日本の歌舞伎舞台では、戦いは全て象徴表現だ。ヒーローは「おもちゃ」と見間違えるような刀を振りかざし、舞踏のような優雅な身のさばきを披露しながら、相手を次々と斬る真似をする。追手は次々と自らバク転をしながら、見事に討ち取られた真似をする。戦い...
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ウクライナのゼレンスキー大統領が米CBSの看板番組「60 minutes」(米時間4月13日)に出演した。ゼレンスキー氏は、ロシア、プーチン氏に対する憎しみと不信感をあからさまに表した。また、トランプ政権が仲介役としてロシアとウクライナを平...
予想外の関税率と範囲で株式市場が急降下した、その一方で、普通なら米国債の価格が上がり、金利が下がるところだが、反対に金利が上昇してしまった。90日間の一時停止の最大の理由はこれだろう。 米国は今年末までに約8兆ドルの米国債借換えをしなければ...
4月6日付の日経オンライン記事「トランプ大統領への手紙 米国は目を覚ますときだ」は、小さな水たまりでの独り言のようで噴飯物だ。様々なリベラル政策の「やりすぎ」をした民主党政権が退陣し、米国は「目を覚ました」からこそ、世界貿易体制の再構成を試...
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日本の歌舞伎舞台では、戦いは全て象徴表現だ。ヒーローは「おもちゃ」と見間違えるような刀を振りかざし、舞踏のような優雅な身のさばきを披露しながら、相手を次々と斬る真似をする。追手は次々と自らバク転をしながら、見事に討ち取られた真似をする。戦い...
米国が一気に好戦ムードに包まれた。「イスラエルは予想以上の戦果をあげている」、「イランは窮地に立たされている」といったメディアの論調だ。背後のユダヤ系資本や軍産複合体の影響を感じる。そして、イスラエルが奇襲を行った直前まで「交渉」をするとし...
これまでイスラエルはイランと直接交戦すべきではないと言われてきた。その理由は、イランのミサイル攻撃力が質と量ともに大きく優位にあり、イスラエルだけでは対抗できないからだ。この週末だけを見ても、ドローンなどによる飽和攻撃で対空システムの機能が...
最近の政策議論で大きく的を外している二つの主張がある。消費税廃止論と積極財政論だ。どちらも、与野党両勢力から聞こえてくる主張だ。どちらも国益に資するような主張ではない。選挙戦や国会で不毛な議論をいつまで続けるつもりなのだろうか? 消費税は、...
安部昭恵氏がクレムリンにてプーチン氏を訪問したことが、突然報道された。とても驚いた。政府への事前の相談などなかったという。昨年12月にトランプ夫妻を訪問したことと言い、このように大国のトップに訪問できる民間人は、世界的にも稀有な存在だ。全て...
米マスメディアの報道は、トランプ大統領の一挙手一投足の全てに批判的だ。日本の報道は、現地に駐在員を出していても、米報道のコピペでしかない。日本語で言えば、わけわからない「関税おじさん」といったところ。この見方に甘んじていては、物事の本質はわ...
ウクライナとロシアの戦争は自分が起こした戦争ではない、バイデン大統領が引き起こしたのだ、とトランプ大統領は言い続けてきた。就任100日が経過し、そんな言い逃れもできなくなってきた。アメリカからウクライナへの兵器供給は中断されていたのだが、こ...
ウクライナのゼレンスキー大統領が米CBSの看板番組「60 minutes」(米時間4月13日)に出演した。ゼレンスキー氏は、ロシア、プーチン氏に対する憎しみと不信感をあからさまに表した。また、トランプ政権が仲介役としてロシアとウクライナを平...
予想外の関税率と範囲で株式市場が急降下した、その一方で、普通なら米国債の価格が上がり、金利が下がるところだが、反対に金利が上昇してしまった。90日間の一時停止の最大の理由はこれだろう。 米国は今年末までに約8兆ドルの米国債借換えをしなければ...
4月6日付の日経オンライン記事「トランプ大統領への手紙 米国は目を覚ますときだ」は、小さな水たまりでの独り言のようで噴飯物だ。様々なリベラル政策の「やりすぎ」をした民主党政権が退陣し、米国は「目を覚ました」からこそ、世界貿易体制の再構成を試...
2月28日全世界のテレビカメラの前で前代未聞の口論となったゼレンスキー大統領のホワイトハウス訪問から2週間が経過した。米国と欧州の動きは目まぐるしい。欧州諸国の多くで政権にあるグローバルエリートたちは、極めて危険な動きをしている。ひとつ間違...
米国バンス副大統領とヘグセス防衛長官がミュンヘン安全保障会議で率直な発言をし、欧州のグローバル・エリートたちを驚愕させた。ウクライナの戦争を外交で終結することを最優先目標とするウクライナ東部4州とクリミアを奪還することは現実的ではない米国は...
