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穴にハマったアリスたち https://blog.goo.ne.jp/ruby_gillis/

ぴちぴちピッチ、プリキュア、マイメロ、しゅごキャラ!、きらりんレボリューション。アニメの株式や日常話

RubyGillis
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2005/11/12

  • (第22話)わんだふるぷりきゅあ!「わんだふるご~!」感想

    ■(第22話)わんだふるぷりきゅあ!「わんだふるご~!」感想かつてこれほどまでに情報量のないサブタイトルがあっただろうか…。さっぱり分からぬそれは、ドッグスポーツで使う掛け声でした。こむぎさんと犬飼さん、果敢にスポーツに挑戦し、楽しく汗を流し。最初は指示を理解せぬこむぎさんでしたが、独自の掛け声でばっちりのコンビネーションを発揮し、対ガルガルにも役立てられました。それはよいのですが、微妙に何かがややこしいな。当たり前の事実として、こむぎさんは人語を解します。アジリティよりも遥かに高難度の中等教育に励んでいらっしゃる。では最初の体たらくはなんだったのか。①実は指示を的確に理解していたが、ゲストお姉さんにバレないようにアホの子の演技をした。②日常的に「わんだふる」以外の言葉をまともに理解していない。①であって...(第22話)わんだふるぷりきゅあ!「わんだふるご~!」感想

  • 「episode26:荒れる海」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年7月号)感想

    ■「episode26:荒れる海」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2024年7月号)感想なかよし2024年7月号[2024年6月3日発売]【電子書籍】[なかよし編集部]るきあさん、セイレーンと交戦…!るきあさん:「彼はわたしの!!」「変身っ」「ピンクパールボイス!!」セイレーン:「このマーメイド、彼女きどりだわ」「コドモのくせにナマイキなっ」「セイレーンコーラス!!」何の戦いなんだろう、これ。とりあえず「彼女きどりだわ」はけだし名言。実際、まだ正式に「彼女」ではないんだっけか。この子らの距離感はよくわかんない。マーメイドとセイレーン。一斉にお歌の構えに入り、先手を取ったのはセイレーン。歌合戦は基本的にイニシアチブ勝負…なのですが、セイレーンのお歌はあっさりと無効化されました。ヒトデさん...「episode26:荒れる海」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2024年7月号)感想

  • (第21話)わんだふるぷりきゅあ!「まゆとユキのスクールライフ」感想

    ■(第21話)わんだふるぷりきゅあ!「まゆとユキのスクールライフ」感想■(第21話)わんだふるぷりきゅあ!「まゆとユキのスクールライフ」感想ユキさんが転入なされた。そしてクラスメイトの人望をかっさらった。人はネコに支配されている。圧倒的なスペックで旋風を巻き起こすも、彼女が興味があるのは猫屋敷さんだけ。見かねた犬飼さんが、刺繍の交換を申し出てみたところ、猫屋敷さんは激しく集中し、会話すら届かない状態に。だけれど犬組は動じない。集中力すごいねー(にこにこ)。まぁ普段から会話が通じない生き物と接しまくっています。とっくに慣れた。この反応に、ユキさんは猫屋敷さんの過去を語りだす。本人不在のままで。猫屋敷さん、自分が熱中してる横で、勝手に過去話されたと知ったらどんな顔をなさるんだろう…?ユキさんによれば、猫屋敷さ...(第21話)わんだふるぷりきゅあ!「まゆとユキのスクールライフ」感想

  • (第20話)わんだふるぷりきゅあ!「二人ならこわくない」感想

    ■(第20話)わんだふるぷりきゅあ!「二人ならこわくない」感想ニャミーさんが正式に合流してくださりました。きっかけとなったのは、猫屋敷さんに出会う前の孤独な思い出。猫屋敷さんの存在にとても救われた。だから怯えているガルガルにも手を伸ばそう。「殴るのは可哀そうだから」ではなく、「自分もあの辛さを知っているから」なのはとても説得力がある。というか前者だとだいぶ嘘くさい。ただあまりにも綺麗に自己解決してしまったので、ちょっと難癖をつけたくはなる。何せ一分の隙もなく自己完結です。これでは犬組の立場がない。特に今回の敵は、何やら化けられるキラリンキツネさんです。せっかくなら偽リリアンとか偽ニャミーとか見たかった。そしてニャミーさんにボコられて欲しかった。きしゃー!偽者を通じて自己対話…は定番なのであってもおかしくは...(第20話)わんだふるぷりきゅあ!「二人ならこわくない」感想

  • (第19話)わんだふるぷりきゅあ!「キュアリリアン、誕生!」感想

    ■(第19話)わんだふるぷりきゅあ!「キュアリリアン、誕生!」感想とうとう猫屋敷さんがプリキュアになってしまいました。人の話を聞かずに危険に首を突っ込むこと数え切れず。ついにこの日が来てしまった。変身のきっかけは、縮小化したユキさんを守るため。展開が丁寧すぎて不気味なほどです。・縮小化なら、露骨に痛めつけなくても大ピンチだと視覚的に分かる。・犬組を分かりやすく蚊帳の外に。「ダメージで動けない」等だと露骨に無能くさくなりかねない。・ニャミー姿のまま、猫(出会った頃の子猫)のサイズにして目線を調整。おまけにハムスターとの対比も効いています。怯えて地中を逃げ回るハムスターを、謎の黒幕さんは鼓舞して戦いに駆り立てた。戦え…!戦うのだ…!雄たけびをあげて牙を突き立てろ…!ハムスター相手にこんなこと言わなきゃいけない...(第19話)わんだふるぷりきゅあ!「キュアリリアン、誕生!」感想

  • (第18話)わんだふるぷりきゅあ!「まゆの気持ち、ユキの気持ち」感想

    通算1000回。くどまゆ患者としては「永遠のともだち」が採用されたのが大変に嬉しいです。■(第18話)わんだふるぷりきゅあ!「まゆの気持ち、ユキの気持ち」感想ユキさんは怒り続けていました。もう犬に近づくんじゃない。シャー!!猫屋敷さんとしては転校後に一番にできた友人ですから、どうにも居心地が悪い。そもそも友人を作るのが得意な性質でもない。ここをシャットアウトされたら、かなりきつい。こんな不安定な気持ちの時は、猫を吸おう。吸えないけど。冷静になって気づく、己の奇行。ユキ的には気にしていないようですけれど、もう昔の関係には戻れない。なんてことだ。猫屋敷さんの情緒が内外から壊れていく。そしてそんな中、いつものように現れるガルガル。ユキさんは放置なされた。大丈夫。遠くにいる。そして立ち上がった。近づいてきた。何や...(第18話)わんだふるぷりきゅあ!「まゆの気持ち、ユキの気持ち」感想

  • 「episode25:セイレーンの誘惑」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年6月号)感想

    ■「episode25:セイレーンの誘惑」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2024年6月号)感想なかよし2024年6月号[2024年5月2日発売]【電子書籍】[なかよし編集部]マメプリ7匹を捕まえるべく、ローランが本格的に動き出しました。彼の呼び声に応えて終結するセイレーンたち。ローランはああ見えて慕われているようで何よりです。居場所が分かってるんだから、前にやったようにローランが直接乗り込んだ方が早そうに思いますけれど。事態の変化を察したるちあさんは、こっそりとヒトデらしき謎の生き物を呼び寄せると、娘へのメッセンジャーを頼みます。隙間だらけの雑な警備のおかげで、ヒトデらしき何かは容易く脱出。あまりにザルすぎますが、多分オキアミとかとも会話しかねないので、空気口(排水口?)がある限り、...「episode25:セイレーンの誘惑」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2024年6月号)感想

  • (第17話)わんだふるぷりきゅあ!「私が、あなたを守る!」感想

    ■(第17話)わんだふるぷりきゅあ!「私が、あなたを守る!」感想ニャミーさんの正体が発覚しました。ユキでした。そして怒られました。そこのヒトとイヌ!うちのまゆを危険に巻き込むな!お怒りはごもっともなんですが、犬組としては釈然としません。まず猫屋敷さんの方から首を突っ込んでいます。犬組はあれでも隠そうとは頑張りましたし、今回も「危ないから来るな」と警告しています。それでもあの子はやってくる。猫屋敷さんは人の話を聞いてくれない。鳥の親子が巻き込まれたのも、言ってしまえば結果論。例えば躊躇なくガルガルを殴り倒すスタイルだったとしても、吹っ飛ばしたガルガルが鳥に激突する可能性だってあるわけです。今までだって、人知れず踏みつぶされたミミズやオケラさんだっていたはず。しかしながらニャミーさんには通用しません。御託はそ...(第17話)わんだふるぷりきゅあ!「私が、あなたを守る!」感想

  • (第16話)わんだふるぷりきゅあ!「鏡石のふしぎ」感想

    ■(第16話)わんだふるぷりきゅあ!「鏡石のふしぎ」感想親バレしました。羊と犬が喋ってしまい、後はなし崩し。幸いにして親御さんは状況を受け入れてくれて、犬飼さんはガッツポーズ。やっぱりお話しするっていいね!フレプリのブッキーさんも、キルンを診察に即座に活用していたし、喋るからってビビっていても仕方がない。しかしながら犬飼さんの思いとは裏腹に、ただひたすらに不穏な空気が漂います。親御さんは受け入れてはくれましたが、「プリキュアになって戦っている」は伏せたまま。犬飼さん的には「戦っている」意識はないかもしれず、積極的な嘘とまでは言えないのかもしれない。とはいえ親が想像しているのは「迷子の子犬を探している」に毛が生えた程度のことでしょう。まさか山中で熊と対峙しているとは思うまい。肝心要のところ言葉巧みにはぐらか...(第16話)わんだふるぷりきゅあ!「鏡石のふしぎ」感想

