大橋ひろこ(アナウンサー/投資家) ラジオNIKKEI「マーケット・トレンドDX」TBSラジオ「トレードアイランド学園」WEB動画「なるほど投資ゼミナール」など、様々なメディアで活躍する大橋ひろこによるブログ。
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スポンサー企業:JFX株式会社 氷見野日銀副総裁講演前に円高加速、ドル円上値の重さ確認 今日1/30(木)は東京時間午前、ニュースもないのにドル円相場が円高基調を強める局面が。FOMCより動きました。米金利も凪状態(黄色のラインが日米金利差)でしたのでこれは日本独自の動きと見ていいでしょう。 ドル円15分足と日米金利差(2年) 30日、一橋大学政策フォーラム「金利のある世界」における講演が予定されているということで、ここでタカ派的コメントが確認されれば追加利上げ織り込みが一層強まるのでは、という思惑が広がったと推察されます。 これは今日のJFXライブでの安田佐和子氏の解説。 「今
1月FOMC利下げ見送り~DeepSeekめぐりNVIDIAに輸出規制強化検討?
スポンサー企業:JFX株式会社 FOMC、利下げ見送り(予想通り) 今夜の1月FOMCは注目度が高くありませんでしたが、予想通り政策金利は据え置かれました。マーケットも小動き。ほぼノーイベントとなりそうです。 FOMC、政策金利据え置き-インフレ見通しを見極めへ 米連邦公開市場委員会(FOMC)は1月28、29両日に開催した定例会合で、主要政策金利を据え置くことを決定した。昨年に連続 www.bloomberg.co.jp ・フェデラルファンド金利の誘導目標レンジは4.25-4.5%(変わらず) 【声明】 ・インフレに関して前回と同様に「幾分高止まりして
NVIDIA急反騰、DeepSeekショックは限定的か?~ドル円トランプ砲で一転ドル高へ
トランプ砲でドル金利反発、ドル円上昇へ DeepSeekショック時に作ったドル円155.69円とユーロ円162.61円ショート、うまく行ってたはずでしたが、今朝、トランプ砲で台無しです:-( これはドル円15分足、日米金利差(2年)と表示。 FT紙が、トランプ大統領が表明したすべての国からの輸入品に一律で関税を課す措置について「まずは一律2.5%導入、その後、交渉のステージに入って、毎月2.5%づつ上げていく」との考えがあるとのベッセント財務長官の話を報じたことでドル金利が急反発。上記チャートの黄色のライン、日米金利差も急拡大したことでドル円相場が上昇を始めます。 その後、トラン
中国AI「DeepSeek」登場でNVIDIA急落、米金利急低下で円高へ
「DeepSeek」AIモデル R1出現でリスクオフ相場?! 今日はこの話題でもちきりでした。 中国「DeepSeek」はAIのスプートニクショックか - 日本経済新聞 27日の東京株式市場で半導体など人工知能(AI)関連株が急落した。中国の新興企業が開発した生成AIが米国製よりも安いコスト www.nikkei.com 中国のスタートアップ企業が開発した「DeepSeek」が発表したAIモデルR1が、ChatGPTに劣らぬ性能のAIを作り上げてしまった、として1/27(月)AppStoreアプリランキングDeepSeekはChatGPTを抜き1位に躍り出
日銀追加利上げ示唆も円高圧力弱く~全般ドル安基調、今週FOMCとECB
スポンサー企業:JFX株式会社 日銀、0.25%利上げ~政策金利は17年ぶりの水準に ■0.25%利上げで政策金利を0.5%へ 利上げは昨年7月以来であり、政策金利の0.5%は17年ぶりの水準です。ハト派的利上げと予想する向きが多かったですが、声明と会見がややタカ派でした。また、経済物価情勢の展望(展望レポート)で24,25,26年の物価見通しがそれぞれ上方修正されました。 ■声明~金融市場調節方針の変更についてhttps://www.boj.or.jp/mopo/mpmdeci/mpr_2025/k250124a.pdf (利上げ賛成8反対 1▷中村豊明審議委員) 特にタカ派的な
日経平均4万円、日銀受けてレンジブレイクできるか?~短期金利低下でドル全面安
スポンサー企業:JFX株式会社 日経平均4万円へ、レンジブレイク上昇となるか、雌雄決する日銀 今日1/22(木)日経平均は一時40000円を超える局面も。ただし4万円は昨年夏のブラックマンデー以降の鉄板の蓋となる水準。足下では、トランプ相場でレンジ下限から駆け上がって来ましたが、4万円を値固めできるかどうかは、日本の独自要因も必要となってくるでしょう。 1/22(木)39,958.87 円 +312.62円 今日も時事通信や日経新聞が「日銀利上げへ」と確定的報道をしていましたが、会合前に市場に完全に織り込ませるためにメディアを使うのが植田日銀スタイルのようです。今日、明日の利上げ織り
日米株式上昇、リスクオン相場~日銀利上げ織り込みもドル円上昇
トランプ大統領就任ご祝儀相場?日米株価大きく上昇 トランプ大統領就任で日米の株が大きく上昇しています。 1/22(水)日経平均はご覧の上昇。今週日銀が利上げをするだろうというのに、利上げを織り込んでなお強いというのはよほどの買いが入っていると見られます。 1/22(水)日経平均 39,646.25円 +618.27円 起爆剤となったのがこのニュース。 トランプ大統領、ソフトバンク・孫正義氏らとAI開発に巨額投資表明へ - 日本経済新聞 【シリコンバレー=山田遼太郎、東京=四方雅之】トランプ米大統領は21日(日本時間22日朝)、民間企業による米国の人工知能( www.n
トランプ大統領就任、トランプ発言で乱高下も、ドル金利急低下ドル安へ?
