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世界で最も売れているクラシック・カクテル人気ランキング ベスト50 2016年版|カクテルの種類 レシピ リスト・一覧
「 ドリンクインターナショナル 」とは、ジンやウィスキー、ワインなどのお酒類のブランド価値などを調査するイギリスの酒類専門誌で、毎年厳選された調査のもと「 トップセールス( 販売数 ) 」、「 トップトレンド( 流行 ) 」を厳選された一流のBARなど100店舗からアンケート調査しランキング化しています。 そしてこのランキングはウィスキーやワイン以外にもカクテル部門があり、毎年クラシック・カクテルセールスベスト50として発表しています。今回は 2016年のベスト50のランキングを紹介いたします。
スカイブルー|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( 麦焼酎・ブルーキュラソー・トニックウォーター )
キレのある味わいが魅力的な麦焼酎をベースに、ブルーキュラソーの甘味と透き通った青色を加え、苦味と炭酸の爽快感が特徴のトニックウォーターで割ったレシピで、キレとわずかな甘味と苦みを感じながらゴクゴクと飲めてしまうロングドリンクです。 夏にピッタリな爽やかさを持っており、つくるのも簡単ななので、お家カクテルにピッタリのカクテルです。
レッド・バード|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ウォッカ・トマトジュース・ビール )
スピリッツの中でもクリアさが最も高いウォッカに、まろやかさと酸味のトマトジュース、ホップな喉越しと苦みのビールを加えたレシピで、爽やかさとコクがあり、ビールよりもアルコールが高く、飲みごたえが強く感じられるカクテルです。 お好みでレモンジュースやセロリを入れてみても良いかもしれません。
シャンパン・カクテル|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( シャンパン・ブランデー )
現在世界中で飲まれているこのカクテルの定着した理由は、世界中に影響を与えた1942年の恋愛ドラマ映画「 カサブランカ 」がキッカケで、「 君の瞳に乾杯 」と言うセリフの大元はこの映画です。 そしてその名セリフの時に飲んでいたカクテルがまさに今回紹介した「 シャンパン・カクテル 」なのです。シャンパンの爽やかさに角砂糖の甘味を加え、コニャックとアンゴスチュラビターズをアクセントにしたレシピで、シャンパンの香りとビターの苦味が奥深い風味をつくり、徐々に溶けていく角砂糖が飲むたびに甘味を増やしていくカクテルです。
サングリア|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ワイン・フルーツ )
元々安価なワインや雑味が多いワインなどや、飲み頃を過ぎてしまったワインを飲めるように工夫していたことが始まりで、大きい器などにワインを入れ、そこに様々なフルーツを入れて雑味を隠したり、フルーティーで飲みやすくしていました。しかし現在ではカクテルの一つとして世界中で飲まれてます。飲むとフルーティーな香りとワインの香りが混ざり合い、飲みやすくなっています。 サングリアとは赤ワインを使った時の場合で、白ワインを使うときは「 サングリア・ビアンコ 」、スパークリングワインんの時は「 サングリア・スプマンテ 」と呼びます。
コープスリバイバー No.1|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ブランデー・カルヴァドス・スイートベルモット )
「 コープス・リバイバー No.1 」は1920年頃にホテル・リッツ・パリバーテンダー「 フランク・メイヤー 」氏が考案しました。 そのまま訳すると「 死者を蘇らせるもの 」という意味を持ち、お酒では迎え酒( リバイバー・Reviver )の意味としてこの名前が付いたのではないかと思われます。全ての材料がお酒でできているためアルコール度数は高めで、フルーティーさは感じるものの濃厚で甘味が強く、芳醇さが特徴の一品です。
ブランデー・ジュレップ|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ブランデー・ミント )
今回紹介した「 ブランデー・ジュレップ 」とは、ウィスキーベースにある「 ミント・ジュレップ 」のブランデー版です。ウィスキーをブランデーにすることにより、香りがフルーティーに変わり、飲みやすくなっています。ブランデーはあまり冷やして飲むことが少ないため、キンキンに冷えたブランデーを味わうことができますし、ブランデーとミントの相性も良く、ミントの香りがさらに爽やかな演出をしてくれています。ウィスキーよりもブランデーの方が好きという方にお勧めです。
ロブ・ロイ( スコッチ・マンハッタン )|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ウィスキー・スイートベルモット )
「 ロブ・ロイ 」とは18世紀のスコットランドに実在した義賊「 ロバート・ロイ・マグレガー 」通称ロブ・ロイのことです。 貴族相手に毅然と戦ったことから、貴族と戦う庶民の英雄のイメージが定着し、その後いくつか映画化にもされている人物です。マンハッタンのライ・ウィスキーをスコッチ・ウィスキーに変更したレシピで、スコッチ・ウィスキー独自のピート香を感じながら、ハーブの香りとカラメル風の甘味を持スイート・ベルモットを混ぜ合わせ、アクセントとしてアンゴスチュラビターズを加えた甘味とスコッチ・ウィスキーの芳醇さを兼ね備えた一品です。
ハリケーン|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ウィスキー・ジン・ミントリキュール・レモンジュース )
今回紹介した「 ハリケーン Hurricane 」とは、その名前の通り太平洋、大西洋などで発生する熱帯性低気圧の「 暴風・台風 」が名前の由来です。 芳醇な香りのウィスキーをベースに、ジェニパーベリーを原料とした蒸留酒のジン、突き抜けるような爽快感が特徴のミントリキュール、柑橘系酸味のレモンジュースをそれぞれ同じ分量で混ぜ合わせたレシピで、アルコール度数が高めで、ミントリキュールは前面には出ていないものの、レモンジュースと合わさって突き抜けるような風味は感じることができ、ジンの飲みごたえがしっかりとハリケーンを演出しています。
