HUGっと!プリキュア」32話より)さて「人魚姫」は「異なる世界に適応するために代償を払う」物語です。これと合致していたのなら、ほまれさんは何を代償としてるんだろう?すぐに思いつくところだと「プリキュアとして戦うこと」。実際危険ですから、歴代の精霊たちも申し訳なさを持ったりしていました。ただ特にハグプリはラストで人類皆プリキュア化していることもあり、「プリキュアになる」ことを「代償」と呼んでしまうのは違和感があります。そこで別の何かがあるとの前提で考えてみた。【輪廻の...「輝木ほまれと人魚姫の代償」:HUGっと!プリキュア愛崎えみる研究室問題考察

  • (第40話)デリシャスパーティ♡プリキュア「俺に出来ること…ブラックペッパーと拓海の決断」感想

    ■(第40話)デリシャスパーティ♡プリキュア「俺に出来ること…ブラックペッパーと拓海の決断」感想(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第40話より)拓海ママが情報を接続したことによりシナモン問題が解決しました。前振りが長かった割に、さっくりと和解してしまった。分かってしまえばあっさりで、拓海くん=ブラぺも判明。知った和実さんは何故か泣き出してしまいましたが。この感情は分かるけど、言葉にするのは難しいな…。何だかんだで和実さんも拓海くんに伏せていたのを気にしていたのか、戦いをキツイとは思っていて頼れる幼馴染が共にいてくれたことに安堵したのか。これが花咲さんとかだったら、「懸想していたブラぺと拓海くんのどっちルートにするか悩んでたのが解決したから」とかも考えられますが、まぁ和実さんだものな。拓海くんは一旦はスト...(第40話)デリシャスパーティ♡プリキュア「俺に出来ること…ブラックペッパーと拓海の決断」感想

  • (第39話)デリシャスパーティ♡プリキュア「お料理なんてしなくていい!?おいしい笑顔の作り方」感想

    ■(第39話)デリシャスパーティ♡プリキュア「お料理なんてしなくていい!?おいしい笑顔の作り方」感想(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第39話より)お祖母ちゃんのことが大好きで、お祖母ちゃんの言葉を人生の指針にしてきた和実さん。しかしながら世の中には様々な状況があるし、時代も変わる。「ひと手間がおいしさの分かれ道」「手作りで健康作り」「手作りは想いの詰め合わせ」「美味しいの笑顔は一番のごほうび」等々。聞こえは良いけれど、普通に過労やノイローゼで破綻しかねません。というか見事なチョイスですね。「一見すると名言そのものだけど、現実には人を殺しかねない呪いの言葉」として完璧です。育児や介護の実体験のある方でないと出てこない。逆の意味で「実感のこもった」言葉です。劇中では触れられませんでしたが、手作り賛美は災害...(第39話)デリシャスパーティ♡プリキュア「お料理なんてしなくていい!?おいしい笑顔の作り方」感想

  • 「episode13:ライバル宣言」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2023年1月号)感想

    ■「episode13:ライバル宣言」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2023年1月号)感想なかよし2023年1月号[2022年12月1日発売]【電子書籍】[なかよし編集部]ついに登場した許嫁様ことナムを招いて、七海家でホームパーティが開かれました。るきあさんは勿論のこと、波音さんらもぞろぞろとやってきた。曰く、ナムは超人気アイドルとして有名らしいです。正直なところ、ぴっち世界で「超人気アイドル」と聞かされても、あららとかいう前例のせいで今一つ迫力にかけます。むしろゲンナリする。波音さん自身も夢とはいえ人気アイドルをご経験されてるしな…。さんご:「…波音さん!あなたどっちの味方なんですか!?」波音:「イイ男を見るのにどっちもこっちもないわよ!」アイドルの知名度だからではなく、単に顔の問...「episode13:ライバル宣言」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2023年1月号)感想

  • (第38話)デリシャスパーティ♡プリキュア「おばあちゃんに会える!?おむすびと未来へのバトン」感想

    ■(第38話)デリシャスパーティ♡プリキュア「おばあちゃんに会える!?おむすびと未来へのバトン」感想(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第38話より)コメコメの謎パワーにより、一行はさっくりと20年前にタイムトラベルしました。目的はジンジャーさんの調査。たった一度きりしか使えない能力ですから、かなり勿体ない感はある。過去には懐かしの祖母の姿も。お祖母ちゃんの語る想いはデパプリさんのテーマそのもので、過去からの蓄積が未来を作る。お祖母ちゃんから和実さん、和実さんからその子供たちへと伝えられていく。仮に祖母その人のことは忘れられても言葉は残る。言葉が忘れられても、趣旨は残り様々な形で影響を残す。ジンジャーが残した謎装置も同様。思いを蓄積させて未来に託す。視点を変えてみれば、ジンジャーが装置を残そうと思ったのは...(第38話)デリシャスパーティ♡プリキュア「おばあちゃんに会える!?おむすびと未来へのバトン」感想

  • (第37話)デリシャスパーティ♡プリキュア「ひそむ怪しい影… あまねの文化祭フィナーレ!」感想

    ■(第37話)デリシャスパーティ♡プリキュア「ひそむ怪しい影…あまねの文化祭フィナーレ!」感想(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第37話より)文化祭。そして生徒会長さんの総仕上げ。あまねさんとしては色々と悔いもありますが、他の生徒会員を初めとして生徒の皆様からは感謝、愛されていました。おそらくは有形無形、彼女が無意識にやっていたことも含めて。脱走してきたナルシストルーの心を癒したのも、会長さんが期せずして作成していたリンゴ飴。仮にあまねさんが「これを食え」と差し出しても食わなかったと思われます。巡り巡った偶然が、たまたま花開いた。ナルシストルーのした機械の修理も、あまねさんを意識してのことではなし。こういった偶然の成り行きも「日々の栄養」なわけで、明日を形作っていく。「体に合わない」とは、「好き嫌い」「...(第37話)デリシャスパーティ♡プリキュア「ひそむ怪しい影…あまねの文化祭フィナーレ!」感想

