5月中旬の北海道,野付半島。 野付半島は,太平洋側に突き出た,細く長い砂嘴(さし)なので,渡りの季節は,シギチが数多く立ち寄る。 今回は,中でも,キョウジョ…
5月中旬,野付半島は,シギチでいっぱいになっていた。 特に,キョウジョシギは,見たことがないくらい,たくさんいて,そこら中,キョウジョシギだらけ。 そして,…
オオジシギは,ユニーク,かつ,派手なディスプレイフライトをする。 上空を,円を描くように,ジャッ,ジャッ,ジャッ,...,と,一定間隔でリズムカルに鳴きな…
最初,見つけたのは,オジロワシ。 頭が白いオジロワシが,2羽,仲良く並んで止まっていた。 2羽でハートマークを作っていた。 このオジロワシを観察してい…
たくさんいたような印象だが,今,冷静になって振り返ってみると,10羽を少し超えるくらいの数だったかもしれない。 野付半島は,砂嘴(さし)である半島の中ほど…
5月中旬,シギチの季節の野付半島。 全く頭になかったので,出会ってビックリ。 シマアジのきれいなオスだった。 首すじまでつながる白い眉斑が,チョコレ…
風がほとんどなく,海が凪いでいたせいか,コアホウドリも,クロアシアホウドリも,海面に浮いている姿が多かった。 クロアシアホウドリ。 コアホウドリ。…
ヒレアシシギのことを書くのをすっかり忘れていた。 良いのを全然撮れなかったので,本能的に記憶から削除していたのかもしれない。 今回の航路は,ヒレアシシギた…
キタオットセイは,北海道よりもずっと北の方の島で繁殖するので,冬に南下していたキタオットセイたちは,この時期,この海域を通過して,海を北上していく。 4月…
この時期,この航路では,この4種のミズナギドリが観察できる。 オオミズナギドリ オオミズナギドリは,翼の裏とお腹が白い。 そのため,ミズナギドリ特有の…
ちょっと前までは会うことも叶わなかった。 1人目。 船が近づくと,脇にどいた。 まだ体が黒い子どもだが,上の写真を見ると,翼に,白い斑が,わずかに出て…
カマイルカなら,泳ぎながら大きくジャンプして,全身を見せてくれることがあるが,イシイルカは,そういうことをしない。 なので,直にイシイルカの全身写真を撮る…
青森県の下北半島,尻屋崎付近の沖合。 航路に,ハシボソミズナギドリ1羽と,数羽のちっこい海鳥が,浮いていた。 ちっこい方は,3羽。 白と黒がはっきり…
外洋にいた,スマートで,超カッコイイ鳥たち。 白いの。 黒いの。 どちらもかなり遠くにいて,遠ざかっていく後ろ姿しか見ることができなかったが,出会え…
5月16日の八戸→苫小牧航路。 この航路では,海鳥以外の生き物たちも,観察することができる。 鯨類では,1年を通して,イシイルカたちと出会うことができ,…
同じようなくちばしのホウロクシギとは,ちょこちょこ出会っていたが,ダイシャクシギは久しぶり。 ホウロクシギと同じように,長くて,湾曲したくちばしを持って…
どうにも気になって,くちばしが灰色に見えたマガモを,もう一度,見に行った。 前回の記事は以下。 『違和感のあるマガモ』 雨が降る中,車内から沼を覗いたら,…
5月19日,八戸の蕪島(かぶしま)神社。 ここで,ウミネコの交尾を見た。 それも,間近な距離から,これ以上はないと思われる角度から。 鳥は,うんち・お…
我ながら,よく見つけたと思う。 ムナグロは,この時期,田んぼによく入る鳥。 しかし,この日いたのは,田んぼは,田んぼでも,草がボサボサ生えていて,一旦…
アニメ「未来少年コナン」に出ていたアジサシは,このコアジサシだったと思う。 アジサシのテキィは,ヒロインのラナと心を通じ合わせ,離ればなれになったコナンとの…
