粘土を使った人形造形工作や、フィギュアを利用した簡単なジオラマ模型などの工作を掲載するサイトです。 素人製作ですから、本来は他人様の鑑賞に値する物ではあありません。自分の楽しみのための工作です。
<主催者から見た客層> 某紙面に「クラフトドールコンクール」の主催者(事務局の方?)の投稿記事がが掲載されていて興味深く拝読しました。その文章の中で「えっ!そうなの?」と驚く意外な記述があったので、今回はそのお話です。 クラフトアートドールコンクールの鑑賞客の多くが「市販品のドール(プラスチックやキャスト製の人形)愛好者」であると言うのです。それ故に「人形」の形をした作品は比較的販売に結び付き易いが、「人型」をベースにしつつも、ソコから発展させた異形のアート系作品は販売に結び付き難いと言うお話でした。 もちろん、「市販の人形に近い作品」が良くて、「異形のアート系作品」はダメという
顔とボディーが出来上がったので、今度は腕を作ります。 前回までの工作で、ここまで出来ていました。 <腕の造形> バストスタンドⅡは「球体関節人形」をイメージした「飾り物」です。人形にはしませんが「球体関節」を表現したいので、腕や足(の一部)の造形が必要です。 腕を作りました。 只の棒状の腕になってしまいました。・・・・リアルな腕ってどんな形状なのでしょう?先日作った美少女プラモデルの腕を確にしましたが・・・やはり、単なる棒状の物体でした。 先週作った「怪獣8号」のヒロイン「四ノ宮キコル」(BANDAI) ほら、腕は単なる棒状の物体です。 <ボディー側の切削> 球体関節人形の
<顔のメイクアップ> 先日ベース塗装が済んだ頭部パーツにメイクアップを施しました。 この辺の作業は、ソフビ製ドールヘッドで何度も行っている馴染みのある作業です。ただし、ソフビ製のドールヘッドは描画面が非常に滑らかで均整の取れた製品ですが、石塑粘土の自己造形品ですので、凹凸があって、描画し難いです。紙ヤスリで充分に磨いたのですけどね。 ヘッドキャップは焦げ茶色に塗りました。水泳帽を被っているみたいですね。 今回は「貼毛」にチャレンジします。そのため、隙間から頭部の地肌が見えても目立たぬよう、ヘッドキャップは焦げ茶色に塗ったのです。これはazone製の入れ目植毛ヘッドのキャップでも行われ
プレゼントに応募して当たりました。人形作家「ようし」氏作「花の胸像」です。 同梱の案内状 クラフトアート人形展に出品されたビスクドールを1体購入したので、その特典プレゼントに応募しました。抽選結果発表は商品の発送をもって替えるとの事でしたが・・・まさか当たるとは! 人形作家 ようし 氏 作 「花の胸像」 ビスク製の手作り品です。小さいけれど、手にすると質感がスゴイ。そして造形も。 サイズ的には1/8サイズ位かな?全体をモノトーンで纏めた作品なので、ビスクの質感と相まって静謐感があります。 頭髪の表現が独特で、素人の私が見ると「煙」をイメージしているのではないか?と考えますが、作者さ
こちらも、先週の東京出張時の見学記録です。場所は京橋のスパンアートギャラリー。このギャラリーを訪れるのは2度目になります。・・・ちょっと図々しいかなぁ・・・ゴメンナサイ。 今回の企画は「ヒューマノイド」 前回訪問から2か月経っているのですが、つい昨日訪れたばかりのような感覚です。 ギャラリー入口 私が訪問したタイミングは、企画展示会の開催初日で、会場OPENから1時間後というHOTな時間帯です。おそらく、作品搬入直後で多くの人形作家さんが在廊しているのでは?併せて、人気商品の購入目的でOPENを待っていたお客さん達が居て、まだ数名購入手続きの最中かもしれません。 本来ならば私の様な駄客
トルソーの削りとヘッドパーツの造形が概ね出来上がったので、色を付けてみました。 <ボディーの塗装> 大きさ、形状共にほぼ設計図どおりです。そろそろ画像にモザイクが必要なのかもしれません背中の造形は、結局最後までよく分からなかった。今後の課題です。 <ヘッドパーツの絵付け> ヘッドパーツも塗装しました。いや、塗装というよりも「絵付け」に近いイメージですね。積極的に描き込んで、拙い造形を描画でカバーしようという作戦です。(笑) 先ずは顔パーツを肌色で塗装。ボディーと色彩を合わせます。白目を造形します。白目の凹凸を滑らかにしたいのですが、ヤスリが使えません。 (目の周りまで削れてしまう)黒
先週末は東京出張でしたので、創作人形の展示会を探して拝見に伺いました。 場所は墨田区東向島に所在する「gallery hydrangea」。最寄り駅は「曳舟」。 創作人形の展示会で利用される機会が多いようで、これまでTwitter-Xで何度か展示風景を拝見した事のあるギャラリーです。当日はあいにくの雨でした。 佇まいがカッコいいので、いつか訪れてみたいと、以前から機会を狙っていたギャラリーです。まぁ・・・私のようなヲタ者が出入りして良いかは疑問ですが、旅(出張)の恥はかき捨てです!(笑) 展示風景 店員さん・・・じゃなくて管理人さん・・・いや何てお呼びすべきか分かりませんが、撮影
