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2015/01/15

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  • 『カムフロムアウェイ』感想

    『カムフロムアウェイ』の感想を書こうと思って 久々にブログを開いたんですが、そういえば 『西遊記』も見てたんでしたね… まあ、とりあえずカムフロムアウェイの話をしましょう。 「ミュージカル界のアベンジャーズ」(by加藤和樹) が参集して上演されているこの作品。 ま~そりゃすごかったですよ。 ここにいる12人の誰もが主役級の俳優なのに、 だれも主役じゃない。すごい舞台です。 最初は「ここまでしないとチケット捌けないんだな」と 単純に思っていましたが、見たあとは 「これは技術がある俳優じゃないとできない」 と思いました。 今回のキャストは知名度だけでなく技術がある俳優を 集めたんだなということがよ…

  • ミュージカル『ファントム』感想

    今更ながら、ファントムの感想でも書いておこうかなと。 再演と聞いた時は、「ふーん」って感じでした。 まあ正直、そんなに飛び跳ねて喜ぶものではなかった。 エリックという役は、加藤和樹という役者の振り幅を 見せてくれるという意味ではとても意義のある役だけど 決して加藤和樹の持ち味を活かせる役ではないので。 ただ、最近ミュージカル出演が減ってきているので 貴重なミュージカルはやっぱり見逃したくないし、 まあやがクリスティーヌというのは大きなトピック。 雪組は映像でしか見てないし、まあやの歌声は 生で聴いてなんぼなので、ちゃんと複数回見ました。 作品としての感想はね、もう宝塚版含めて見過ぎてて 「キャ…

  • 舞台『BACKBEAT』感想

    BACKBEATは、和樹さんの出演作品の中でも ファンの間で再演を熱望する声が多いイメージの作品でした。 確かに初演の熱量は凄まじかったし、 ビートルズが確かにそこにいた。そう思わせてくれた。 けど、キャストは多忙な人たちばかりだし 気づけば4年経ってるし、もう再演はないかなぁ…と 思っていたところのまさかの再演!!!! 個人的には、和樹さんのFC先行で購入した初めての 作品がBACKBEATの初演でした。懐かしいなあ。 初演の後、声帯を元に戻すのが大変だったとか、 再演の話があった時にものすごく悩んだ、という話を 和樹さんがしていたので、正直ファンとしては心配を していたんですが、間にコンサ…

  • 2022年の現場を振り返る

    2022年の現場、今更ながら振り返っていきたいと思います。 え、今何月だとかそういうことは言わないでください(笑) ①フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~ はい、2021年のハイライト、fonsの名古屋公演。 大千穐楽を見に名古屋まで吹っ飛びましたよ。 これが2022年の推し初めでした。 もはや懐かしいですね。 再演は配信で見ました。 ユリアーヤのユリア度が上がったなというのと、 不安視していたりょんレイが思ったより良かった というのが印象に残っています。 ②冬のライオン 和樹さんって、本当に羨ましいとしか言えないくらい 地毛がさらっさらのどストレートなんですが そんな御髪に強烈なパーマを…

  • 立て続けに花組を観劇して感じたことなど

    明日海さんが退団してからというもの、 宝塚を生で観劇することは減りました。 2018年の後半から和樹さんのファンになり、 明日海さんの卒業を機に和樹さんに 全振りしたような形です。 東京に住んでいるならまだしも、観劇するのに いちいち新幹線に乗らなければなりませんから、 優先順位がつくのは仕方ないことだと思っています。 それでも、花組は生で観たいなと思っていたところ 柚香さんのお披露目からコロナ禍に。 本公演の配信は欠かさず見るようにしてきましたが 生観劇はなかなか限られることになりました。 それでも、「あきらさんと華ちゃんの最後は見たい」と 『アウグストゥス/Cool Beast!』はなんと…

  • 舞台『裸足で散歩』感想

    舞台『裸足で散歩』、噂に違わず 明るく笑えるコメディでした。 「部屋」や「夫婦」にまつわる舞台ということで、 インタビューでもそのような話が多く聞かれ、 和樹さんの生活や素の考えに触れる機会が 多かったのが、ファンとしては嬉しかったです。 部屋の条件はコンロ3口以上、とかね(笑) 和樹さんらしい条件だけど、なかなか厳しいなぁw あと個人的に嬉しかったのは、 和樹さんに結婚指輪をはめる役が回ってきたこと。 今まで既婚者でも幸せではなかったり、 そこがフューチャーされる役ではなかったり… 当たり前のように結婚指輪をはめているポールを見て それだけで嬉しくほっこりしてしまいました。 和樹さんはポール…

  • 最近の現場。

    また後味の悪いブログを書き残して しばらく放置してしまいました(笑) このあと、なかなかクオリティの高い ミニアルバム『Nostalgia Box』が発売され それを引っ提げたツアーも行われ 歌手としての和樹さんを改めて見られて 嬉しく思いました。 まぁ、やっぱり個人的にはGIGが恋しく 思うことも多いのですが…… コロナが落ち着くまでは、もうしばらく GIGはやらないのかな。 採算とれなそうだしね。 おたくの体力がついていけるうちに 再開できるといいな(笑) NAKEDももちろん行きましたし、 『裸足で散歩』も行きました。 あとは、花組の東京公演と全国ツアーを 見に行きました。 花組東京公演…

  • 推しにはいつまでも歌手でいてほしいのだけど。

    ※ちょっと辛辣なこと書いてます 和樹さんの芸能活動で不運だったのは 一番世間の注目が集まっている時期に 本人の技術と知恵が足りなかったことだよな。 と最近思うんです。 実際結構若いころの映像作品とか見ても 演技は未熟だし(笑)、音楽作品も今の歌唱力から 入っちゃってる身からすると、足りんな~~ と思ってしまって。 もう、全曲リアレンジしてくれないかな!w 今、こんなにも歌唱力と表現力を湛え、 ハードスケジュールにも耐えうるフィジカルを 持っていて、本人にも少なからぬ自信と 精神的な余裕があるのに、 世間一般的な知名度はさっぱりだし、 音楽活動での売上もさっぱり。 一度でも近い界隈のオタクっぽい…

  • 推しがレジェンドと呼ばれる訳をこの目で見た。

    Rootsの余韻からまだ抜け出せない 日々を送っておりますが、 皆さまいかがお過ごしでしょうか。笑 和樹さんご本人は、もうすっかり次の仕事へと 進まれているようです。 #KK_NAKED_2022 本日リハでした!いよいよ今月22日、地元名古屋からスタートします!今までとはまた違った音楽を楽しんでいただけると思います(^-^)お楽しみに😎そして七夕でしたね🎋みんなの願いが叶いますように🌟 pic.twitter.com/IDaUXSUbRZ — 加藤和樹 (@kazuki_kato1007) July 7, 2022 楽しみですね。わたしも恵比寿行きます。 わたしは和樹さんとカバー曲の趣味が …

