【猪苗代湖ボート事故裁判】仙台高裁が被告に逆転無罪判決 裁判長「発見は困難…過失を認めることはできない」

【猪苗代湖ボート事故裁判】仙台高裁が被告に逆転無罪判決 裁判長「発見は困難…過失を認めることはできない」

福島県会津若松市の猪苗代湖で2020年、モーターボートに巻き込まれた親子ら3人が死傷した事故で、業務上過失致死傷罪に問われた同県いわき市、元会社役員の男(47)の控訴審判決が16日、仙台高裁であり、渡辺英敬裁判長は、禁錮2年とした1審・福島地裁判決を破棄し、無罪を言い渡した。渡辺裁判長は「前方左右を注視しても、確実に(被害者らを)発見することは困難。過失を認めることはできない」と述べた。

2024/12/17 06:23