大橋ひろこ(アナウンサー/投資家) ラジオNIKKEI「マーケット・トレンドDX」TBSラジオ「トレードアイランド学園」WEB動画「なるほど投資ゼミナール」など、様々なメディアで活躍する大橋ひろこによるブログ。
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NVIDIA決算好調も株価下落、月末リバランスか、ドル独歩高
スポンサー企業:JFX株式会社 注目されたNVIDIA決算、過去最高増収増益も株価は・・・ NVIDIAは2025年度第4四半期(11-1月期)の決算を発表し、市場予想を上回る好業績を記録しました。 ■売上高: 約393億ドル(前四半期比+12%、前年比+78%)予想上回る ■EPS: 0.89ドル~市場予想を0.05ドル上回る) ■データセンター部門売上高: 356億ドル(前四半期比+16%、前年比+93%) ~総売上高の91%を占める。NVIDIAの主要な収益源。 ■2025年度通期売上高: 1305億ドル(前年比+114%) 最新AIチップ「Blackwell」シリーズが
スポンサー企業:JFX株式会社 NVIDIA決算前、米株全般戻り鈍く軟調地合い続く この後6:20にNVIDIAの決算が発表されますが、皆さんがこのnoteを読む頃には結果が出ていることでしょう。ここ2年ほどの米国株市場を牽引してきた生成AI、半導体の雄であるNVIDIA決算の注目度は高く、この決算を確認するまでは積極的にリスクを取れないという向きもあろうかと思いますが、このところの米国株の軟調は、トランプ関税発動が米景気に悪影響となるのではないかという警戒もありそうです。米PMIの悪化、2月消費者信頼感指数の悪化などは景気先行き不安の現れです。 そして今夜は、新築住宅販売が悪化。
スポンサー企業:JFX株式会社 リスクオフの様相強める、米株続落、ハイテク銘柄崩れる 今夜も米国株の売りが止みません。 上段 ダウ平均 S&P500 SOX指数 下段 NASDAQ ラッセル200 ダウ輸送株 特にマグニフィセント・セブンなどハイテクの一角の下落がきつい。 上段 META Microsoft Alphabet NVIDIA 下段 Amazon Apple Tesla PLTR 昨日はマイクロソフトが「少なくともデータセンター事業者2社との契約を解除した」というレポートが注目されました。AI向けの演算能力が供給過剰なのでは?という懸念が広がり売りが広がった
スポンサー企業:JFX株式会社 米国株市場、マグニフィセント7などテック企業軟調 2/21(金)、米2月PMIや中古住宅販売の悪化やユナイテッドヘルスケアの下落を受けて大きく崩れた米国株市場。今夜はダウ平均が持ち直しているもののナスダック100,SOX指数が弱くハイテク銘柄の調整が続いています。ただし、NYオープンで大きく下落したものの場中でリバウンドしてきており、NYクローズではプラス圏に浮上するかもしれません。 世界の株価 1:38時点 ダウの堅調は、JNJやP&G、アムジェンなどディフェンシブに資金が集まっていることのようです。リスクオフといっても◯◯ショックというよ
スポンサー企業:JFX株式会社 21日(金)大幅下落となった米国株、ダウ平均748ドル安 週末米国株が大きく崩れました。ダウ平均は昨年12月高値を超えられずの下落でダブルトップの様相。ナスダックは高値を超えたものの勢いがつかず急反落の形。S&P500は12月、1月、2月と高値を切り上げていますが、週末の下落はただの調整(押し目)でしょうか。 上段 ダウ平均 S&P500 SOX指数 下段 NASDAQ ラッセル200 ダウ輸送株 下落の背景はいくつか指摘されています。一つは米国景気指標の悪化です。 23:45発表の米2月PMIですが、コンポジット(総合)PMIは2