  • 「THE Roots 2022」感想3

    感想のつづき。 16♪夢追い人が生まれてくる(『BARNUM』) いや~一気にバーナムさんになるんだよこの人。 ほんとにすごい。役者さんだなぁ。 BARNUM、作品全体としては個人的に微妙だったけど 和樹さんのバーナムとバーナム夫妻にはまた会いたい。 あんなにさ、虐げられる役とか報われない役が 得意なのにさ()、バーナムになるとそんなこと一瞬で 忘れちゃうんだよね。 17♪生き方が好き(『BARNUM』) もう、かずまぁといったらこの曲です。 性格も何もかもあべこべだけど、でも愛してる。 なんて素敵な夫婦なんでしょう… この、チャイリーの方が強い感じがいいよね。 もう本当に見ているだけで幸せに…

  • 「THE Roots 2022」感想2

    感想つづき。 ~MC~ 夏トークのお時間です。 『好きな夏の果物、好きなアイス』 「やっぱスイカだよね、そこいくと俺スイカバーは外せない」 「わたしはブラックモンブラン」 棒アイスのあたりが当たったことがない和樹さん、 当たった経験アリでドヤるまぁさま。 「チューペットのCM知らない?」と言って 歌い出す和樹さん。まぁさま含め知らない人多数。 わたしも知らない(;^ω^) 「チューペットって半分に折ると変なところで 折れる時あるじゃん。その変に折れた方を 兄にあげてました」 加藤少年ならやりそうだな。 加藤お父さんはしないだろうけど。 『プール、ラジオ体操』 「夏休みプールに行って水着忘れたこ…

  • 「THE Roots 2022」感想1

    「THE Roots 2022 Kazuki Kato × Manato Asaka」 行ってまいりました。 ………クッッッッソ楽しかった……。 先に大阪公演を見た方々の興奮たるや。 心の底から楽しみにして行ったんですが、 想像を上回る楽しさでした。 予定では、土曜のソワレと日曜のマチネを見て 帰る予定だったんですけども、日曜マチネの後 息を吸うようにリピチケ買いました。← 新幹線の指定席を捨てるくらいどうってことないです。 元々やまびこで帰る予定だったんだから 自由席で帰れば済む話です。はい。 それくらい楽しかった。 これは間違いなく2022年の推し活ハイライトの1つ。 まぁさまは現役の頃か…

  • るろミュの余韻

    るろミュのアーカイブ観まくってます。 何回も観てると、「ん?」と思ってたことも だんだん違和感が無くなってきますねw 師匠の過去回想ソング、タイトルが 『剣は狂気』なんですけど、これ敢えてなんですかね? だって原作に倣うと歌詞は 「剣は凶器 剣術は殺人術」でしょう? まさか誤植では…ないよなw まあこの前回「歌詞はめるの下手すぎ」と言った この歌も、口ずさむようになりました(笑) 慣れればね。こんなもんです。 対して、『比古のヒーロー・ロック』。 これ、改めてじっくり聴くと、本当に 原作の台詞に忠実に歌詞として落とし込んでいて こちらは感心します(笑) そして、師匠がかっこよすぎて笑えてくる。…

  • ミュージカル『るろうに剣心』感想

    さて、では感想を忌憚なく箇条書きで ずら~っと書いていきます。 推しのことになると特にバグっていますが 気にしないでください。 ・徹平さん、年取ったな…(小声) 近い席で見るとさ…如実に感じるよ… 童顔だけど和樹さんと1個しか変わらないし。 いや、純粋に時の流れを感じた。 ・ネタバレあんまり見ないようにしてたから、 推しがまさか新撰組三番隊組長やってるとは 知らなかった。 初見の時、どこを見てたのか 名乗ってる時に和樹さんと認識していなくて 0番で朗々と歌い出した時 「あんた誰!?比古って新撰組じゃないよな!? ……バイト!?あんたバイトしてんのか!?」 って頭めっちゃ混乱した(笑) ・まあモ…

  • ミュージカル『るろうに剣心』について感じたこと。

    北斗の拳フィーバーにどっぷり浸かり、 大千穐楽後のロスに沈んでいた頃。 2年前にコロナ禍のため上演中止になった 『るろうに剣心』が満を持して 上演されるという発表がありました。 …そして、それに我が推し・加藤和樹さんが ご出演なさると発表されました。 「また原作モノ……!!!(白目)」 しかもまた長編だし… 「コロナ禍で上演延期となった作品に、 あとから参加する」 というパターンは近頃しばしば耳にしていたけど、 まさか和樹さんがそうなるとは思ってませんでした。 しかも、本来予定されていた比古清十郎役は 今回斎藤一役の山口馬木也さん。 わざわざスライドさせて、和樹さんが 比古清十郎役におさまった…

  • 花組『元禄バロックロック/The Fascination!』感想

    花組東京千秋楽のライブ配信を観ました。 忠臣蔵のストーリーもなんとなくしか知らず、 元禄バロックロックのストーリーも ホームページのあらすじ以上のことは 何にも知らずに観たのですが あんなに泣ける話だったとは…… 時間軸の設定はまったく違いますが、 『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』 に似ていませんか? 時間軸の仕組みを知っているのはヒロインで、 ヒロインは主人公のことが大好きでたまらなくて 彼とまた会いたいがために、その仕組みを 最大限に使って彼と恋をする… まさに一緒。 パクリだとかそういうことを言いたいのではなく、 わたしはああいう話に弱いんです。 『ぼくは明日~』なんて、2回見て2…

  • ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター 北斗の拳』感想3

    『死兆星の下で』のトキなんですが、 いつも大体一人で咳き込んでるか 物思いにふけっていることが多いんです。 でも大千穐楽のトキは、 途中でふと後ろのケンシロウを見て、 フッ…と優しい微笑みを浮かべてまた居直ったんです。 その微笑みが 「ケンシロウ、きっとユリアのことを 想っているんだろうな…」 というような表情で、 「お、お兄ちゃんーーー!!!!!泣」 となりました。 いやその表情は反則ですってトキさん。 さて、他のキャストの感想なんですが ばーーーーっと書き上げたので もう一気に載せちゃいます。長いですが どうせ誰も読んでませんただの備忘録ですから! いきます! ・大貫勇輔(ケンシロウ) 誰…

  • ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター 北斗の拳』感想2

    わたしは地方に住むしがないOLですので、 和樹さんが出るミュージカルを観る時は、 主に有給休暇をそこにあてて、まとめて4回くらい 観劇することが多いです。 ダブルキャストがある公演も多いので、 大体4回観ると半々になったり、ならなくても 見られないキャストはないかなという具合です。 fonsも、それで終わる予定だったんですよ… どうして蓋を開けたら通算6回観てるんです? (プラス配信もしっかり視聴) …名古屋を足したからですね、ハイ。 (自問自答) そんなわけで、行ってまいりました。 fons名古屋公演。そして大千秋楽。 まずびっくりしたのが、愛知県芸術劇場、 めっちゃくちゃ音響いいですね(笑…