  • (第1233話)クレヨンしんちゃん「オラ、プリキュアだゾ」感想

    ■(第1233話)クレヨンしんちゃん「オラ、プリキュアだゾ」感想わんぷりさんとのコラボ企画。明日放送のプリキュア側の放送内容によっては、あれやこれやと深読みらしきものをこじつけられそうな気はしますが、とりあえず思いついたまま羅列。・クレしん作画のフレンディさんが大変に可愛い。ワンダフルさんはあんまり変わってない気がする。・見た目が変わってるのに、声はお馴染みのいつものままなので、脳が変な感じにバグる。・この絵柄でのリリアンさんを見たかった気はする。やる気なさげにポーズを決めるニャミーさんと、胡散臭い爽やかな笑顔を浮かべるリリアンさん。・我が家はクレしんには全く縁がなかった。それでも一応は見たのだから、これこそコラボの意義だとは思う。・結果的に「初の園児プリキュア」「人間での最年少プリキュア」「初の男子ペア...(第1233話)クレヨンしんちゃん「オラ、プリキュアだゾ」感想

  • (第15話)わんだふるぷりきゅあ!「ヒツジの執事 メエメエの一日」感想

    ■(第15話)わんだふるぷりきゅあ!「ヒツジの執事メエメエの一日」感想プリキュアのことを知らされた猫屋敷さん。即座にニコガーデンにも連れ込まれました。ユキの目の前で。もうこれわざとやってないか?行った先ではメエメエも困惑。どちらさま?犬飼さんにはプリキュアを秘匿する意識が決定的に欠けていらっしゃる。ただ犬飼さんは、邪悪な敵が襲ってきているといった認識はしていません。基本的には迷子で不安で暴れてる動物を保護してるに過ぎない。さて連れ込まれた猫屋敷さんですが、正真正銘の「どちらさま?」状態。視聴者的にはプリキュア内定者なわけですが、劇中視点では本当にただの通りすがりです。犬飼さんの大の親友でもない。この町にも馴染みはない。特筆すべき能力があるでもない。ここに立っているのが蟹江さんだったとしても、何らおかしくな...(第15話)わんだふるぷりきゅあ!「ヒツジの執事メエメエの一日」感想

  • (第14話)わんだふるぷりきゅあ!「まゆ、はじめてのお泊り」感想

    ■(第14話)わんだふるぷりきゅあ!「まゆ、はじめてのお泊り」感想ついに猫屋敷さんがプリキュアのことを知りました。忌まわしき人間どもがバラしたのです。あと犬。ケージの中のユキの悲痛が辛すぎる。あいつら…喋りやがった…!猫屋敷さんもひどすぎます。あんなに謎の少女が忠告したのにガン無視。そのくせ犬飼さんらの説明はあっさりと受け入れた。何なのこの子。深読みするなら、これがわんぷりさんのテーマなのかもしれない。聴き手が望む言葉でないなら、こちらの思いは届かない。「相手の気持ちになってお話をしましょう」といえば聞こえはよいですが、忠告の類までキャンセルされるとなるとなかなかにシビアです。ただプリキュアさんは、価値観の異なる相手を説得しない歴史がある。思いが同じならば言葉は力になるが、異なるなら全くの無力。とか?秋映...(第14話)わんだふるぷりきゅあ!「まゆ、はじめてのお泊り」感想

  • (第13話)わんだふるぷりきゅあ!「キュアニャミーを探せ!」感想

    ■(第13話)わんだふるぷりきゅあ!「キュアニャミーを探せ!」感想謎の凶悪プリキュアの探索が始まりました。分かっているのは名前と容姿だけ。あと凶悪なこと。犬飼さんらに当初「プリキュアのことは秘密にせよ」と主張していたメエメエも、ニャミーさんの探索には前向きです。無理もあるまい。放置してたらキラリンアニマルが殺傷されかねない。もしくはワンダフル・フレンディの2名体制に不満があったのかも。この子ら、話を聞いてくれない。話を聞いてくれるプリキュアと、話を聞いてくれる民間人(兎山くん)。どちらが良いですか?もはや秘匿する愚を悟ったのかもしれない。どうせ民間人は「キュアニャミー」とだけ聞いても何のことやらわからないので、プリキュアの秘密的なものは守られます。さて探すとは言っても、あちらが潜伏している以上はどうにもな...(第13話)わんだふるぷりきゅあ!「キュアニャミーを探せ!」感想

  • 「episode24:かさなる想い」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年5月号)感想

    ■「episode24:かさなる想い」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2024年5月号)感想なかよし2024年5月号[2024年4月3日発売]【電子書籍】[なかよし編集部]星羅がローランから離反してくれました。マメプリ:「それにしても」「ローランの術がとけて」「星羅がもどってきてくれてほんとうによかったわ!」「ね!星羅!!」星羅:「まぁね…」もう冒頭からおかしい。「それにしても」の語りだしで大事なことをさらりと。星羅さんは腐ったマメプリのお姉さまに嫌気がさして、自発的にローランの元に行ったと思ってたのですが、操られていたことになったようです。「ね!星羅!!」のあたり、「そういうことにしておこうね!」的な圧をひしひしと感じます。あれはローランのせい!ということにして水に流そう!強い決意を...「episode24:かさなる想い」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2024年5月号)感想

  • (第12話)わんだふるぷりきゅあ!「私はキュアニャミー」感想

    ■(第12話)わんだふるぷりきゅあ!「私はキュアニャミー」感想放送開始から話題になった「バトル禁止」。曰く、動物が相手だから…時代に合わせた…云々。しかしながらそんな規制は特にはなく、ここに来て盛大に公開なされました。プリキュアだって、暴れたい。しかも戦闘そのものもかなりハード。滅多にない夜戦。暗闇のハンター・ふくろう。飛行と飛び道具を持ち、こちらは飛べず、接近戦オンリー。タクトもガントレットもなしでの徒手空拳のタイマン。そして極めつけに、敵もこちらも爪をもっている。閃く斬撃。今までの11話で殴る蹴るがなかった反動もあって、激しさが素晴らしい。しかもいざバトルを見ると、異様なまでにすっきりと「あ、プリキュアだ」と納得がいく。実家に帰ってきたかのような安心感とは、このことか。次回以降、どう転がしていくのかさ...(第12話)わんだふるぷりきゅあ!「私はキュアニャミー」感想

  • (第11話)わんだふるぷりきゅあ!「山に潜む、巨大生物!?」感想

    ■(第11話)わんだふるぷりきゅあ!「山に潜む、巨大生物!?」感想見どころ2点。【あなたの声を聞いたせいで】本作の出発点は「ペットとお話しできたらいいな」。フレンディさんの名乗り台詞も「あなたの声を聞かせて」。一方で、メエメエの話を聞かない、直接会話ができなくても通じ合っているペットと飼い主など、反するような描写も目立ちます。山に潜むガルガルの正体を推理するシーンでも、顕著に顕れている。犬飼さんらは「大きいガルガル」との前情報から、大きな生物に狙いを定めていました。ですが、これまで戦ってきたガルガルには小動物も多数います。そして巨大化していた。元のサイズは全く参考にならない。それなのに「大きいガルガル」との情報が与えられたせいで混乱をきたしている。兎山くんのアドバイスもまずい。「クジラかな?」への反応とし...(第11話)わんだふるぷりきゅあ!「山に潜む、巨大生物!?」感想

  • (第10話)わんだふるぷりきゅあ!「ユキの中の思い出」感想

    ■(第10話)わんだふるぷりきゅあ!「ユキの中の思い出」感想犬飼さんのクラスメイトの猫屋敷さんの思い出話。我々は何故、プリキュアでも何でもない子の過去回想を長々見せられているのか分かりませんが、大変に素晴らしく、猫屋敷株の暴騰が止まりません。(1)授業を聞かない猫屋敷さん転入早々、授業中に内職に励むとは恐れを知りません。こむぎさんが介入したことで大怪我をしましたが、仮に介入されなかったら、もっと気まずい空気になってた気がする。教師から「集中するように」と一言指導され、周囲は冷ややかな目で転入生を見る…。いじられる余地もなく、ただただ距離を置かれる辛さ。(2)一人で語りだす猫屋敷さん泥に汚れたこむぎを見て、猫屋敷さんは思い出した。そういえばユキに最初に会ったとき…。そして語りだした。滔々と。朗々と。「犬が喋...(第10話)わんだふるぷりきゅあ!「ユキの中の思い出」感想

  • (第9話)わんだふるぷりきゅあ!「こむぎ、中学生だワン!」感想

    ■(第9話)わんだふるぷりきゅあ!「こむぎ、中学生だワン!」感想こむぎさんが中学生になられた。ニコダイヤの奇跡によって。そして猫屋敷さんの転入生ボーナスが一瞬で消えた。しかもこむぎさんはクラスで早速話題の中心になり、犬飼さんにもべったり。ただでさえ人付き合いが苦手なのに、いきなりハードモードすぎる。さて、中学に通うのなら、当然お勉強もしないといけない。犬の身にはシビアすぎます。犬じゃなかったとしても、義務教育6年+1年をすっとばして、いきなり中2からはきつい。きついけれど、犬飼さんと一緒に通いたいのならやるしかない。メエメエは繰り返し、プリキュアの責務を語っている。ライオンガルガルの際に、「いろはと一緒にいるために」と恐怖にも立ち向かった。今回はお勉強。繰り返し繰り返し、「責務」が出てくる。改めて思えば、...(第9話)わんだふるぷりきゅあ!「こむぎ、中学生だワン!」感想

