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2025/02/05

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  • 你可知道我唯一的想要?

    「今日は忘れなかったんですね(笑)」嫌味な俺『先週は本当に申し訳ありませんでした、怒られても仕方ないです』俺は笑顔で「怒ってませんよ」長谷部さんは恐縮そうに『怒って下さい…。』と頭を何度も下げる頭頂部…、ヤバいね…絶対言えない(笑)祭壇の撤収作業は数分で終わりそう「今日の仕事はこれで終わりですか?お茶入れますからゆっくりしていって下さい」俺はダメもとで言ってみた『ありがとうございます。遠慮なくいただ...

  • 待ち人来ずたよりなし

    四十九日が過ぎ、実家の祭壇を撤収する日長谷部さんと約束した時間は17時…、来ない…どんどん時が経って行く…、来ないもしかして忘れているのか、それとも急な仕事?結局、2時間待ったが長谷部さんは来なかったガァ~ン(泣)俺から連絡してみようかとも思ったが、どなたかの家で不幸があり葬儀の打ち合わせ中かもしれないし…翌朝一番に長谷部さんから電話撤収の事、すっかり忘れていたわけではなかったんだないつもなら、すぐに...

  • 今の関係

    役所でいろいろ手続き職員に言われるままあれこれ書類を作成するそんな時スマホに着信…、長谷部さんだ♡「本位牌出来たのでお持ちしたいんですが、お時間ありますか」予定より早く出来たんだぁって言うより、予定より早く長谷部さんに会える「これから実家に戻るんで、1時間後位でも大丈夫ですか」って俺ホントは今すぐにでも会いたいのだが役所の手続きにもう少し時間がかかりそう何日振りだろう…長谷部さんと話をするのは…長谷部...

  • 想いは揺れるのか

    無事に葬儀も終わり、弔問客が帰った斎場はなんかガランとした感じこの時、緊張の糸が切れたのかな父の死をようやく実感したかのように涙が出そうになったバタバタとアレコレしなければならないことが多すぎて泣いてる暇なんてなかった…と言うより涙も出なかった…かないつの間にか長谷部さんがそばに立っていた申し訳なさそうに「よろしいですか?」俺が悲しそうな顔をしていたから声をかけづらかったのかな無事に葬儀を終えられた...

  • 初老でもキュンとなる

    「10円玉を6枚用意してください」長谷部さんに言われたどうやら棺の中に入れるらしい…六文銭?あるかな?と思いつつ言われるままに小銭入れを覗くちょうど6枚あった俺は急いで長谷部さんに渡そうと焦ったのか落としそうになるそれに気付いた長谷部さんは俺の右手から滑り落ちそうな10円玉を俺の右手の下で受け止めようとした結局、1枚の10円玉は長谷部さんの掌にその10円玉を追った俺の左手も長谷部さんの掌に10円玉...

  • もしかして…

    彼の名前は長谷部慎二(仮名)俺は当然名前で呼べるわけもなく「長谷部さん」と呼ぶいろいろな打ち合わせのために、少し小さめのテーブルで向かい合わせ彼は周囲に気を配りながら小声で俺に語り掛ける顔が近すぎて俺はドキドキそんな彼の顔をまじまじと見る髪は坊主に近い短髪、眉毛は濃くはない生やしていない髭も濃くはならない感じでも顎にだけ少し無精髭…それがまたいい感じ黒縁の眼鏡の奥にある目は小さめで一重俺の好みがこ...

  • 不謹慎だとしても

    突然、父が他界葬儀社は全国展開している大手ではなく地元の業者にお願いした葬儀に向けて何をしていいのかわからない俺あれこれアドバイスしてくれる葬儀社の担当は俺よりかなり若そうだでも、なんかすべてお任せできそうな好印象「せいたさんのお父様は結婚が遅かったんですか?」確かにそうだがなぜそんなことを聞いてきたのか…「自分の父とせいたさんのお父様の年齢が…」彼の言いたいことはすぐに分かった元来、俺は実年齢より...

  • 恋の対象

    北国の片田舎で暮らしていると、自分から行動しない限り出会いというものは…ほとんどないそもそも行動的ではない俺…、ゲイの彼氏を作るなんて儚い夢だそれでも、恋はするのです…、それは突然に俺の恋愛対象は結婚適齢期をとうに過ぎた同年代の男タイプだなぁって思える男に会った時、なにげに男の左手薬指に指輪をしているか確認してしまう癖既婚者の中には隠れゲイもいるとは思うが、その確率は低いだろうだから結婚指輪をしてい...

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