  • 2021年の現場を振り返る

    普通は年末とかに振り返るところなんですが、 できなかったので、年始に振り返ります(笑) 『スルース~探偵~』 2021年観劇初めはかっきーさんと吉田鋼太郎さんの 二人芝居でした。濃密なお芝居でしたね。 なんかあっけに取られてるうちに終わった感じ。 あと思ったより下ネタが多くて、これ子供が 見に来てたら大変だなあと思った(笑) 仙台公演を観たんですけど、終演後の夜に 大きな地震があって、久しぶりにテレビをつけたまま リビングに布団を敷いて寝ました。 出演者のお二人もホテルのエレベーターが動かず 大変だったようですが、翌日の公演も無事務められ 帰京されました。お疲れ様でした。 『BARNUM』 コ…

  • ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター 北斗の拳』感想

    『フィスト・オブ・ノーススター 北斗の拳』 が上演されるという第一報が入ってきた時から今まで、 それはそれは色々なことがありました。 はじめは、その時点で発表されたキャストだけを見て 「和樹さんと理生さんが共演してくれる! やっとだ…!やったー!!」と思い、 (わたしが『1789』で最初に惚れたのは 誰でもない理生ダントンです) 次にタイトルを見て 「…え?北斗の拳?」となり 次に日程を見て 「あんた…ツアー中じゃん…」となり いや、和樹さんが本当によく働く人だということは まあまあよく存じ上げておりましたけども 「ここにどう舞台をねじこむんですか?」 という日程で、ニコ生でもファンと 「出る…

  • どうせ今年も加藤和樹の女です

    ジャック・ザ・リッパーの記事を 完結させられないまま年が明けてしまいました。今年もこんな感じのブログに なると思いますがよろしくお願いします(笑)アンダーソンへの思いが強すぎて 言語化するのが難しかったです。 完全に秋はアンダーソンの女でしたね。そして今は完全に、 トキの女と化しています。笑『フィスト・オブ・ノーススター 北斗の拳』 もはや誰もフィストオブノーススターなんて 呼んでませんが(笑)、 大阪公演では大入袋が出たそうです。わたしが和樹さんのファンになって以降、 再演ものに当たることが多かったので、 世界初演の作品にあたるのが珍しく。話題にしかならない要素満載なのに、 東京公演終盤にな…

  • ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』感想2

    ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』感想 続いては主人公のダニエルについて。 ネタバレ注意。 【ダニエル】 アメリカ人外科医。 臓器移植の研究をしているが、研究に必要な新鮮な内臓がアメリカではなかなか手に入らず、新鮮な内臓を求めてイギリスに渡る。その際内臓を手に入れるために裏取引をしたのがジャック。ジャックへ繋ぐ案内人であるグロリアと恋に落ち、アメリカへ連れ帰ろうとするが、グロリアに裏切られたジャックの復讐によってグロリアを失い、失意の中帰国する。 7年後、研究発表のため再び渡英し、そこで実は生きていたグロリアと再会する。再会したグロリアは7年前の火事で皮膚は焼けただれ、さらに梅毒に罹患して…

  • ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』感想1

    『ジャック・ザ・リッパー』感想、 まずはタイトルロールのジャック編です。 結末含めネタバレ全開なので見たくない方は スルーしてくださいね。 【ジャック】 当時のロンドンを騒がせた連続殺人鬼。 殺すのはいつも決まって娼婦であり、常に頸部を突いてから身体を切り裂き内臓を抉り出すという殺害方法をとることから「切り裂きジャック」と呼ばれる。 ある日ダニエルから「新鮮な内臓が欲しい」と取引を持ち掛けられ、ダニエル→グロリア→乞食→ジャックと二人の案内人を介してダニエルと会う。しかし、懸賞金に目がくらんだグロリアに裏切られ、復讐としてグロリアを家に閉じ込め家に放火する。その後警察に追われた末に銃殺され川に…

  • ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』感想序章

    ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』 観劇してきました。 加藤和樹ファンとしての最大のトピックスは なんといってもアンダーソンとジャックの二役を 役替わりでやることですが…… ……圧倒的にアンダーソン派ですね、わたしは(笑) 初めて観た時は 「これはアンダーソンが主役の物語だったか?」 と思ったんですがわたしだけですか? 終盤なんて完全に中心人物でしたよね。 もちろんジャックの回も観ましたけど、 やっぱりアンダーソンが良かったのと、 あとたぶん堂珍さんのジャックが好き(笑) というのもあって、アンダーソン派です。 作品全体としては、音楽の力が大きい作品で かつ暗転なしの集中力をとぎれさせない…

  • ミュージカル『マタ・ハリ』感想3

    今回、マタ・ハリを ①愛希・加藤・東 ②柚希・加藤・東 ③柚希・加藤・三浦 ④愛希・田代・東 の順番で見ました。 結果、わたしの好みだったのは 圧倒的に①なんですよね… でもどうやら公式的には③と④で 推してるじゃないですか。つらい… フランケンもそうだった… 公式以外を好きになるとつらい… 公演回数も少ないし、円盤化された時に 絶対その組み合わせにはならない… 見る予定のなかった田代ラドゥーが見れたのも どうしても最後にちゃぴのマタと 東くんのアルマンが見たかったから。 それくらい好きなのに…(´;ω;`) 特に東くんのアルマンは最初見た時 「背たっか!脚なっが!顔ちっさ!」 という感じでま…

  • ミュージカル『マタ・ハリ』感想2

    さっき、配信視聴したんですけど。 奥さん見ました!?!? 加藤ラドゥーさん、いつもボタンしか外さないのに サスペンダーまで外しましたね!?!? わたし、動揺しちまいましたよ。 「加藤ラドゥーはボタンを外し、 田代ラドゥーはサスペンダーを外す」 が最大の違いであり、その違いを楽しむ ポイントだったというのに、 加藤さんったら…!!!!! 千秋楽にそういうことしちゃうんだから…!!! いや、いつもは立○大附属の幸○くんばりに 肩にかけたガウンがずれないんですが(笑) 今日はずれてしまったがために ガウンバッサーー!ができなかった、 その穴埋めという説もあります。ありますが! だとしてもよ…… すん…

