参道のツツジ。4月の終わり、随心院を訪れました。 夕暮れ時、無人の静かな境内に、ツツジの花が見事に咲いていました。 随心院は、平安時代の女流歌人・小野小町ゆかりの寺として知られています。花の名所としては桜や梅が有名ですが、この時期のツツジもまた、ひっそりとした美しさをたたえていました。 華やかさは控えめながら、夕暮れの光に包まれたツツジの風景は、とても印象的でした。 ...
よく晴れてました。5月1日、宇治にある三室戸寺を訪れました。ちょうど平戸ツツジが満開を迎えており、その美しさに圧倒されました。山肌を埋め尽くすように咲き誇る約2万株のツツジは、まさに圧巻。白、桃、紅、赤、朱といった多彩な色合いが絶妙に配され、新緑の山と澄んだ青空とのコントラストがひときわ鮮やかでした。三室戸寺は、宝亀元年（770年）創建の由緒ある古刹で、西国三十三所観音霊場の第十番札所としても知られてい...
背丈以上ある霧島ツツジ濃いオレンジと新緑が綺麗でした。朝日に輝く霧島ツツジと新緑。錦水亭錦水亭の藤棚。全景も美しい。4月22日の早朝、長岡天満宮へ霧島ツツジを見に行ってきました。 長岡天満宮といえば、学問の神様・菅原道真公をおまつりしている神社で、創建はなんと平安時代。 道真公が太宰府へ左遷される際、この地に立ち寄ったご縁から建てられたと伝えられています。静かな住宅街にありながら、歴史の趣と自然の...
春の訪れを感じさせる花のひとつ藤の花。ちょうど見頃を迎えていると聞き、京都市内にある妙蓮寺を訪ねてみました。 妙蓮寺は日蓮宗の寺院で、室町時代に創建された歴史あるお寺です。もともとは別の場所にあったものの、応仁の乱などを経て現在の地に移転しました。 町中の住宅地にあるお寺で、境内の一部は駐車場として使われていますが、その一角に立派な藤棚があります。 ちょうど花が咲きそろい、薄紫色の房が風に揺れて...
1.紙屋川両岸に山吹が咲いています。2.3.新緑の息吹。4.鶯橋。5.山吹6．7.舞台8.9.もみじ苑入り口の大欅。10.鶯橋からの眺め。4月16日、北野天満宮の御土居（おどい）へ、山吹の花を見に出かけました。 この時期、御土居の風景は冬枯れの静けさから一転し、芽吹いた新緑と山吹の鮮やかな黄色が入り混じって、春の深まりを感じさせてくれます。 北野天満宮の御土居は、豊臣秀吉が京都を囲むために築かせた土塁の一部で、現在は...
1．詩仙堂、入り口の石段。2．霧島ツツジが咲いていました。3．見頃です。4．書院からの眺め。5．6．詫びさびの風景。7．庭から見た書院。8．山吹が咲いていました。9．優しい表情です。10．11．静かな書院。12．風情があります。新緑がまぶしい季節、詩仙堂では霧島ツツジがひっそりと花を咲かせていました。 広い庭園の中で一本だけ咲く霧島ツツジ。 その鮮やかな赤が、緑に包まれた風景の中でひときわ目を引きます。 書院...
1.大きな木の間に咲いた山吹。2.酒樽の背景。3.光に輝く山吹。4.神社らしい風景。5.6.水車の前景。7.輝く花。8.望遠での描写。9.10.山吹の花が咲く季節になると、毎年松尾大社を訪れます。 今回は平日の午後4時ごろに足を運びました。閉門時間が午後5時なので、滞在できるのはわずか1時間ほど。 訪れる人も少なくしかも花はちょうど見頃。ゆっくりと、静かな風景を楽しむことができました。 特に印象的だったのは、夕方の逆...
こんにちは。 11月にgooブログのサービスが終了するとのことで、こちらにお引っ越ししてきました。 最近ではSNSが主流で、ブログは少し時代遅れと思われがちかもしれません。 私自身もInstagramを使っていますが、ブログには過去をゆっくり振り返ったり、消えていく風景をじっくり記録したりできる良さがあると思っています。 SNSでも写真やコメントは残せますが、細やかな描写や思いを綴るには、やっぱりブログの方が向いてい...
1.朝日が差しこみ輝く桜。2．織りなす花びらが綺麗です。3．中側から広角描写。4．5．こちらはソメイヨシノ。6．7．横幅が広いです。8．全景9．4月9日早朝、毘沙門堂を訪ねました。 時刻は午前7時半。境内はまだ人もまばらで、写真を撮っている方が二人ほどいるだけでした。 ひんやりと澄んだ空気の中、朝日が差し込みはじめた境内。 そこには、しんと静まり返った空間に、ひときわ美しく咲くしだれ桜の姿がありました。朝の光...
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