この日,県南沿岸部は,暴風が吹き荒れていた。 特に,亘理ICを過ぎてから鳥の海PAのスマートICまでは,強い横風に車体がぐらつき,手指が白くなるほど,ハンド…
鳥の海は,潮が満ちて,すでに満水状態だった。 これじゃ,シギチはむずかしい。 霧も出てきたし。 それでも,探してみると,堤防の上に,ずらりと並んだシギチの…
待ちわびていた。 コサギに出会うたびに,まだかまだかと,目先ばかり見ていたが,ようやく,赤くなってきた子と出会えた。 目先が赤くなってくると,足指の色も…
妻と一緒に行った龍飛崎。 満足に写真を撮らなかったし,記事にしないでスルーしようと思っていたが,やっぱり,記録に残しておくことにする。 この子は,周りで…
雨上がりの曇り空に上がって,にぎやかにさえずるヒバリ。 雨が降っても,朝から元気いっぱい。 でも,朝,特に,雨が降った後の朝は,まったりと過ごしたい子…
蒲生,七北田川河口から,海の方,仙台湾方面を双眼鏡で見たら,びっくり。 外洋性の海鳥のオオミズナギドリが,双眼鏡でも見えるところに,無数に飛んでいた。 …
雨が降っている中でも,ギョギョシ,ギョギョシ,ケケシ,ケケシ,...,と,にぎやかな鳴き声が,空間を埋めていた。 ヨシの上の方を探してみるが,なかなか見つ…
雨が降る中,車内から沼を覗いたら,こんなマガモが,対岸を通過して行った。 あれ? なんか変。 と思って,よく見たら,このマガモ,くちばしが薄い灰色だった。…
現地に到着すると雨。 青い麦の「のぎ」に滴が付いていた。 その中に埋もれて,スズメ。 麦喰いすずめ。 スズメは,当年生まれの子どもが,その半分しか冬…
龍飛崎の先端の木に,ニュウナイスズメが鈴なり。 背景は,津軽海峡の海。 オス雀が踊る。 メス雀が踊る。 踊る。 踊る。 人が,雀のように踊るのは…
昨年,ハチの面白さに目覚めた。 中でも,スズメバチは,きれいな上に,超カッコイイ。 今年も,そろそろスズメバチの活動が活発になるので,新しい季節に備えるた…
きびたきく~ん,春が来たよ~ わーい わ~い こんど,そっちに行くからね~ じゃぁね~ (2025/05/04 キビタキ)
ぼく,メジロ。 お,誰か来た。 あ。 ボクに用事ないの? 行っちゃた? あれ? (2025/05/04 メジロ)
一般的に,「鶯(うぐいす)色」,と聞いて,イメージするのは,どんな色だろう? 手持ちの新明解国語辞典第4版(三省堂)によると,「緑に黒茶の交じった色。鶯茶…
きれいな石を集め,自分専用の宝箱に入れて,大切にしまっておいたことは,ないだろうか。 昨年,そのような感覚で,きれいな蛾を見つけるたび,写真を撮って,PC…
蕪栗沼からの帰り道,田んぼの中に,マガンの4人家族が,所在なさげにしていた。 と,思ったが,4人のうち,ひとりは,カリガネだった。 おっちょこちょいの私らし…
4月29日,ツルシギなど,内陸のシギチを見たくて,蕪栗沼に行ってきた。 昨年行ったのが4月27日だったので,ほぼ同じ時期。 ときどき雨がちらつくような悪条…
4月27日の鳥の海。 北東側の干潟に,チュウシャクシギが,70羽程度入っていた。 ここのほかにも,たくさんいたので,この日,このとき,ここにいたチュウシャ…
今季は,4月5日,蒲生干潟で出会ったオオソリハシシギが,シギチシーズンの蓋開けだった。 27日,そろそろ,赤くなった個体も来ているかな,と思って,鳥の海に…
この日は,4月27日。 北の繁殖地に向かうシギ・チドリが,そろそろ渡ってきているかもしれない,と思い,仙台市東部の蒲生干潟に行ってみた。 結果,観察でき…
