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水底の月 https://ameblo.jp/ryoko50/

出会いは先生と生徒だった。 私たちの時間は今も遠距離、水底で静かに四半世紀を越えた

sana
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2023/08/16

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  • リアルタイム20231026 HSS型HSP

    ちょっとだけ、リアルタイムで 最近になって、ていうかホントにこの数年。HSP(Highly Sensitive Person)という気質のことが少しずつ世間に…

  • 回想

    知れば、判れば、不安は少なくなるどの公式を使って解けばいいのかが解ったら初めての問題でも解法が見えてくる昔、雅治に対峙する時(恋する相手との関わりを「対峙する…

  • 願ったとおり

    私も雅治も、あまり食にこだわる方ではない。一人で、ならばどちらも適当に済ませてしまいがちな。だから、あえて今回は行くまでに時間があったから、食べてみたいものを…

  • 柔軟剤

    一度、では許してもらえない 二度、三度・・・自らの発散を後回しにし、私が本気で振りはらい止めてと懇願するまでそれは昔より執拗になった  水から引き上げられた魚…

  • 私が望むように

    私を目の前にすると、雅治は言うsanaが隣に立つと、日常を忘れてしまう僕は我を忘れ、理性を無くしてしまうだから、抱いている時のことなんかとても覚えていられない…

  • 抱かれる準備

    「雅治・・・ちょっと待って」  「今日はもう、ここまでずっと待った」   何も言わず、ふたりでいる時すら平静を装う私のなかに、くぐもってうごめく邪な欲望がある…

  • ちょっと待って

    「どうしたの?」 このホテルは、会場から近いおそらく、今日の宿泊者は関係者も多いことだろう 誰か知っている人、の気配を感じそうで すぐに招き入れ雅治もまた滑り…

  • どうしたの?

    30分後にフロントでそう約束して、 「あ、そうだ。sanaは何号室?」 「1005号」 「だいぶ上の階だね。聞いとかないと、夜行けない」 クスッと微笑むと雅治…

  • 同じホテル

    同じホテルを予約していた。これまでも、何度か同じ学会に参加することはあったけれど、ホテルを同じにすることはなく私が行くと言い出した翌日、雅治は「○○ホテルを取…

  • 岩肌の景色

    眼下に広がる非日常の景色は美しかった行きたい、と言った雅治の願いを、天は良く晴れた空として叶え  来ることがなければ、見ることもなかったましてふたりで来るなん…

  • 気づく

    子供の頃「相手の目を見て話しなさい」と言われた目を見て話をし、目を見て頷きそれが相手への誠実さの伝え方だとだけど、こちらがそうでも目には、言わない意思が宿るこ…

  • 改札の向こうから真っ直ぐに私を見つめている雅治と、目が合った華やかに笑うわけでなく大きく手を振ることもないただそこに立ち、私を見つめる手招きもせず、体の向きす…

  • 改札

    青空の日だった  「あと20分で着きます」 「改札前に迎えに行くよ」  来たことのない県に来たひとりで来る、行くのと最初に言いだしたのは私だけれど、ひとりだっ…

  • 四角四面

    「私ね・・・人様に見える分には四角四面な人間でいたいの。こんなことをしておいて何を言うかと言われるのはその通りなんだけど。真っ当で、ちゃんとしてて、徹底的に真…

  • お揃いの記憶

    「もう、ほとんど叶ってしまった」 「何が?」 「雅治としたいことはほとんど叶った。もう充分」 「充分って・・・それはどういう意味?もう逢わなくてもいい、という…

  • ・・・そんな風に思ってたの

    「・・・雅治は、私が感じているあなたの魅力はSEXのテクニックだけだとでも言いたいの?」 「・・・」 「あるとすれば、そうね、それは2割か、3割」  「・・・…

  • 僕の、どこがいいの

    「じゃあsanaは・・・僕の、どこがいいの」雅治は私に「私のどこがいいの?」と言われては「・・・全て」と繰り返す「じゃ私の何がいいの」と問えば「え、こっ・・心…

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