ミント・ジュレップ|カクテルレシピ・作り方・誕生・特徴を解説( ウィスキー・ミント )
ミント・ジュレップは、1861年 ~ 1865年のアメリカ合衆国の内戦である南北戦争時代には飲まれていたという記録があり、起源でいうとさらに古いと言われています。1938年からこのバーボン・ウィスキーをベースとしたミント・ジュレップはこのケンタッキー・ダービーのオフィシャル・ドリンクとなり、毎年ケンタッキー・ダービーの度に80,000杯以上の数が飲まれているそうです。カクテルの材料は、バーボン・ウィスキー、氷、ミントの葉、砂糖で、お酒の材料がウィスキーのみというとってもシンプルな内容です。 バーボン・ウィスキーにミントの爽やかな香りと風味を加え、キンキンに冷やして飲むジュレップ・スタイルで、そのシンプルさがこれまで飲まれ続けている理由なのかもしれません。
グリーンフィールズ|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( グリーンティーリキュール・ウォッカ・ミルク )
1960年にサントリーが考案したオリジナル・カクテルで、名前の由来は、アメリカのフォークソングの曲名( グリーンフィールド )だそうです。カクテル自体は、抹茶、緑茶をベースに造られた渋味と甘味が特徴のグリーンティー・リキュールをベースに、クリアで飲みごたえのあるウォッカ、コクとまろやかさのミルクを混ぜ合わせたレシピで、グリーンティーの深みとミルクのまろやかさがウォッカの荒々しさを抑え、飲みやすく、爽やかでまろやかな口当たりにしています。 お茶系の芳香が印象深い抹茶ミルクのような味わいが印象的な一品です。
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「 ドリンクインターナショナル 」とは、ジンやウィスキー、ワインなどのお酒類のブランド価値などを調査するイギリスの酒類専門誌で、毎年厳選された調査のもと「 トップセールス( 販売数 ) 」、「 トップトレンド( 流行 ) 」を厳選された一流のBARなど100店舗からアンケート調査しランキング化しています。 そしてこのランキングはウィスキーやワイン以外にもカクテル部門があり、毎年クラシック・カクテルセールスベスト50として発表しています。
世界で最も売れている( 人気 )クラシック・カクテル ベスト50 2015年版|カクテルレシピ リスト・一覧
「 ドリンクインターナショナル 」とは、ジンやウィスキー、ワインなどのお酒類のブランド価値などを調査するイギリスの酒類専門誌で、毎年厳選された調査のもと「 トップセールス( 販売数 ) 」、「 トップトレンド( 流行 ) 」を厳選された一流のBARなど100店舗からアンケート調査しランキング化しています。 そしてこのランキングはウィスキーやワイン以外にもカクテル部門があり、毎年クラシック・カクテルセールスベスト50として発表しています。今回は 2015年のベスト50のランキングを紹介いたします。
アペロールモーニ|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( アペロール・グレープフルーツジュース・ソーダ )
アペロールモーニの「 モーニ 」とはハーブ&ビター系リキュールのカンパリの中でも代表的なカクテルである「 スプモーニ 」から派生したバリーエション・カクテルです。 アペロールのハーブの香りとまろやかな口当たりに、甘酸っぱいグレープフルーツを加え、爽快感あるソーダで割ったレシピで、甘味、酸味、爽快感というそれぞれ違う特徴を持った材料がバランスよく混ざり合い、爽やかさ、飲みやすさ、そして飲みごたえを生み出しているカクテルです。
アペロール・オレンジ|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( アペロール・オレンジジュース )
アペロール・オレンジのアペロールとは、オレンジ、ルバーブ、キナなどのハーブやスパイスを合わせて造ったイタリア産のビター系リキュールで、イタリア産リキュールと言えばカンパリの知名度が高いですが、このアペロールもカンパリに勝るとも劣らない食前酒として人気があります。今回紹介したアペロール・オレンジのベースとなっているアペロールにはオレンジのエキスなどを使っているため、オレンジジュースとの相性は抜群に良く、ハーブの香りとフルーティーな甘味が溶け合い、何杯でも飲めてしまうカクテルです。
ピムス・カップ|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ピムス・レモンジュース・ジンジャーエール )
フルーティーであり甘味も感じられるピムスNo.1をベースに、柑橘系酸味のレモンジュースを加え、辛味と炭酸の爽快感があるジンジャーエールで割ったレシピで、ピムスNo.1のフルーティーさとジンジャーエールの辛味が印象的で、アルコール度数の低さもあり飲みやすく、万人受けできるカクテルです。 アクセントのレモンジュースが、飽きも来ない味わいに仕上げており、何時でも飲める一品で、ヨーロッパでは定番カクテルとして飲まれています。
ミドリ・マルガリータ|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( テキーラ・メロンリキュール・レモンジュース )
ミドリ・マルガリータの「 ミドリ 」とは、日本が世界に誇るメロンのリキュールのことで、商品名もその美しい緑色から「 ミドリ 」となっているリキュールです。その美しい緑色とフルーティーな香りと甘味を持つミドリをホワイト・キュラソーの代わりに使い、アガヴェの独特な風味が特徴的なテキーラ、柑橘系酸味のレモンジュースを混ぜ合わせたレシピで、ホワイト・キュラソーがミドリに変わったことで、甘味とフルーティーさがアップされていて飲みやすさが増しているカクテルです。
パロマ( パローマ )|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( テキーラ・グレープフルーツジュース・トニックウォーター )
テキーラのクセをグレープフルーツジュースが和らげ、そこにトニックウォーターの苦味を混ぜることにより、酸味と苦みが飲みごたえと爽やかさを生み出した飲みやすいカクテルです。グラスの縁に付いている塩がアクセントとしての役割をしているのも印象強く感じます。日本国内ではあまり認知度は高くありませんが、2015年くらいから行われている「 クラシック・カクテル・世界セールスランキング・ベスト50 」にも選ばれていることがあるほど世界では定番のカクテルです。
