chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
空生院の旧暦暮らし https://kuushou3938.hatenablog.com/

天台寺門宗の教会設立を目指して活動している細やかな道場です。 本尊は「大勢至菩薩」他に黄不動尊、毘沙門天、阿弥陀如来、薬師如来、地蔵菩薩、八臂弁才天、吉祥天、大黒天など奉安。 仏教、特に密教に関する事を緩く綴っていけたらと思ってます。

聡寿
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2025/02/05

arrow_drop_down
  • 龍石寺様 春の大祭

    旧暦の4月に入った28日、いつもお世話になっている都留市の龍石寺様の春の大祭に少しだけお手伝いに伺わせて頂きました。 春の大祭は夕刻に行われる採灯護摩が有名ですが、私共一門は師僧寺でスペースの関係上採灯護摩をしないので、特に不得意な分野と言わざるを得ませんが、この度は前日の築壇から拝見して大変勉強になったことでした。 大祭当日は朝から薄曇りという感じのお天気でしたが、段々と雲が厚くなり夕方からついに雨が降り出します。それ程強い降りではなかったものの皆覚悟を決めての出仕です。 信者様からお写真を頂きました。 雨で湿度が高かったたこともあってか壇から立ち上る煙が見事です。 しとどに濡れた装束の背面…

  • 春興鏡獅子 文殊菩薩の霊夢

    歌舞伎座は客席の不具合を修復するために14日夜の部から17日まで公演中止となり、18日の休演日を挟んで19日が返り初日となりました。 今月は新作が二演目出ていて中々意欲的な興行だと思います。 夜の部を拝見しました。 私が最も印象に残ったのは意欲的な新作ではなく、尾上右近さんの「春興鏡獅子」。 いいポスターですね! 右近さんは最近本当によく色々なメディアに出ていらっしゃいますね。テレビは勿論のこと、ミュージカルや声優のお仕事もこなされてますが、そうした中で父祖伝来のガチガチの古典で良い成績を残すのは素晴らしいと思います。 右近さんは清元節の家元、清元延寿太夫さんの御次男で、世間一般では母方の祖父…

  • 耳の痛い話

    konjichouin.hatenablog.com 耳の痛い話ではあります。 先週、職場の都合で出仕に及ばぬ日がありました。 ちょうど行中の私はこんな有り難い事はないと思い朝から壇に上がります。 いつもの朝ですともう一分一秒を争うような軍場が繰り広げられるのですが、こうして時間に余裕がある時は準備もダラダラと中々進みません。やっと一座目を終えて次の座の準備をするにもやはり時間的に余裕があることが裏目に出ていつもの倍ぐらいかかってしまったり。結局行法は三座までして今日は他に何をしたかと振り返ると、行法以外大したことは何もしていないことに気づいてしまったりして。 そもそも壇に上がることには全く抵…

  • 二十三夜です

    今日は二十三夜です。 余りお天気は良くなさそうなので、こんな月は拝めそうにありませんが、いつものように修験の月待法をして拝みたいと思います。 また今日から二十四節気の「穀雨」。 春雨が降って穀物が生じる季節。そして次の節気はもう「立夏」です。 人間の思惑を他所にどんどん季節は進んで行きます。 私も智証大師流の十八道が思った以上に進まずどうしたものかと思っていましたが、幸い慣れてきて時間も左程掛からなくなってきたので、考えてみると寝る前にもう一座出来るではないかと思い付き、昨日から一日三座を目指して頑張っております。 なるほど時間は作るものです。 ここから少し追い込んで行きます。

  • 智証大師流十八道 五十座目

    先月から始めた智証大師流の十八道百座の自行は、先頃やっと五十座の折り返しを迎えました。 約40日で五十座。時々化他の行法をしつつ、また仕事もしつつ、なので思ったよりも進んでいません。 しかしさすがに五十座ともなれば、あまりお次第も見ずに迷い無く進めていけるようになって来ましたし、また寺門独特のペースに上手く乗れるようになってきたのかも知れません。 以前に師僧もブログで書いていらっしゃいましたが、山門方の行法ですと手に結んだ印の動きが三度ならば真言も三度になるところ、寺門ですと真言一度の内に印相を三度動かすことが多く、これには中々慣れるのに時間がかかりました。 しかしいざこれに慣れてしまうと、寺…

  • 人型加持のこと

    先月は人型加持のご依頼を何件か頂きました。 人型に関しては、今までにも師僧のブログに何回か取り上げられているので、基本情報はそちらをご参照頂くのに如くはなしと思います。 konjichouin.hatenablog.com konjichouin.hatenablog.com 師僧から人型の書き方を習ったのは、丁度四度加行を終えて不動尊華水供を百座やっている頃だったと記憶しております。師僧のところの人型を書くのを少しずつお手伝いさせて頂きながら覚えていくのですが、多くの人型を書いている内に段々と流れ作業のようになってきます。その時に師僧から注意されるのは、多くの施主様のうち誰が何処の何の疾患で…

  • 久々の晴天 一切皆苦

    東京では染井吉野が満開を迎えてから、数日ずっと花冷えの雨と風でしたが、今日は久し振りの晴天でやっと春らしい天候となりました。 今日は二十四節気の「晴明」 「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」 あれだけの雨風にも降される事なく花を保っている生命力、我々も見習わなくてはいけません。 人間は目の前に辛いことが続くとついめげてしまいがちですが、大乗の四法印に「一切皆苦」とあります。この世の物事は全て無常である故に、全てが人間の思い通りにならないように出来ています。それが全て「苦」に繋がると。つまり我々を取り巻く世界はそもそもが「苦」なのです。その諦観に一度立脚してしまえば、多少生きる…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、聡寿さんをフォローしませんか?

ハンドル名
聡寿さん
ブログタイトル
空生院の旧暦暮らし
フォロー
空生院の旧暦暮らし

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用