「十角館の殺人」読了。
「十角館の殺人」読了。「衝撃の一行」という噂だけ聞いていて、勝手に「ラスト一行」が凄いのかと思っていました。読後に「あれ?」と思ったので調べてみたら、叙述トリックの根幹となる一行のことだったんですね。というわけで、「映像化不可能」と言われていた理由も分かりました。不可能だろ、これ。映像化したら犯人モロバレだわ。いやー、面白かったねえ。噂に違わぬ名作でした。特に、やっぱり登場人物の名前がよかったね。覚えやすくしてくれてるのかなー、と思ったらトリックにまで使われているとは。あと、読みやすさが凄くいいのは加筆修正されたバージョンだったから、というのもありそうです。2008年発行の「YA!ENTERTAINMENT」というやつ。ともあれ、これで一冊、綾辻行人を読んだという実績を得ました。読みは「あやつじゆきと」ら...「十角館の殺人」読了。
2024/07/17 17:06