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  • マウステイル

    私は今まで普通のマウスを使っていたのですが、2か月ほど前から、ワイヤレスマウスを使うようになりました。ワイヤレスマウスを導入するきっかけとなったのが、世に知られる「仁義なきケーブルの戦い」です。私が所持する慎ましやかなノートパソコンは、USBポートが2つしか付いていないので、電源のケーブルとマウスのケーブルがこんがらがってしまうのです。その様相はまさしくモンジャラであり、くんずほぐれつを体現しています。 このままの状態を放置していたら、大規模なケーブル戦争の勃発は避けられません。なので私は、仲介役として2本のケーブルの間に割って入りました。ケーブルからの抵抗が多少ありましたが許容範囲です(報復…

  • 不可思議なビーン

    数学者のピタゴラスは、豆を嫌っていました。「俺も数学は嫌いだわ。ルートの記号なんか滑り台にしか見えないし」という人もいるでしょう。全くもって同感です。しかしながら、ピタゴラスの豆嫌いは、そんじょそこらの嫌いのレベルとは隔絶しています。ピタゴラスは教団を組織していて、そこに所属する全員に対して「俺は豆が大嫌いだ!だからお前らも豆を食べるな!」と強制したのです。なんというか「私は〇〇ちゃんが嫌いだから、あなたも〇〇ちゃんと話しちゃ駄目だからね!」と言い放つ女子小学生みたいですね。身勝手の発露でございます。 ピタゴラスが豆を嫌いになった理由は様々あります。「豆を食べない方が安眠できるから」といった穏…

  • ピタゴラスウッシ

    ピタゴラスは、古代ギリシャの哲学者です。ピタゴラス本人を知らなくても「ピタゴラスの定理(三平方の定理)」や「ピタゴラスイッチ(NHKの番組)」を知っている人は多いでしょう。ピタゴラスは、哲学者としても数学者としても活躍しました。労働者としても納税者としても活躍している私達と相通じる部分がありますね。賃上げ要求じゃあ! 真偽の程は不明ですが、ピタゴラスは、ある定理を発見した際に、生贄として牛を神に捧げたと言われています。牛からすれば、たまったものじゃありません。うららかな春の日差しを全身に浴びて、のんきに草を食んでいたら、ピタゴラスが突然やってきて「俺は定理を発見した。だからお前を生贄として神に…

  • 銅像を鑑みる

    ここ数日は『考える人』について考えています。『考える人』はどこの誰が見ても、「あぁこの人は何かしら考えているんだろうなぁ」とわかるので、一ひねり加えると深みが増すと思います。例えば『カンガルー人』ならどうでしょうか。『考える人』の前を一瞥して通り過ぎる人でも、『カンガルー人』の前ではピタッと足が止まります。「カンガルー人ってなんだ?カンガルーと人間の融合体か?出生証明書にはどのように記載するんだ?』と様々な疑問が生じること請け合いです。こちらの思うつぼですね。カンガルーのお腹の袋に取り急ぎ収納しましょう。 『考える人』は拳を顎に当てているので、差別化を図るために『カンガルー人』は拳を前に構える…

  • 思考回廊

    銅像といえば『考える人』を思い浮かべる人が多いと思います。ロダンが製作したこの銅像は、思索を巡らせている人物を描写した像として知られています。ただ、『考える人』を目にしている各人が考えていることは異なります。『考える人』という対象は同じであっても、『考える人』について考えていることは千差万別なのです。ややこしいことこの上ないね! 私の場合、『考える人』を目にして考えることは2つあります。1つめは「ロダンじゃなくてダンロだったら『暖まる人』になっていただろう」というものです。暖炉の炎に照らされて編み物をしているおばあさんの姿が目に浮かびます。おばあさんの外部(身体)は炎によって暖められていますが…

  • マンデラ・マンチャ

    皆々様は「マンデラ・エフェクト」というものを御存知でしょうか。マンデラ・エフェクトとは、事実とは異なる記憶を大勢の人が共有している現象のことを指します。「大勢の」というのがポイントです。なので、貴女と近所のタカシ(ドラ息子)が同じ思い違いをしていても、それは単なる偶然に過ぎません。「タカシと同じ思い違いをしているなんて・・・これはきっと運命に違いないわ・・・理想のタイプとは正反対だけど試しに付き合ってみようかしら・・・」と早合点するのは危険です。タカシよ、残念だったな! ただ、マンデラ・エフェクトには、科学的根拠はありません。あくまでも「大勢の人が共有している思い違い」をそのように呼んでいるだ…

  • 弟子入りの妙味

    クセノポンという人物をご存じでしょうか。私の親戚ではありません。クセノポンは、古代ギリシャの哲学者です。あのソクラテスの弟子としても知られています。「俺は知らなかったよ・・・」という人もいるかもしれませんが、落ち込む必要はありません。無知の知(自分が無知であることを知っていること)こそが大事なのです。むち打ちになったらすぐに医療機関を受診することぐらい大事です。 クセノポンがソクラテスの弟子になった経緯は以下の通りです。ある日、クセノポンが街をプラプラと歩いていたら、目の前にソクラテスが現れました(ポケモンの世界だったら、迷わずにモンスターボールを投げつける状況です)。ソクラテスはクセノポンに…

  • 労働物語

    先日、『ロード・オブ・ザ・リング』をレンタルで観ました。この映画は『指輪物語』を原作としたファンタジー映画です。ホビットやエルフなどの様々な空想上の生物が多数登場するので「私は今、やむにやまれぬ事情があって人間の姿に身をやつしているのだが、本来の姿は純情可憐な妖精なのだ」という誇大妄想狂にはピッタリの映画ですね。素晴らしき哉、妖精! 事前情報が全くない状態で本作を鑑賞したのですが、上映時間の長さに度肝を抜かれました。「尻子玉を抜かれるよりはマシだろ?」とほざく河童はどっかの池へ帰って下さい。『ロード・オブ・ザ・リング』は3部作であり、それぞれの上映時間が3時間ほどなので、合計すると9時間にもな…

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