阿部、ベンチで見守る
◯3-2巨人(7回戦) 東京に乗り込んで臨む巨人との初戦。ドラゴンズは思わず二度見するようなトリッキーなオーダーを組んできた。まずトップバッターからして髙松渡である。大島洋平に代わるセンターには滝野要が入り、レフトは4試合連続で根尾昂。 まだゴールデンウィークだというのに早くも秋風を感じるような若手主体オーダーだが、もちろん「来季を見据えて」という類のものではない。選手を間近で見ている首脳陣が考えた、打倒・菅野智之の最善策である。 なかでも目を引くのは、やはり髙松だ。売り出し中の4年目。捕邪飛でのタッチアップや、一瞬の隙を突いてホームを陥れた “神走塁” など、代走では記憶に残る活躍をみせてい…
2021/04/30 22:25