  • (第8話)わんだふるぷりきゅあ!「まゆのドキドキ新学期」感想

    ■(第8話)わんだふるぷりきゅあ!「まゆのドキドキ新学期」感想猫屋敷さん、遂に表舞台へ。新学期を迎えて登校し、ドキドキの転入生です。盛大にやらかしあそばされましたが、この学校の生徒にはむしろ好印象。猫と暮らしていて良かった。猫で世界は成り立っている。しかも幸いにして、馴染みのある犬飼さんと同じクラスです。小躍りしたものの犬飼さんは学校中に友人がいる様子。私は、特別ではない。転入したてなんですから当たり前だし、猫屋敷さんには犬飼さんに拘る理由はない。リアルでいえば犬飼さんとはここでばっさり疎遠になって、蟹江さん達と親友になっても何らおかしくない。のだけど、猫屋敷さん的には思うところもあるようで。犬飼さんと一足飛びに特別な関係になるのは簡単です。プリキュアになればいい。こむぎはプリキュアになったことで犬飼さん...(第8話)わんだふるぷりきゅあ!「まゆのドキドキ新学期」感想

  • (第7話)わんだふるぷりきゅあ!「ふたりのフレンドリベラーレ!」感想

    ■(第7話)わんだふるぷりきゅあ!「ふたりのフレンドリベラーレ!」感想こむぎさんが家出しました。史上初(?)家出して野宿したプリキュア。「F」とかユニとか野宿してましたけど、喧嘩して飛び出してその辺の公園でとなると、彼女が犬じゃなかったらこの展開はできなかった。はず。家出のきっかけはフレンドリータクトを使えなかったこと。役に立たず嫌われたこと。だけど犬飼さんが直接そういったわけではない。だから兎山くんは対話を勧めた。言葉は自分の思いだけでなく、相手の思いも聞ける。…のだけど、細かなトリックがある。こむぎさんは「役に立たなかったから嫌われた」と思い、「犬飼さんはそう言ったのか?」と兎山くんから尋ねられた。が、後の仲直りシーンでは役に立つ云々は話題に出ていません。若干似たことをやったハトプリ喧嘩回と違い、そこ...(第7話)わんだふるぷりきゅあ!「ふたりのフレンドリベラーレ!」感想

  • (第6話)わんだふるぷりきゅあ!「こむぎ、いろはとケンカする」感想

    猫屋敷さんが黙々と何かを作成なさり始めた。多分お返しのプレゼント。一歩一歩に1話を費やしながらも、着実に前進していらっしゃる。犬飼さんにたどり着くのが、一体いつのことになるかは分かりませんが。■(第6話)わんだふるぷりきゅあ!「こむぎ、いろはとケンカする」感想こむぎさんが拗ねました。支給された玩具が不良品だったので。呼びかけても振り回してもうんともすんとも言わない。バンダイ様も酷なことをなさる。現状では動作不良の原因は皆目不明。ピンチにすら反応せず、それどころから消滅した時の絶望顔といったらもう。こむぎさん本人にそれほど悪い点が見られないだけに、どうにもこうにも厳しいです。例えば「世界を救う」的使命感は欠落している。が、プリキュアがそこを重視するとはちょっと思いづらい。地球のため皆のため。それもいいけど忘...(第6話)わんだふるぷりきゅあ!「こむぎ、いろはとケンカする」感想

  • (第5話)わんだふるぷりきゅあ!「つながるキズナ フレンドリータクト!」感想

    犬組に玩具が追加されました。着々と体制が整っていく。一方、猫屋敷さんは未だ屋敷内で悶々としていました。もういっそ猫吸いしてるだけで1年過ごさないかしら。■(第5話)わんだふるぷりきゅあ!「つながるキズナフレンドリータクト!」感想今年の主人公は飼い犬。そう決まった時、おそらく最初に問題になったのは「首輪してリードしていいのか」だったと思います。絵面として明らかにまずい。子供が真似したら致命的で、尊厳の他に、下手したら首が締まって死亡事故が起きます。かといってリードなしでうろうろされても困る。素人発想的には、もうこの1点の都合で「ペットを主人公にするのは止めよう」と判断してもおかしくないくらいの大問題。ですので今回の話はとても綺麗だったと思う。リードは束縛や主従関係ではなく、信頼の証。犬はリード。人は手を繋ぐ...(第5話)わんだふるぷりきゅあ!「つながるキズナフレンドリータクト!」感想

  • 「episode23:星羅の覚醒」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年3月号)感想

    ■「episode23:星羅の覚醒」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2024年3月号)感想なかよし2024年3月号[雑誌]るちあ&るきあさんの両名は、あっさりと捕縛されてしまいました。波音&リナさんが助けようとするもローランに通用せず。歌えない面々はそもそも戦力外。そこに更には星羅さんまで現れました。これ、詰んでるのでは。ところが唐突に沙羅さんと思しき幻影が現れ、星羅が暴走。るきあさんを救い出しました。ローランの叫びが物悲しい。「星羅!?なにをしている!?」本当に何をなさってるんだ、星羅さん…。星羅さんの突然の行動に、るきあさんも応えた。よくは分からないけど、真珠が共鳴している!そしてセルフ海苔で変身なされた。るきあさんも何をなさってるんだ…。一緒に唄おうと手を差し伸べるるきあさんに、...「episode23:星羅の覚醒」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2024年3月号)感想

  • (第4話)わんだふるぷりきゅあ!「猫屋敷の猫とまゆ」感想

    ■(第4話)わんだふるぷりきゅあ!「猫屋敷の猫とまゆ」感想猫屋敷さん家のお店がオープン。最初の客として駆け込んできた犬飼さんと、正式にコンタクトをとられた。ここから物語が始まる…のが王道ではありますが、猫屋敷さんが筋金入りの性格をなさっているので、どう転がっていくのか分かりません。ついに登場した「怖くない、怖くない!」も、案の定というか自分自身を励ますための言葉でした。公式サイトの詐欺っぷりが素晴らしい。まだ4話しか放送されていない中で予想すると、今作は「話を聞かない」がキーワードになりそうな気配がします。メエメエの嘆き、メイクに集中する猫屋敷さん等々、かなり繰り返し登場してる。これまでのプリキュアさんも「話を聞かない」ことには定評があります。奴らは会話を無視して殴ってくる…としばしば恐れ慄かれた。例えば...(第4話)わんだふるぷりきゅあ!「猫屋敷の猫とまゆ」感想

  • (第3話)わんだふるぷりきゅあ!「言っちゃダメェ~!」感想

    ■(第3話)わんだふるぷりきゅあ!「言っちゃダメェ~!」感想タイトル通り「言っちゃダメ」なので犬飼さんも頑張ったものの、兎山くんに無事にバレました。そして参謀として加わってもらった。ここまで3話。物凄く着実にメンバーや舞台背景が揃っていっています。怪しい挙動をしてばかりの猫屋敷さん以外は…。【商品を売ろう】発売前にちょっと話題になった「いろはは人間同様の食事をするのか」。早速今回、明かされました。イヌの時はイヌに準ずる。ヒトの時はヒトに準ずる。妥当な帰着だった。個人的には「今更そこを気にしてもしょうがない」派なので、委縮せずにガツガツ食ってもらってよいと思ってるのですが、わざわざ地雷を踏みぬく必要もないので、今回の展開は良かったかなと。イヌ形態でグミを食べようとしたら止める。ヒト形態なら食える。その横で、...(第3話)わんだふるぷりきゅあ!「言っちゃダメェ~!」感想

  • (第2話)わんだふるぷりきゅあ!「みんな友達、キュアフレンディ!」感想

    ■(第2話)わんだふるぷりきゅあ!「みんな友達、キュアフレンディ!」感想こうして見ると涼やかなお姉さんだけど、中身はあんな感じで公式サイトのリリアンさんと同一人物とはどうしても思えない。名前の「まゆ」からして、変身すると羽化なさる感じなんだろうか。未変身状態では疎遠なまま、変身後の格好つけた姿で仲良くなって、バレたらどうしようと悩むのとかも楽しいかも。(「わんだふるぷりきゅあ!」第2話より)こむぎさんの飼い主の犬飼さんも変身なされた。登校する犬飼さんに置いて行かれるのが寂しかったこむぎさんに対し、犬飼さんは身体能力的に犬についていけないことを寂しく思っていた。それぞれの立場で、相手には分らぬ寂しさを誰もが抱えている。その差を埋めるためのプリキュアへの変身。果たせぬ理想、なりたい自分への変身。とても綺麗で自...(第2話)わんだふるぷりきゅあ!「みんな友達、キュアフレンディ!」感想

  • (第1話)わんだふるぷりきゅあ!「はじまりは「わんだふる!」」感想

    ■(第1話)わんだふるぷりきゅあ!「はじまりは「わんだふる!」」感想新しい年が始まりました。今年も新要素が盛りだくさんで、その一つ、猫組のお姉さま方に興味津々でした。同方向のクール系お姉さまコンビは今までにありそうでなく、ある種ふたごっぽい雰囲気がとても魅惑的。応援しよう。…と思っていたのですが。(「わんだふるぷりきゅあ!」第1話より)マカロン的お姉さまかと思ったら、ヒメルダよりのスパイシー的お姉さまだった。推せる。公式サイトのキャラ紹介によれば、決め台詞は「こわくない、こわくない」のようです。てっきり、ガルガルした子に対して「ふふ。こわくないのよ」みたいな妖しくも包容力のあるそんなイメージを持っていたのですけれど。この分だと「ひぃっ!?だ、大丈夫。怖くない怖くない。頑張ろう…」と自分に言い聞かせてる的な...(第1話)わんだふるぷりきゅあ!「はじまりは「わんだふる!」」感想

  • 「episode22:紋章のひみつ」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年2月号)感想

    ■「episode22:紋章のひみつ」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2024年2月号)感想八景島やら何やらと派手なイベントに現を抜かしていて、1カ月遅れの更新です。なかよし2024年2月号[2023年12月28日発売]【電子書籍】[なかよし編集部]価格:660円(2024/2/3時点)楽天で購入星羅さんは夢を見ていました。純真無垢だった、幼き頃のあの夢を。星羅:「もうっ!どうしてみんな信じてくれないの!?」「ローランは強いし協力してくれるっていってるんだよ!?」お姉さま方:「もう星羅ったらお子ちゃまね~」「そんなことばを真にうけてんのか?」「星羅はピュアだから…」こうして星羅さんはグレました。全てお姉さま方のせいです。あのふざけ切った対応を思い出し、星羅さんも怒りを新たに…かとも思い...「episode22:紋章のひみつ」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2024年2月号)感想