スポンサー企業:JFX株式会社 ドル円150円大台割れ、止まらぬ円高、止まらぬ円金利上昇 ドル円下落が止まりません。 ドル円日足 2/20(木)150円大台割れ示現。ドル高が抑制的であることに加え円が猛烈に強い。通貨インデックスを見れば明らかですが、今夜はドル独歩安。昨日のドル高は一時的なものだったようです。やはり2025年、ドルは緩やかに低下するトレンドにありますね。 通貨インデックス比較 円の強さが際立つ 円の強さの背景はまず、円金利の上昇。今日も上昇が続き長期金利は1.45%台へ。このピッチで金利が上がって日本経済は大丈夫?! 日本国債利回り 円金利の上昇は言わずもがな1月会合
スポンサー企業:JFX株式会社 高田日銀審議委員講演、ドル円乱高下もやや円安方向へ 今日は日銀審議委員の高田氏の宮城県での講演が注目されていましたが、このイベントを持って一段の円高が進行するということはありませんでした。 こちらが講演録https://www.boj.or.jp/about/press/koen_2025/data/ko250219a1.pdf 日銀 高田審議委員 “さらなる利上げ必要”考え示す NHK 【NHK】日銀の金融政策の決定に関わる高田創 審議委員は19日仙台市で講演し、先月の追加利上げのあとの金融政策について、物 www3.nhk.o
スポンサー企業:JFX株式会社 日本の長期金利2009年来の1.43%へ 週明けの10-12月期GDP速報値発表を受けて日本の金利上昇が加速しています。今日はとうとう1.43%台へ。これは2009年以来15年3ヶ月ぶり。 【日本市況】長期金利が09年来の1.43%、日銀利上げ警戒-銀行株上昇 18日の日本市場は債券が大幅に下落し、長期金利は1.43%と2009年以来の水準に上昇した。米国の長期金利が時間外取引で上 www.bloomberg.co.jp 日本国債利回り 今日は元日銀副総裁の中曽氏の日本記者クラブでの講演が話題となりました。今回の利上げは政策金
スポンサー企業:JFX株式会社 止まらぬ円金利上昇、日銀追加利上げの確度高まる? 今日はプレジデンツデーで米国市場休場ですので、米金利は動いていません。米国は3連休。一方で円金利は週明け17日月曜日、ご覧の上昇です。 長期金利、1.4%台に乗せてきました。 日本国債利回り 今日の日本の金利上昇は10-12月期のGDP速報値を受けて 10-12月の実質GDPは年率2.8%増、伸び率拡大-市場予想上回る 日本経済は昨年10-12月に成長が加速した。輸入の減少を主因に外需が全体を押し上げたほか、設備投資も堅調だった。3四半期連 www.bloomberg.co.jp
米小売売上高悪化でドル一段安、米連休前の手仕舞い?貴金属急落
スポンサー企業:JFX株式会社 予想を下回る悪結果となった小売売上高でドル金利一段の低下 先週は12日のCPIでドル金利急上昇・ドル高となったのですが、13日のPPIを受けてドル金利が急反洛、そして14日の小売売上高が予想を大きく下回ったことでドル金利一段の低下で、ドル売りが優勢となりました。結局、トランプ大統領就任からドル安の流れが続いています。 米小売売上高、1月は前月比0.9%減-山火事や悪天候など影響 1月の米小売売上高は市場の予想以上に減少。ここ2年近くで最大の落ち込みとなった。昨年終盤は堅調な伸びを示していたが、202 www.bloomberg.co.j
スポンサー企業:JFX株式会社 CPIに続きPPIも予想を上回る強い結果も、ドル金利低下ドル安へ やはりドルの上値が重いですね。今日はPPI生産者物価指数が発表されましたが、昨日のCPI消費者物価指数に続き大変強い結果となりました。しかし、ドルは売られています。 米PPI、1月は予想上回る伸び-食品やエネルギー価格上昇が影響 1月の米生産者物価指数(PPI)は市場予想を上回る伸びを示した。食品やエネルギーコストの上昇を反映した。トランプ政権による www.bloomberg.co.jp ヘッドラインで確認できる数字は、前回12月分の数字が軒並み上方修正され