  • ミュージカル『マタ・ハリ』感想1

    苦しむ推しは、美しい。 ……いきなり失礼しました。でも本当のことなのです。もちろん、リアルではなく、お芝居の中で、という話です。 『1789』の再演で加藤和樹の沼に落ちたわたしですが、そこから怒涛の再演ラッシュ。まるでわたしに、「加藤和樹史〜ミュージカル編〜」を履修させてくれるかのように。 『1789』に始まり、『タイタニック』『フランケンシュタイン』そして、今回の『マタ・ハリ』。 こちらもまた、柚希礼音さん主演ということもあって、初演当時宝塚しか観ていなかったわたしにも、その人気は伝わってきていました。というか、この数ヶ月後に『1789』だったので、本当にニアミスだったんです。 でもここまで…

  • ミュージカル『BARNUM』感想

    久しぶりにミュージカルを生で観ました~~ その名も『BARNUM』。 和樹さんタイトルロールです! おめでとうございます! さて、感想をざっくり書きますが… う~ん、これ、 バーナムの人生を知らないと楽しめないなあ。 楽しめないというか、ストーリーが理解しきれない? わたしグレイテスト・ショーマンも観ていないし 初見はワクワク感を楽しみたいので ゲネプロとかの記事も見ずに観劇したんですが… ストーリーが見えないというか、 今何が起こってるのかいまいちよくわからない。 バーナムの人生を知っていれば、 「こうやって親指トム将軍は誕生したのね!」 とか思いながら観られるんだろうけど、 何も知らないで…

  • 『君の夢の中で』でアンリが考えていることとは

    購入以来、毎日飽きもせず 『フランケンシュタイン』のDVDを見ています。 全編オーディオコメンタリーが付いているのですが、 それを聴いていると、演出の板垣さんはあまり 役柄の内面には口を出さない方針の方のようで、 「見ていておかしいと思わなければそれでOK」 「立ち位置の制限が色々あるのだから、 中身は演者の好きにしてくれ」 という考え方のようです。 だからこそ、ビクター×アンリ4パターンに あれだけの個性が表れたんですね。 役者の役作りが皆違うから、当然観客の 受け止め方も違ってくる。 そして、特にわたしの大好きな『君の夢の中で』 におけるアンリの役作りや想いが、和樹さんと 遼生さんでまった…

  • フランケンシュタインのDVDが届いた話

    あの興奮から8ヶ月、待ちに待った 『フランケンシュタイン』のDVDが届きました。 観劇してからDVD発売までのスパンで言うと 『1789』よりも待ったので、本当に 待ちくたびれました…長かった… 中川・加藤 ver.と柿澤・小西 ver.の 両パターン買いまして、早期予約特典の ポストカードも入っていまして、もうホクホクです。 それでね、わたしが唯一フランケンをマチソワで 観劇した日にカメラが両公演入っていたんですが 無事その日が採用されたようでして! ルンゲのデザートのアドリブで確定しました。 記録してツイッターであげてくれた方に感謝! そして全編副音声つきという豪華特典。 自分が見た公演を…

  • 「はいからさんが通る」ライブ配信を見た

    最後にブログを更新してから5ヶ月ほど。 この間に、世界は目まぐるしく変わっていき、 宝塚歌劇でも、演劇界全体でも様々な 出来事がありました。 わたし個人の予定で言えば、 5月に東京で『はいからさんが通る』と 『WEST SIDE STORY Season3』を 見る予定でしたが全公演中止。 加藤和樹さんの全国ツアーも 好きなローカルアイドルの全国ツアーも それぞれ延期・中止となりました。 我慢の日々が今も続いている中ですが、 昨日、宝塚大劇場で公演が再開しました。 まだまだ予断を許さない状況ではありますが 公演が再開されたことは素直に喜ばしく、 そしてようやく、れいちゃんが大羽根を背負って 大…

  • ミュージカル「フランケンシュタイン」感想2

    ミュージカル「フランケンシュタイン」を観ての 最大の誤算は、柿澤勇人さんにハマりかけていることです。 これ以上好きな俳優は増やしたくないのに!! というわけで、中川晃教さんは「怪人と探偵」以来 二度目ましてでしたが、柿澤さんは初めましてで、 ビクターとジャックが良すぎて ちょっと衝撃を受けたのでした… わたし、フランケンシュタインを 中川×加藤 柿澤×加藤 柿澤×小西 中川×加藤 の順番で観ているんですが 中川×加藤を最初に観たときは 「あんまり二人に感情移入できないな…」 と感じたし、悲劇だとも思わなかった。 なんというか、二人ともサイコパスだから(笑)、 因果応報というか。 どう見てもあな…

  • ミュージカル「フランケンシュタイン」感想1

    「1789」で加藤和樹の沼に堕ちてから 2年を待たずして、わたしはまたものすごい ミュージカルに出会ってしまった。 その名は「フランケンシュタイン」。 ええ、まんまとハマってしまいましたとも。 初演時の熱狂と興奮は、その当時ただの ヅカヲタでしかなかったわたしにも届いていました。 そして和樹さんのファンになって間もなく発表された フランケンシュタインの再演。(2年後) 2020年っていつだよ~!くらいな感覚で ずっと待ち遠しく思っていましたが、 あっという間に時は過ぎるもので。 そしていざ見たら。 フランケンの沼にはまった人たちの気持ちが よーー­­ーーくわかりました。 こりゃハマるわ。 わた…

  • 今まで見た加藤和樹出演舞台を振り返る

    わたしが加藤和樹さんという俳優に出会って ファンクラブに入り、1年以上が過ぎました。 一度ここで、今まで観た舞台作品を振り返って まとめてみたくなりましたのでまとめます。 ①1789-バスティーユの恋人たちー 言うまでもなく、わたしが和樹さんに出会い、 沼にハマった作品。 これはもう、和樹さん以前に作品として大好きで 一生忘れられない作品。 ②ミュージカル タイタニック 和樹さんが主演とはいっても、群像劇といった方が しっくりくるくらい、色んな人の人生が描かれた作品。 その分1回では全部を見切れない。目が足りない。 とても重厚な雰囲気のある作品だった。 ヤンさんがとても素敵なマダムだった…。 …

  • 花組「A Fairy Tale」感想2

    ライブビューイングで久しぶりに青薔薇観て 思ったんですけど、これって、トップスターの 退団公演とかそういう芝居そのものに関係ない 事柄を一切抜きにして、一度だけ観る分には きっと、良作なんだと思います。 ただ一点、 「これがトップオブトップ明日海りおの 退団公演としてふさわしいか」 それのみにおいて圧倒的にNoなわけです。 植田先生って、良作つくれるのに そのつくるタイミングにおいて圧倒的に 空気読めないんですよねぇ。 「今この組・トップにこういう作品あてる?」 みたいな。そういうのばっかり。 あと、今回に関して言えば、 エリュは突っ立ってるか歩いてることが殆どなので 明日海さんはその分、繊細…

