天台寺門宗の教会設立を目指して活動している細やかな道場です。 本尊は「大勢至菩薩」他に黄不動尊、毘沙門天、阿弥陀如来、薬師如来、地蔵菩薩、八臂弁才天、吉祥天、大黒天など奉安。 仏教、特に密教に関する事を緩く綴っていけたらと思ってます。
2025年7月
四天王寺別院「勝鬘院」様の愛染祭は大阪三大祭りに数えられ、大阪の夏祭りの魁けとして有名です。 この時期大阪に来ていることが多いのですが、仕事との折り合いがつかず、いつもこの独特なポスターを横目で見て終わっておりました。しかし今年はどうにか仕事を切り上げて三日間あるお祭りの最終日に滑り込むことが出来ました。 山門に至るまでの細い路地に一杯の露店で、身動きの取れない程の人出です。 夕闇の迫る中提灯の美しい金堂。 中では普段秘仏のご本尊愛染明王像のご開帳がされています。 鎌倉時代の作とのことですが、かなりの大きさで秘仏だけに御身体の真紅もよく残って、また古仏らしい良きご尊顔です。 祈願用紙に願意を書…
今日は七十二候の「半夏生ず」 釈迦の時代、インドでは雨季に遊行をやめ一カ所に集まって修行をする「安居(あんご)」が行われていました。これが中国、日本にも伝わり、現在でも特に禅宗の修行道場では夏に「夏安居(げあんご)」、更に冬にも「.冬安居」もしくは「雪安居」と呼ばれる修行期間が設けられています。夏安居の場合、一般的には旧暦の四月十六日から七月十五日までの約九十日間とされ、本来これが明けると盂蘭盆会ということになります。その九十日間の丁度半分を「半夏(はんげ)といいます。 さて、七十二候の「半夏生ず」の「半夏」とは丁度この頃に成長する烏柄杓(カラスビシャク)というサトイモ科の植物のことでちょっと…
2025年7月
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