  • (第36話)デリシャスパーティ♡プリキュア「らんがデビュー!? きらめくグルメ・エモーション!」感想

    ■(第36話)デリシャスパーティ♡プリキュア「らんがデビュー!?きらめくグルメ・エモーション!」感想(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第36話より)らんらんのお店にテレビの取材が入りました。そしてフリーズするらんらん。彼女のキュアスタアカウントはそこそこ有名だったように思うのですが、上には上がいるようで、らんらん本人としては自己評価は低かった模様。ウバウゾーとの戦闘でも、捕らわれのプレシャスを救出するのに、バリバリカッターブレイズを何度も何度も放つ必要があった。そして救出されたプレシャスは、2000キロカロリーパンチ一発で、残る2人を助け出した。実力差は明白です。しかしながら何事も初心者の時代はあるわけで、そこで諦めずに続ければいずれ花開く。便宜上「実力差」と書きましたが、実際には相性や専門分野の違いと...(第36話)デリシャスパーティ♡プリキュア「らんがデビュー!?きらめくグルメ・エモーション!」感想

  • (第35話)デリシャスパーティ♡プリキュア「ここねとお別れ!? いま、分け合いたい想い」感想

    ■(第35話)デリシャスパーティ♡プリキュア「ここねとお別れ!?いま、分け合いたい想い」感想(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第35話より)かつて芙羽様として畏敬の念を集めていた芙羽様も、いつの間にやらクラスに溶け込んでいました。メッキが剝がれたともいう。芙羽様本人としては人様から張られたメッキですから、勝手に期待されて勝手に剥がされただけですけれど。何というか、ギャップでめちゃくちゃにモテそう。さて、ご両親がイースキ島に協力するとのことで現地に引っ越すことになりました。辛い。ご両親との生活は以前から望んでいたこと。イースキ島での仕事はやりがいもある。だけれどプリキュア仲間やクラスメイトと別れるのは辛い。どちらも大事なだけに選べない。定番の留学・引っ越し・夢を諦めるネタですが、これまでのシリーズと比べる...(第35話)デリシャスパーティ♡プリキュア「ここねとお別れ!?いま、分け合いたい想い」感想

  • 「episode12:ふしぎな少年」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2022年12月号)感想

    ■「episode12:ふしぎな少年」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2022年12月号)感想なかよし2022年12月号[2022年11月2日発売]【電子書籍】[なかよし編集部]イズールと会敵。星羅と交戦。ローランの急襲。激動の一夜を過ごしたるきあさん。締めは謎の少年に、浜辺でお姫様抱っこでした。るちあさんによれば、この少年が許嫁のナムさんだそうです。北太平洋のマーマンプリンス。「マーマン国なんてのがあったのか…?」はもう横に置こう。あと、前回ローランに吹っ飛ばされたはずですが、るちあさん達は無傷でした。強い。あと、波音さんたちがマメプリだと明言されました。判明するまで長かった。そうかマメプリだったのか。じゃあマメプリの自覚とか誇りとかはどうなってんだ。るちあさん曰く、ナムとの結婚は海...「episode12:ふしぎな少年」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2022年12月号)感想

  • (第34話)デリシャスパーティ♡プリキュア「おじいちゃんはガンコ!おでんは野球のあとで」感想

    ■(第34話)デリシャスパーティ♡プリキュア「おじいちゃんはガンコ!おでんは野球のあとで」感想(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第34話より)今の今まですっかり忘れていましたが、そういえば和実さんは運動神経が良いんだった。食っちゃ寝お化けのようでいて、意外とやれる子なんです。まぁ今回、運動シーンはカットされましたけど。何なんですかね、この子の「いるだけ感」。それなのに彼女を中心にして問題が解決していく不思議。おばあちゃんの級友のお孫さんは野球がしたかった。しかしながら老害っぷりを遺憾なく発揮する祖父は却下。そんなことはいいから飯を作って食え。和実さんがこれに反する立場をとったのは面白いです。しかも対象がおばあちゃんとの縁も深いおでんなのに。ご飯万歳な言動が目立つ彼女ですが、食事信者ではないらしい。ハピネ...(第34話)デリシャスパーティ♡プリキュア「おじいちゃんはガンコ!おでんは野球のあとで」感想

  • (第33話)デリシャスパーティ♡プリキュア「清く正しく!あまねとハロウィンパーティ」感想

    ■(第33話)デリシャスパーティ♡プリキュア「清く正しく!あまねとハロウィンパーティ」感想(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第33話より)ハロウィン回。コスプレ回。らんらんのパンダは色気の欠片もないなと予告編でがっかりしていましたが、スペシャルに魔女っ子やらのイメージ回想で補足されていた。公式様、分かっていらっしゃる。さてジェントルーこと生徒会長さんは以前の黒歴史で悩んでおられた。パフェをドカ食いしたりしても心は晴れない。むしゃむしゃむしゃむしゃー!挙句にはレシピッピにも当たり散らす有様です。お悩みの理由はちょっと意外。ジェントルーとして迷惑をかけたことを悔やむのではなく、そのようなことをさせたブンドル団に憎悪を抱いていたようです。言われてみれば、その感情が自然な気はする。よくも私にあんなひどいことをさ...(第33話)デリシャスパーティ♡プリキュア「清く正しく!あまねとハロウィンパーティ」感想