  • 明日海りおさん。

    第27代花組トップスター、明日海りお。 本日で、任を終えます。 長い間、ありがとうございました。 なんて誇り高く自信に満ちた挨拶なんだと思いました。 涙が止まりませんでした。 もう日付かわって昨日、 明日海さんがついに宝塚を卒業しました。 今までは来るべき時が来たんだと 冷静に受け止めていましたが、今こうして ものすごくさみしくてさみしくて仕方ないのは 多分いま初めて「明日海さんの退団」を 実感したからだと思います。 ほんとにほんとにさみしくて泣きそう。 黒燕尾で大階段を降りる明日海さんを見たとき、 「黒燕尾の明日海さんが、いちばん綺麗だ…」 って思いました。 今までそんなこと思ったことなかっ…

  • メモリアルブックに感動した話

    あと2週間で、明日海さんが退団しますね。 先日次のVISAイメージキャラクターが ひとこちゃんになったと発表され、なんだか 退団や次期トップスターが発表された時より 卒業を実感してさみしくなりました。 明日海さんと直接かかわりのなかった ひとこちゃんだからかなあ。 明日には最後のメッセージが更新されるのかな。 毎月楽しみにしていたので、終わるのは とてもさみしいです。 サヨナラ番組も放送され、写真集も出ました。 サヨナラ特集のGRAPHと歌劇も発売され、 いよいよ大詰めという感じがします。 そんななかで、メモリアルブックはわたし、 とっても感動しました(笑) 卒業のときにこんなに素晴らしい本を…

  • 花組「A Fairy Tale」感想1

    「青い薔薇の精」は、「ハンナのお花屋さん」を やるときに、植田先生が本当は明日海さんに あてたかった役柄だといいます。 植田先生からすれば、やりたかったことを 滑り込みで実現できて、さぞ幸せでしょう。 でも、だからなんですね。 ハンナのお花屋さんと国も同じなら 植物を題材にするのも同じ。 既視感が満載なんです。 「なんか同じようなの、前も見た…」と。 確かに植田先生のつくる世界観は美しいです。 舞台装置とかも美しい。 「愛と革命の詩」とかも好きですし。 ただ、「ハンナのお花屋さん」とあまりにも 被っているから、 「これ、大劇場でやる必要ありました?」 と思ってしまいました。 そしてわたしが一番…

  • 退団公演を見たけどやっぱり悔しい。

    明日海さんの退団公演 「A Fairy Tale-青い薔薇の精-/シャルム!」 を見てきました。 そして、男役・明日海りおさんを見納めてきました。 「退団公演を見ているんだなあ」 という実感はわいたのですが、 「もう二度とこの目で見ることはないんだなあ」 という実感は最後までわきませんでした。 なんかまた、次の大劇場公演も観に行って、 当たり前のようにその舞台の真ん中には 明日海さんがいて…。 そんな気がしています。あり得ないことだけど。 男役17年目、トップスター5年目の集大成に 選ばれた役が、薔薇の精霊役。 それが正解だったのかどうか、それは人によって 判断が分かれることですが、わたしには…

  • 久々の更新なのに辛辣。

    まだ明日海さんの退団公演も始まっていないのに、 その次の体制について次々と発表があって こうして宝塚は続いていくんだなあと 思わされる日々です。 まずは次期トップスターが柚香さんに決定。 星組の琴ちゃんが次期トップスターとして全国ツアーを 回っていた一方で、れいちゃんは大劇場公演の 集合日を過ぎるまで発表されませんでした。 内部でギリギリまで何かあったのかな…と つい邪推してしまいますが、順当に組の二番手に 引き継がれるというのは、明日海さんにとっても 花組にとっても良いことなのではないかなと 思いました。 わたしは個人的にれいちゃんのお芝居は好きなのですが やっぱり歌についてはうならざるを得…

  • 明日海さんの任期が確定して思うこと

    ゆきちゃんが宝塚を卒業していき、 次はいよいよ明日海さんの卒業が迫ってきています。 前にもちらっと書きましたが、 明日海さんが超絶人気の男役だからという以前に 「明日海さんが組子と自分を理解し信頼しながら 舞台をつとめられるようになるために」 「明日海さんが”花組の”トップスターになるために」 この5年超の任期は必要だったとわたしは思っています。 安寿ミラさん以降、他組出身の花組トップは 真飛さんと明日海さんだけです。 伝統の花組で、組替えして1年そこらでトップスターに なるというのは、方々からのプレッシャーが あったことは想像に難くありません。 この必要な期間を与えられるにふさわしい人気を …

  • 明日海さんの退団

    もう、何日経ちますかね。 明日海さんの退団発表がありました。なんだろうな…… 「ああ、ここでか。」みたいな。 いざ発表されると動揺はしたけど、でも 納得はしました。最初作品ラインナップが出たときは 「内容がざっくりすぎるワロタ」 「これではやめねーなw」 みたいな感じで思っていたんですが だんだん、じわじわと、 「え、これもしかしてサヨナラなんでは…?」 と思うようになり(笑)。VISAメッセージを読んで 「華ちゃんは明日海さんにとって 『自分の相手役』ではないんだなあ」 と感じてから、わたしの中で覚悟が 決まっていったように思います。みりゆきが同時退団でないことに関しては 「一作違いならいっ…

  • ミュージカル「タイタニック」感想

    最近、宝塚もそこそこに、 加藤和樹さんにハマっています。 完全に1789の影響ですね。 最近、3ヶ月待った1789のDVDが 届いて、毎日満たされています。 それで、ひょんなことから ミュージカル「タイタニック」のチケットを お譲りいただけることになり、 先日、東京千秋楽を観劇してまいりました。 正直、1回だけの観劇では わたしには噛み砕けないところが たくさんあったのですが、 ここに感想を残しておきます。 とりあえず言えるのは、 歌が下手な役者さんが誰一人として いなくてびっくりした…(笑) 何度も鳥肌が立ちました。 以下、自分のメモ書きを加筆しながら転記します。

  • ゆきちゃんの退団

    1週間前、花組公演が東京千秋楽を迎えました。 退団者を見送るさびしさにつつまれつつも、 今の花組は充実感に満ち溢れていて、このまま もう少し続いていくんだろうなと思い込んでいました。 そんなときに不意討ちで飛び込んできた ゆきちゃん退団のお知らせ。 正直、「なんで?」という思いでいっぱいでした。 退団会見を見ても、「それなら仕方ないか」と 納得できるような内容が明かされたわけでもなく、 ただ「ああ、最初から4作って決まっていたんだな」 と思うしかありませんでした。 今も納得できていません。 ゆきちゃんが単独でサヨナラショーをできること くらいしか良いことが思い浮かびません。 ゆきちゃんは洋物が…