<造形は単純作業の繰り返し> 「バストスタンドⅡ」で粘土を削る記事が続いています。進捗状況が遅く、いつまで経っても似たような記事ばかりで、ご覧下さる方はそろそろ飽きたのでは? 今回は気分転換の意味でで私が最近考えている事を書いてみました。 <カスタムドールの魅せ方> 私はドール趣味を始めて直ぐに「カスタムドール」に重点を置いたため、早い段階から自分が手を加えた人形をどうやって「見せる」か、模索を続けています。 自分が丹精込めて作った作品の完成画像のお披露目ですから、最高の条件で撮った写真を公開したいじゃないですか。 自然の風景を背景に撮影したソフビ製ヘッド&プラ製ボディーのカスタ
ドールヘッドの飾り台「バストスタンドver.2」の製作記の続きです。 本来は必要のない「顔」パーツを作っています。途中まで制作を進めましたが、目の位置が気に入らず、埋め戻して作りなおしました。。(笑) これが今の私の精一杯です。全然可愛くないし、女性なのか男性なのかの判別もできません。 デッサンもロクに出来ない私が造形しているのですから、こうなる事はある程度予想出来ていました。 このサイズの石塑粘土の造形はこの辺が限界だと感じます。脆くてボロボロ崩れてしまうので、細かな造形には向きません。 ところで、「男性の顔」と「女性の顔」は何が違うのでしょう?実は化粧で変わってくるだけで「顔の
しばらく間が空いてしまいましたが、バストスタンドⅡの製作の続きです。前回は石塑粘土の塊を削ってボディーの形を整えていました。オビツ27-01ヘッドを載せてバランスを確認すると、まだまだボディがムッチリし過ぎです。 <指が痺れて・・・これは病気か?> 大幅に削らねばならないのですが、実はトラブルに見舞われています。 前回のボディー切削で夢中になってしまい、3時間ほど休みなしで彫刻刀でガリガリと切削作業を行いました。ひと段落ついて彫刻刀から手を離すと、人差し指の感覚が無くなっている事に気づきました。 しばらく休憩すれば治るだろうと安易に考えていましたが、1週間経っても痺れたような感覚の
購入した創作人形をSNSに載せてはイケナイ・・・のだろうか?
<保有する創作人形> 私は人形作家さんが作った創作人形を3体保有しています。いずれも、正当な手続きを経て、人形作家さんから購入したものです。 これらの人形は、私が日常的にカスタムして遊んでいるプラスチック製の人形と違って、高価だし、造りも繊細なので、基本はそっと眺めて満足しています。 でも、時には衣装を替えたり、背景やミニチュアセットなどを即席で作って写真を撮るなどして楽しむ事もあります。保管棚に入れっぱなしでは購入した意味がありません。 そして、撮った写真をブログに掲載する事もあるのですが・・・、法律上はソレはイケナイ事らしいのです。 <「所有権」と「著作権」> 創作人形は、
100均の造形粘土を捏ねて、1/6サイズの人形のトルソーを作っています。「ヘッドスタンド」とか「バストスタンド」と言って、ドールヘッドの飾り台として使うモノです。 昨年の製作物は胸から上の部分でしたが、今回は胴体を丸ごと造形します。 前回記事までの造形 <彫刻刀による造形開始> 前回は、土台となる台座を100均の茶托を使って作り、造形粘土でベースとなる「塊」を造形したところまででした。・・・全然人体に見えませんが(笑)、ここから彫刻刀で削り出していきます。 彫刻刀による削り出し 先に今回の工作結果をご覧に入れましょう。2度の切削工程を経て、現在ではこのような形状になっています。 1回
<模型作りは好きなのですが> 私は、模型を作る事が好きです。ただし、1つのものにじっくり時間をかけるタイプではなく、イメージが沸いたら、ドンドン作っていくタイプです。ですので、じっくり時間をかけて作りこむタイプの方から見ると、私の作品はとても粗削りでいい加減に見えるらしいのです。 「何でもっとしっかりと作り込まないのか?」とか、「基本的な技法をしっかり学んだ方が良いよ。」なんてアドバイスされてしまう事も多いです。 確かにソレは正論ですが、一方で自分の「楽しみとしての模型作り」は、必ずしも上達を目指す事ばかりが目的ではありません。 大人の趣味と言うのは、仕事の間の限られた時間を活用し