  • (第32話)デリシャスパーティ♡プリキュア「すすれ!ちゅるフェス まいごのうどんを探せ!」感想

    ■(第32話)デリシャスパーティ♡プリキュア「すすれ!ちゅるフェスまいごのうどんを探せ!」感想(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第32話より)ちゅるりんさんの命名の元ネタと思しきフェスが開かれました。らんらんは大張り切り。しかしながら、うどんのレシピッピがくまモンに連れられて行方不明になってしまい、麺類のレシピッピ群が悲しみのあまり壊滅。フェスは悲惨な有様に…。らんらんのおっしゃった「私が動けないなら、メンメンが動く。メンメンが動けないなら、私が動く」の精神は好きです。お互いに常に一緒に何かをするのではなく、お互いができることをやる。できない側も引け目に思わず、できるようになったら頑張る。そのために注力する。個人の観点でも同じことは言える。ちゅるりんさんも店舗レビューが難しかった時には、テイクアウトに切...(第32話)デリシャスパーティ♡プリキュア「すすれ!ちゅるフェスまいごのうどんを探せ!」感想

  • (第31話)デリシャスパーティ♡プリキュア「おいしーなタウンの休日 プリンセスゆい!?」感想

    ■(第31話)デリシャスパーティ♡プリキュア「おいしーなタウンの休日プリンセスゆい!?」感想(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第31話より)和実さんの入れ替わり大作戦。本当に入れ替わっただけというのが和実さんらしい。お姫様気分を満喫し、ご飯をむしゃむしゃ食べ、縄を生身で引きちぎって暴れたら解決しました。この子のこの特性は何なんだろう。白米が無特徴なようでいて食卓を支えているように、謎のポジションを確立していらっしゃる。劇場版に続き、一般人相手にプリキュアによる武力行使を決行なされました。結果的に劇場版は異世界パワーでしたので、スタプリの異星人を除くならこれが初でしょうか。デパプリチームはそういうの気にしない性質らしい。物凄く手慣れた感じで監視カメラを無効化していたりと、今までにも経験があったのかしら。た...(第31話)デリシャスパーティ♡プリキュア「おいしーなタウンの休日プリンセスゆい!?」感想

  • 「SPショート:愛という名のもとに♡」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2022年9月号)

    ■マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua「SPショート:愛という名のもとに♡」(なかよし2022年9月号)なかよし2020年11月号[2020年10月2日発売]【電子書籍】[なかよし編集部]単行本作業のため(?)今月はショート掲載。るきあさんは疑問に思われました。何故に私は「七海るきあ」なのか。たぶん前作ファンの皆々様もずっと気にしていたはず。何故に「るちあ」と「るきあ」なんて紛らわしい名前を…。「Lucia」または「Lukia」のどちらとも「ルキア」「ルチア」と発音できるそうですが、海外版はどうなってるんだろう?ローマ字読みの感覚で「るちあ=Lucia」「るきあ=Lukia」?…と思ったら、「堂本るきあ」ではないのが不思議だったようで。るちあさんとしては「堂本るちあ」に超強烈に憧れを抱いていたようで...「SPショート:愛という名のもとに♡」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2022年9月号)

  • (第30話)デリシャスパーティ♡プリキュア「おまつりわっしょい!やきそばマリちゃん」感想

    ■(第30話)デリシャスパーティ♡プリキュア「おまつりわっしょい!やきそばマリちゃん」感想(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第30話より)金欠の解消のため、お祭り屋台グランプリに出ることになりました。これで合法的に浴衣を着せられる。品目を何にするかの会議にて、らんらんはたこ焼きを提案。他は、焼きトウモロコシ・フランクフルト・かき氷。他店と差別化できそうなのは、たこ焼きな気がする。そのあたりの商売感覚はさすがらんらん。生徒会長のかき氷も分からなくはないというか、たぶんこの子フルーツ乗せる気満々ですね。芙羽様が肉大好きなのは意外。ホットドッグにする気だったんだろうか。出し物は焼きそばに決まったものの、グランプリの強豪と被ってしまいました。そこで勝つために、軸をずらした戦い方をするのは見事。麺の入手先はまだし...(第30話)デリシャスパーティ♡プリキュア「おまつりわっしょい!やきそばマリちゃん」感想

  • (第29話)デリシャスパーティ♡プリキュア「おいしいパラダイス!レッツゴー!クッキングダム!」感想

    ■(第29話)デリシャスパーティ♡プリキュア「おいしいパラダイス!レッツゴー!クッキングダム!」感想(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第29話より)投降・捕縛したナルシストルーはクッキングダムに連行され、衛兵に引き渡されました。その後の行方は不明。怖い。てっきりナルシストルーから色々と聞く話かと思いきや、クッキングダムの闇に連れていかれてフェードアウトしてしまいました。おそらく、グランオーシャンにあった記憶を抜き差しするエグい装置的なものを取り付けられ、厳しい尋問が行われるんでしょう…。クックファイターは山ほどいたようで、デリシャストーンもごろごろしていました。スペシャルなのは希少なようですが、思っていたより充実した国力を備えているようです。考えてもみれば、トランプ王国とかのように崩壊したわけじゃないも...(第29話)デリシャスパーティ♡プリキュア「おいしいパラダイス!レッツゴー!クッキングダム!」感想