  • (第50話・最終回)ひろがるスカイ!プリキュア「無限にひろがる!わたしたちの世界!」感想

    ■(第50話・最終回)ひろがるスカイ!プリキュア「無限にひろがる!わたしたちの世界!」感想かつて自分が救われたあのシチュエーションで、小さな子供を救う。当時おそらくは自分を責めて、「ヒーローになる」の一種の呪縛となったと思われますが、それを昇華した素敵なラストでした。(「ひろがるスカイ!プリキュア」第50話より)ここ最近は1週間考えてから感想記事にしていましたが、今回は勢いで書くのが正解な気がするので、そのまま書いてみる。【ヒーローは間違える】ソラさんは語った。「ヒーローは正しいことを考えながら進んでいく」。ここでいう「ヒーロー」は「プリキュア」に置き換えられるし、そこから「プリキュアコンテンツは正しさを考えながら進んでいく」と読み替えても、それほど変ではないと思う。特にこの1年で顕著だった様々な試行錯誤...(第50話・最終回)ひろがるスカイ!プリキュア「無限にひろがる!わたしたちの世界!」感想

  • (第49話)ひろがるスカイ!プリキュア「キュアスカイと最強の力」感想

    ■(第49話)ひろがるスカイ!プリキュア「キュアスカイと最強の力」感想ダークスカイかっこいい!可愛い!!もうずっとこれでいいんじゃないかな。(「ひろがるスカイ!プリキュア」第49話より)なんかもうダークスカイで全てが満足してしまい、ここで考えるのをやめたほうが幸せになれる気もするのですが、一応続けてみる。例によって、何をどうしたいのか不可解な回でした。【1】ソラさん曰く、「間違えることもある。だから友達を信じればよい」。言葉そのものには大きな異論はありませんが、状況に全くあっていない。・カイゼリンは「間違った」のか甚だ疑問。彼女は記憶をいじられています。「騙された」としかいえない。・カイゼリン視点では「スカイランドと仲良くするという間違いをした。だからスキアヘッドを信じてここまで来た」。ソラさんの言葉通り...(第49話)ひろがるスカイ!プリキュア「キュアスカイと最強の力」感想

  • (第48話)ひろがるスカイ!プリキュア「守れヒーロー!みんなの街!」感想

    ■(第48話)ひろがるスカイ!プリキュア「守れヒーロー!みんなの街!」感想残り2話。皆で力を合わせて戦って、カイゼリンさんも抑え込んで浄化し、ようやく会話ができるように。ソラさんも嬉しそう。(「ひろがるスカイ!プリキュア」第48話より)とはいえ、画面のこちら側にいる視聴者的には大きな謎が二つ残ってる。(1)ソラの言葉の真意が分からないソラさんは「やっとお話ができる」とおっしゃっている。何をお話して、それが何がどう解決するおつもりなんだろう?カイゼリン視点では、エルレインが裏切って父親を殺したのは事実です。お互いに持っている情報は全て出していますから、会話をしても疑いは晴れません。ご丁寧なことに一番星さんは成仏なさっているので、エルレインに問いただすこともできない。せめて悩みを吐き出せば楽になる…といった類...(第48話)ひろがるスカイ!プリキュア「守れヒーロー!みんなの街!」感想

  • (第47話)ひろがるスカイ!プリキュア「さよなら一番星!プリンセスのめざめ!」感想

    ■(第47話)ひろがるスカイ!プリキュア「さよなら一番星!プリンセスのめざめ!」感想「あなたがきちんと話してくれさえすれば」「こんな終わり方にはならなかったかもしれないのに!」ソラさんの叫び。多分、ひろプリで最も説得力のある一文だったと思う。だからさっさと事情を明らかにしてくれと、あれほど…。(「ひろがるスカイ!プリキュア」第47話より)と思ったのだけど、よくよく考えて見ると逆なのかもしれない。仮に第1話で「我々はアンダーグ!300年前に裏切られ、父を殺された恨みを今こそ晴らしてくれる!!」と宣言して襲ってきたとして、ソラさん達の対応が何か変わったかといえば、ほぼ同じだったはずです。「プリキュアがカイザーを討った」は伝説とも大きな齟齬はなく、「じゃあエルちゃんを差し出します」とも当然ならない。つまり「話し...(第47話)ひろがるスカイ!プリキュア「さよなら一番星!プリンセスのめざめ!」感想

  • (第46話)ひろがるスカイ!プリキュア「ヒーローたちのクリスマス」感想

    ■(第46話)ひろがるスカイ!プリキュア「ヒーローたちのクリスマス」感想ソラさんが生き生きとしていらっしゃる。明言はされていないものの、ソラさんにとってソラシド市での生活は「居候」なので、色々と気苦労もあるんじゃなかろうか。スカイランドや青の護衛隊の中で表情豊かに動いてるのを見ると、妙に嬉しい。(「ひろがるスカイ!プリキュア」第46話より)これぞプリキュアと言わんばかりの綺麗な回だった。前回の危機を受けて城に退避し、その不安を和らげるために現実の季節イベント・クリスマスを取り入れる。望まれていたスカイランドの様子や、青の護衛隊の皆様も自然に描かれました。日常や交流を描きつつ、物語が前に進んでくれた。クリスマス商戦…には遅いのかもしれませんが、販促の嵐も心地よい。私たちは!玩具を売る!更には前回と違ってごく...(第46話)ひろがるスカイ!プリキュア「ヒーローたちのクリスマス」感想

  • 「episode21:運命の嵐」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年1月号)感想

    ■「episode21:運命の嵐」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2024年1月号)感想なかよし2024年1月号[2023年12月1日発売]【電子書籍】[なかよし編集部]自分の素性に悩む黒砂君。意を決して謎のマーマン・ローランの城に赴き、事の真相を知りました。一方その頃るきあさん。同級生の白浜君から真相を聞かされました。黒砂君、何のためにリスクを負ったんだろう…。13年前、ローランはどこぞの浜辺で出会った娘さんと懇ろな仲になったものの、人間どもの反対で引き離され、しかも娘さんのも駆け落ちの場に来てくれなかったそうです。やさぐれて嵐を起こしたら、黒砂君が乗った船も巻き込まれて海に転落。たまたま通りかかった、るきあさんが助けて出会ったそうな。つまりは前作の沙羅さんの立場だったようです。その...「episode21:運命の嵐」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2024年1月号)感想

  • (第12話・最終回)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「キボウノチカラ」感想

    ■(第12話・最終回)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「キボウノチカラ」感想最後の飲み会のシーン。日向さんは留学に旅立ったので、プリ5+美翔さんで飲んでいらっしゃる。「他チームに、一人だけ別チームの子が混ざる」こと自体がレアなのに、ましてやそれがあの美翔さんです。彼女の成長を感じるというか、何気に「オトナプリキュア」最大の衝撃かもしれない。更なる続編が作られた場合、七瀬さん的立場でプリ5チームに帯同する美翔さんが見られる…のかもしれない(見たい)。(「オトナプリキュア」第12話より)ベルが突き付けた破綻の未来は、回避する確実な回答はない。「プリキュア」では「未来は変えられない(正確に言うなら、過去に起きた不幸をなかったことにはできない)」ので、おそらく未来の事象そのものは変えられず、この街は滅ぶと...(第12話・最終回)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「キボウノチカラ」感想

  • (第45話)ひろがるスカイ!プリキュア「アンダーグ帝国の優しい少女 」感想

    ■(第45話)ひろがるスカイ!プリキュア「アンダーグ帝国の優しい少女」感想過去編で久々に強いソラさんを見たような気がする。彼女はプリキュアにならない方が、キャラクター的に活きるような気すらする。序盤には「プリキュアを捨てるのでは」との可能性も考えたけど、キャラ的にはそうなってもおかしくない気がいまだにしてる。(「ひろがるスカイ!プリキュア」第45話より)300年前のカイゼリンさんはとても心優しい姫君で、お父様のカイザーを説得し、和平に導いてくれました。途中で裏切りや瀕死の重傷を負ったりもしましたが、どうにかこうにか和平は結ばれて、アンダーグとスカイランドの戦いは終結。平和の時代が始まりました。ひろプリ、完。となったはずなのに、300年後のカイゼリン様は何故か猛り狂い、単騎でスカイランドに侵攻してきました。...(第45話)ひろがるスカイ!プリキュア「アンダーグ帝国の優しい少女」感想

  • (第11話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ミライノオワリ」感想

    ■(第11話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ミライノオワリ」感想美翔さんの格好いい戦闘シーン!なのだけど、よく見たら避けてるだけなあたりが大変に可愛らしい。あと2枚目は物凄く珍しい表情な気がするけど、物凄く美翔さんな気がして好き。(「オトナプリキュア」第11話より)愚かな人間のせいでこの街は滅びてしまう。だから愚かな人間をシャドウに変えて撲滅しよう。そう考えたベルのもたらしたものは、今すぐの破滅でした。良い人もいれば悪い人もいる。それ以前に、同じ人間の中にだって良い面も悪い面もある。悪いところだけ抜き出して排除しようとしたら、破綻するのは当然のこと。…というか「謎の怪物が現れて失神者が続出」なんて起きたら、自然災害を待つまでもなく人が流出して滅びると思う。夢原さん達はベルの問いかけに解決策は答...(第11話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ミライノオワリ」感想

