アート系・インディペンデント系の海外映画を中心に、新旧問わず感想や考察を綴っています。
2025年6月
映画『かたつむりのメモワール』は性的・暴力的な描写が有り、全年齢向けとは言えないのでお気を付けください
アダム・エリオット監督のクレイアニメ映画『かたつむりのメモワール』をレビュー。※ネタバレ有、褒めていません。
【あらすじ&ネタバレあり】わずか14分に刻まれたソフィア・コッポラの原点―初監督短編『Lick the Star』感想+考察
『ヴァージン・スーサイズ』Blu-ray特典に収録されたソフィア・コッポラの初短編『Lick the Star』をあらすじ・テーマ・作家性の視点から読み解く。少女たちの毒と反抗、そしてその先の自立とは?
【ネタバレあり】壊れた光の先で、あなたと—映画『突然、君がいなくなって』感想
喪失の痛みと他者とのつながりを、静かに美しく描いたアイスランド映画『突然、君がいなくなって』をネタバレ有でレビュー。映像美やヨハン・ヨハンソンの楽曲についても考察。
ロイヤルホテル / 女は地獄でもニコニコしろってか? (*ネタバレなし感想+考察)
男性社会の田舎町で追い詰められる2人の女性を描いたホラー映画『ロイヤルホテル』を、ネタバレ無でレビュー。監督キティ・グリーンの作家性についても考察。
ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地 / 静かな200分で描かれる主婦の崩壊 (*ネタバレあり感想+考察)
シャンタル・アケルマン監督『ジャンヌ・ディエルマン』をネタバレ有でレビュー。主婦の生活に生じる“綻び”と、こだわりによって追い詰められていく心の揺らぎに焦点を当てて考察。
『We Live in Time この時を生きて』を私が酷評せざるを得なかった理由 (*ネタバレあり感想)
映画『We Live in Time この時を生きて』を酷評せざるを得なかった理由をキャラクター描写の掘り下げ不足から語ります。(※ネタバレ有)
親友かよ / 映画は一人じゃ作れません!(*ネタバレあり感想)
映画制作を通じて友情の本質と向き合う、タイ発の青春映画『親友かよ』をネタバレ有でレビュー。作品の魅力と違和感を率直に綴ります。
感情を拒む物語、感覚を侵す映像 — ブランドン・クローネンバーグ『ポゼッサー』と『インフィニティ・プール』の感想と作家性
ブランドン・クローネンバーグの『ポゼッサー』と『インフィニティ・プール』を通して、“自我の喪失”を描く物語と、観客の感覚を侵す映像表現による作家性を深掘ります。
コンパニオン / 愛はプログラム可能か (*ネタバレあり感想)
ソフィー・サッチャー主演の映画『コンパニオン』をネタバレ有でレビュー。恋愛用AIロボットの支配からの解放を描くスリラー。
おんどりの鳴く前に / オフビートなノワールが問う遅すぎた正義 (*ネタバレあり感想)
ルーマニア映画『おんどりの鳴く前に』をネタバレありでレビュー。聖書の引用に由来する邦題を考察し、“遅すぎた正義”をめぐるオフビートなノワールを読み解く。
デビルズ・バス / “救い”はこんなにも残酷か (*ネタバレあり感想+考察)
映画『デビルズ・バス』史実に基づく衝撃作をネタバレ有で考察。1750年オーストリアを舞台に、信仰と家制度に縛られた女性の悲劇を描く歴史ホラー。※ネタバレ前には注意書きを記載しています。
2025年6月
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