  • 映画「デリシャスパーティ♡プリキュア 夢見るお子さまランチ」感想

    ■映画「デリシャスパーティ♡プリキュア夢見るお子さまランチ」感想(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第28話OPより)おばあちゃんが言っていた「今日のご飯が明日の自分を作る」、そこから出てくる課題が二つ。・負の要素を取り込んだなら、明日はないのか・そもそもの「明日」に希望はあるのか特に後者は歴代プリキュアの根底テーマとも言えます。今作は珍しく「過去」に比重があるシリーズだと感じていたのですけど、ここにきて「未来」が壁になってきた。昔は良かった。でも今はそれが壊れていて、未来は破綻している。10周年(シリーズとしては11作目)の「ハピネスチャージ」では、最初の「ふたりはプリキュア」を見ていた視聴者が中高生になったことを背景に、「現実は、あのキラキラした世界とは違った」が描かれました。15周年の「ハグプリ」で...映画「デリシャスパーティ♡プリキュア夢見るお子さまランチ」感想

  • (第28話)デリシャスパーティ♡プリキュア「コメコメの力をみんなに…!パーティキャンドルタクト!」感想

    ■(第28話)デリシャスパーティ♡プリキュア「コメコメの力をみんなに…!パーティキャンドルタクト!」感想(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第28話より)ナルシストルーが捕縛されました。一切の説得要素のないまま、「投降しろ」の呼びかけと共に捕獲した例は過去にあっただろうか…?成果を出せなければ居場所がなかったナルシストルー。そこにいるだけで認められたコメコメ。皮肉にも、勝たねばならぬナルシストルーは戦いに楽しさを求め、コメコメは勝利に繋がりました。コメコメの嘆き「大きくなっても意味がなかった」は切ないです。実際、字が書けるようになったところで、外からの単純な暴力には無意味。これに対する直接的な回答はなかったのですが、「そこにいてれくるだけでよい」は親目線では納得できます。子が成長してくれた。それで親として...(第28話)デリシャスパーティ♡プリキュア「コメコメの力をみんなに…!パーティキャンドルタクト!」感想

  • (第27話)デリシャスパーティ♡プリキュア「コメコメ大変化だいへんげ !?らんのハッピー計画」感想

    ■(第27話)デリシャスパーティ♡プリキュア「コメコメ大変化だいへんげ!?らんのハッピー計画」感想(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第27話より)華満家の弟妹と親しくなったコメコメは、己の耳と尻尾に違和感を抱きます。人外の悲しみ。しかし悲しむ必要があるのか。違いは違いとして認めればよく、変だと悩む必要はない。かつて同じ道を歩んだらんらんや、実際に何も気にしていない弟妹の様子を見て、コメコメはまた一つ成長しました。…というお話ではあるのですが、「違いをどうするか」は難しい。コメコメが当初言い訳していたように、「着たい服の邪魔になるから隠したい」は筋は通っています。それがあなたの個性だから隠すな、は少々横暴すぎる。妹さんがしていたように、尻尾がない人が尻尾をつけてもいいように、尻尾がある人(?)がそれを隠し...(第27話)デリシャスパーティ♡プリキュア「コメコメ大変化だいへんげ!?らんのハッピー計画」感想

  • 「Beautiful Wish」と星羅の裏切り:マーメイドメロディーぴちぴちピッチ感想

    星羅が敵に回るという極めてヤバい状況を踏まえつつ、改めて以前のお歌を振り返ってみました。※「aqua」第11話時点での記事です。●BeautifulWish(「マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア」第18話より)聖羅のソロソングその1。ピュア第18話「星の迷宮」でお馴染みの奇跡ソング。このお歌は当然ながら、第三期での裏切りなんか想定して作られていません。歌詞も、崩壊したインド洋に沙羅の後継者として生まれ、るちあさんらに導かれて目を覚まして愛の奇跡をもたらすといった内容です。ですが、改めて今聞くとかなり不安定で危険な香りがします。【歌詞引用】『この海のどこかで今争う声がする』『哭いてる心から愛は生まれない悲しみだけがあふれてしまう』『美しい海の願いの欠片から生まれてゆきたい闇をひらいて』『夕焼けに染まる...「BeautifulWish」と星羅の裏切り:マーメイドメロディーぴちぴちピッチ感想

  • (第26話)デリシャスパーティ♡プリキュア「ここねのやくそく!ピーマン大王への挑戦」感想

    ■(第26話)デリシャスパーティ♡プリキュア「ここねのやくそく!ピーマン大王への挑戦」感想(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第26話より)引用画像が前回のとほぼ同じ。らんらんの定位置なんだろうか。デパプリさんは戦闘シーンのロケ地が毎回同じなので、この手の多そう。幼少時に生ピーマンを齧って苦かった経験以来、芙羽様はピーマンがお苦手。しかしながら同じトラウマを抱えたコメコメのために、頑張ってピーマンを食してみることに。今日の飯が明日の自分を作る理論のデパプリ的には、「過去に実際に食って苦かった」は大きなマイナス要素です。劇場版で扱いそうなカウンターとも言えそう。食の苦手は実際難しいです。芙羽様のように長年「これは食い物ではない」と認識してしまっていると、本能的な忌避が強いはず。日本人の多くが虫を食えないのと...(第26話)デリシャスパーティ♡プリキュア「ここねのやくそく!ピーマン大王への挑戦」感想