  • (第44話)ひろがるスカイ!プリキュア「大きなプリンセスと伝説のプリキュア」感想

    ■(第44話)ひろがるスカイ!プリキュア「大きなプリンセスと伝説のプリキュア」感想ノリノリの変身ポーズに向けられる奇異の視線。意味もなく力の入ったワチャクチャは大変に良い。ただこの変身不能がいかなる理由によるものかで、事態の意味がだいぶ変わってくる。現状では深読みしてもしょうがなさそうなので、次回を待とう。(「ひろがるスカイ!プリキュア」第44話より)突然に現れたカイゼリン様により、一行は唐突に窮地に陥りました。そして謎パワーで時が止まった挙句、300年前の過去を体験することに。過去を追体験するのがソラとましろだけ、なのは「F」と同じ(エルちゃんの違いはありますが)。体験内容が「過去のプリキュアのエピソード」なのも同じ。例年、映画は本編のテーマを大きく反映しているので、映画で描写されたことが本編にも出てく...(第44話)ひろがるスカイ!プリキュア「大きなプリンセスと伝説のプリキュア」感想

  • (第10話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「サイゴノヤクソク」感想

    ■(第10話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「サイゴノヤクソク」感想意外にレアな「夜間に街中に外出している」シーン。ないわけではないけど、本編では中学生なので夜間外出はあんまりなく、あったとしても主にはキャンプや星空観察。街中でとなるとGoGoのOP等々、かなり限られる気がする。特にSSの、しかも自然に美を見出した元滅びの戦士が、人工の明かりの中で車を見下ろすのはとても印象的。良い物を見た。(「オトナプリキュア」第10話より)夢原さんが繰り返し倒れた。タイムフラワーの影響…なのかはよく分からない。ナッツの調べによるとタイムフラワーは国や生物の滅亡を予知するかの如くに現れ、時針が進んで枯れるその時に滅びが訪れるらしい。その説明通りなら、タイムフラワーは予知して同期しているだけで、タイムフラワーその...(第10話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「サイゴノヤクソク」感想

  • (第43話)ひろがるスカイ!プリキュア「 プリズムシャイン!心を照らして!」感想

    ■(第43話)ひろがるスカイ!プリキュア「プリズムシャイン!心を照らして!」感想ソラさんがバッタモンダーと和解なされた。プリキュアさんは懲罰者ではなく、反省した相手は赦すのでそれ自体は不思議ではない。(逆にこちらの価値観に歩み寄らないものは、『罪』の軽重に拠らず爆殺なさる)ただバッタモンダーは歴代でもかなり凶悪なことをし、それに対する怒りの描写も強烈だっただけに、若干笑顔に怖いものを感じる。バッタモンダーフィルターの演出もそれに拍車をかける。ソラさんは本心がよく分からない…。(「ひろがるスカイ!プリキュア」第43話より)無力。無能。落ちこぼれ。バッタモンダーはそのように評価され、彼自身もそう卑下していた。ですが視聴者の持つ印象はかなり違う。青の護衛隊をも利用してスカイランドを窮地に追い込み、国防の要たるシ...(第43話)ひろがるスカイ!プリキュア「プリズムシャイン!心を照らして!」感想

  • (第9話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「フタリノキズナ」感想

    ■(第9話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「フタリノキズナ」感想美翔さんが変身なされた。そしてレアな背面アングルからの「聖なる泉を汚すものよ!」を炸裂なされた。(「オトナプリキュア」第9話より)この指差しポーズ、意外との下向きに指してるんですね。普段(12年前)は巨大な相手と戦うことが多かったので、その時の癖で上を見上げてからいやいやもっと下だ、となって下げすぎたとかかしら。あと多分「泉は今回、関係ない」と途中で気づいて、でも引っ込みがつかなくて慌てたんだと思う。ベルも混乱したはず。「泉…?何の話だ…?」。微妙に格好がつかない再変身でしたが、お得意の踵落としもばっちり決めてくれました。スタッフ様、分かっていらっしゃる。鳥キュアといえば、踵落とし。変身前にやらかした「うつ伏せに倒れる」も美翔さんの...(第9話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「フタリノキズナ」感想

  • 「episode20:渚のクリスマス」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2023年12月号)感想

    ■「episode20:渚のクリスマス」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2023年12月号)感想なかよし2023年12月号[2023年11月2日発売]【電子書籍】[なかよし編集部]感想が遅れてしまったので簡潔に。というか、何をどう書けばよいんだ今回の話。何かの不安に突き動かされるかのように、黒砂くんはそれはそれは凄まじい勢いで、るきあさんに急接近。るきあさんの自宅かつ親の目の前で、いちゃいちゃいちゃいちゃそれはもう凄まじい勢いです。彼氏彼女どころか夫婦でも無理な所業。さすがは深海の王・パンタラッサの血筋(?)そんな強靭な彼に惹かれて、ローラン様もご出陣。とりあえず唇を奪ってみました。何故にそんなことを。そういえばローランもマーマンなので、性別未決定だったりするんだろうか(既に説明があっ...「episode20:渚のクリスマス」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2023年12月号)感想

  • (第42話)ひろがるスカイ!プリキュア「迷いをこえて 未熟なヒーロー!」感想

    ■(第42話)ひろがるスカイ!プリキュア「迷いをこえて未熟なヒーロー!」感想「ひろがるスカイ」の主役で、「スカイ」の名を持つプリキュアなのに、ソラさんは空を飛べない。これまでにも大事な場面では「地上から空を見上げる」構図が度々でてきました。ウィング初変身回、スカイランドでの巨大爆弾ランボーグ戦、シュプリームとの決戦等々。今回も同様に、地上からスキアヘッドを見上げる。ただ今回は自分で昇って同じ目線で対峙できた。割とあっさりと描かれていたけど、大きな一歩だったと思う。思えば、ぬいぐるみ館での脱出等、「戦う」以外が先に立つときは届いているのかも。(「ひろがるスカイ!プリキュア」第42話より)ソラさんは悟った。そういえば敵のことをよく知らない。つくづく今更な気はしますが、とにかく気づいたのは良いこと。そこで「知ら...(第42話)ひろがるスカイ!プリキュア「迷いをこえて未熟なヒーロー!」感想

  • (第8話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ワタシノマチ」感想

    ■(第8話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ワタシノマチ」感想花壇の手入れをしている描写が多いこまちさん。緑でキュア『ミント』ではあるものの、特にはお花属性はなかったと思う。そういうのは夏木さんが専門で。この辺も、こまちさんの状況を物語ってる気がする。(「オトナプリキュア」第8話より)トラウマ回として名高い「こまちちゃん人形」や、ダークミントとの戦闘で描かれたように、こまちさんは「割に合わない損な役回り」に悩んでいらっしゃった。おそらくは姉の影響。家業を継ぐのかどうかはっきりしないまま、自由奔放に生きる姉のおかげで、こまちさんとしては「姉の予備」かのような想いがあったと推察されます。戦闘においても防御担当。自身の攻撃手段は乏しいのに、身を挺して敵の攻撃の前に立たねばならない。これらは必要なことで...(第8話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ワタシノマチ」感想

  • (第41話)ひろがるスカイ!プリキュア「ましろと紋田の秋物語 」感想

    ■(第41話)ひろがるスカイ!プリキュア「ましろと紋田の秋物語」感想ソラさんがコミカルに動くのは見てて楽しい。(「ひろがるスカイ!プリキュア」第41話より)主人公なのに、脇キャラの立場でわちゃくちゃやってる方が生き生きしている気がする。あととても表情豊かなのに、バッタモンダーが出てくる回だと表面だけが動いていて内面が分からない不思議さがある。バッタモンダーフィルターの影響だろうけど、もしかしたら彼のは見立ては正しくて、ソラさんは何かがやっぱり欠落してるのかもしれない。そのバッタモンダーは、現在はバイトで日々を食いつないでいるようで。アンダーグ帝国でも落ちこぼれだったようです。何で落ちこぼれが重要任務(?)の最前線に抜擢されたのかは謎。落ちこぼれだったとなると、以前の彼が嘯いていた「弱いのは悲しい」「脇役」...(第41話)ひろがるスカイ!プリキュア「ましろと紋田の秋物語」感想

  • (第7話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ウレイノカジツ」感想

    ■(第7話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ウレイノカジツ」感想各所に自然に織り込まれた、かつてのレモネ回のオマージュが心地よかった。公園、台詞、その他もろもろ。若返った瞬間、以前の声音に戻るのも好き。ラストのこのシーンも、どこかで見た覚えがある。本放送当時、公式のキャラ紹介で「辛くても営業スマイルができる」と記載されてて、「スマイル」には色々と曰く付きの娘さんなれど、だからこそスマイルが印象に残ってる。(「オトナプリキュア」第7話より)春日野さんはプリ5の時代から女優志望。だけど事務所はなぜかアイドル売りを選択。色々と思うところを抱えたまま、鳴かず飛ばずの売れない新人アイドル様をしていらっしゃった。「友達がいない」に代表されるように、彼女は良くも悪くもストイックで、一人でのめり込む傾向がある。...(第7話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ウレイノカジツ」感想

  • (第7話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ウレイノカジツ」感想

    ■(第7話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ウレイノカジツ」感想各所に自然に織り込まれた、かつてのレモネ回のオマージュが心地よかった。公園、台詞、その他もろもろ。若返った瞬間、以前の声音に戻るのも好き。ラストのこのシーンも、どこかで見た覚えがある。本放送当時、公式のキャラ紹介で「辛くても営業スマイルができる」と記載されてて、「スマイル」には色々と曰く付きの娘さんなれど、だからこそスマイルが印象に残ってる。(「オトナプリキュア」第7話より)春日野さんはプリ5の時代から女優志望。だけど事務所はなぜかアイドル売りを選択。色々と思うところを抱えたまま、鳴かず飛ばずの売れない新人アイドル様をしていらっしゃった。「友達がいない」に代表されるように、彼女は良くも悪くもストイックで、一人でのめり込む傾向がある。...(第7話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ウレイノカジツ」感想