米CPI強くドル金利上昇も、ユーロ高?ウクライナ戦争停戦に向け進展
スポンサー企業:JFX株式会社 米1月CPI上振れでドル金利上昇もドル高ならぬユーロ高へ? 薄々、CPIは強い数字が出る予感もありました。昨晩のパウエルFRB議長の議会証言では動かなかった為替市場、何故か東京時間から猛烈にドル円・クロス円が上昇、これまでの円買いトレードの凄まじき巻き戻しがありました。これと言って材料がない中で、ひょっとしたら今夜のCPIが上振れるという話でも広がっているのかと感じた次第。ノーポジでしたので静観しておりましたが、蓋を開けてみれば案の定です。総合CPI,コアCPIの前月比、前年比全ての項目で予想を上回る強い結果となりました。 米1月CPI結果 ドル円相場
鉄鋼・アルミへの関税発動も冷静な市場、今夜パウエル議長議会証言
スポンサー企業:JFX株式会社 鉄鋼・アルミへの関税賦課大統領令署名も大きな混乱はなし? 2/10(月)トランプ大統領はアメリカが輸入する全ての鉄鋼・アルミニウムに対し、25%の関税をかける命令に署名しました。これまで関税を減免してきた国々も「例外なく」対象にする方針で、日本も含まれるものと思われます。発動は来月12日。 トランプ氏、鉄鋼・アルミ輸入に25%関税賦課-貿易戦争激化へ トランプ米大統領は、鉄鋼・アルミニウムに25%の関税を賦課することを命じた。政治的に重要な産業を守るため一部の同盟国にさえ www.bloomberg.co.jp
スポンサー企業:JFX株式会社 日米首脳会談後、関税発動警戒の中、小確りとなった日本株 日経平均やTOPIXは相変わらずレンジの中での推移。日米首脳会談を受けて日本株が物色されるような好材料があったわけでもありませんし、先週2/7(金)は米雇用統計の強さを受けて米金利上昇、米株が全面安の展開となったことを考えれば、週明けの日本株市場、大きく下げなかっただけでも上出来です。しかも、銘柄選択ができていればかなり利益を手にできる相場展開となっています。小型、グロース株が強いんですね。22年からの日本株上昇は外国人投資家好みの大型株主導の相場展開が続きましたが、すっかり様相が変わっています。
スポンサー企業:JFX株式会社 成功裏に終わった日米首脳会談、10日に関税詳細発表か アジア版NATO、日米地位協定見直しなどを掲げていた石破首相ですが、初の日米首脳会談では自身の構想の一切を封印。予てから安倍元首相批判の急先鋒として知られていましたが、今回の会談で石破首相は「日本と米国は今、非常に緊密な関係にあるが、それは全て第1次トランプ政権で大統領と今は亡き安倍元首相の二人によって礎が築かれた」と語るなど、安倍元首相のレガシーを引続ぐ姿勢を見せました。石破首相は割とすぐにスタンスを変化させます。今回はそれが功を奏したためそれで良かったのですが。 また今回通訳を務めたのは安倍氏
スポンサー企業:JFX株式会社 突如タカ派化した日銀、円高圧力が強まる展開へ 円高です。通貨インデックスでみると明らかに円が強い。 通貨インデックス比較 今夜は米金利がやや反発基調にあり、ドルも持ち直していますが、ドルよりも円が圧倒的に強い。日銀の追加利上げが年央ではなくもっと前倒しされるだろうという一部観測が醸成されつつあることが背景かと思われます。 今日ドル円相場は152円大台を割り込みました。 ドル円日足 今日は、日銀の田村審議委員の講演が一段の円安をもたらしました。 物価目標は25年度後半に実現、少なくとも1%程度まで利上げ必要=田村日銀委員 日銀の田村直樹審議