オールド・キューバン|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ラム・ライムジュース・シュガーシロップ・スパークリングワイン )
2004年にアメリカで「 オードリー・サンダース 」氏が考案したカクテルだそうです。 現在では年間ベストセールスカクテル50にも選ばれたことがあるほど定番カクテルとして世界中で飲まれています。カラメル風味を感じるダーク・ラムをベースに、柑橘系酸味のライムジュースとシュガーシロップの甘味を加え、スパークリングワインで割り、アンゴスチュラビターズをアクセントとして加えたレシピ。
マイタイ|カクテルレシピ・作り方・由来・特徴を解説( ラム・ホワイトキュラソー・トロピカルの女王 )
マイタイとは別名「 トロピカルの女王 」と言われるトロピカル・カクテルの代表的なカクテルです。 マイタイが誕生したのは1944年頃で、ラム酒を研究していた「 ヴィクター・バージェロン 」氏がアメリカ・カリフォルニア州にある自身のレストランでタヒチ出身の友人にトロピカル・カクテルを提供しました。 カクテル自体は、ホワイト・ラムをベースにパイナップルジュースやオレンジジュースのフルーティーな甘味などを加え、カラメル風の甘味が特徴的なダーク・ラムをフロートしているレシピで、酸味や果実感を強く感じながら、ホワイト・ラムの飲みごたえと、飲むにつれて風味を感じられるダーク・ラムが酸味と合わさり、トロピカル・カクテルの雰囲気を演出している一品です。
モヒート|カクテルレシピ・作り方・特徴・由来を解説( ラム・ライムジュース・ミント・ソーダ )
モヒートが誕生したのは16世紀後半で、スペイン領を中心に略奪行為をしていた海賊フランシス・ドレークの部下であるリチャード・ドレークがモヒートの元となったドリンクをキューバの人々に伝えたのが始まりです。カクテル自体は、ミントの爽やかな香り、柑橘系酸味のライムジュース、甘味の砂糖を混ぜ合わせ、そこにクリアで飲みごたえのあるラムを加え、ソーダで割ったレシピで、爽やかさと爽快感が特徴的で、酸味を飲みやすく活かしたカクテルです。
グランマルニエ・コスモポリタン|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ウォッカ・オレンジキュラソー・クランベリージュース・ライムジュース )
今回紹介した「 グランマルニエ・コスモポリタン 」とは、ウォッカベース・カクテルの代表的存在である「 コスモポリタン 」から派生したバリエーション・カクテルです。 クリアな飲みごたえのウォッカと、甘酸っぱさが特徴的なクランベリージュース、柑橘系酸味のライムジュース、コスモポリタンのホワイトキュラソー( グランマルニエ )に変更したレシピで、全体的に爽やかな口当たりに、少しの甘味を感じることができ、飲みやすいカクテルです。
ブラック・ルシアン|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ウォッカ・コーヒーリキュール・クリーム )
今回紹介した「 ブラック・ルシアン Black russian 」の「 ルシアン Russian 」とは「 ロシア人、ロシア語 」という意味で、ベースのお酒にウォッカを使っていることからこの名前になったのではないかと言われています。カクテル自体は、クリアで飲みごたえのあるウォッカをベースに、カラメル風の甘味とコーヒーの香りを持ったコーヒーリキュールを合わせたシンプルなレシピで、ウォッカは基本的に無味無臭に近いので、コーヒーリキュールの甘味香りが目立っており、口当たりも良い所が特徴ですが、アルコール度数は高めなので、食後にゆったりと飲むことをオススメします。
カクテルにはジントニックやウィスキー・ハイボールのような炭酸類などの割り材料を使ってつくるカクテルや、レモンやライム、オレンジなどの果実類を使ってつくるカクテルが多いですが、中にはノンアルコールの材料を全く使わずにつくるカクテルもあります。 お酒だけでつくるので、当然アルコール度数は高めのものが多いです。 しかし濃厚さ、コク、奥深さが特徴として出やすいなどの長所もあります。 ゆっくりと味わいながら飲むのに適したカクテルが多いので、食後( ディジェスティフ )や寝酒( ナイトキャップ )などにおすすめします。
ハンキー・パンキー|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ジン・スイートベルモット・フェルネットブランカ )
このカクテルの考案者は、イギリス・ロンドンのサヴォイ・ホテルのアメリカン・バーのバーテンダーであった「 エイダ・コールマン 」氏。「 ハンキー・パンキー Hanky Panky 」とは「 詐欺、誤魔化し、ペテン 」などの意味があり、「 ホーカス・ポーカス Hocus-Pocus 」= 「 まやかし 」から変更された言葉ではないかと言われています。カクテル自体は、辛味が特徴的なドライ・ジンと、カラメル風の甘味、ハーブの香りが特徴のスイート・ベルモットを合わせ、イタリア産の特徴でもある苦味のあるハーブ・リキュールのフェルネット・ブランカを加えたレシピで、辛味、苦味、甘味が整った味わい深いカクテルです。
ヴェスパー・マティーニ|カクテルレシピ・作り方・特徴・由来を解説( ジン・ウォッカ・リレ ブラン )
「 ヴェスパー・マティーニ 」のヴェスパーとは、1953年に出版された小説「 007 ジェームス・ボンド 」の最初の作品( カジノ・ロワイヤル )に登場するボンドガールの「 ヴェスパー・リンド 」の名前が由来で、このカクテルの考案者は、007カジノロワイヤルの作者である「 イアン・フレミング 」です。ドライ・ジンの辛味、ウォッカのクリアな飲みごたえ、リレ・ブランのフルーティーな甘味と香りを混ぜ合わせたレシピで、アルコール度数が結構高めではありますが、リレ・ブランの存在が活きたカクテルです。
ブラッド・ハウンド|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ジン・ドライベルモット・スイートベルモット・イチゴ )