石破氏がトランプ大統領との会談を終え、帰国してきた。国内の評価は概ね良いようだ。率直に言えば、よほど期待値が低かったからだと思わざるを得ない。 テレビ映像で伝わってきた石破氏の所作は最悪であった。カメラと記者たちが入っている前での椅子の座り...
トランプ大統領が就任した。予告していた通り、就任式直後に多数の大統領令を発した。就任式典直後の聴衆の眼前で、またホワイトハウス執務室へ移動後もカメラを入れ、記者団の質問に対応しながら次々に署名した。180度の政策転換と政治的勝利を印象付ける...
「もしトラ」、「ほぼトラ」、「またトラ」とトランプ氏再選を表現してきているメディアをよく見かける。あたかも「トラ」を全てよくわかっていて、日本にとっては嬉しくないことばかりを想定するようなニュアンスがある。本当にそうなのだろうか? よくわか...
今日の報道でウクライナがNATOに対して一種の最後通牒を発したと報ぜられた。ロイターによれば、ウクライナは即時NATO加盟以外のなにものも安全の保障と考えないとした。これなしにロシアとの交渉には応じない姿勢であることを示唆している。ロシアは...
大統領選挙人の獲得数で 312 vs. 226 でトランプ氏が大勝した。議会上院は、アリゾナ州を除き全ての州で結果が確定しており、53:46で共和党が過半数をとった。議会下院は、過半数218に対して共和党213議席 vs. 民主党202議席
民主党大統領候補ハリス氏は操り人形だと7月に書いた。(寡頭政治の新たな操り人形 カマラ・ハリス氏)あれから3カ月が経過した。ハリス氏は、スタッフが用意した原稿を基にした発言しかできない。本心で発言すると支持者を大きく失うので、選挙に勝つため
2021年バイデン大統領はプーチン大統領と何度か会談を行った。ウクライナ国境近くにロシア軍部隊が集結しているさなかだ。アメリカは直接介入はしないなど、何故か「しない」ことばかり公言した。結局、ロシアの侵攻を抑止することができなかった。さまざ
9月18日ロシア領内モスクワの西約400キロにあるトロペツにある兵器倉庫をウクライナがドローン攻撃したと報ぜられた。大きな炎が上がっている様子が動画で公開されている。爆発の規模が大きく、周辺住民は避難しているという報道も出ている。 (wa
G7サミット直後にスイスで行われたウクライナ平和サミットの前後で様々な動きがあった。「平和」どころではなく、ウクライナの戦争はさらなる泥沼化の道へ進み始めた。米国がリーダー役。そしてNATOヨーロッパ諸国も共犯者としか言いようがない、筆者は
日本時間5月31日朝、トランプ氏が「口止め料不正会計」裁判において陪審員による有罪評決が出されたと報じられた。米国はここまで落ちぶれたか・・・、と筆者は落胆した。 普通であれば立件そのものが裁判所で却下されるほど立証内容が乏しい、と心ある
ICC (国際刑事裁判所) がイスラエルのネタニヤフ首相とガンツ外相、そしてハマス指導者たちに対して逮捕状を請求したと報道された。筆者は強い憤りを感じている。 この動きは、現状の解決に役立たないだけでなく、国際社会の真の課題をわかりにくくす
先週の岸田首相の訪米に関する報道をみて、様々な違和感を感じた。日本の現政権や外務省は、現状の危険さをよく把握できていない。現米政権は、ネオコン思想の危険な戦略を進めようとするが、リベラル人道主義や理想論が邪魔をしている。その結果、中途半端な
ちょうど昨年の3月米国ではシリコンバレーバンク、シグネチャーバンク、ファースト・リパブリックバンクの3行が相次いで破綻した。FRBの猛スピードの利上げに対応しきれなかった銀行。そして拍車をかけたのが、SNSの情報スピードでかつてなかった素早
2022年2月24日キーウに向けロシア軍が侵攻を始めてちょうど2年が経とうとしている。「2年」と書いたが、ロシアの積極的な実力行使や工作活動は2014年から始まっている。クリミア併合を宣言した2014年3月から数えれば、もうすぐ10年になろ
米国は抑止力を発揮か? 紅海で活動するフーシ派 でわずかな希望と大きな懸念を書いた。あれから、今日時点で5回程度の空爆がフーシ派に対して行われた。しかし、フーシ派による紅海航路への脅威はなくなってはいない。むしろ、イスラエルのガザ攻撃が続く
米国ホワイトハウスが1月3日にイエメンの反政府勢力フーシ派に対して最後通牒的な声明を発した。この声明は、米国と12カ国の共同声明のかたちをとっている。12カ国には、フランスを除くG7諸国、オーストラリア、バーレーン、ベルギー、デンマーク、オ
2024年の日本は、能登大地震と羽田空港の大事故で始まった。新年早々の大災難にあった方々にはとてもお気の毒に感じる。また、正月返上で救命や災害対応に従事している方々には頭が下がるばかりだ。 こうした中、様々な新年所管の中で、明るい気持ちに