スポンサー企業:JFX株式会社 トランプ劇場が帰ってきた、多くの大統領令に署名 1/20(月)トランプ大統領就任。初日から多くの大統領令が発動されましたが、具体的な数字は把握できていません。就任式初日で100近くの署名がなされたとの一部報道がありますが、NHK記事に明らかになっているものの一覧がありましたので転載します。 【速報中】トランプ氏 バイデン政権からの大幅な政策転換宣言 NHK 【NHK】アメリカの第47代大統領に共和党のドナルド・トランプ氏が就任しました。首都ワシントンの連邦議会議事堂の中心部にあ www3.nhk.or.jp 署名された大
トランプ大統領就任、初日の大統領令、関税発動回避でドル売りへ
スポンサー企業:JFX株式会社 トランプ大統領就任式直前の突然のドル安 今夜、米大統領就任式。イベントそのものは早い時間から始まっていますが、就任式はAM1:30~就任宣誓AM2:00~就任演説がAM2:20~の予定。しかし、今日はキング牧師記念日で米株、債券市場は休場。為替市場のみ動いていますが、就任式を控えた22:30頃、突如ドル安が加速しました。 ドル円の15分足でみるとこんな感じ。 ドル円15分足と日米金利差(2年)金利は債券市場休場で止まっています。 吹き出しに書きましたが、トリガーはWSJ紙のこの報道。 ■https://www.wsj.com/politics/pol
スポンサー企業:JFX株式会社 住宅着工、鉱工業生産など米指標好調、ドル買い戻しへ 週明けにトランプ大統領就任を控え、1/17(金)ドルショートの買い戻しのきっかけを作ったのが米経済指標。予想を上回る好結果でドル金利が反発しドル上昇となりました。 22:30 ・12月住宅着工件数 ~15.8%増、前月分も上方修正 結果 149.9万戸(予想132.7万戸、11月129.4万戸←128.89万戸) 米国 住宅着工件数 23:00 ・12月鉱工業生産 結果 前月比+0.9%(予想:+0.3%、11月:▲0.1%) 米国 鉱工業生産 (前月比) ・12月設備稼働率 結果 77.6
スポンサー企業:JFX株式会社 ウォラーFRB理事発言で、米金利更に低下 米金利はトップアウトしたのかもしれません。トランプ大統領就任前にPPI,CPIなどインフレ指標が警戒したほどに強くなかった=鈍化していたことに加え、今夜はウォラーFRB理事発言に市場が反応しました。 金利は急低下しています。 米国債利回り ウォラーFRB理事、25年前半に追加利下げも-インフレ良好なら 米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は、今後も良好なインフレデータが続いた場合は2025年前半に追加利下げが実施さ www.bloomberg.co.jp ・明るいインフレ指標
CPI受けドル金利急低下、日本の金利だけ下がらず~来週の日銀で利上げはあるか
スポンサー企業:JFX株式会社 米12月CPI鈍化受け、米金利急低下 先週1/10(金)の雇用統計が予想を上回る強さだったことから上昇を加速させていた米金利ですが、今夜の12月消費者物価指数(CPI)の発表を受けて急低下中。 米国債利回り ■12月消費者物価指数(CPI) 前年比+2.9%(予想:+2.9%、11月:+2.7%)⇧ 前月比+0.4%(予想:+0.4%、11月:+0.3%)⇧ ■コア指数(食料品やエネルギーを除いたCPI) 前年比+3.2%(予想:+3.3%、11月:+3.3%)⇩ 前月比+0.2%(予想:+0.3%、11月:+0.3%)⇩ 【米CPI】コアイン
スポンサー企業:JFX株式会社 連休明け、日経平均は下値支持線割れ 1/14(火)日経平均 38,474.30 円 ▲716.10円 金利高で米株のチャートが悪化しているので、想定内の動きではありましたが、昨年8月の令和版ブラックマンデー後はレンジではあったものの下値を切り上げていたのですが、その下値支持線を割り込んでしまいました。早晩この支持線を回復できなければ長期に軟調な展開を強いられる可能性も否定できません。 特に半導体銘柄が売られていましたが、米バイデン政権が昨日13日発表したAI向け先端半導体の輸出規制見直し案が影響。これは、先端半導体が第三国を通じて中国やロシアに輸出される
スポンサー企業:JFX株式会社 ドル円、強まる円高圧力 東京市場は成人の日で祝日となった13日(月)。 祝日でも海外勢の仕掛けがあるわけでもなく、ドル円相場は穏やかな値動き。とはいえ、雇用統計後、ドル金利が急上昇したにも関わらず、売り圧力が強く円高気味での推移。日銀の12月利上げ見送り、米利下げの後ズレ観測の台頭でも円キャリー・トレードが再開しているムードはありません。 ドル円15分足と日米金利差(2年) ドル金利上昇は今夜も続いています。金利面からみればドル円はもっと上昇してもいいはずですが、そうはなっていません。上値の重さが不気味です。やはりリスクオフのセンチメントにあるというこ