「 ブラッドハウンド Bloodhound 」とはベルギー、フランス、イギリス原産の犬種で、警察犬や狩猟などで活躍しています。カクテル自体は辛味と飲みごたえのドライ・ジンをベースに、ハーブの香りと辛味が特徴のドライ・ベルモット、カラメル風の甘味とハーブの香りのスイート・ベルモット、そしてイチゴをフローズン・スタイルでのむカクテルです。イチゴのフルーティーな甘酸っぱさがこのカクテルを飲みやすくし、ドライ・ジンが飲みごたえを出し、ベルモットが奥深さや香りを演出している一品です。
ロングアイランド・アイスティー|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ジン・ウォッカ・ラム・テキーラ・ホワイトキュラソー・レモンジュース・コーラ )
今回紹介したカクテル「 ロングアイランド・アイスティー 」は1970年~1980年頃に、アメリカのバーテンダー「 ロバート・バッツ 」氏が考案しました。 このカクテルの名前の中の「 ロングアイランド 」はアメリカ・ニューヨーク州・ロングアイランドで、「 アイスティー 」は紅茶を一切使わずなぜかアイスティーの味わいと色を出していることからこのネーミングになったと言われています。 カクテル自体はジン、ウォッカ、ラム、テキーラという世界4大スピリッツを全て使っており、そのスピリッツをレモンジュースの酸味とコーラの甘味と爽快感で割ったレシピで、レモンジュースとコーラが飲みやすくしてはいますが、アルコール度数は高めなので、飲み過ぎには注意が必要です。
フォー・キール・ロワイヤル|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( グレナデンシロップ・ソーダ )
キール・ロワイヤルを日本語にすると「 王のキール 」ということになり、フォーが付くことで、「 偽物の王のキール 」という意味になります。 名前だけ見ると少し悪い雰囲気も感じられるかもしれませんが、アルコールが入っていないという理由で、そういうネーミングになったのではないかと思います。カクテル自体はとてもシンプルで、ザクロのシロップ( グレナデンシロップ )をソーダで割るといったもので、爽やかな甘味を感じられ、とても飲みやすくつくりやすいカクテルです。
たまご酒|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( 日本酒・卵 )
日本古来より一般家庭で飲まれてきたたまご酒、風邪の予防や、食欲がない時の栄養補給として飲まれ続けてきました。当時卵は高価な食材であったため、風邪の時くらい高価な食材で栄養を補給するという特別なものだったのかもしれません。 レシピは各家庭や地域などで異なり、このレシピが正解というものはありませんが、一番最古だろうと思われるレシピを記載しました。 ぜひ江戸時代のたまご酒を一度お試しください。 なおホット、コールドどちらでも構わないそうです。
レッド・アイ|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ビール・トマトジュース )
「 レッド・アイ 」のネーミングの由来は、二日酔いで目が赤くなっている人のことを指していて、一般的には迎え酒( リバイバー )として認知度が高まりました。 日本では1970年以降に広まったと言われています。カクテル自体は、とろみのある甘味とコクが特徴のトマトジュースを苦みと爽快感のあるビールで割ったレシピで、元々低めのアルコール度数であるビールをさらに下げ、苦味をまろやかにし、ゴクゴクと飲めてしまう一品です。
クオーターラテン・カクテル|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( デュボネ・ホワイトキュラソー・アメールピコン )
今回紹介したカクテルのベースのお酒である「 デュボネ 」とは、フレーバー・ド・ワインであるベルモットとよく似ているお酒で、デュボネもベルモット同様白ワインにハーブやスパイスを使って造られているワインです。デュボネの苦味と甘味をベースに、オレンジ果皮から造ったホワイト・キュラソーとオレンジとハーブ系の香りとほろ苦さを持つアメール・ピコンを加えたレシピで、甘味と爽やかな苦みが特徴的で、重みのある飲みごたえも感じられる一品です。
ベリーニ( ベッリーニ )|カクテルレシピ・作り方・特徴・由来を解説( スパークリングワイン・ピーチネクター )
「 ベリーニ Bellini 」とは、15世紀のイタリアルネサンス期の画家「 ジョバンニ・ベッリーニ 」を由来としたカクテルです。1948年イタリア・ヴェネツィアのバーテンダー「 ジュゼッペ・チプリアーニ 」が、当時行われていたジョバンニ・ベッリーニの展覧会を記念して考案されたカクテルです。ベースはプロセッコ( スパークリングワイン )の爽快感と爽やかな香りに、桃のジュースを混ぜ合わせ、アクセントにザクロのシロップ( グレナデンシロップ )を加えたレシピで、爽やかさとフルーティーな甘味が加わり、ジュースのように飲めてしまうカクテルです。
アップルカー|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( カルヴァドス・ホワイトキュラソー・レモンジュース )
今回紹介した「 アップル・カー 」のアップルは、フランス北部のノルマンディー地方で古くから造られてきたカルヴァドス( アップルブランデー )のことを指しています。 アップル・カーの「 カー 」は、ブランデーベースのカクテルの中で最も世界中で認知度が高いレベルにある「 サイドカー 」から来ていて、このカクテルはそのサイドカーから派生したバリエーション・カクテルになります。カクテル自体は、リンゴの甘味とコクを感じられるカルヴァドスをベースに、オレンジ果皮から造り出したホワイト・キュラソーの甘味と香りを加え、柑橘系酸味のレモンジュースを混ぜ合わせたレシピで、レモンジュースの酸味がカルヴァドスとホワイト・キュラソーの甘味を抑え、とっても飲みやすくしているカクテルです。
レモンジュース & ライムジュース を使ったカクテルリスト・一覧|レシピを簡単リストで紹介
カクテルをつくる上で欠かせない材料であるレモンジュース & ライムジュース。 風味のバランスを整えるためであったり、酸味を加えサッパリとさせたり、ただ酸味を強く前面に出すためであったり、レモンジュースやライムジュースをベースとして使用したりと用途は様々です。今回はレモンジュースとライムジュースを感じられるカクテル( 10ml~15ml以上使用したカクテル )をピックアップしました。それではレモンジュース&ライムジュースを使ったカクテルレシピをリストで紹介!!