  • 美弥ちゃんの休演

    美弥ちゃんが、「エリザベート」を休演しています。 なんでも、その前日から歌が吹き替えになっていたとか。 わたしがファンになってから、一番大きな休演は 「幕末太陽傳」の咲ちゃん(当時3番手)だった ような気がします。 あとは人数の多さという点では「るろうに剣心」。 しかしそれを上回る2番手の休演。 しかも「エリザベート」で。 基本的に主演付近のスターが休演した時の代役は 繰り上がりだと聞きます。 だから3番手のれいこちゃんがフランツの代役に。 そして本来ならばルキーニの代役は ありちゃんだったのでは? だけど急なことだったので、ひとまず新人公演で ルキーニをやっているおだちんが代役に。 ありちゃ…

  • 東宝版「1789」感想7

    マリー・アントワネット(凰稀かなめ/龍真咲) 宝塚版を観た時から 「この作品は本物の男性がやるのを見たい」 と感じていたり、特段月組ファンでもないので わたしは「1789」という作品に関しては 完全に東宝版の方が好きです。 …が、ただ一人、アントワネットだけは、 わたしは宝塚版の方が好きだった。 つまりちゃぴのアントワネットが好き。 花總さんのアントワネットは見ていないので ほかの3人での比較になってしまうけれど、 やっぱりちゃぴのアントワネットは素晴らしい。 心情の変化の表現がずば抜けていた。 オランプとかと違って、そんなに出番に違いは 無いはずなんだけど、なんか遊ぶだけ遊んで あっという間…

  • 東宝版「1789」感想6

    ソレーヌ・マズリエ(ソニン) 宝塚版と東宝版で大きく印象が変わる登場人物。 どうしても男役の出番を多くせざるを得ない宝塚で 1789を上演するにあたって、一番割を食った人。 ロナンの妹であり、パリに来てからは 革命の考え方に触れながら、ダントンと愛し合う。 見た目も、考え方も、それに伴う行動も、 劇中の2時間半で大きく変わっていく。 ソニンさんが初演の時に書いたブログを読んで 初めて気づいたんですけど、ソレーヌがいなくても 1789の物語って成立するんです。 ソレーヌがいなくてもロナンは革命に身を投じるし それはダントンもそうだし、パン屋襲撃の場面が なかったとしても、物語はバスティーユ襲撃の…

  • 花組「MESSIAH」感想2

    今回の四郎のビジュアル、とてもイケメン。 同じ日本物で長髪なのに、タケヒコよりも ずっとかっこよく見える。物語のおかげ? 浜に打ち上げられたばかりで、髪がボサボサの 四郎もまたかっこいいんですよねえ。笑 ただね、今回の明日海さん、滑舌やばい(笑)。 カリスタの時並みだったかもしれない。 「明日海さんの体調は滑舌に現れる」 と前々から思っているので、もしかして 明日海さん体調悪いの…?と心配しましたが、 結構四郎はまくしたてるように話す台詞が 多いので、ただ単に苦手なだけかもしれない。 なんかしょっちゅう噛んでた。頑張ってほしい。 明日海さんのビジュアルが良い、といえば、 益田家が美人揃い(笑)…

  • 東宝版「1789」感想5

    マクシミリアン・ロベスピエール(三浦涼介) ジョルジュ・ジャック・ダントン(上原理生) カミーユ・デムーラン(渡辺大輔) 宝塚ファンはじめ、ミュージカル界隈では(?) 言わずと知れた、実在の革命家三人衆。 東宝版1789での彼らは、宝塚版以上に、 何かと、地雷を踏みます。笑 わたしがロナンだったらピキッとくるような 台詞をちょいちょい言うのです。 以前にも書いた、「君も新聞を読むのかい?」とか。 「おぉ~農民よ!」とか 「とりあえず字は読めるようだし!」とか 「さぞ辛かったろう、同情するよ」とか。 平民とはいえ、プチブルジョア。 裕福な家の息子たち。 無意識に、自分より下層の平民を 悪意なく見…

  • 東宝版「1789」感想4

    オランプ・デュ・ピュジェ(夢咲ねね・神田沙也加) 純粋で忠誠心に満ちた人。 アルトワ伯からうまーく逃れているのを見ると、 とても機転が利く人なんだと思う。 あれ、すごくない? 王族に「今度パレ・ロワイヤルを案内してくれ」 って言われて返す言葉が 「この身は王太子様の養育係として 王妃様に選ばれたもの。 王妃様のお許しを得ずして王族の方と 出歩くなど以ての外でございます」 だよ!? よくあんな返しできるよねえ… きっと元々勇気のある聡明な人なんだと 思うけど、実はロナンに感化された部分も 大きいんじゃないかなあと思う。 ねねンプは、お歌あんまり得意じゃないのは 相変わらずだけど(苦笑)、 そんな…

  • 東宝版「1789」感想3

    ロナン・マズリエ(加藤和樹・小池徹平) 行動力と勇気のある人。 台詞のとおり、不器用なのかもしれないけど 自分で進むべき道をしっかり考える人。 不器用な男っぽさがよく出ている点で、 個人的には和樹ロナンの方が好きです。 真咲さんのロナンが「前向きさ」が 出ているのに対して、和樹ロナンには少し 「卑屈さ」があるんですね。 こういうロナンもあるのか!と思って 初めて帝劇で観た時は衝撃を受けました。 真咲さんが自家発電タイプだったように、 徹平ロナンも持ち味的に割とそんな感じで だからこそ渋く土臭さの光る和樹ロナンが 新鮮に映ったのかもしれません。 宝塚版にはない「革命の兄弟」。 ロナンがデムーラン…

  • 東宝版「1789」感想2

    今でも、幕開きに流れる、弦楽器で奏でられる 壮大な「悲しみの報い」のメロディーを思い出すと、 1789という作品に詰まった歴史とエネルギーが すぐに蘇ってきます。 舞台に現れるフランス・ボース地方の貧しい農村。 そこに客席通路から登場し乗り込んでいく 銃を抱えた兵士とペイロール伯爵… ロナンの物語はここから始まる。 すべてはこの、ペイロールに父親を殺された この場面から。 ここからロナンが亡くなるまでの期間は約1年。 この1年間が、2時間半の舞台に詰まっている。 ロナンと、共にフランス革命を戦った人々の エネルギーに満ちた1年間を、3回も観られて 本当に良かったなと思います。 帝劇で加藤和樹・…

  • 花組「MESSIAH」感想1

    天草・島原の乱。 高校時代、日本史選択だったわたしには 大変懐かしいワードでした。 伴天連とか。セミナリオとか。 観劇にあたって、Wikipediaとか読んだり、 歌劇やプログラムを熟読してみると、 「ああこれ習った習った」と色々思い出して 懐かしさを感じたり、この一揆を闘い散った 天草・島原の人々が実在したんだなあと 実感したり、そんなここ数日でした。 あ、お仕事は長期休暇で、ムラに行きまして、 休演日を挟んで計4回、どどどっと観ました。笑 細かいつっこみどころはありますが、 基本的にはとても良い作品で、泣けます。 毎回周辺からすすり泣きの声が聞こえてきました。 先に見ていた先輩から、 「四…