雇用統計好結果受けて米金利上昇もドル円下落?!~米株も下落加速
スポンサー企業:JFX株式会社 雇用統計予想を上回るいい数字でドル金利さらなる上昇 米国、労働市場は緩みが見られるとの指摘もあったのですが、蓋を開けてみればヘッドライン上は大変強い数字が出ました。 【米雇用統計】驚きの強さ、追加利下げ後ずれへ-市場関係者の見方 昨年12月の米雇用統計では、雇用者数が3月以来の大幅増加となり、失業率は予想外に前月から低下した。利下げ休止の論拠を裏付け www.bloomberg.co.jp 【米12月雇用統計】 ・非農業部門雇用者数(NFP)~予想を超える増加 結果+25.6万人(予想:+16.5万人、11月:+21.2万人
円売りよりポンド売り?英国債務危機再来か、ポンド下落はトレンドが明白
スポンサー企業:JFX株式会社 今夜、カーター元大統領葬儀で米市場休場、米株は下げ止まるか 今日1/9(木)は米市場休場です。為替は動いていますが参加者は少なく小動き。休場前1/8(水)は米長期金利が一段高となったことから米国株が大きく下落してスタートしましたが、休みを前にショートの買い戻しも入ったのか、引けてみればダウ平均やS&P500は小幅にプラス圏に浮上して取引を終えています。それとも米国株市場は高金利に耐性がついたのか、しかし長期金利が再び5%台に乗せる事があれば、本当に耐えられるのか。 上段 ダウ平均 S&P500 SOX指数 下段 NASDAQ ラッセ
スポンサー企業:JFX株式会社 またもトランプ砲、米長期金利さらなる上昇でドル高加速 CNNの報道で米長期金利がさらに上昇しています。 「トランプ政権は新たな関税導入を可能にするため、国家経済非常事態宣言を検討」 Trump is considering a national economic emergency declaration to allow for new tariff program, sources say CNN Business President-elect Donald Trump is considering declaring a nat
米長期金利4.69%まで上昇、米株に売りが広がる~ドル円相場は結局レンジ
JOLTS,ISM非製造業景況指数が予想を上回り米株全般売り転換 今夜は米金利が跳ねちゃってます。 米長期金利(10年国債利回り)は4.699%まで上昇中。 米国債利回り 米国経済があまりに強い、ということでますます利下げの必然性が薄れています。今夜の注目はJOLTSとISM非製造業景況指数。 ・米11月ISM非製造業景況指数 結果 54.1(予想:53.5、10月:52.1) ・米11月JOLT求人件数 結果 809.8万件 (予想:774万件、10月:783.9万件←774.4万件) この2つの指標が発表された0:00、ドル金利急上昇につれてドル円相場も上昇しました。今
トランプ砲でドル円乱高下~大発会軟調も米株大幅上昇で明日の日本株に期待
大発会3年連続下落、日経平均4万円の壁 日本が正月休みで休場となる中、米国株は12/30~1/2までの間下落が続き冴えない展開ではありましたが、3日(金)はSOX指数が大きく上昇、半導体関連銘柄中心に大きく反発していただけに、それほど悪い幕開けにはならないのではと思っていましたが…。寄り付きから最初の10分は上昇していたのですが、大きな売りが降ってきました。日経平均は24年末比587.49円(1.5%)安の39307.05円。大発会での下落率は20年以来、下落幅では08年以来の大きさだとか。 日経平均日足 4万円の壁が厚い 今日の下落の背景は 1)バイデン大統領、日本製鉄による米鉄鋼
年末年始はドル円レンジもユーロ急落、米株は持ち直すか?中国金利急低下
結局レンジとなった年末年始のドル円、12/31に156.01円まで円高となるも あけましておめでとうございます。12月日銀会合での植田総裁のハト派会見から急上昇したドル円相場、年末年始に海外勢による円キャリー再開で日本の通貨当局の介入もあるか?と警戒されましたが、警戒が強い時ほど何も起こらないものですね。ドル円相場はほとんど動意がなく小動きに終始。穏やかな年末年始となりました。明日1/6(月)から動きが出るでしょうか? ドル円日足 日銀後のドル円の高値は12/26の158.08円、安値は12/31の156.01円。2円幅もあればデイトレ、スキャル勢には十分かもしれませんがトレンドフ
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