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  • 転職するか〜。③

    実際、今日も何とも言えない一日だった。 基本2人体制で店をまわしている。 しかし、仕事がだいぶたまっているため 休みを返上して半日出勤したりしている。 今日はAさんが休みだったが夕方まで出てきて くれることになっていた。 まず、朝は2人とも遅刻。 開店前に掃除をするのだが、...

  • 転職するか〜。②

    ワタシには 店長という立場を利用して Aさんに何もかも世話になってるとしか見えない。 どうしてもAさんの気持ちを聞き出したくなった。 ついこの間のこと。 その日は、Aさんとワタシの2人体制。 仕事終わりに本当に思い切って聞いてみた。 「正直、この間の髪の毛の件。ワタシは店長...

  • 転職するか〜。①

    ワタシが転職をきめた決定的な出来事がある。 Aさんは元々、美容師なのだが たまに仕事が終わったあと 店長の髪を切ってあげていた。 だが1度ワタシが店番をし、 勤務中にもかかわらず休憩室でバイトの子の髪を 切ってあげていたことがあった。 そんな日に限って、 社長が突然店の様子...

  • Aさん

    B君の自殺がわかるまで。 店長とB君は車を一台共有して使っていた。 店長は朝B君の職場まで送っていき、 そのあと出勤していた。 B君はその車で行方不明になったため、 店長には出勤の足がなかった。 田舎なので、車がないとかなり不便だ。 そこで登場するのがAさん。 毎朝迎えに行...

  • こわかった。。

    B君が、お金を借りていた人というのは ワタシも知っている女(C子)で、 これまた同級生。 田舎だから狭い。。 B君がC子から借金をしていることを 店長は知らなかった。 そしてある日、 C子がお店に尋ねてきたらしい。 ワタシは休日だった。 金を貸しているが連絡が取れないと。 ...

  • 店長とB君

    店長はわたしと同い年。 なぜ10連勤になったかというと、 「店長の元旦那が自殺した」ため。 元旦那をB君とする。 わたしは店長、B君ともに中学の同級生。 わたしは静かな目立たない存在。 2人は当時から付き合っていて、 目立つ存在だった。 店長とは 共通の友達はいたものの、話...

  • 職場。

    「ハハ」のことを綴るために始めたが、 吐き出さないとおかしくなりそうだから 吐き出し口にさせてください。 私はパート勤務で 販売業をしています。 小さなお店だけど、ショッピングモール内にあるためまあまあ人の出入りはある。 基本3人体制。 店長、Aさん、わたし。 店長は正社員...

  • 肺に転移

    ハハは 何回 抗がん剤治療を受けたのか 数えてないしわからない 「癌が肺に転移している」 そう告げられたのは 最初に 子宮体癌とわかってから 4年くらいたったころか もう今となっては 記憶があいまいすぎる 肺に転移がわかってからは もうモグラ叩き状態だった 髪の毛がきちんと...

  • 今日も

    眠れなかった いつもいくら早く布団に入っても 眠りにつくのは夜中2時,3時 結果、旦那の弁当も作れない 寝る前に飲むくすりもなくなったけど 仕事で行けなかったり 土日になってしまったり 結果2日飲んでいない それをのまないと どんどん 暗い自分になる はやく ハハやばあちゃ...

  • ハハが泣く

    1度だけ ハハが泣いているのを見た。 いや、1度だけではなかったかもしれないが ハハは笑うことが大好きな人だったから ワタシの記憶に残っていないだけかもしれない。 記憶に残るほどの泣き。 治療から帰ってきて横になっているときだった。 「こんな病気になっちゃってごめん。 おか...

  • 抗がん剤治療のつらさ

    ハハは最初の抗がん剤治療から 帰ってくると 以外と大丈夫そうだった。 ワタシは 「テレビとかでやるみたいに、吐いたりするんだろうな。。こわいよー」 と思っていたが違った。 ハハも 「こんな感じなら大丈夫そうだわ〜」 と言っていた。 ...しかし、回数を重ねていくたびに 副作...

  • ワタシの病気

    ワタシは 20歳の頃から 心療内科に通っている。 パニック障害だ。 最初は、 「現実感がない」 「足が浮いてるみたい」 的な症状。 それから、 「息苦しさ」や「動悸」といろいろと症状が出てきた。 一時はクスリを飲まないほど回復したが、 ハハの死をきっかけに また再発。。 き...

  • 抗がん剤治療

    ハハの癌は リンパ節にまで転移していた。 術後、1度退院し 抗がん剤治療をすることとなる。 ワタシといえば 23歳。 まだまだ若かった。 ハハが、「癌」という 現実から逃げたかったのか、ただただ若かっただけのことなのか。 遊んでばかりいた。 夜中まで遊び そーっと家に帰る。...

  • 術後のハハ

    手術室から出てきた ハハは まだ麻酔で眠っていた。 病室で 窓の外を見ながら父は泣いていた。 またしても ワタシのひねくれが出てしまう。 「そんなに泣くならもっと家庭に目を向けたらいいじゃん」と。 父は、仕事人間だった。 正直父はハハの体の不調など全くわからなかっただろうし...

  • 入院〜手術

    蒸暑い、梅雨の時期だったと思う。 入院してすぐに手術だったと思う。 あの頃の記憶があまりない。 ハハの手術中は、 父と姉と病院で待機していた。 ワタシは23歳だった。 ドキドキしながらも 大丈夫だろう。と思っていた。 悪いところをとってしまえば大丈夫だろうと。 手術が終わり...

  • ワタシは

    ワタシは というと、正直言って ハハのそういうところが大嫌いだった。 いつも何かというと 知らされるのは後から。 「あの時は大変だったんだー」とか。 「心配かけたくなかったからとか そんなこと言って 悲劇のヒロインかよ」 ひねくれもののワタシは 「実は頑張ってました感」を出...

  • 病気がわかるまで

    ハハが戦った病。 「子宮体癌」。 ハハは、ずっと貧血持ちだった。 相当な貧血だったらしいが、自覚症状はなかったそうだ。 年齢的に、閉経の時期も重なっていたらしい。 出血がダラダラと続いたり不調が続いていた。 明らかにおかしいと勘が働き、 車で1時間弱の大きな病院に1人で検査...

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ハハとワタシ
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