ブランデー・クラスタ|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ブランデー )
このカクテルはクラスタスタイルの元祖的存在で、1862年に公開されたジェリー・トーマス作のカクテルマニュアルに記載があります。 考案者はアメリカ・ルイジアナ州・ニューオーリンズのバーテンダー「 ジョセフ・サンティーニ 」で、縁に付いた砂糖と皮がネーミングの由来と言われています。 芳醇な香りが特徴的なブランデーを酸味や甘味などのアクセントのみを加えたレシピで、ブランデーに螺旋状にむいたレモンの皮が、芳醇な香りに爽やかさを加えているのが特徴的なカクテルです。
ブリンカー|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ウィスキー・グレープフルーツジュース・グレナデンシロップ )
「 ブリンカー Blinker ( 遮眼革 )」とは、競走馬用マスクの目の部分に取り付けている革製もしくはプラスチック製のカバーです。ライ・ウィスキーの芳醇な香りに、フルーティーな甘酸っぱさを持つグレープフルーツジュース、フルーティーな甘味のザクロシロップ( グレナデンシロップ )を合わせたレシピで、爽やかな甘味と酸味が特徴的かつウィスキーの奥深い味わいが魅力的なカクテルです。
ペニシリン|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ウィスキー・レモンジュース・蜂蜜・しょうが )
カクテル「 ペニシリン 」とは、1928年にイギリス・スコットランドの細菌学者「 アレクサンダー・フレミング 」によって偶然アオカビから発見された抗生物質ペニシリンという名前をそのまま使ったカクテル。ブレンデッド・ウィスキーをベースに、蜂蜜と水でつくったハニーシロップ、柑橘系酸味のレモンジュース、生姜の搾り汁に砂糖を少し入れたジンジャーシロップをシェークするレシピで、全体的に甘酸っぱさとウィスキーの芳醇な香りが楽しめる一品で、最後にフロートするシングルモルトは、香りが特徴的なシングルモルトを使う事をおすすめします。
グラスホッパー|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ホワイトカカオリキュール・グリーンミントリキュール・生クリーム )
「 グラスホッパー Grasshopper 」とは「 バッタ 」または「 キリギリス 」のことで、この名前は使われている材料のグリーン・ミントリキュールの緑色から由来されています。チョコレートの香りと甘味が特徴のホワイト・カカオ・リキュールと、突き抜けるような風味のグリーン・ペパーミント・リキュール、さらに滑らかさとコクの生クリームを同量混ぜ合わせたレシピで、全体的にはまろやかなミントチョコレートという風味で、食後酒( ディジェスティフ )として飲まれることが多いようです。
アペロール・ソーダ|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( アペロール・ソーダ )
ペロール・ソーダのアペロールとは、オレンジ、ルバーブ、キナなどのハーブやスパイスを合わせて造ったイタリア産のビター系リキュールです。アペロールを楽しむには最適でシンプルなカクテルと言えます。 まろやかな口当たりとハーブやスパイスの香りと風味を爽快感あるソーダでサッパリと飲むことができ、後味でかすかなビター感も味わえます。
アマレット・サワー|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( アマレット・レモンジュース・卵白 )
このカクテルは1974年にアマレット・ディサローノの輸入業者によって考案されました。 当時はサワースタイルではなく、アマレット 2:1 レモンジュースというシンプルなレシピでしたが、1980年代に人気が出たことがキッカケでサワースタイルになったと言われています。アマレットのアーモンドような香りをベースに、卵白のまろやかさ、レモンジュースの柑橘系酸味を加えたレシピで、強めの甘味、酸味、まろやかさが溶け合いデザート感あるカクテルに仕上がっています。
アペロール・スプリッツ|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( アペロール・白ワイン・オレンジジュース・ソーダ )
アペロール・スプリッツのアペロールとは、オレンジ、ルバーブ、キナなどのハーブやスパイスを合わせて造ったイタリア産のビター系リキュールです。今回紹介した「 アペロール・スプリッツ 」はワインベースの代表的なカクテル「 スプリッツァー 」のバリエーションカクテルで、食前酒( プレディナー )として高い人気を持っています。このカクテルの特徴は何といっても爽やかな風味と軽やかな口当たりと、アペロールの香りです。 白ワインとオレンジジュースがフルーティー感を出し、ソーダが爽快感を与えています。
トレス・コスモポリタン|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( テキーラ・オレンジキュラソー・クランベリージュース )
