どこかの銀行?それとも保険会社だったかとてもきれいなカレンダーでしたからその年が終わってからも部屋の壁にずっと貼り続けましたイラスト永田萌とありましたカレンダー
開けっぱなしの窓から蜂が行ったり来たりしていました本棚の奥には土で作ったらしい小さな壺が引っ付いていましたそれは蜂がこしらえた巣なのだそうですとても小さな壺
前回の投稿記事を書き終えるとあることに気がつきました黄色のプラスチック製品にワクワクする感覚と月を見てワクワクするする感覚はもしかしたら似ているかもしれないと黄色についての仮説
黄色のビニールボール黄色の消しゴム黄色のスーパーボール黄色のキャップ…黄色のプラスチック製品になぜかワクワクしていた子供時代でしたそして今もその名残りが嗜好の隅に残っているような感覚があるのです黄色のボール
玄関を上るとすぐの廊下のかどっこは祖母が仕立て上げたばかりの着物が保存される場所になっていました着物は完璧に畳まれ厚紙と薄板でサンドイッチにされた状態で寝かされて更にその上には大きな木の箱がオモシとして乗せられているのでした木の箱はとても重いもので子供の私にはとても持ち上げることなどできませんでした(一体何が入っていてあんなに重いのだろう…)ずっと疑問に思っていましたそしてそれはいまだに謎なんです祖母はずいぶん前に102才で亡くなりましたオモシ
母は台所をやりながらたまーに鼻歌を歌いました♪これこれ杉の子起きなさい〜♪ここだけを何度か繰り返して歌うのでしたハナ歌
台所の壁の隅っこに兄弟の誰かが鉛筆で描いた落書き密かに気に入っていました結局誰が描いたのか知らないまま家は取り壊されてしまいましたマスコット
いちごの空き容器で飼っていたヤドカリは何度か脱走をしました仏壇と壁のすき間にいる所を発見されるのが常でした不思議なのは脱走途中にある階段をあの子はどうやって登っていったのだろう…すき間
梅雨の時期に実をつけるその木をユスラウメと家族は言っていました雨の日に友だちと収穫した思い出をミニトマトを食べて思い出しています味が似ていたのですユスラウメ
祖母は着物の仕立てを仕事にしていました部屋の片隅にハンドクリーム開けると折れた針が入っていました子ども心に怖かった針
生家の小窓そこから春が見えました小窓
「ブログリーダー」を活用して、シロさんをフォローしませんか?