カンムリカイツブリが2羽。 互いに,近づいてくる。 近づいてくる。 女子が,首を振る。 男子も,首を振る。 くちばしを寄せ合って,首とく…
ず~っと昔は,オオバンは冬鳥,バンは夏鳥,というイメージを持っていた。 なので,「バン」という名前は,春になって,冬の当番のオオバンと入れ替わって,夏の当…
ここ,蒲生の遊歩道も,四季それぞれ,花を楽しむことができ,しばらく前から,桜の花も咲いている。 仙台のソメイヨシノが咲く時期から,咲いており,上下の写真は…
早春,雨上がりの朝。 7時半頃は,まだ,花が開いていなかった。 こちらは,お昼過ぎ。 写真ではスケール感がわからないが,実物は,1cm程度のちっぽけな…
今,夥しい(おびただしい)数のハシボソミズナギドリが,東北の太平洋沿岸を北上中。 知床の海が海鳥で埋め尽くされた映像が,放映されることがあるが,その鳥だ。 …
2025年4月20日,航路で,アホウドリの成鳥と出会った。 航路鳥見も長いので,アホウドリとは,何度も出会っているが,幼鳥~亜成鳥ばかりで,成鳥と出会っ…
日本には,緑色のキツツキが2種いる。 1種は,日本固有種のアオゲラ。北海道にはいなくって,いるのは本州以南。 もう1種が,世界に広く分布しているけれど,日本…
北海道大学苫小牧研究林。 演習林と呼んでいたずいぶん前,ここでは,小鳥たちが手のひらに乗って,直接,餌を食べていた。 この日は,そんな時代を思い出させる…
常時水が出ている水飲み場。 一応,人間用のコップもぶら下がっているが,小鳥たちに占用されており,人は近づけず。 一番のお客さまは,ハシブトガラちゃん。…
ここは,北海道大学の苫小牧研究林。 太い幹の朽木に,クマゲラが出入りできるような,大きな洞(ほら)が,ふたつあった。 下の方の洞は,泥で塞がれつつあり,…
やりすぎ,と思うくらい,ハデな衣装を着た男子。 女子は,シックなグレーの羽衣に,白いアイリングがめんこ。 翼の一部に青が入っているのも,オシャレ。 こ…
4月12日の仙台。 家を出たときは,ザーザー雨が降っていたが,天気予報のとおり,現地に着く頃には,気にならない程度の小雨となっていた。 ここ,三神峯公園(…
満開の桜にコゲラ。 スズメのように花チョッキンすることなく,上手に花蜜を食べていた。 コゲラのこのような姿は,これまで見たことがなかったので,新鮮な…
お花見シーズンの最中(さなか)の4月12日。 東北楽天ゴールデンイーグルスの試合を観るため,球場に向かう途中,ある桜の樹の下に,花びらではなく,花まるご…
ホオアカがさえずっていた。 しかも,あちらこちらで。 少数は,越冬しているようだが,基本,こちらでは夏鳥。 数が多かったし,翌日,別のフィールドでも…
名前が表すように,九州では珍しくない冬鳥なのだが,こちらでは稀。 1羽だけだけれど,ここでは,たぶん,昨季に次いで2年連続で越冬。 4月も中旬に差しか…
前回は3月15日,今回は4月10日。 1月近く経ったが,同じ所に,同じようにしていた。 前回は数えもせずに,つかみで,20羽なんて書いたが,今回は,ちゃん…
冬,薮の中に潜んでいたアオジが,薮から出てきた。 あんなにも警戒心が強かったのに,春になって,うかれてお花見に行く人間たちのように,気持ちが浮いてきたのだ…
今回はサルの記事です。苦手な方は閲覧をご遠慮願います 顔が赤い。 尻も赤い。 ニホンザルは,顔も,尻も,色素が少なく,毛で覆われていないため,皮膚の毛細…
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