今回紹介したカクテル「 トレス・コスモポリタン 」とは、ウォッカベースコスモポリタンから派生したバリーエション・カクテルです。 トレスとはキューバの民族楽器である「 キューバン・トレス 」が由来だそう。 キューバン・トレスとはギターと形がほぼ同じような弦楽器で、弦が6本あり、配置は6弦3コースとなっていることが最大の特徴です。オレンジ・キュラソーの甘味、クランベリージュースの甘酸っぱさを合わせ、酸味を感じながらもサッパリと飲みやすいカクテルになっています。 ウォッカからテキーラに変わっているため、サッパリの中にもテキーラの風味を感じられる一品です。
カンパリを使うカクテルリスト・一覧|レシピを簡単リストで紹介
「 カンパリ Campari 」とは、イタリア・ミラノで生まれた様々なハーブやスパイスから作り出されたハーブ & ビター 系のリキュールです。 1860年「 ガスパーレ・カンパリ 」氏によって独創的で独特な苦味をもったリキュールを開発します。 じつはこの時に造ったレシピは現在も全く変わらずに受け継がれており、その製法や原料は、少し知られていますが、詳細や全貌などはトップシークレットとして、現在も公表されておりません。鮮やかな赤色と深みと複雑さのあるハーブ&ビターな味わいとクセになる苦味が特徴のカンパリ。 ユニークさと華やかさがトレードマークであり、イメージでもあります。
サンチャゴ|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ラム・グレナデンシロップ・ライムジュース )
今回紹介しました「 サンチャゴ 」とはキューバの東端に位置する旧首都のことです。 現在は「 サンティアゴ・デ・クーバ 」という名前で、ラム酒と革命の発祥の地として知られています。カクテル・サンチャゴは材料の殆どにラム酒を使い、ライムジュースの柑橘系酸味と、グレナデンシロップのフルーティーな甘味を少量入れラム酒の引き立て役となり、ラム酒の良さをそのまま味わうレシピになっています。 全体的にシェークすることと、ほのかな甘味と酸味が飲みやすくしています。
メキシカン・バナナ|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( テキーラ・バナナリキュール )
ブルーアガヴェから作り出された独特の香り・風味を持つテキーラと、フルーティーな甘味とバナナの香りが特徴的なクレーム・ド・バナーヌを合わせたレシピで、テキーラとバナナの相性は良く、テキーラのクセが和らぎ、まろやかな口当たりとフルーティーな香りが、爽やかで優しい甘口のカクテルに仕上げています。アルコールが入っていない割り材料などが使われていないため、アルコール度数は高めになっており、ゆっくりと味わいながら飲むことをおすすめします。
フォグカッター|カクテルレシピ・作り方・特徴を解説( ラム・ドライジン・ブランデー・レモンジュース・オレンジジュース・シェリー酒 )
今回紹介したフォグカッターはそのティキ・カクテルの中でも、マイタイと並んで代表的存在です。 ホワイト・ラム、ドライ・ジン、ブランデーとベースのお酒が多く入っていることでアルコール度数はトロピカルの中でも高めではありますが、フルーティーな酸味が強いためそれをあまり感じさせません。 また見た目もシェリー酒をフロートしているので楽しめます。全体的に飲みごたえがあるカクテルですが、トロピカル・カクテルらしくフルーティーな酸味があり、複雑な風味が奥深さを演出している一品です。
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[ スポンサーリンク ] ロングスタイルは、アルコール度数約20%前後以上からピックアップしています。 アイスブレーカー ( テキーラベース + グレープフルーツジュース ) Recipe no.004 テキーラ・・・・・・・・・・20ml
[ スポンサーリンク ] レシピと作り方 カクテルの材料 Recipe no.667 ウォッカ・・・・・・・・・・・30ml アマレット・・・・・・・・・・15ml ココナッツミルク・・・・・・・15ml ナツメグパウダー このレシピの材料
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[ スポンサーリンク ] 今回紹介するコンセプト・カクテル リストは、辛口、中口タイプのカクテルです。 口当たりが良く、サッパリ目の物が多く、食前酒などに飲まれるものも多く含まれています。 ベースのお酒を強く感じられるタイプカクテルが多くあ
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[ スポンサーリンク ] カクテルのレシピは、何千とあります。 そこでレシピを簡単にリスト化したものをカテゴリー別に分け、見やすいようにしました。 お酒から探す、使う炭酸やジュースなどから探す、あるいはテイストやスタイル、カクテルバリエーシ
レッドアイは、アルコール度数が低く、飲みやすい口当たりが特徴的なことから、飲み過ぎた最後のお酒として飲まれることが多いカクテルです。その飲みやすいレッドアイのビールを黒ビールに変えることで、黒ビール特有のコクと甘味が加わり、レッドアイに飲みごたえあるカクテルに仕上げた一品です。
今回紹介した「 ディタ・オレンジ 」とは、東洋のエキゾチックな雰囲気をコンセプトに、あの楊貴妃も好んで食していたとされている「 ライチ 」を使ったリキュールをベースに使ったカクテルです。ライチの豊潤な甘味が特徴的なライチリキュールを、オレンジジュースで割るシンプルなレシピで、ライチの爽やかさと滑らかな口当たりが、フルーティーな甘味のオレンジジュースを洗練された上品な味わいが感じられるドリンクへと変貌させているカクテルです。