  • (第40話)ひろがるスカイ!プリキュア「なかよち♡ エルちゃんけっこんしき☆」感想

    ■(第40話)ひろがるスカイ!プリキュア「なかよち♡エルちゃんけっこんしき☆」感想率直に感想を述べるなら、今作の男子プリキュアの問題点が如実に表れた回だと思った。前提として今回の「結婚」は恋愛の情ではなく、「一緒にいたい」という寂しさから出てきたものです。だから「みんな仲良し、みんな一緒」というラストになる。…のですけれど、ツバサくんが男子なせいでまるで男女の恋愛かのように誤認しかねず、「1歳児相手に…?」と無意味に株を下げてしまっている。いっそ本気で恋愛ネタをしたかったのであればまだしも、これでは丸損です。ツバサ君は「男子であることが活かされていない」「男子であることのデメリットは存在している」ので、かなり辛い立ち位置になってしまってる。「男子であることが活かされていない」については「男女の違いはない、...(第40話)ひろがるスカイ!プリキュア「なかよち♡エルちゃんけっこんしき☆」感想

  • (第6話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ホノオノユラギ」感想

    ■(第6話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ホノオノユラギ」感想SSの始まりの地。DXで黒白先輩が戦った場所。Fではシュプリームとプリキュアの再会の舞台。そんな由緒ある場所に、かれんさんと夏木さんも。なお「大空の樹を切る」という不穏なワードも飛び出しましたが、個人的にはあんまり衝撃はなかった。「たとえ滅びたとしても、全ての物に命は宿る」のSSの思想的には、切り倒してもどこかで芽吹きそうですし、あの町の人々が「はい、切られました」となるとも思えず。会社的にはも、地域住民の信仰の対象になっている大木を切って呪い的な噂が立つよりも、パワースポットとしてアピールした方が売りは良さそうなので。(「オトナプリキュア」第6話より)念願かなってデザイン部に配属されたものの、ここ最近はコンペでの成績が振るわず。営...(第6話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ホノオノユラギ」感想

  • (第39話)ひろがるスカイ!プリキュア「大魔女ヨヨとハロウィンパーティー!」感想

    ■(第39話)ひろがるスカイ!プリキュア「大魔女ヨヨとハロウィンパーティー!」感想ソラさんが子供向けイベントを楽しんでいらっしゃる。(「ひろがるスカイ!プリキュア」第39話より)いつもと違う自分になりきって、いつもなら制限されること(お菓子要求)をしながら楽しく遊ぶ。ハロウィンのこのギミックは、「女の子だって暴れたい」のプリキュアのなりきり遊びをするのに通じるものがあります。そしてそんな子供のキラキラした楽しみを守るのがプリキュア。キュアパンプキンが「キュア」を名乗り、それっぽい変身シーンを披露しようとも、考える余地すらなく「プリキュアではない」と断じられるのも当然です。「プリキュアとは何か」の最上位概念は、おそらくはこの「子供の憧れであると同時に、子供の憧れを守るもの」なんだろうと思います。これを分解し...(第39話)ひろがるスカイ!プリキュア「大魔女ヨヨとハロウィンパーティー!」感想

  • (第5話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ノゾミノノゾミ」感想

    ■(第5話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ノゾミノノゾミ」感想隔離されてボスと配下(?)に囲まれてる状況なのに、全く不安が沸かないの強い。かつて何度も見た。私たちの夢は、こんなことでは折れない。(「オトナプリキュア」第5話より)夢原さんといえば「あなたに会いに行く」がキーフレーズのお方。フローラ様との約束然り。OPでも歌われ、DXシリーズやニンテンドーDSのゲームでも重要な位置を占めている。そんな夢原さんのところに、ココが会いに来た。今回の戦いはパルミエは無関係。視聴者的にはちょっと混乱しますが、今までと違いココナツは巻き込まれた側です。かつて夢原さんが無関係のココナツを救うために飛び込んだように、今度はココが来てくれた。ナッツの「この豆大福を守りたい」も、いかにも言いそうでよくある台詞回しに...(第5話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ノゾミノノゾミ」感想

  • (第5話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ノゾミノノゾミ」感想

    ■(第5話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ノゾミノノゾミ」感想隔離されてボスと配下(?)に囲まれてる状況なのに、全く不安が沸かないの強い。かつて何度も見た。私たちの夢は、こんなことでは折れない。(「オトナプリキュア」第5話より)夢原さんといえば「あなたに会いに行く」がキーフレーズのお方。フローラ様との約束然り。OPでも歌われ、DXシリーズやニンテンドーDSのゲームでも重要な位置を占めている。そんな夢原さんのところに、ココが会いに来た。今回の戦いはパルミエは無関係。視聴者的にはちょっと混乱しますが、今までと違いココナツは巻き込まれた側です。かつて夢原さんが無関係のココナツを救うために飛び込んだように、今度はココが来てくれた。ナッツの「この豆大福を守りたい」も、いかにも言いそうでよくある台詞回しに...(第5話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ノゾミノノゾミ」感想

  • (第4話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「マヨイノツバサ」感想

    ■(第4話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「マヨイノツバサ」感想美翔さんがブラウン管に帰ってきた!そして壮絶に美翔さんだった!微妙に猫背なところとか、盛大に転ぶところとか、とてもとても美翔さんです。(「オトナプリキュア」第4話より)このシーンも、微妙にお口あんぐりしてるところが微笑ましい。と、小ネタを拾った上で本題。【あの時見た未来】往年のSSファンの議論の的「美翔舞は絵の道に進むのか?」。美翔さんは個人回やキャラクターソングで、絵を否定的に描写している面があります。「一人で絵を描いていればそれで良いと思っていた」とか「どんなに上手い絵を描いても、息づいている命にはかなわない」等々。特技をネガティブに扱う、かなり奇異な描かれ方をしている。なので私的には、「美翔さんは絵と関係はあるが、画家のような...(第4話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「マヨイノツバサ」感想

  • ぼくプリと男子プリキュアとプリキュアらしさ

    今週末の「Dancing☆Starプリキュア」(ぼくプリ)に備えて、今の内に私の現時点の考えをまとめておきます。【プリキュアらしさ】私は下記の3点が「プリキュア」を構成する大事な要素だと思ってる。今のところ「オールスターズF」「オトナプリキュア」とも整合しており、それなりには確からしいはず。(1)玩具(詳細)コレクターマニア的な観点ではなく、「子供時代の象徴」「メーカーからの信任」などなどを反映してる点で重要だと思う。(2)世代交代(詳細)「F」の言葉でいえば「繋ぐ」。プリキュアは登場人物を総入れ替えしながらシリーズを継続していくのが特徴で、番組内でも次世代や周囲に「繋ぐ」のを重視している。(3)変身願望(詳細)仮面ライダー等と違い、素の自分が成長したかのような姿をとり、ままならない現実を打破するきっかけ...ぼくプリと男子プリキュアとプリキュアらしさ

  • (第38話)ひろがるスカイ!プリキュア「大空を救え!浮き島のひみつ」感想

    ■(第38話)ひろがるスカイ!プリキュア「大空を救え!浮き島のひみつ」感想未知の危機に対し、咄嗟に変身ではなく構えを取ったのは長年の鍛錬の賜物か。変身後もこの構えを多用してたりするんだろうか。今更ながらに意識して見てみよう。(「ひろがるスカイ!プリキュア」第38話より)終始不可解すぎて、さすがに私が何かを勘違いしていると思いたいので、とりあえず書き連ねてみる。●少年の夢その1ツバサくんの夢は「空を飛ぶこと」。原点は、自分を助けるために飛んだ父親の姿。そこから「子を守ることが夢の根底だ」となり、エルちゃんのナイトを自称するようになった。彼の夢の主眼は「子を守る」なので、プリキュアに変身して飛んだことは妥協ではないし、自力飛行に拘らなくてもおかしくはない。さて今回、飛べない竜族が出てきますが、殊更にツバサくん...(第38話)ひろがるスカイ!プリキュア「大空を救え!浮き島のひみつ」感想

  • (第3話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ココロノキオク」感想

    ■(第3話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ココロノキオク」感想(「オトナプリキュア」第3話より)美翔さんがブラウン管に帰ってきた!もう何度書いたかもわかりませんが、今こそ明らかに疑いようもなく帰ってきてくれました。SS最終回の「またどこかで会おうね」から20年近く。こんな形で続編を見られるとは夢にも思わず。現時点では美翔さん達の詳細な近況は分からず。変身可能かも不明。夢原さんらと違い、SS組はフラチョピが不可欠なので「当然、変身はできない」が彼女たちの認識のはず。「気が付けばアイテムが消えていて、いつの間にか変身できなくなっていた」的な感傷はなさそうです。逆に言えば、フラチョピがいさえすれば「当然、変身できる」と思っていてもおかしくない。夢原さんが何故、若返って中学生姿で変身したのかは不明です...(第3話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ココロノキオク」感想

  • (第37話)ひろがるスカイ!プリキュア「ふたりは仲良し♡思い出の木!」感想

    ■(第37話)ひろがるスカイ!プリキュア「ふたりは仲良し♡思い出の木!」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第37話より)ちょっとミラクルリープも想起した、あげはさんとましろさんの幼少時のお話。あげはさんにとっては、帽子を取るのに失敗したのに、成果とは無関係に優しく認めて貰えた思い出。ましろさんにとっては、我が身を危険に晒してまで助けようとしてくれた人との思い出。2人とも記憶からは忘れてしまっていたけれど、現在の2人の根幹を象徴するかのようなエピソードです。さて一緒に行動していたソラさん。彼女は幼少時の子供らしい思い出が希薄です。今回は2人がメインだったからか、ソラさんの心情は特には描かれず。先日のバッタモンダーの脳内図のような、いまいち内面の見えない不思議な生き物のよう。ソラさんは特には嫉妬だとか後悔だ...(第37話)ひろがるスカイ!プリキュア「ふたりは仲良し♡思い出の木!」感想