  • (第25話)デリシャスパーティ♡プリキュア「新たな怪盗!?にこにこキャンプでごわす!」感想

    ■(第25話)デリシャスパーティ♡プリキュア「新たな怪盗!?にこにこキャンプでごわす!」感想(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第25話より)夏も終わりなので、和実さんたちはキャンプに行くことにしました。なお私の感覚だと「夏休みは8月31日まで」なのですが、現在はもっと短いです。たとえば東京は24日までらしい。本日28日は既に2学期が始まっていますので、今回のお話は夏休みっぽいけど夏休み回じゃない…のだと思う。そのキャンプ先で、新幹部・スピリットルーと遭遇しました。スプリット(分断)なら分かるけど、スピリット(精神?)。しかも外見はロボット風。やることは応援。不可解でややこしい。謎ストーンの力で動いているあたりもどういった流れなんだろう?おばあちゃん曰く「おむすびはコメだけにしてならず」。やたらに印象の強...(第25話)デリシャスパーティ♡プリキュア「新たな怪盗!?にこにこキャンプでごわす!」感想

  • (第24話)デリシャスパーティ♡プリキュア「コメコメなんて知らない!波乱のピザパーティ」感想

    ■(第24話)デリシャスパーティ♡プリキュア「コメコメなんて知らない!波乱のピザパーティ」感想(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第24話より)妙に尺をとっていた数学の宿題の下りに、何かテーマ的なこじつけを深読みすべきかどうか悩ましいです。「愉快な小芝居」で満足の納得なのだけど、今回のストーリーとあまりにも関係なさ過ぎて逆に怪しい。パムパム・コメコメの会話の噛み合わなさと、対比になっている…ようにも見えないし。「先に行くか、待つか」「追いつく」「余計なことする」等々はキーワードになりそうには見えるものの、よく分からない。ナルシストルーも何やら急に雰囲気が変わりました。前回はあんなに仲良くブンドルブンドルーしていたのに。「長所」とやらが何なのか、ブンドル団の思想を知るのに重要な気がする。あと、コメコメがすく...(第24話)デリシャスパーティ♡プリキュア「コメコメなんて知らない!波乱のピザパーティ」感想

  • (第23話)デリシャスパーティ♡プリキュア「ここねのわがまま?思い出のボールドーナツ」感想

    ■(第23話)デリシャスパーティ♡プリキュア「ここねのわがまま?思い出のボールドーナツ」感想(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第23話より)芙羽様とご両親のお話。お母さまの可愛さが異常なレベルです。もうこの人を追加キュアにしよう。初期からずっと芙羽様の寂しさは描かれてきましたが、安易に毒親だったりしないのがプリキュアさんの良いところ。「神の舌」なんて二つ名の持ち主だと、「ボールドーナツなんて不味いもの食べない」とか言わせてしまいそうですけど、そうではなく。「ワガママはダメよ」も一般論としては正しく、決めつけや抑圧のレベルでもなし。ただただ間が悪かっただけ。実際のところ、芙羽母はボールドーナツは神の舌的には旨いとは思ってなかったんじゃなかろうか。思い出を奪われたシーン、うっかり「…なんでこんなツマンナイも...(第23話)デリシャスパーティ♡プリキュア「ここねのわがまま?思い出のボールドーナツ」感想

  • (第22話)デリシャスパーティ♡プリキュア「ブラペ引退!?伝説のクレープを探せ」感想

    ■(第22話)デリシャスパーティ♡プリキュア「ブラペ引退!?伝説のクレープを探せ」感想(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第22話より)活躍していそうで案外そうでもないブラぺが、己の存在意義に疑問符を生やしてしまいました。プリキュア視点でいえば、名前ぐらいしか説明のないまま戦場にだけやってくる第三勢力です。普通に怪しい。実際、和実さんのストーカーなわけで普通に怪しい。会長さんは気づいていそう。あのブラぺとかいう奴、プレシャスのことしか見てなくないか?プリキュアシリーズでは追加キャラは基本的に強キャラ。販促の都合のないブラぺは自由に動かせるのかもしれない。強いて言えば、コッペ様(花咲祖父の姿を借りていた)に近しいのか。現実の拓海くんはといえば、知人の青年を助けるために「伝説のクレープ」の再現にチャレンジして...(第22話)デリシャスパーティ♡プリキュア「ブラペ引退!?伝説のクレープを探せ」感想

  • マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua「episode11:ライバル」(なかよし2022年9月号)感想

    ■マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua「episode11:ライバル」(なかよし2022年9月号)なかよし2022年9月号[2022年8月3日発売]【電子書籍】[なかよし編集部]サブタイトルがちょっと珍しい。ぴっちのサブタイの基本は「〇〇の△△」で、一単語のみのサブタイは「KODOU」や「KIZUNA」、「さよなら」のような印象的な物ばかり…と思ったのですが、調べてみたら「マエストロ」があった。カタカナ一単語はOKだったのか。星羅と会敵したマメプリ一同、大ピンチに。そこにアクアレジーナ様ことるちあさんがご降臨なされました。そして新しい歌を授けてくださいました。必殺の「なないろメモリー」。ついに炸裂。マメプリ:『争いはいまもつづいているの?』『あきらめない進むよ始まりの合図』『凍えそうなときは愛の輪を...マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua「episode11:ライバル」(なかよし2022年9月号)感想

  • (第21話)デリシャスパーティ♡プリキュア「この味を守りたい…!らんの和菓子大作戦」感想

    ■(第21話)デリシャスパーティ♡プリキュア「この味を守りたい…!らんの和菓子大作戦」感想(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第21話より)らんらんがご贔屓にしている和菓子屋さんが今月末で閉店することになりました。近くにデカい店舗が多数できて客を取られそうだかららしい…と邪推し、早速キュアスタや学校で宣伝に励むことに。しかしながら生徒会長さんや芙羽様は及び腰。奇しくも大企業の娘ふたりと、らんらんの反応が対称的です。らんらんの場合、ゼロから盛り上げることしか経験しておらず「高齢で勇退」は思い浮かばないのかも。それよりも「閉店」と「大店舗との競争」は肌身に感じてリアリティがあるんだろうな。明日は我が身だしな。残る和実さんはといえば、相も変わらずボンヤリとモグモグしているばかり。この子もはや、食事をさせればおば...(第21話)デリシャスパーティ♡プリキュア「この味を守りたい…!らんの和菓子大作戦」感想