  • 雪組「ひかりふる路」BSプレミアム感想

    1789の感想が全然書けていないんですが、 勢い余って博多座にもう一度見に行くことに しましたので(爆)、そちらも含めてのちほど 書くことにします。 さて、昨日放送された「ひかりふる路」。 千秋楽のLVを見る予定だったのに、当日風邪を 引いて見られず。ようやく見られました。 今まさに「1789」にハマっているので、 共通する登場人物も多いし、時代が繋がっていて とても入り込みやすかったです。 この作品のロベスピエールは、真面目で、まっすぐで、 それ故周りが見えなくなって、気が付いたら処刑に… というノンストップな性格。 ロベスピエールって史実でも独裁者だし、ほかの フランス革命を題材にした作品…

  • 東宝版「1789」感想1

    東宝版「1789 –バスティーユの恋人たち-」 を観劇してまいりました。 宝塚版を観た時から、 「これは本物の男性がやるのも見てみたいなあ」 と思っていたので、2年前の東宝初演時から ずっと見てみたくて、今回ようやく叶いました。 Wキャストは ロナン:加藤和樹さん オランプ:夢咲ねねさん マリー・アントワネット:凰稀かなめさん でした。 東宝のミュージカルを観るのが 初めてだったのですが、ただただ圧倒されて。 幕開きから、その迫力に涙が止まりませんでした。 宝塚には宝塚の良さがあることは、 ファンとして十分理解した上で、それでも、 男性のいるコーラスってこんなに迫力や重厚感が あるものなのかと…

  • エリザベートの配役出たから、感想を。

    エルマー、若くない!? ってなわけで、久しぶりに タイムリーな記事を更新してみます。 月組「エリザベート」の配役発表。 ルドルフの役替わりに加えて、 革命家たちの役替わりも発表に。 完全に巻き込まれた形のれんこんかわいそう… というのが第一印象でしたが、 かわいそうと思うのもなんかおかしいかも。 てか普通にシュテファンとルドルフとかで 役替わりすればいいのに。 多分おだちんがエルマーをやるのが心許ないから こういう配役になったんでしょう。 かと言ってれんこんをエルマー固定にすると、 ありちゃんがシュテファンに入ったときに 役の比重がおかしくなってしまいますからね。 誰がやるにせよ、革命家っても…

  • 雪組「誠の群像/SUPER VOYAGER!」感想3

    野口先生のつくるショーって、 途中で観客の集中力をぶった切るような 場面があんまりないところが好きです。 でもまあ、2作目にしてどちらも ロケットが前半とか、似たような歌詞とか、 ネタ切れなのか元々ネタがないのか よくわかりませんけどそういうところは ぜひ改善していただきたいですね。 次、花組公演なので…(笑) 航海をテーマにしたショーってことで、 プロローグの衣装がとてもかわいい。 ありそうでなかったなあ。 「THE ENTERTAINER!」も プロローグの衣装がかわいくて大好きです。 本公演では吊りものに乗っている時の、 だいもんの最初の衣装が好きです。 かっこいい。あれは反則だ(笑) …

  • 雪組「誠の群像/SUPER VOYAGER!」感想2

    だいもんって、クソ真面目で 眉毛が八の字に曲がってしまうような 役よりも、狂気に満ちたクセのある 役の方が生き生きとかっこよく見える、 と思うのは、わたしだけでしょうか。「琥珀色の雨にぬれて」と 「誠の群像」の違いはそこだと思うのです。基本的に笑わない。そして冷徹。 けど上からも下からも慕われ、 一目惚れした時は、感情を剥き出しに することはせずとも、熱くまっすぐに。そんな土方はとっても かっこよく見えました。 お小夜の真彩ちゃん。 星組時代からコンスタントに日本物に 出演していることもあって、 お化粧も所作もとてもきれいでした。 真彩ちゃんは前々から、 カツラとかお化粧について 「あ…やっち…

  • 雪組「誠の群像/SUPER VOYAGER!」感想1

    雪組は既に「凱旋門」の集合日を迎え、 次に動き出しているのですが、 わたしは今更全国ツアーの感想を書きます(笑)。 わたしの住んでいるところには、大抵 年に一度、全国ツアーで宝塚が来るのですが まさかの、2年連続で雪組(笑)。 前回はだいきほのお披露目公演でした。 前回の「琥珀色の雨にぬれて/"D"ramatic S!」も もちろんそれなりに楽しみましたし だいきほの船出を心から祝福したのですが 個人的に琥珀の登場人物の誰にも 感情移入ができなかったのと、 そもそもドSがだいきほのためにつくられた ショーではなかったこともあって、 「早く次の作品が見たいなあ」と思ったのも事実です。 あと、雪組…

  • 「ポーの一族」千秋楽LV 感想

    「ポーの一族」千秋楽のライブビューイングを 見てまいりました。 明日海さんのエドガーが、まさしく 明日海りおではなくエドガーなので、 感情移入してしまって悲しくなります。 結末を知っているから尚更。 エドガーって、ポーツネル男爵にあれほど 「我々はポーの一族だ」 「バンパネラは人間がつけた俗称だ」 と言われているにも関わらず、 何年経っても「僕はバンパネラ…」 と悲しげに歌うんです。 ポーの一族である自分に誇りを持てない。 もうこの先永遠に、孤独に生きていく現実を 受け入れられない反抗心が そう言わせているんだろうなと。 だからもう、幕開きから見るのがつらいって 思ってしまっていたんですけど(…

  • 花組「ポーの一族」感想2

    ポーの一族ももうすぐ千秋楽ですね。 やっぱりラストシーンは何度思い出しても 「無敵の二人」という感じがたまりません。 傍から見てというよりは、 エドガーとアラン自身がそう思っている感じが プンプンと漂っているのがミソです。 その他のキャストについても 一言二言述べていこうかな。 ・メリーベル役の華優希ちゃん。 まーかわいらしいこと。 個人的にスチールは微妙だったんですが 動いているメリーベルはかわいい。 クリフォードに十字架を投げられて おびえている姿や、最期撃たれる直前に 「エドガー!エドガー!」と必死に 助けを求める姿が印象的です。 華ちゃん迫真のお芝居でした。 ・ポーツネル男爵、あきらさ…