  • (第2話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ケツイノスガタ」感想

    ■(第2話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ケツイノスガタ」感想(「オトナプリキュア」第2話より)キュアドリームが顕現なされた。夢見るものには希望を、それを邪魔するものには絶望を携えて。長年「最も出会いプリキュア」と「最も出会いたくないプリキュア」としてドリームを挙げてきたのだけど、それが間違いではなかったと改めて確信しました。この夢原さんは強い。子供時代は何でもできると思っていた。だけど大人になったら様々などうにもならない問題に溢れていた。カワリーノさんが見せた悪夢。「鏡の国」でダークキュアたちが語ったこと。夢を叶えて何になるのか。久々に集まった一同はみな悩んでいた。傍目には成功しているように見える。が、各自が劣等感を覚えている。例えばこまちさんの悩みは、ダークミントやこまちちゃん人形から指摘...(第2話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ケツイノスガタ」感想

  • (第36話)ひろがるスカイ!プリキュア「あげは、最強の保育士失格!?」感想

    ■(第36話)ひろがるスカイ!プリキュア「あげは、最強の保育士失格!?」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第36話より)美翔さんがお若い…。オトナプリキュアの余波で「過去の話」と認識されていくのだろうか。●あげはさん初の成人プリキュアの触れ込みでの登場した、あげはさん。今回は園児の引っ越しネタで、奇しくも同じく成人のオトナプリキュアの引っ越しネタと被ってしまった。大前提として、引っ越しは悪いことではない。オトナプリキュアのるみちゃんも前向きに捉えていますし、そちらで描写されたような金銭問題や離婚などの言及すらありません。保育園の事情もある。一般に、学区選びや小学校入学後の転校は不利との判断から、保育園の内にマイホームを購入し引っ越す方は多いです。転勤に伴い単身赴任か帯同かの選択や、2人目の出産での働き方...(第36話)ひろがるスカイ!プリキュア「あげは、最強の保育士失格!?」感想

  • (第1話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ミライノカタチ」感想

    ■(第1話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ミライノカタチ」感想謎の配信者・ダークナイトライト。もしやこれが暗躍する今回の敵か…?と思いきや。(「オトナプリキュア」第1話より)即座のオチがついた。霧生さん達、お元気そうで何よりです。舞台はあの激闘の本編から何年後か。我らの夢原さんは小学校教師になっていらっしゃった。まずいきなり驚愕。何となく中学校(何ならサンクルミエール)で教師をやってるイメージがあったので。いつの間にかキュアモは失われ、今や変身もできない。そのことを意識もしていない。大人になったからなのか。それとも別の理由があるのか。だけど今はそれは重大事ではない。彼女たちは目の前の今を生きている。夢原さんの目下の悩みは、教え子のるみちゃん。ダンスを頑張っていらっしゃたけど、ご家庭の経済状況が...(第1話)キボウノチカラ〜オトナプリキュア’23〜「ミライノカタチ」感想

  • (第35話)ひろがるスカイ!プリキュア「助っ人ソラ!エースとヒーロー」感想

    ■(第35話)ひろがるスカイ!プリキュア「助っ人ソラ!エースとヒーロー」感想映画宣伝EDに風月キュアさん登場。風月なのにスパイラルハートらしきものを撃ってるのは、「花鳥で戦ってスパイラルハートを撃ち、間髪入れずに風月にチェンジして追撃している」熱いシーンだからだと勝手に思い込んでる。そんな無茶をしなきゃいけないくらい、今回の敵は強かった。あと多分、そこまでやっても倒しきれてない。本当に強かった。(「ひろがるスカイ!プリキュア」第35話より)時期的にソラさん個人回の総決算回、かしら。自分一人で重責を背負い、身を壊しても期待を全うしようとする野球部エース様は、シャララ隊長やソラさんのバッドルート。その彼女を、自身の体験を踏まえてソラさんが支えた。綺麗に着地したとは思うのですが、これをやるならもっとあちこちに顔...(第35話)ひろがるスカイ!プリキュア「助っ人ソラ!エースとヒーロー」感想

  • (第34話)ひろがるスカイ!プリキュア「もんもん!ましろと帰ってきたアイツ」感想

    ■(第34話)ひろがるスカイ!プリキュア「もんもん!ましろと帰ってきたアイツ」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第34話より)先日退場なされたバッタモンダーさんの再登場回。安否が確認されました。彼は歴代敵幹部の中でもずば抜けて卑劣・卑小・卑屈で実に嫌な奴なのですが、それ故に「ひろプリ」では最も印象的なお方だと思ってます。正直、プリキュアサイドより魅力的にすら見える。そんなこんなを証明するかの如く、今回のお話はとても面白い上に、よくまとまってた。バッタモンダーの思考ではネガティブに思えることが、ましろさんにとってはポジティブに響いた。彼の思考(もしくはアンダーグの思考)の特徴を説明しつつ、ましろさんの成長を描写し、もちろんネタとしても面白い。全くのギャグを通じて、カバトンの生存や現在の生活状況も示されまし...(第34話)ひろがるスカイ!プリキュア「もんもん!ましろと帰ってきたアイツ」感想

  • (第33話)ひろがるスカイ!プリキュア「究極のちから!マジェスティクルニクルン」感想

    ■(第33話)ひろがるスカイ!プリキュア「究極のちから!マジェスティクルニクルン」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第33話より)美翔さんがブラウン管に帰ってきた!(本年度n回目)映画「プリキュアオールスターズF」にて。どうにもならない絶望的な戦況下で、美翔さん達が思い出していたのは、モエルンバ&キントレスキーとの地獄のようなバトルでした。あの時も、再生が関わり、プリキュア外の生き物との共闘でしたから、Fのそれと似通ってる部分はある(ダークフォールの思想は、Fの敵とは真逆ですが)。絶望の走馬灯でよぎったのがあのシーンだったのは、何かとても納得できて嬉しかったです。※以下、「オールスターズF」の深刻なネタバレを含みます。【ひろプリ】秋映画は例年、その年のシリーズを象徴した内容になっています。また、ひろプリ...(第33話)ひろがるスカイ!プリキュア「究極のちから!マジェスティクルニクルン」感想

  • 「創造と破壊」への抗い:映画「プリキュアオールスターズF」感想

    ■「創造と破壊」への抗い:映画「プリキュアオールスターズF」感想(公式パンフレット(豪華版)より)まだ1回しか観賞しておらず、私の思い違いも多々あるかと思いますが「初めて見た時の感想」は大事だと思いますので、一旦吐き出してみる。【創造と破壊】率直に言って、今回の映画は鷲尾さんが繰り返しインタビューで言及し、(一部の)ファンの間で物議を醸した事柄に真っ向から切り込んでいたように見えます。その第一は「創造と破壊」。豪華版パンフレットにも掲載されているように、鷲尾さんは(主には男子プリキュア絡みの文脈で)「創造と破壊こそがプリキュアの魂だ」と述べられています。●「“<プリキュア>“創造と破壊”の歴史から生まれた男子プリキュア舞台鷲尾Pが語る誕生の裏側」【引用】『「ヒンズー教のシヴァ神の破壊は、創造を生み出すため...「創造と破壊」への抗い:映画「プリキュアオールスターズF」感想

  • 映画「プリキュアオールスターズF」感想

    ■映画「プリキュアオールスターズF」感想(公式パンフレットより)20周年記念作。最初に、あえて一言で無粋にまとめてしまうのなら。『強大な外敵に対し、プリキュア20シリーズを一気見させて、こちらの価値観に共感させる』という映画。まとめると冗談に聞こえてもしまうかもしれないけれど、これが「破壊と創造」へのプリキュアさんの解なんだろうと思うし、とても納得できる。外世界から飛来した謎の敵・シュプリーム。圧倒的な力の前に、プリキュア全チームは敗北。世界は破壊され、創造という名のグロテスクな遊び場とされた。だけど消されたはずの「プリキュア」は、なぜか存在した。世界がどれほど変わろうと、汚されようと、「プリキュア」はいる。戦ってくれる。だって「プリキュア」なんだから。壊れて歪んだ世界でも、仲間と引きはがされても「プリキ...映画「プリキュアオールスターズF」感想

  • (第32話)ひろがるスカイ!プリキュア「大変身!キュアマジェスティ!!」感想

    ■(第32話)ひろがるスカイ!プリキュア「大変身!キュアマジェスティ!!」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第32話より)マジェスティさんが降臨なされました。そしてエルちゃんが「それは私だ」と自白した。【疑うことと信じること】突然の発言に驚きはしたものの、一同は素直に信じました。赤ちゃんの戯言だと一蹴せず、信じてあげるのは大事。なのだけど。現実として、勢いで嘘をついてしまったとか、何かを勘違いしているケースもある。あまりに無条件に信じてしまうと、引っ込みがつかなくなってかえって傷つけてしまいます。これでツッコミ待ちの冗談だった日には目も当てられません。黄瀬さんの引っ越し嘘の悲劇を思い出そう。そしておそらくは、あげはさんはちゃんとそこまで考えていたっぽい。「エルちゃんには自分だけのペンがある」のくだりは、...(第32話)ひろがるスカイ!プリキュア「大変身!キュアマジェスティ!!」感想

  • (第31話)ひろがるスカイ!プリキュア「新たな脅威!エルちゃんを取り戻せ!」感想

    ■(第31話)ひろがるスカイ!プリキュア「新たな脅威!エルちゃんを取り戻せ!」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第31話より)開始早々から矢継ぎ早に繰り出される奇妙な行動。さすがにこれは演出意図あってのことと思いたい。●赤ちゃん(1歳児)の前に鉛筆を置いて目をはなす落書きなら遥かにマシで、目や喉を突いて死ぬ恐れすらある重大ミスです。目の前で鉛筆を使うことすら怖い(真似したり横から不意に飛びかかってきたりするので)のに、ましてやその場を離れるとは。●イヤイヤ期のあやし方あげはさんの語りかけは、1歳児には通用しません(する子もいるでしょうけど)。「他人が悲しむ」を理解するのは困難。時間も経っているので、そもそも何を怒られているのかすら分かってない可能性が高い。●写真館に着いてから衣装を選ぶ現地で決めようとす...(第31話)ひろがるスカイ!プリキュア「新たな脅威!エルちゃんを取り戻せ!」感想