  • (第20話)デリシャスパーティ♡プリキュア「あまねのマナーレッスン!憧れのレストラン」感想

    ■(第20話)デリシャスパーティ♡プリキュア「あまねのマナーレッスン!憧れのレストラン」感想(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第20話より)芙羽様にお呼ばれしてご立派なお食事会。ご立派なのでマナーが危うい。「定食おかわり」の和実さんと、らんらんの妄想リポートだけでヤバさを察知した生徒会長さんの危機管理能力が素晴らしいです。実際のところマナーは抑えておいた方がお互いに安心して食べられます。芙羽様が語ったように根っこはお互いの思いやり。生徒会長さんも雑学クイズの体裁で教えるのではなく、フルコースもどきを用意しての実践だったら身が入ったろうに。「マナーなんて邪魔だ」ではなく「本質を理解して自然と身に着け自然と楽しむ」の方向なのは良いですね。「堅苦しいマナーを守っているから楽しめない」もまた偏見です。不安げに他...(第20話)デリシャスパーティ♡プリキュア「あまねのマナーレッスン!憧れのレストラン」感想

  • (第19話)デリシャスパーティ♡プリキュア「みんなでデコレーション!お兄さんへの贈りもの」感想

    ■(第19話)デリシャスパーティ♡プリキュア「みんなでデコレーション!お兄さんへの贈りもの」感想(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第19話より)ブンドル団の侵攻手段はランダム転移だったそうです。道理でジェントルーらが街を闊歩してるわけだ。わざわざ説明したからには何か意味のある設定なんだろうか。とりあえずお気の毒な感じが切ないです。今回諸々を本国にご報告しましたが、生徒会長さんの口調が若干引っ掛かります。国王らは明らかに目上な上に、ジェントルー罪の負い目もありますし、会長の性格的にももっと丁寧なしゃべり方をしそうに思えます。元の口調とキャラ位置がいまいち嚙み合っていない感。本日はその生徒会長の兄ふたりのお誕生日。兄は双子ですがケーキの好みが違う。その件で子供の頃に喧嘩をし、以来2種類を用意するようになった...(第19話)デリシャスパーティ♡プリキュア「みんなでデコレーション!お兄さんへの贈りもの」感想

  • (第18話)デリシャスパーティ♡プリキュア「わたし、パフェになりたい!輝け!キュアフィナーレ!」感想

    ■(第18話)デリシャスパーティ♡プリキュア「わたし、パフェになりたい!輝け!キュアフィナーレ!」感想(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第18話より)元ジェントルーの会長さんの負った心の傷はいまだ深く。4人目に勧誘されても頑なに拒絶なされました。ブンドル団の内部情報を暴露するとか、閉店した方々に補償するとか、できる償いは多数ありそうに思えるのですが、まだそんな段階ではなかったらしい。いや、その辺のことは既にやっていて、だからこそプリキュアよりもそういった償いを優先したとか?和実さんらもかける言葉がなく。仕方がない、4人目は諦めよう…。そんなムードだったのに、何を血迷ったかナルシストルーは会長さん家を襲撃した挙句、彼女を人質として戦闘に巻き込みました。余計なことをしなければ後の惨劇は防げたのに…。合体ウバ...(第18話)デリシャスパーティ♡プリキュア「わたし、パフェになりたい!輝け!キュアフィナーレ!」感想

  • (第17話)デリシャスパーティ♡プリキュア「4人目のプリキュア!?あまねの選択」感想

    ■(第17話)デリシャスパーティ♡プリキュア「4人目のプリキュア!?あまねの選択」感想(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第17話より)生徒会長さんがご登校なされました。しかしながら心の傷は深く、生徒会長は辞任なさるお考え。新プリキュア候補に抜擢されたのに、それも辞退。私にはそんな資格はないのだ…!和実さんたちもいまいち説得の言葉を持ちません。イース様やトワ様やセイレーンの時と違い、生徒会長とは特には接点がありません。そっとしておこう。プリキュアたちが距離感をつかめない中、懸命に励ますのはパフェのレシピッピ。会長さんのご実家のフルーツパーラー店の付喪神的存在です。パフェはデザートの頂点だそうで、責任感やら誇りやらがあるようです。パフェはフルーツやチョコやケーキの融合体。だから頂点。理屈は分かるし感覚として...(第17話)デリシャスパーティ♡プリキュア「4人目のプリキュア!?あまねの選択」感想

  • マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua「episode10:海のちから」(なかよし2022年8月号)感想

    ■マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua「episode10:海のちから」(なかよし2022年8月号)なかよし2022年8月号[2022年7月1日発売]【電子書籍】[なかよし編集部]ついに、るきあ+5人のマーメイドが揃った!…と感動のシーンから始まった今回。感動と共に、相も変わらず不可解さに拍車がかかります。・「ついに」と言ったものの、別に全員集合しなきゃいけない特段の理由はないです。前作と違い捕まってもいないので、集合にあたって障害もない。・るきあさん的には初対面の方が2匹ほどいらっしゃいます。あのお姉さん、誰?・母るちあさんがいません。いない理由は読者は知っていますが、るきあさんとしては気にならなかったんだろうか。・肩書が全員「〇〇海のマーメイド」。マーメイドプリンセスではない…のか?そしてマーメ...マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua「episode10:海のちから」(なかよし2022年8月号)感想