このカクテルに使うリレ・ブランとはリレ・ブランは食前酒のワインとして欧米で飲まれており、このカクテルはそのリレ・ブランを多く使っていることと、辛口でサッパリとしているドライジン、クリアさが特徴のウォッカ、そしてレモンピールの柑橘系の香りが、爽やかさとスッキリとした口当たりを生み、食前酒以外にも飲める一品です。
コーヒーから生まれたコーヒーリキュールと、アーモンドの香りを持つアマレット、クリーム系のリキュールであるベイリーズ、そしてミルクと生クリームという甘味とコクが強いカクテルで、少しずつ飲むことは、かなりの甘党にしか飲むことはできないでしょう。香りはアマレットの杏仁豆腐とアーモンドの香りと、かすかにコーヒーとカラメルのような香りがあり、飲むとまろやかな口当たりに、コクと強い甘味を感じることが最大の特徴です。男性が女性にすすめる「 レディーキラー・カクテル 」としても有名な一品です。
生まれはイタリアで、「 泡立つ 」という言葉が元だそうです。 スパークリングワインのことを「 スプマンテ Spumante 」= 「 泡立つワイン 」と言います。カンパリのハーブの香りとクセになる苦味をベースに、フルーティーな酸味のグレープフルーツジュースを加え、苦味と炭酸が特徴のトニックウォーターで割ったシンプルなレシピ。全体的に爽やかな風味なので食前酒( プレディナー・カクテル )に飲まれることが多いようです。 ですがその飲みやすさから、オールディ・カクテルとして飲まれることも多いようです。爽やかながら苦味と甘味にフルーティーな酸味もバランスよく感じられ、トニックウォーターが飲みごたえを出してくれているので、万人受けしながらも、玄人にも好まれるカクテルです。
ハーブの香りとクセになる苦味が特徴のカンパリをベースに、酸味が強めのグレープフルーツジュースで割ったシンプルなレシピです。苦味とフルーティーな酸味、そして少しの甘味がバランスよく感じられ、何度でも飲めますし、甘味が苦手な方でも美味しく飲むことができる一品です。
これまでの歴史にも、アルコールを反対する運動を率先して行っていた人に因んで作られたカクテルや、名子役のためにつくられたカクテルもあり、アルコールの入っていない材料が豊富にありますので、もちろんノンアルコールカクテルも豊富に作ることが可能です。それでは ノンアルコールのショートスタイル・カクテルレシピをリスト・一覧で紹介!!
ハーブの香りとクセになってしまう苦味が特徴のカンパリをベースにしたフィズ・スタイルのロング・カクテル。ハーブの香りと甘味、苦味が特徴のカンパリに、柑橘系酸味のレモンジュース、まろやかさとコクをプラスできる卵白を加え、爽快感ある割り材で、こちらも苦味が特徴のトニックウォーターで割ったレシピで、苦味、酸味を感じながら、滑らかさと少しのコクをトニックウォーターの喉越しがとても飲みやすく、独特の苦味がゴクゴクと飲めてしまうクセになってしまいそうな一品になっています。
「 フロストバイト Frostbaite 」とは「 凍傷 」を意味します。 特徴はアガヴェ独特の香りを持ったテキーラをベースに、カカオの香りと強めの甘味が特徴のクレーム・ド・カカオ、コクのまろやかさの生クリームをそれぞれ同じ分量で合わせ、最後にナツメグ・パウダーをアクセントに振りかけたレシピで、甘味が強く滑らかな口当たりに、テキーラのアルコール感ある飲みごたえが特徴的なカクテルです。
「 マタドール matador 」とはスペインで有名な闘牛士のことです。アガヴェの独特な香りが特徴的なテキーラをベースに、フルーティーな香りと甘味を持つパイナップルジュース、柑橘系酸味のライムジュースを加えたレシピです。全体的にやや甘口でパイナップルジュースのフルーティーさの中にテキーラを感じられる飲み口の良いカクテルです。 パイナップルジュース甘味とライムジュースの酸味のバランスの良さもあり、クセになりやすい一品です。
「 クオーター・デッキ Quarter deck 」とは船尾甲板や後甲板、もしくは高級船員という意味で、クオーター・デックと訳される場合もあります。 要するに船の後ろってことです。 口当たりはあっさりしていて、スッキリとしていますが、飲んだ後アルコール感がガツンときます。 ラムが分量のほとんどを占めている上に、通常の白ワインより少しだけではありますがアルコール度数の高いシェーリー酒を合わせているカクテルなので、一気に飲んだり、飲み過ぎには注意しましょう。
アメリカ・デトロイトに「 ボストン通り 」という通りがあり、そこでジンジャーエールにバニラアイスを乗せたものを( 日本で言うクリームソーダ )販売していて、そのドリンクの名前がボストンクーラーであったことがキッカケと言われています。レシピはとてもシンプルで、クリアさとアルコール感あるラムをベースに、酸味のレモンジュースと甘味の砂糖を加えシェークします、グラスヘ注いだ後に、辛味と甘味持つジンジャーエールを満たすレシピで、シンプルだからこそ何度でも飲める爽快感と飲みごたえを持ったロング・カクテルです。
これまでの歴史にも、アルコールを反対する運動を率先して行っていた人に因んで作られたカクテルや、名子役のためにつくられたカクテルもあり、アルコールの入っていない材料が豊富にありますので、もちろんノンアルコールカクテルも豊富に作ることが可能です。それでは ノンアルコールのロングスタイル・カクテルレシピを一覧で紹介!!