スポンサー企業:JFX株式会社 トランプ2.0相場の方向感のない短期的なボラ上昇に苦戦していましたが、ズドンと円高来ましたね。上値がきれいに切り下がる下落トレンドにある、として昨日ドル円をショートしましたが、やっと報われました。 ドル円日足 何がこれほどの大きな円高のトリガーとなったのか。 JOLTS求人件数の急減で米金利急低下 これは今日ではなく昨晩2/4(火)の米経済指標なのですが、JOLTSの数字が悪くて米金利が低下していたんですね。 米求人件数、12月は760万件に減少-市場予想800万件 昨年12月の米求人件数は予想以上に減少し、3カ月ぶり低水準となった。労働
連日史上最高値を更新し続けているゴールド。 国内金価格は2/3(火)も史上最高値を更新しています。 1g15000円にもなっています。 なぜゴールドは上がり続けるのか? 今からゴールドへの投資は遅くない? ”円の下落”をカバーする”無国籍通貨金”のすべて 皆様の疑問にお答えすべく、最新のゴールドを取り巻く材料をまとめた 1冊、「今こそ、ゴールド投資!」を2/19に上梓します。 https://amzn.to/4jJ0GH5 日本貴金属マーケット協会代表 池水雄一氏との共著で、 対談形式でよりわかりやすくなっているかと思います。 2030年にゴールド1グラムは2万4000円にな
トランプ関税への警戒、アク抜けしたか?中国へ関税発動も米株全般上昇へ
スポンサー企業:JFX株式会社 中国へは10%の関税発動もマーケットはアク抜け? 2/4(火)朝起きたら、カナダも関税発動が1ヶ月延期されていました。メキシコ、カナダへの25%の関税は両国が国境警備を強化することで合意したことで1ヶ月発動の猶予を与えられた格好です。これを好感して2/4の東京株式市場は急反発、2/3に日経平均は1000円超も下落しましたが、一時500円を超える上昇で半値を取り戻していましたが、14:01、中国へは10%の関税を予定通り2/4~実施すると関税発動が発効されたというニュースが駆け巡り、株は急速に上げ幅を縮小、クロス円が急落する局面がありました。 目まぐ
東京市場は全面リスクオフ、米市場、メキシコへの関税発動、1ヶ月延期報道で急反発
スポンサー企業:JFX株式会社 トランプ関税発動で日本株市場全面安~米国株市場も大幅安スタート ※note執筆途中にメキシコ関税発動延期の報が入ってきたため、前半はリスクオフ相場の中での解説になっています。最後までお読みいただければ幸いです。 ⬇️ 覚悟はしていましたが、週明け2/3(月)日本株市場全面安の展開となりました。先週末にトランプ大統領がカナダ・メキシコ・中国への関税発動の大統領令に署名したことを受け、株式市場には悲観が広がりました。日経平均は1000円を超える下落です。 2/3(月)日経平均 38,520.09円▼1,052.40円 日本の金利上昇を支えに銀行株などが牽引
トランプ関税発動、カナダ/メキシコ/中国だけじゃない?次は2/18頃
スポンサー企業:JFX株式会社 トランプ大統領、カナダ/メキシコ/中国へ関税発動 先週のFOMCは予想通りでほぼノーイベントでしたが、トランプ劇場が相場を動かしていますね。2/1からメキシコ、カナダ、中国に関税を発動するとしていましたが、トランプ氏、本当に大統領令に署名しました。 トランプ関税4日発動、メキシコ・カナダ・中国に 貿易戦争に発展か トランプ米大統領は1日、カナダとメキシコからの輸入品に25%の関税、中国からの輸入品に10%の追加関税を4日から課す大統領 jp.reuters.com ・トランプ米大統領は1日、カナダとメキシコからの輸入品に2
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