  • (第16話)デリシャスパーティ♡プリキュア「らんらんって変…!?肉じゃがとウソ」感想

    ■(第16話)デリシャスパーティ♡プリキュア「らんらんって変…!?肉じゃがとウソ」感想(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第16話より)らんらんがサンドウィッチを崇め讃えていたところ、級友に見つかりました。そして「変だ」と言われました。らんらん、ショック。トラウマを抉られました。実際のところ「変」です。おそらくは視聴者の大半がそう認識してるし、特にらんらん推しは高確率で「変な子だから」が理由だと思う。そもそも変ではないプリキュアがこれまでにいたのかも怪しい。ついでに言えば、今まさに見直しがかかっている「ブンドルブンドルー」も「変だ」と話題になりました。マリちゃんもナルシストルーの特徴的なキャラ付けも、ブラぺの衣装も、芙羽様や和実さんの奇行も、すべて繋がっています。「変」には必ずしも悪い意味はない。よくある...(第16話)デリシャスパーティ♡プリキュア「らんらんって変…!?肉じゃがとウソ」感想

  • (第15話)デリシャスパーティ♡プリキュア「ドキドキ!ここね、初めてのピクニック!」感想

    ■(第15話)デリシャスパーティ♡プリキュア「ドキドキ!ここね、初めてのピクニック!」感想(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第15話より)一人飯にネガティブイメージを持ちまくっている芙羽様と、一人飯に順応しまくっているらんらん。どちらが良いとか悪いとかは別として、今回は芙羽様のお話。クラスでランチピクニックが開かれ、芙羽様は大人気。もはや芙羽様と語らう会です。この千載一遇のチャンスを逃さなかったクラスメイトの皆様が素晴らしい。結果的に、誰もチャンスをものにできなかったのは残念ですが。それを遠目に見ていたらんらんも、ご自身が浮いた性格をしているのはご自覚なさってる様子。ちゅるりんさんが延々と一人飯をアップしていたのは、それが本人にとっても楽で幸せだったからで、仮に誰かと一緒だと上手くいかなかったと思われま...(第15話)デリシャスパーティ♡プリキュア「ドキドキ!ここね、初めてのピクニック!」感想

  • 感想:シン・ウルトラマン

    ■感想:シン・ウルトラマン小学生時代でほぼ知識が止まっているまま、観に行きました。ウルトラマンにはあまり思い入れはない…と思っていたのですが、いざ始まったら記憶や感情の扉がドバドバ開く。ああ、そうだ。これがウルトラマンで、これが好きだったんだ、と何か感動しました。親になった今だと、ウルトラマンの気持ちが猛烈に突き刺さる。人類に向ける想いは、親子のそれと同じだとこの歳になって気づいた。他の特撮との最大の違いは、多分ここなんじゃなかろうか。理不尽な脅威に、人類は懸命に立ち向かい、克服する。だけど脅威は終わりがなく、やがて甚大な被害が避けられなくなる。そこに登場する、神の化身のごとき銀色の巨人・ウルトラマン。警戒、敵視を経て共闘。そして信頼は依存に。己の無力さへの絶望に。全てをウルトラマンが倒せば早い。超科学を...感想:シン・ウルトラマン

  • (第14話)デリシャスパーティ♡プリキュア「初恋ってどんな味?恋するキモチと拓海のこたえ」感想

    ■(第14話)デリシャスパーティ♡プリキュア「初恋ってどんな味?恋するキモチと拓海のこたえ」感想(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第14話より)拓海くんが告白されました。食の好みとその考え方に好感を持ったとのことです。これは好ポイント。しかしながら拓海くんは、長年の片思いの幼馴染様と苦難の道を歩むことを決意。お振りになりました。「食べ方は人それぞれ」「十人十色」は、この文脈だとちょっと深読みしたくなる。視聴者的には和実さんを選ぶのが必然に思えますけど、当事者目線でいえば、拓海くんがともえさんを選んでも変ではない。むしろ客観的に見るなら(人様の恋路を客観的に評するのは無粋の極みですが)ともえさんと、とりあえず交際するのが良いように思えます。付き合ってみないと分からないこともあるし、実際、食の好みや考え方の...(第14話)デリシャスパーティ♡プリキュア「初恋ってどんな味?恋するキモチと拓海のこたえ」感想

  • (第13話)デリシャスパーティ♡プリキュア「うばわれた思い出を守れ!明かされる拓海のヒミツ」感想

    ■(第13話)デリシャスパーティ♡プリキュア「うばわれた思い出を守れ!明かされる拓海のヒミツ」感想(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第13話より)生徒会長さんの洗脳を解きました。が、今話では出番なし。自分のやらかしたことを悔いて、布団被って泣いてるんでしょう。そっとしておこう…。代わりに出迎えた兄ふたりは、何とも特徴的なお二人でした。この家庭なら、会長さんがジェントルーのコスプレで闊歩していても受け入れてくれるかもしれない。コスプレといえば、拓海くんが父から譲られた謎服で参戦なされたようです。彼的には「これを着て戦うのはちょっと…」だった模様。基本的にプリキュアさんは大喜びでお召し物を着替えていると思うのですが、拓海くんはまぁアレらしい。そもそも拓海くん的には、意中の幼馴染のコスプレ姿はどう映ってるんだ...(第13話)デリシャスパーティ♡プリキュア「うばわれた思い出を守れ!明かされる拓海のヒミツ」感想