「 キッス・オブ・ファイアー Kiss of fire 」とは1950年代にアメリカで大ヒットした曲名を用いたカクテルです。 クリアさとガツンとくるアルコール感が特徴のウォッカに、スローベリーを使ってつくられた甘酸っぱさとベリーの香りを持つスロージン、ハーブの香りを持つフレーバー・ド・ワインのドライ・ベルモット、柑橘系酸味のレモンジュースをバランスよく合わせたレシピで、スロージンのフルーティーな甘酸っぱさとドライ・ベルモットの風味がバランスよく合わさった優しい口当たりに、ウォッカの飲みごたえが加わったカクテルです。
モスコミュールの「 モスコ 」とはモスクワのことで、「 ミュール 」とはラバのことを指します。ラバとは雄のロバと雌の馬の交雑種で、北米やメキシコなどで飼育されている家畜です。ロバよりも体格が大きく、後ろ足でキックする習性があるため、アルコールが高いドリンクなどでよく言われる「 キックがある 」という言葉の元になった動物です。モスコミュールとは、ウォッカ・ジンジャービール( 正確にはライムジュースも少量入ります )のレシピです。 ジンジャービールはあまり日本では普及しておらず、定着もしていないため、手に入れることもあまりできません。ぜひ一度本来のレシピを試していただき、どちらが自分の好みにピッタリかを検証してみるのも楽しいお酒のひと時になるのではないかと思います。
名前の由来はアルファベットの始めの単語の「 A 」と数字の始めの記号「 1 」を合わせ、最上級や一番などを意味することからこの名前が付いたとされています。ドライ・ジンのキレとアルコール感に、オレンジの果皮からつくった甘味と香りが特徴のオレンジ・キュラソーを加えたシンプルなレシピで、微量のレモンジュースとレモンピールがアクセントになっていて、香り、風味ともに上品に仕上がっているカクテルです。
美しい白色が特徴的で、その名前の通り女性にピッタリの見た目です。ドライ・ジンのキレと飲みごたえに、オレンジの果皮からつくったホワイト・キュラソーの甘味を足し、柑橘系酸味のレモンジュースを加えたシンプルかつ、カクテルの黄金比とも言われるレシピで、スッキリとした飲み口に、酸味と甘みがバランスよく感じられる不屈の名作です。
1919年に「 カミーロ・ネグローニ 」伯爵がロンドンへの最後の旅の記念に、それまで愛飲していたカクテル「 アメリカーノ 」にソーダではなく、ジンを少量入れるように注文したことが始まりと言われています。ジンのキレと飲みごたえを感じながら、甘味と苦味をハーブ感ある香りと共に楽しめる一品で、食前酒だけではなく、いつでも楽しめるおすすめのカクテルです。またシェークをしないため、お家でも簡単につくれるレシピなので、特におすすめな一品です。
カクテルの名前はパーソンズ・スペシャル。 つまり「 特別な牧師様 」という意味になります。カクテルはというと、オレンジジュースのフルーティーな甘味に、ざくろのシロップであるグレナデンシロップと卵黄を混ぜ合わせたレシピで、フルーティーさに爽やかな甘味とコクが特徴的で、卵黄が入っていることで重みのある味わいかと思いきや、意外とスッキリとして飲みやすいカクテルです。
パイナップルを主役にしたカクテルで、パイナップルジュースの酸味とフルーティーな甘味に、柑橘系酸味のライムジュースを加え、爽快感あるソーダで割ったレシピで、アクセントとしてアンゴスチュラビターを加えます。爽やかさと爽快感あるドリンクで、まさに夏にピッタリのカクテルです。 お家でも簡単に作れる万人受けする一品なので、お子様から大人まで家族でも楽しむことができると思います。
1984年第13回日本ホテルバーメンズ協会が開催したカクテルコンペティションの優勝作品。 当時ホテルニューオータニ博多に勤務していた「 倉吉 浩二 」氏考案のカクテルです。焼酎をベースに、ほのかな酸味と甘味が特徴の木苺リキュールとオレンジの果皮より作ったコアントロー、ざくろのシロップであるグレナデンシロップを混ぜ、酸味のレモンジュースを少量入れることで味を整えているカクテルです。焼酎に爽やかさとほのかな甘酸っぱさを加えたカクテルで、飲みやすさと香りが特徴的な一品です。
カクテル「 マリン・ディライト Marine Delight 」を訳すると「 海の喜び 」です。 1958年に豪華客船「 にっぽん丸 」の進水を記念して日本を代表するバーテンダー「 上田 和男 」氏が考案したカクテルです。サッパリとした日本酒をベースに、甘酸っぱいグレープフルーツジュースを風味の柱に加え、コアントローで味を整え、ブルー・キュラソーで海の雰囲気を出したレシピで、飲みやすさ、口当たりの良さ、そして甘酸っぱい風味が、万人に受け、飽きない一品にしています。
日本では一般的にウィスキー + ソーダのことをハイボールと呼びますが、スタイル定義はスピリッツにノンアルコールの材料で割ったスタイルことを言います。日本で主流になっているハイボールは、まさに元祖のハイボール・レシピということです。しかしハイボールという名前の付くカクテルは他にも存在しています。そこで今回はハイボールと付くカクテルを集めてみました。それではハイボール・スタイルのレシピを簡単リストで紹介!!