  • 花組「ポーの一族」感想1

    ポーの一族を観ました。 原作は読んでいないので 比較はできませんが、 読んでいなくてもストーリーは追えるし、 特に違和感は感じませんでした。 前回の大劇場で「邪馬台国の風」を観た時 「明日海りおの無駄遣い…」と思ったことを 今でも覚えているのですが、 ポーはその真逆をいく作品でした。 エドガーの悲壮感、やるせなさ、妹への愛、 痛いほど伝わってきて、 ナチュラルに感情移入ができました。 血を見て理性を失ってしまう瞬間とか ものすごくドキドキしましたし、 メリーベルと話す時だけすんごく 声色があまーくなるシスコンっぷり(笑)とか、 アランに「すべてわかっていたんだね」みたいな ことを言うときの声に…

  • 宝塚クロニクル2017あおば編

    大変ご無沙汰しております。 あおばです。 就職してから、更新していませんでした。 ブログを書くときはPCで、 じっくり腰を据えて書きたい性分ゆえ、 仕事で疲れた後にはなかなか ブログを書く気にはなれませんでした。 そんなこんなで年末です。 ライブビューイングも含めて、 観劇はそこそこしていたので 振り返ってみたいと思います。 ・花組「雪華抄/金色の砂漠」3回(+LV) ・花組「仮面のロマネスク/EXCITER!!2017」2回 ・花組「MY HERO」1回 ・星組「THE SCARLET PIMPERNEL」1回 ・宙組「王妃の館/VIVA! FESTA!」(LV) ・花組「邪馬台国の風/Sa…

  • 「スカーレット・ピンパーネル」感想

    働き始める前に感想を1本。 ちょっと、あんまり褒めてないので そういうのが読みたくない方はスルーで。 先月、大劇場で 「スカーレット・ピンパーネル」 を観ました。 わたしは、まあ前々からなんですが 星組をあんまり熱心に見ていません() なので下級生とかもよくわからないんですが でもその分メインキャストや作品に 集中して観れたかなあと思います。 全体の感想として、 スカピン団のルイ・シャルル救出大作戦! ではなく、パーシーとマルグリットの 愛の物語としての側面が強く感じられました。 結婚して、すれ違って、でも困難を乗り越えて 二人はより愛し合う…というラブストーリー。 今までの印象として スカピ…

  • あおばは社会人になりました。

    社会人になりました。 明日入社式です。 あっという間の大学生活でした…。 数ある出来事の中でも、ヅカの沼に 落ちたことはなかなかの大きな出来事です。 前回のブログから今日までの間に、 「スカーレット・ピンパーネル」 「MY HERO」 「仮面のロマネスク/EXCITER!!2017」 を観ました。 大学生最後の最後までヅカ充でした。 感想もぼちぼち書きたいのですが、 なにせ明日から働き始めるので どれだけ書けるか… 最近まともな感想を書けていないなと 思っているので、がっつり書きたい。 社会人になり、東京からも離れましたが 地方でできる限りのヅカ充を していきます! スカステも入れば見られる環…

  • 早くもまぁさまロス&だいきほの未来

    こんばんは。 退団まであと半年以上もあるのに、 今から深刻なまぁさまロスに陥っています。 この怒涛の発表があった数日間、 なぜブログを更新しなかったかというと、 旅行に行っていたからです。 ディズニーランドでまぁさまの退団を知り、 明治村でまぁさまの退団会見の記事を読み、 トヨタ産業技術記念館でだいきほトップを知りました。 どこに行っていたかまるわかりですね(笑) まぁさまに関しては、もう、 「早すぎる」の一言に尽きます。 あともう1作くらいやってくれても…。 まぁさまの宙組はいつもキラキラしていて、 明るくて、まぁさまそのものでした。 まぁさまの人格が、ここまでの輝きを放つ 原動力になってい…

  • 雪組退団者にみりおんに、心が忙しい。

    宝塚ファンにとって、今日は 心の忙しい1日でした。 トップ娘役のムララストデイと トップコンビ退団公演の集合日を 重ねるなんて、劇団もすごいことしますね。 雪組の退団者、雪組ファンじゃなくても 知っている方たちばかりで動揺が 広がっています。 ここのところ、退団者が下級生だったり 人数が少ないことが多かったので、 久々に爆弾を投下された気分です。 でも、トップコンビの退団公演らしい というか…。 ものすごいチケット難になるでしょうが、 華やかな公演になりますね。 サヨナラショーも…。 個人的には、桃花ひなさんの退団が 惜しまれます。 すごく可憐な少女の役から しっとりしたお姉さままで演じられる…

  • 映画「僕らのごはんは明日で待ってる」の文句と感想を書き連ねる【not宝塚】

    最近見た実写化映画の文句と感想を 書き連ねるシリーズ第2弾は 「僕らのごはんは明日で待ってる」です。 あらすじ等はこちらから↓ 映画『僕らのごはんは明日で待ってる』 わたしは中学生の時から 瀬尾まいこさんの小説が好きです。 瀬尾さんの小説は殆ど読んでいます。 瀬尾さんの小説は、日常の生活の 描き方が巧みで、物語の中でものすごく 大きいことが起こるわけではないのに、 引き込まれてしまう魅力があります。 その分、実写化って難しいのかもなと思います。 「僕らのごはんは明日で待ってる」は その最たるもので、瀬尾さんご本人も 実写化にあたり公式サイトのコメントで 「平凡な話なのにと驚きました。 主人公は…

  • 月組のLVはないのか…&やっぱりLV料金は高い

    前々回の記事を、雪組中日公演のLVが 千秋楽だという前提で書いていましたが、 千秋楽は明後日でした。 大変失礼いたしました。 千秋楽でないなら挨拶も無いし、 尚更売れないわけです。 まあ平日千秋楽をLVしたところで 売れ行きが変化するかはわかりませんが。 ライブビューイングつながりで、今日 宙組東京宝塚劇場公演 「王妃の館/VIVA!FESTA!」 の千秋楽LVが発表されました。 …と、いうことは、月組公演 「グランドホテル/カルーセル輪舞曲」 のLVは無しってことでしょうかね? やっぱり、権利の問題なんでしょうか。 「ガイズ&ドールズ」よりも厳しいと 言われる「グランドホテル」、 DVDも出…

  • 映画「植物図鑑」の文句と感想を書き連ねる【not宝塚】

    このところ、立て続けに小説原作の映画を 3本見ました。 「植物図鑑」 「僕らのごはんは明日で待ってる」 「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」 です。 「植物図鑑」はU-NEXTで、 あとの2本は映画館で観ました。 3本とも、映画のキャストが好きで、とかでなく 小説を先に読んでいて好きだったので 映画も見ることにしました。 パッと見3本とも恋愛ものですが、 それぞれ感じるものがあったので ここで感想をまとめておきたいと思います。 まずは植物図鑑から。 あらすじなどはこちらから。 映画『植物図鑑』公式サイト 今、売れに売れている岩田剛典さんと 朝ドラで大人気の高畑充希さんを主演に据え、 テレビで…

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人はこうして沼に溺れる。
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