  • 「episode19:贈りもの」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2023年10月号)感想

    ■「episode19:贈りもの」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2023年10月号)感想なかよし2023年10月号[2023年9月1日発売]【電子書籍】[なかよし編集部]るきあさん宅で食事会が開かれました。黒砂くんもお呼ばれしました。ご両親もお呼ばれしました。外堀が埋められていく。るきあさんは当然ながら大混乱に陥ります。が、読者的にも大混乱です。るちあさん達はナム派ではなかったのか。それどころか、ナムを運転手にしてお邪魔虫は退散してくれる有様です。何があったのこの子ら…。ところでマメプリたちは自動車免許を持っていないようです。それ以前に戸籍もないので当然といえば当然ですが(学校はどうやって…?)。波音さんはまだしも、リナさんは自分で運転しそうなイメージもあったのですけど、考えてもみれ...「episode19:贈りもの」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2023年10月号)感想

  • (第30話)ひろがるスカイ!プリキュア「ひろがる海!ビーチパラダイス! 」感想

    ■(第30話)ひろがるスカイ!プリキュア「ひろがる海!ビーチパラダイス!」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第30話より)ソラシド世界の7割は海。驚愕の事実にソラさんは思った。海戦に備えて泳ぎを鍛えよう。ソラさんのこういう尖った考え方、好き。だけどその心持では泳ぎは身につかなかった。目的を見据えて身構えてやるよりも、楽しんで経験を積み重ねた方が身につくこともある。序盤から描かれてきた、ひろプリさんの基本方針。「7割が海だから海戦」の発想のズレも絶妙です。私らの感覚では、海が多いとはいえ陸上での戦いが基本です。「7割」といっても平均的に点在してはおらず、居住空間が戦闘の場になるのは必然だからです。これは逆も言えて、私らは「スカイランドは空ばかり」と聞くと「空中戦がありそう」と思ってしまう。多分ソラさんが聞...(第30話)ひろがるスカイ!プリキュア「ひろがる海!ビーチパラダイス!」感想

  • (第29話)ひろがるスカイ!プリキュア「ソラと、忘れられたぬいぐるみ」感想

    ■(第29話)ひろがるスカイ!プリキュア「ソラと、忘れられたぬいぐるみ」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第29話より)あまりに異質で不可解なお話でした。突然沸いてきた動くぬいぐるみの怪異。これまでとは全く違う、何かを助ける話。ミノトンらしからぬ戦い方で、しかも戦略として意味も必然性もない。ここまで異質だと、意図してのものとしか思えません。館ランボーグの体内での出来事は、素直に見るなら「オールスターズメモリーズ」のミデンとの戦いのオマージュに見えます。「際限なく追いかけてくる巨大な敵」「不思議な空間で手を差し伸べる」「捨てられた大事な品」などなど。但し、決定的に異なることがある。・思い出を持たなかったミデンに対し、ぬいぐるみは思い出を持っている・思い出を土台にしたエールに対し、スカイは思い出を持たない立...(第29話)ひろがるスカイ!プリキュア「ソラと、忘れられたぬいぐるみ」感想

  • (第28話)ひろがるスカイ!プリキュア「あげはのアゲアゲファッションショー」感想

    ■(第28話)ひろがるスカイ!プリキュア「あげはのアゲアゲファッションショー」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第28話より)辛い時や雌伏の時があるからこそ、今、楽しく笑う。楽しく笑えるように、実力を高めて辛いことも乗り越える。一見すると能天気に楽しくやってるだけに見えても、ほんの僅かなかけ違いで、赤ちゃんが舞台上で泣いてショーが中断する恐れもあった。楽しい場を作れているのは、そこに至るまでの積み重ねがあったから。現実の仕事ももちろん同じくで、にこやかなスタッフさんは物凄い努力をなさってる。ちょうど盆期間なので、特にそう思う。災害級の暑さの中、本当にありがたいし、私も別の分野で同じように何かを支えたいと思う。【余談1】ところで唐突に出てきたお姉さんですが、エルちゃんのことをどう認識していたんだろう?ショ...(第28話)ひろがるスカイ!プリキュア「あげはのアゲアゲファッションショー」感想

  • (第27話)ひろがるスカイ!プリキュア「ミラーパッドでワクワクレッスン!?」感想

    ■(第27話)ひろがるスカイ!プリキュア「ミラーパッドでワクワクレッスン!?」感想前回に引き続き、今回も必然性のない筋トレを拝めた。プリキュアさんは是非無意味に体を鍛えていて欲しい。(「ひろがるスカイ!プリキュア」第27話より)と思っていたら、トレーニング回だった。そして色々と不可解だった。少し前のソラさんだったなら、今回の状況には歓喜していたように思う。だって、色んな方法でトレーニングできるんですよ!それが何と花火を優先していらっしゃいます。何という柔らかなソラ。人間としては幅と余裕が出てきて「良いこと」だとは思いますが、ソラさんにはもう少し尖っていていただきたいのも本音。「こっちに引っ越します」ぐらいの勢いで、トレーニングモードに入り浸っていて欲しい。さて何より不可解なのは、エルちゃんが単独行動してい...(第27話)ひろがるスカイ!プリキュア「ミラーパッドでワクワクレッスン!?」感想

  • 「episode18:さだめられた恋」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2023年9月号)感想

    ■「episode18:さだめられた恋」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2023年9月号)感想なかよし2023年9月号[2023年8月3日発売]【電子書籍】[なかよし編集部]BBSとの戦闘以来、忘れ去られて放置されていたナムさんですが、生き延びていらっしゃったようです。そして「勝負は勝負だから」と報酬のデートを求めてやってきた。るきあさんは全力で拒否。あろうことか「黒砂くんと先約があるから」と嘘をおつきになった。婚約者からのお誘いに対しそれはいかがなものか。しかも黒砂くんとの賭けに勝ったので、ナムは今ここに来ています。本当に黒砂くんと約束があったとしても、賭けを理由に詰め寄られてしまうだけでは。しかしながら黒砂くんは、それ以前の問題としてご自身の謎の力に苦悩していました。何か知らない内...「episode18:さだめられた恋」マーメイドメロディーぴちぴちピッチaqua(なかよし2023年9月号)感想

  • (第26話)ひろがるスカイ!プリキュア「テイクオフ!飛行機でつながる想い」感想

    ■(第26話)ひろがるスカイ!プリキュア「テイクオフ!飛行機でつながる想い」感想本筋と全く関係なく筋トレしてるプリキュアさんの図が好き。北条さんの電話しながらダンベル上げ下げとか。(「ひろがるスカイ!プリキュア」第26話より)ピーチ航空回。特には描写されていなかったけど、親視点として感じたこと。●ましろ父母「時間ができたから」とおっしゃっていましたが、真相は「同居人が増えて気になったので、無理にでも時間を作った」な気がする。特に男子がいますし。赤ちゃんまでいるとなると、万が一の最悪のケースまで想定してもおかしくはない。●翔子さん父連れてきてくれたソラさん達に、「翔子の母はパイロットで…」を語りだした下り。家庭の事情を話すのは不自然なんですが、リアルで考えると「ネグレクトや誘拐ではない」を説明したい心理が働...(第26話)ひろがるスカイ!プリキュア「テイクオフ!飛行機でつながる想い」感想

  • (第25話)ひろがるスカイ!プリキュア「ワクワク!プリンセス、動物園に行く!」感想

    ■(第25話)ひろがるスカイ!プリキュア「ワクワク!プリンセス、動物園に行く!」感想美翔さんがブラウン管に帰ってきた!大変に鳥々しく、お変わりないようで何よりです。(「ひろがるスカイ!プリキュア」第25話より)動物園。奇々怪々な生物群に、スカイランド育ちの2人は驚愕。一方でスカイランドの動物の様子を聞き、ソラシド市の2人は絶句。触れられていませんが、植生とか天気の考え方も大きく違いそう。エルちゃんが「運命の子」と判明。育て方が悩ましいです。だけどよくよく考えてみれば、運命の子かと関係なく、親は育て方を悩むもの。そのエルちゃんですが、ソラさん達の影響を受けて行動に反映されてきました。親世代の価値観や行動は、子世代に自然と受け継がれていく。悪し様に言うなら、一種の呪縛。おそらくはエルちゃんの中では「シマウマ」...(第25話)ひろがるスカイ!プリキュア「ワクワク!プリンセス、動物園に行く!」感想

  • (第24話)ひろがるスカイ!プリキュア「輝く一番星☆エルちゃんの秘密」感想

    ■(第24話)ひろがるスカイ!プリキュア「輝く一番星☆エルちゃんの秘密」感想(「ひろがるスカイ!プリキュア」第24話より)シャララ隊長、生還。薬も完成し、国王夫妻も復活。万々歳でスカイランドに凱旋なされた。今度こそ、ひろプリ完。第1クールラストを彷彿とさせます。だけど同じようでいて、あの時とは随分と変わっていました。青の護衛隊からお迎えされたソラさんは、図らずも自分がプリキュアとして外部に属していることを示唆してしまった。ベリィベリーさんもそれに気づいたか、若干寂しそう。エルちゃんは大きく成長し、国王夫妻の知らない単語も口にする。「おうち」の概念も変わってしまった。親としてはかなり寂しいですが、成長した現実は認めるしかない。前回が「仕事で追い詰められたときは、実家に戻って原点を思い出そう」だったとするなら...(第24話)ひろがるスカイ!プリキュア「輝く一番星☆エルちゃんの秘密」感想

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