人形制作の練習を兼ねて、ドールヘッドの飾り台「バストスタンド」の第2弾を作る事にしました。Ver.1は、首~肩まででしたが、今回のVer.2は胴体丸ごとの製作を予定しています。 下手くそな下書き。泣きたくなるレベルです。 今回は、造形粘土でベースとなるトルソーを造形していきます。 アイスキャンディーの様ですが、ベースが出来ました。いくら作業の基礎とは言え、もう少し人体っぽく作れば良いのですが、石塑粘土って、結構ベタついて手にくっ付くのです。造形している間に、他の部分に触ると手に粘土が貼り付いて造形が崩れてしまうのです。 ですから、粘土の状態で造形する事はほぼ諦めて、硬化後に「塊」を
<再始動> 創作人形展示会を見学してから、あっという間に1週間が経ちました。刺激が冷めないうちに、自分も何か作ってみようと考えました。 しかし、昨年「球体関節人形」を粘土で試作してみて、予想以上に手間がかかった記憶があります。あの作業を再び繰り返すのかと思うと、腰が引けてしまいます。 創作人形展を見学して気づいたのは、案外「完成した人型」でなく、パーツ的な作品も多かった事。手・足・体・顔・頭、全てを揃える必要はなく、その1部であっても作品となり得るのです。 その方向性で、何か作ってみましょう。自分が一番作りたい部分はドコか? トルソーですね。でもボディーだけ作って、その辺に転がし
Wonder doll in Japan 2025を拝見してきました
前回記事で有楽町で開催された「クラフトドール創作人形展」の見学記事を掲載しましたが、同日、近隣(京橋)の「スパンアートギャラリー」で開催されている「WonderDoll in Japan2025」の展示も拝見してきたので、今回はそちらの見学記録を掲載します。 ビルの入口に看板がありました。スパン・アートギャラリー入口 「ギャラリー」とか「画廊」なる所に立ち入るのは初めてなので、緊張します。そもそも私なんぞが入っていいのか? 受付で優しそうなお姉さんが明るく迎えてくれました。写真撮影もOKだそうです。ありがたい。 丁度、他のお客さんが作品を購入されている所だったため、お姉さんは忙しそうで
かねてより一度拝見してみたいと思っていた「クラフトアート創作人形展」ですが、丁度私の東京出張と日程が重なったため、見に行ってきました。 開催場所:有楽町の東京交通会館地下1階のゴールドサロン 会場は「展示」&「販売」の場です。私のような者が会場に入って良いのか少々気がかりでした。でも幸い、当日は開催2日目ということもあってか、かなり盛況で人の出入りが多かったので、違和感なく入場することが出来ました。(汗) 会場は写真撮影OKでした。 松本実久 さん 「内包するもの」 こちらは、今回の開催にあたってPR用のハガキやポスターに掲載された作品です。まさにこの会を代表する作品と言えるでしょう
これまで、ソフビ系の無メイクヘッドにメイクを施し、オビツ製作所やazone製のボディーを活用し、人形を組んで楽しんでいました。 写真はparabox製1/6サイズ「グレース」ヘッドを利用したカスタムドール「恵」です。 そもそも、私が「人形」に興味を持ったのは、ネットで球体関節人形の画像を見かけた事がきっかけです。ですから、ソフビのドールヘッドに顔を描いたり、レジンで目玉を作ったりと言った「カスタムドール製作」で遊びながらも、「いつかは球体関節人形を作ってみたい」と考えていました。 着手のキッカケは、TwitterXで他人様が素人製作の粗削りな(失礼)球体関節人形を冗談半分でで作って見
ドールの顔を描く練習をするために、安価な無メイクヘッドを買ってきて練習する事があります。練習用とは言え完成させると、首から下のボディーを付けて雰囲気を見たり、記録に写真を撮ったりしたくなりますね。 でも、ひとたびボディを取り付けると、「人形」としての愛着が湧き、ボディ自体が比較的安価な事もあって、そのまま人形として定着してしまいます。 こうして、私の手元には「人形」がドンドン増えてしまうのですが、コレはマズイでしょう!部屋の中が人形だらけになってしまいます。(笑) そこで、完成した「練習用ドールヘッド」を飾る台座を作る事を思いつきました。コレならば人形化させること無く、完成した練習
模型作りが好きで、主にプラモデルで簡単なジオラマ模型を作っていたのですが、その過程でフィギュアにも興味を持ちました。 出来合いの品に色を塗るのではなく、もう少し大きな物ならば自分で造形出来ないかと考え、無謀にも粘土を捏ねて作ってみました。いきなり全身像は難しいので、先ずは顔から。 予備知識ゼロでしたので、樹脂粘土を素材に選びましたが・・・コレが大失敗。弾力があって削りにくいのです。 ハッキリ言って、この辺で諦めれば良かったのですが、興味本位で作業を続けて行きました。 ハッキリ言って怖いですね。 頭髪は樹脂粘土を紐状にして貼り付けました。 これをレリーフのように見せようと、小さ
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