  • 「episode9:聖羅の秘密」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2022年7月号)感想

    ■マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua「episode9:聖羅の秘密」(なかよし2022年7月号)なかよし2021年7月号[2021年6月3日発売]【電子書籍】[なかよし編集部]前回からの続き。意中の彼・黒砂くんが謎の転校生・聖羅とキスしてるっぽいところを目撃したるきあさん、完全硬直。もはや「狂っている」としか言いようがない魔境が繰り広げられてる…。聖羅:「あ、るきあ…」「…キスしてると思った?」「全部顔に出てるよ」「よゆうないんだぁ」(クス)邪悪の権化でした。第一声の「るきあ…」は旧作サービスですよね(決めつけ)。散々繰り返された「るちあ…」のお約束。キタエリボイスで完全再生された。その内「~って想いなのね」もやってくれるかしら。無論のこと、るきあさんは即座に激高。カッ!ピンク人魚と橙色の血みどろ...「episode9:聖羅の秘密」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2022年7月号)感想

  • (第12話)デリシャスパーティ♡プリキュア「小さじ一杯の希望!ジェントルーの本当の心」感想

    ■(第12話)デリシャスパーティ♡プリキュア「小さじ一杯の希望!ジェントルーの本当の心」感想より深くより強く洗脳された生徒会長さんは、そのまま普通に帰宅し、普通に自宅出勤を繰り返していました。ブンドル団は妙なところが庶民的。ただあの様子だと自宅でもコスプレしたままな気がします。ご家族は心配しただろうな…。会長さんは純粋に洗脳されていただけで、主義主張に賛同していたのではなし。イース様パターンではない。心の闇を突かれた(セイレーン)とか、テーマ的にぶつかる壁(トワ様)とかとも違いそう。とりあえず今はまだ描写はされていないです。だからなのか、割とあっさりと自我を取り戻しになりあそばされました。今のところブンドル団は「旨い飯を独り占めにしたい」しか理念が見えておらず、何をやりたいのかよく分かりません。生徒会長を操った...(第12話)デリシャスパーティ♡プリキュア「小さじ一杯の希望!ジェントルーの本当の心」感想

  • (第11話)デリシャスパーティ♡プリキュア「ジェントルーの罠!ゆいとらん、テストで大ピンチ!?」感想

    ■(第11話)デリシャスパーティ♡プリキュア「ジェントルーの罠!ゆいとらん、テストで大ピンチ!?」感想(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第11話より)生徒会長さんの巧妙にして緻密な作戦により、和実さんと華満さんが戦線を離脱しました。夜なべしてテスト問題を作り、それを人数分コピーし、生徒会長の立場を活かして教師を説得し、各教室に行き、3人にだけ特別性のテストを配るためにクラス全員(下手すれば全校生徒)に一枚一枚用紙を配り、もしかしたら補修用の問題も作成し、補修が終わる前にレシピッピを探して奪取です。「問題が違う」ことがバレないように選択式問題にしたのかと思いきや、問題用紙と解答用紙は分かれていないご様子。ということは採点も生徒会長がなさったのか。ご苦労が偲ばれる。しかもその苦労も危うく鉛筆転がしで突破されかける...(第11話)デリシャスパーティ♡プリキュア「ジェントルーの罠!ゆいとらん、テストで大ピンチ!?」感想

  • (第10話)デリシャスパーティ♡プリキュア「泣かないでレシピッピ…誕生!ハートジューシーミキサー」感想

    ■(第10話)デリシャスパーティ♡プリキュア「泣かないでレシピッピ…誕生!ハートジューシーミキサー」感想(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第10話より)みんな大好きパワーアップ回。今年の追加玩具はミキサーでした。レシピッピの種類に言及していたことから、料理の多様性を通じての「多様性」ワードおよびそれらをミックスするミキサー…のコンセプトでしょうか。綺麗に連想はできますが、レシピッピが粉砕・攪拌されてしまった。各料理も混ぜればいいってものではない。腹に入れば同じとはいえ、すべての皿をミキサーに投げ込んで攪拌して食うのはヒトの道に反しています。先日のテイクアウトがそうだったように、デパプリさん(やプリキュアシリーズ)は「とにかく皆で仲良く!」の路線ではないようなので、この辺も絡むのかもしれない。こじつけな気はしま...(第10話)デリシャスパーティ♡プリキュア「泣かないでレシピッピ…誕生!ハートジューシーミキサー」感想

  • 「水色の旋律」vs暗黒の翼(第9話):マーメイドメロディーぴちぴちピッチ感想

    ※Locipo(ロキポ)様にて「ぴちぴちピッチ」および「ピュア」の無料配信中!2022年8月9日まで●水色の旋律波音さんの第2のソロソング。水色人魚の彼女は、頭のおかしいマメプリ陣にあっても一際ネジがぶっ飛んでおり、「太郎ちゃん大好き」が存在意義の根底をなしていたわけですが、その彼女が第2期では別の男性キャラと仲睦まじくなるという大転換を迎えます。もはやキャラ崩壊というかともすれば冒涜とすら言える、かなり危険な展開です。付け加えるなら、当時の成人ファンの大半が波音目当てで参入しています。アニメ誌の表紙を、るちあ・波音の2名で飾ったのも当時話題になりました(リナの姐さんの立場…)。そういったわけで大ブーイングが起きてもおかしくなかったのに、「水色の旋律」の説得力が凄まじすぎて疑念が全くわきません。そのおかげか、渚...「水色の旋律」vs暗黒の翼(第9話):マーメイドメロディーぴちぴちピッチ感想

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